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ある日のこと
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ある日、野原に不思議なテントがポツンと、出来ていた。
いつからそこにテントが建っていたのか、全く私は気付かなかった。
野原に、優しい色合いの、お日様色の黄色いテント。
天辺に、虹の旗がはためいている。
テントの入口にはこんな看板が置いてあった。
『「花のカプセル」有りますよ』
「花のカプセル?」
私は思わず呟いた。
一体何のことだろう。
とても興味を惹かれた私は、テントの入口に吊るしてあったハート型の鈴を鳴らしてみた。
だって、『御用の方はこの鈴を鳴らしてください』って看板に書いてあったのだから。
鈴は、軽やかに鳴った。
「どうぞ、お入りください」
中から、若いのか年寄りなのか分からない、女の人の声が聞こえた。
いつからそこにテントが建っていたのか、全く私は気付かなかった。
野原に、優しい色合いの、お日様色の黄色いテント。
天辺に、虹の旗がはためいている。
テントの入口にはこんな看板が置いてあった。
『「花のカプセル」有りますよ』
「花のカプセル?」
私は思わず呟いた。
一体何のことだろう。
とても興味を惹かれた私は、テントの入口に吊るしてあったハート型の鈴を鳴らしてみた。
だって、『御用の方はこの鈴を鳴らしてください』って看板に書いてあったのだから。
鈴は、軽やかに鳴った。
「どうぞ、お入りください」
中から、若いのか年寄りなのか分からない、女の人の声が聞こえた。
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