異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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679 実験

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 遂に俺達は、エルフェリア精霊国にてアウターの人工発生実験を実行する事になった。

 マジックアイテムを用いてアウターを発生させる場合、マジックアイテムがアウターに取り込まれないような祭壇のようなものを用意する必要があることが分かり、手分けして準備を整える。


「えっと……??? 青鉄と聖銀素材を、適当に変形させればいいんですか?」

「そうそう。実験用だから細かいことは気にしなくていいんだ。要はインベントリに収納できなくなればいいだけだから」


 台座に使用する素材の検証に、クラマイルで人の手の入ったブルーメタルとミスリルの素材を受け取る。

 何度かハンマーでぶっ叩いてもらったら無事にインベントリに収納できなくなったので、この状態でアウターの魔力干渉をどの程度受けるのかを検証していくのだ。


 青鉄と聖銀で祭壇が作れるのなら話は早いけど、これらが使えない場合はちょっと面倒な事になりそうだ。


 両手が塞がっている俺の代わりに、フラッタとシャロが素材を受け取ってくれる。

 俺におっぱいを好き勝手弄らせてくれておきながら俺の両手の代わりに仕事までこなしてくれるなんて、フラッタもシャロも本当に天使みたいだなぁ。くにくに。


「んっ、最近のダンは以前より遠慮が無くなっておるのじゃ。人前で妾の乳首を弄り倒すなど、以前だったら絶対にやってないのじゃぁ、あんっ」

「でも、終始乳首を弄りながらも、私たちが顔色を変えない程度の優しい弄り方でしたね? おっぱいから手を離す気は無いのに、私とフラッタ様のえっちな声や顔は他の人に見せたくないんですよねーご主人様っ?」

「あったりまえだよーっ。シャロとフラッタの可愛い声もえっちな顔も硬い乳首も、全部全部俺だけのものでーす。早く2人のこのおっぱいをちゅぱちゅぱ吸ってあげたいから、実験もサクッと終わらせちゃおうねー」

「ダンさぁん。私のおっぱいはしゃぶってくださらないんですかぁ……?」

「ムーリのおっぱいをしゃぶらない日なんて1日だってないでしょっ。安心して乳首硬くしてて。さ、戻るよ」


 3人にちゅっちゅっちゅっとキスをして、ムーリと唇を重ねたままでポータルを発動し、そのままエルフェリアに帰還した。

 どうやら台座を準備しに行ったティムルと、ライオネルさんに話をしに行ったリーチェはまだ戻っていないようだ。


「シスターたちばっかりズルいんだよっ! 俺達だってお前の嫁なんだから、ちゃんと俺達の相手もしろってんだ!」


 と噛み付いてきたシーズの提案によって、1人1分ずつ交替でキスをすることになった。

 両手は相変わらずフラッタとシャロの敏感乳首をくいくいくにくにして遊んでいる模様。


「ん……ふ、れろれろ……ちゅうう、はむ……」


 両手の塞がっている俺に正面から抱き付いて、俺の口の中を美味しそうに舐め回すニーナ。

 元々キスが好きなニーナだけど、今は本当にただ楽しげにキスをしてくれるようになったのが嬉しい。


 そんなニーナの背後には、俺とのキス待ちで並ぶ絶世の美女達。この光景だけで死ぬほど興奮しちゃうなぁっ。

 背後のムーリが全身を弄って、左右のシャロとフラッタが俺の股間を弄ってくるから、光景だけで興奮してるわけではないんですけどね?


 ティムルとリーチェが戻ってくるまで、みんなのキスの味と手の感触を心行くまで堪能した。





「ただいまーっ。台座はこんなのでいいかしらぁ……って、随分お楽しみじゃなぁい?」

「あ、でも全員服は着たままだね? ダンにしては珍しく着たままえっちした形跡もないし、本当に休憩してただけかな?」


 みんなとのキスを1周して2周して、ティムルとリーチェ、なかなか帰って来ないなぁなんて4周目に突入した頃、シーズとキスをしているタイミングで2人が一緒に戻ってきた。

 途中で合流したから戻ってくるのが遅れたのかな?


 とにかくこれで全員が揃ったので、キスのローテーションは終わりだね。ローテーションは終わりだから、暫くこのままキスしようねシーズ。


「ライオネルさんと話してきたけど、元々エルフたちは今やる事が沢山で忙しいからこっちに近寄る気はないってさ。だからエルフによる干渉はあまり気にせず、問題が起きた時だけ報告して欲しいって」

「(こくこく)」

「台座のほうは、アルフェッカに置いてあった石の台座を持ってきたわよー。ノーリッテが呼び水の鏡の台座に使った奴ね。アルフェッカでも使われてなかったみたいだし、こっちで有効活用させてもらっちゃいましょー」

「(こくこく)」


 シーズとキスをしたままで、ティムルとリーチェに頷きを返す。

 気絶しないギリギリを狙った俺のキスに、既にシーズは腰砕けの状態で崩れ落ちそうになっているけれど、そんなシーズを軽々と支えるフラッタと、シーズの後頭部をやんわりと押さえつけるシャロのアシストのおかげで、シーズは崩れ落ちることもできずに口内を蹂躙され続けている。


 ふふ。そんなに弱々しく腕を突っ張るとしても、そんな抵抗じゃ俺の興奮を煽るだけなんだよーっ。ちゅうちゅうれろれろ。


「ダンはお楽しみ中だから、台座とマジックアイテムの設置まではこっちで適当に済ませちゃいましょ。キュール、指示してくれる?」

「指示も何も、現時点で気をつける事は特にないと思うよ。今1番不安なのは、アウターを発生させた直後に何が起こるか分からないことだから」


 真剣な表情で台座とマジックアイテムの設置に着手したティムルたちを横目に、自分で立っていられなくなったシーズを押し倒し、ムーリと自分で2人分の体重をかけながらシーズの大事なところをトントンとノックし続け、フラッタとシャロの乳首をクリクリ優しく弄りながらシーズの舌を激しくしゃぶる。

 シャロとフラッタに片腕ずつ拘束されて完全に無防備になったシーズを徹底的に可愛がりながら、実験の準備が整うのをゆっくりと待った。


「はぁいダン。お楽しみのところ悪いけどこっちの準備が整ったわー。そろそろシーズのことを解放してあげてちょうだい」

「了解お姉さん。それじゃすぐそっちに……って、シーズ?」


 体を離そうとする俺に、自由な両足を使って抱き付いてくるシーズ。

 彼女は潤んだ瞳で真っ直ぐに俺を見詰めていて、ここまで一方的に蹂躙されたのに、それでも離れたくないと懇願してくれているようだ。


 一方的にシーズを楽しんじゃった手前、シーズのお願いを聞かないのは不公平か。


「おっけーシーズ。アウター発生実験が終わるまで、シーズのことずーっと抱きしめてあげる」


 乳首を強めに捻り上げてからフラッタとシャロを解放し、ムーリに引っ付かれたままシーズをお姫様抱っこで抱きあげる。

 うっとりとした表情で俺に身を委ねるシーズのほっぺに何度もキスをしながら、ティムルとキュールが待つ石の台座に歩み寄る。


「ダンさん。まずは招きの窓を使用して、アウターの発生を試してくれるかい?」


 俺にしがみ付いているシーズを優しく撫でながら、キュールが作業の指示を出してくる。

 どうやらティムルでもリーチェでもなく、キュールがこの実験の指揮を執るようだ。


「招きの窓だけでいいの? 等価の天秤とかどうするの?」

「最終的な完成形は、招きの窓で開いた異界の扉を等価の天秤で調整し、物理的な強度を持った台座にリジェクトヴェールの防犯機能を纏わせるって感じなんだ。けどいきなり全てを完璧にこなすのは現実的じゃないからね。1つ1つ段階を踏んだ方がいいと思うんだよ」

「なるほど。段階を踏んでいれば不測の事態が起こった時も原因を特定しやすいもんね。了解、それでいこうか」


 キュールの指示を全面的に受け入れて、台座の上に置かれている招きの窓に視線を向ける。


 招きの窓はボード型と言えばいいのか、長方形で薄い木製っぽい見た目のマジックアイテムだ。

 ボードの中央には大きい魔法陣と移動魔法の詠唱文が刻まれており、その両端には2つの扉のイラストが描かれていて、恐らくこの世界と別の世界の繋がりを表現しているんだと思う。


 イメージ的には、オカルトホラーゲームとかで出てくるウィジャボードに近い気がするな? 実物見たことないけど。


「シーズ。片手を空けさせてもらいたいから、シーズの方から俺にしがみ付いてくれる?」

「……っ。ばーかっ。頼まれなくったって離すわけねーだろっ」


 シーズは俺の首に腕を回して、自分からぎゅーっと抱き付いてくれる。

 そんなシーズとすりすり頬ずりしながら、右手を開いて招きの窓の上に置く。


「それじゃ始めるよ。念のため等価の天秤は直ぐに使えるように備えておいてね?」

「ええ、分かってるわ。もしも異界の扉が想定していない動きを見せた場合、直ぐに等価の天秤で魔力の変換を始める予定よ」

「ニーナはムーリを、フラッタはチャール、ヴァルゴはキュールを、リーチェはシャロの安全を確保。ターニア、ラトリア、エマはなるべく3人で固まってて。この段階では何も起きないとは思うけど、何が起きても大丈夫なように覚悟しておいて」


 警戒しすぎな気もするけれど、全員に最大限の警戒を促す。

 呼び水の鏡や貪汚の呪具で異界の扉を開かれた経験は既にあるから、恐らくここでは不測の事態は起こらないと思うけど、念には念を入れないとね。


「それじゃリーチェ。アウラ。精霊魔法で台座周辺の魔力を除去してくれるかな?」

「了解だよーっ。それじゃアウラ、ぼくが誘導するから焦らず合わせて」

「う、うんっ。が、がんばるっ」


 リーチェが精霊魔法を発動し、台座周辺の魔力を動かし始めたのが感じられる。

 そこにアウラの魔力も合わさったところで、まるで小規模の竜巻を起こすように俺の周辺の魔力が激しく周り始めた。


 まるでっていうかこれはまさに竜巻と同じ原理で、遠心力を用いて台座周辺の魔力を除去しているのか。

 酸素が無くなったわけじゃないから息苦しさも感じないし、シーズも平気な顔で俺に頬ずりしてくれているから問題ないだろう。


「みんな準備はいいね? 始めるよ。……魔力接続アクセス


 右手から招きの窓に魔力を込める。

 その瞬間、イントルーダーを造魔召喚した時と同じくらいの膨大な魔力消費が起こって、台座の上の空間に、硬貨1枚分くらいの小さな小さな穴が空いたのが分かった。


「開いた……! 本当に異界の扉がこんなにあっさり……! ダ、ダンさん! ここからもっと大きく広げられる!?」

「多分……出来るね。招きの窓に込める魔力を増やせば、それだけ大きく扉を開く事ができそうだ」


 興奮気味のキュールの問いに、彼女を見ずに返答する。

 扉を開くまで……マジックアイテムを起動した瞬間にこそ魔力をごっそり持っていかれたけど、扉の維持に魔力を消費している様子は無い。


 これは、扉を開く時にしか魔力消費が起こらないのか、それとも精霊魔法のおかげで扉を閉じようとする反作用が起こっていないために魔力を消費せずに済んでいるのか、後に要検証って感じだな。


「もう少し魔力を込めてみる。みんな警戒は続けてね」

「ティムル。ダンの魔力残量にも気をつけててね?」

「分かってるわよニーナちゃん。お姉さんの目が青いうちは、ダンに魔力枯渇なんて絶対に起こさせないんだからっ」


 真剣なニーナとティムルのやり取りに苦笑しつつも、招きの窓に更なる魔力を注入していく。


 魔力を込めるほどに、少しずつではあるけど確実に広がっていく異界の扉。そしてやはり、扉を閉じようと作用する力は感じられない。

 一旦精霊魔法を切ってもらって検証すべきか? いや、今はキュールの指示に従おう。


「お、おおっ……おおおおおっ……!! わ、私の目の前で、異界の扉がどんどん広がってぇ……!!」


 どうやら既に開いた異界の門を拡張するのにも、さほど多くの魔力消費は起こらないようだ。

 精霊魔法が無い状態での魔力消費も必ず検証しなくちゃいけないけど、アウターの発生実験のハードルは大きく下がってくれた気がするね。


 ってか、異界の扉がどんどん広まって、台座の前に居る俺とシーズに間もなく触れそうな状況なんだけど……。

 これって触れても平気なんだよな? キュール、興奮で失念してない、よなっ!?


「……っ。造魔、ナイトシャドウ!」

「へ? なんでナイトシャドウなんか……」


 へ? じゃないよ! すっとぼけた顔してんじゃないキュール! やっぱ全然考慮してないなっ!?


 造魔召喚したナイトシャドウを異界の扉に触れさせる。けど特に反応無しか。

 終焉の向こう側で見た世界の果てのように、触れたら問答無用で死んでしまうようなデストラップではないか?


「……異界の扉に触れていいものかどうか分からなかったから、ナイトシャドウで先に触れてみたんだよ。ナイトシャドウなのは、なるべく魔力消費を節約したかったからだ」

「あ~……。奈落の底でも平気だったんだから問題無いと思ってるけど、確かにちょっと迂闊だったかな。ごめんごめん。で、ダンさんの見解は?」

「キュールの想定通り、多分問題なしだね。魔物なら平気で人間は駄目って環境はあまり想定出来ないから、ナイトシャドウくらい弱い魔物でも存在できる空間だったらなんら問題ないと思う」


 キュールに答えている間に、広がった異界の扉が俺の体に到達する。

 ……う~ん。まるで穏やかな流れの川の中に手を突っ込んだみたいに、サワサワとした流れを感じるけれど、痛みや刺激は特に感じないかな? これなら平気だろう。


「このまま広げるか、一旦精霊魔法を切ってみるかはキュールに任すよ。判断してくれ」

「……そうだね。異界の扉を開けるのは分かった。その際に特に想定外の事態も起こっていないか。なら次のステップに移ってもいいかな。リーチェさん! アウラさん! 精霊魔法を辞めてみてくれるかい!?」

「了解! じゃあアウラ、僕に合わせてゆっくりと魔力を手放して?」

「えっと、んっと……こう、かなっ……?」


 アウラの試行錯誤の声と共に、台座の周りで回転していた魔力の流れが弱まっていくのが分かる。

 シーズは気付かず異界の扉の方に注目しているから、魔力の流れによって空気に流れが起きているわけではないようだ。不思議~。


 なんて暢気に構えていたら、開いていた異界の扉に突如異変が起こる。


「なっ……!? いきなり閉じ始めて……!」


 リーチェとアウラが精霊魔法の行使を中止した途端に、それまで順調に拡張していた異界の扉が急速に狭まっていく。


 慌てて招きの窓に魔力を込めるけれど、俺の全力の魔力注入を持ってしても、全く歯が立たずに一気に収縮していく異界の扉。

 結局数秒も持ち堪えることは出来ず、瞬く間に異界の扉は完全に閉じてしまった。


 改めて異界の扉を開こうと魔力をこめても、全く異界の扉が開く気配は無かった。


「なるほど……。私たちが想定して以上に、アウターを閉じようとする作用する力は強力らしいね」

「ダンの魔力量と魔力制御技術でも開けないなら、それはもう人類に不可能な領域だと言っていいと思う。つまり周辺の魔力の除去作業も継続しておかないと、アウターを維持するのは難しいってことね」

「ということはもう1つ、精霊魔法と同じ働きをするマジックアイテムが必要になるってことかな? なかなか一筋縄ではいかないねぇ?」


 異界の扉が完全に閉じ切ってしまったことで、早速キュールとティムル、そしてリーチェが実験結果の検証を始める。

 そして俺も話に参加すべきなのは分かってるけど、最後に閉じようとする異界の扉に思い切り魔力を注いだせいで軽い魔力枯渇を起こしてしまって、少し休ませてもらわないとね。


 さぁシーズ。俺の魔力が回復するまで、もう1度ながーいキスを楽しもうねー。シーズ大好きぃ。
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