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5話
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「ひかり、?ひかり!もう大丈夫だよ。」
「あ、光ちゃん、精神科医で晴弥の父の佐野です。僕のことわかる?」
「あ、晴弥のお父さん。お久しぶりです。」
「うん。久しぶり。どこか痛いところとかある?」
「いや、いまは、、うっ、、大丈夫です」
(顔ひきつってるのに大丈夫なわけないでしょ。胸とみぞおち押さえてる?)
「もしかしてさ、気持ち悪い?」
コクッ
「一回吐いちゃった方が楽だから吐こうか。晴弥、後ろに置いてあるセット持ってきて」
「これであってるか?」
「合ってる。そしたら後ろ回って光ちゃんの背中さすっててくれ」
「りょーかい」
「光ちゃん、聞こえる?」
「気持ち悪い、吐きそう」
「一回吐こうか」
「おえっ、げほっ、げほっ、」
「まだムカムカしてるよね?」
「してるけど、吐けない。」
「みぞおち触るよ。1、2,3で押すからね。1,2,3」
「うっ、おえっ、げほっ、おえっ、げほっ、げほっ」
「気持ち悪さ良くなった?」
「うん...」
「もしかして胸苦しい?」
「うん。息も苦しい。吸っても吸っても空気吸えない。」
「一回過呼吸なっていいから吸ってみよう」
「はぁっ、はぁ、ひゅっ、はぁ、はぁ」
「そしたら一回正常の呼吸に戻すよ」
「ふぅーはぁーふぅーはぁー」
「上手上手。疲れちゃったよね、少し寝る?」
「怖くて寝れない、すっ、はぁ、はぁ、」
「大丈夫大丈夫、ゆっくりゆっくり」
「あ、光ちゃん、精神科医で晴弥の父の佐野です。僕のことわかる?」
「あ、晴弥のお父さん。お久しぶりです。」
「うん。久しぶり。どこか痛いところとかある?」
「いや、いまは、、うっ、、大丈夫です」
(顔ひきつってるのに大丈夫なわけないでしょ。胸とみぞおち押さえてる?)
「もしかしてさ、気持ち悪い?」
コクッ
「一回吐いちゃった方が楽だから吐こうか。晴弥、後ろに置いてあるセット持ってきて」
「これであってるか?」
「合ってる。そしたら後ろ回って光ちゃんの背中さすっててくれ」
「りょーかい」
「光ちゃん、聞こえる?」
「気持ち悪い、吐きそう」
「一回吐こうか」
「おえっ、げほっ、げほっ、」
「まだムカムカしてるよね?」
「してるけど、吐けない。」
「みぞおち触るよ。1、2,3で押すからね。1,2,3」
「うっ、おえっ、げほっ、おえっ、げほっ、げほっ」
「気持ち悪さ良くなった?」
「うん...」
「もしかして胸苦しい?」
「うん。息も苦しい。吸っても吸っても空気吸えない。」
「一回過呼吸なっていいから吸ってみよう」
「はぁっ、はぁ、ひゅっ、はぁ、はぁ」
「そしたら一回正常の呼吸に戻すよ」
「ふぅーはぁーふぅーはぁー」
「上手上手。疲れちゃったよね、少し寝る?」
「怖くて寝れない、すっ、はぁ、はぁ、」
「大丈夫大丈夫、ゆっくりゆっくり」
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