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第18章 可愛い恋人編
⑨ヒューベルト殿下と話した件
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使い勝手の良さげな、洗練された調度品で揃えられた部屋に、私はこのお方らしいなと思いながらソファーに座った。
この部屋の主は珍しい客が来たものだとでも言いたげな表情で、私が話を切り出すのを待っている。
アイスブルーの凛々しい瞳はいつ見ても美しくて、このお方の容姿はまるで勇者のようだ。
間違いなく一国の王子だと言うのに、道理に合った普遍的な人間性と信頼感は親しみさえ覚える。
なるほど・・いつか見たルシオの姿が重なって見える。勇敢で優れた才知や武勇に満ちている。セス様が恋したお方か・・レオナルド殿下、危うく恋に敗れるところだったのではないですか?
「調度品のご趣味がとても好ましいです。素晴らしい執務室ですね、ヒューベルト殿下」
「そうか?全てソラルが準備した。オットーはあいつの趣味が好みらしいな?」
「え?いや・・そうでしたか」
「それで?レオナルドの側近であるお前が俺に何の話だ?」
にこやかに話しながら、お茶まで煎れてよこすこの王子は、自分が特別な存在である事などまるで示してこない。身の回りの事も、身を守ることすら何でも自分自身でこなしてしまう。
うちの王子も何でも器用にこなしはするけれど、目的はただ1つ、全てセス様の為・・ヒューベルト殿下のように、全人的で人道的ではない。
「はい、殿下への謁見、感謝致します。実は、今日はレオナルド殿下の従者としてではなく、私個人として伺った次第です。私は・・」
「好きにしろ」
「は、い?」
「好きにしたらいい」
「それは・・どういう・・」
「ソラルだろ?オットーが欲しいのは」
「・・・」
「あいつは分かりやすいからな。完全に恋する顔をして、遠くの方をぼーっと見つめながら仕事なんてしていないも同然の状態だ。お前の名を呟きながら、しまいには舞い踊っていたぞ?」
「いや・・それは・・申し訳、ありません」
「はははっ!謝る事はない。俺はあいつに幸せを見つけろと言っていたんだ、良かったな?」
「すみません・・どう、受け止めたら良いか・・」
「言葉の通りだよ。離れないでそばにいてやってくれ。あいつは自己犠牲を厭わない。命まで投げ出す覚悟だ。あいつはそれで良いと思っている。もっと自分自信を愛し、幸せになるべきだと言っていたところだった。あいつはそれを理解出来ていないようだったが、オットーが教えてやってくれないか?幸せにしてやってくれ」
「理解のあるお方で・・感謝します。しかしヒューベルト殿下にとって、必要な側近のはずです。それを手放してもよろしいのですか?」
「良くはないな。あいつはルシオが育てた・・ああ見えて本当に優秀なんだ。側近なんて必要ないと思っていたのに、俺はすっかりソラルを頼っていた。失えば、俺は本当に困るだろうな?」
「ならば・・」
「だが、それよりももっと優先すべきものがあるんだよ」
「それは・・」
「ソラルとオットー、お前たちの幸せだ。きっとルシオも笑って許してくれるはずだ」
言われて、驚きを隠せなかった。
ヒューベルト殿下とルシオのつながりは、誰よりも強く固い。ルシオが亡くなった時のヒューベルト殿下の混乱した様子は、ソラルから聞いている。どれ程辛く苦しい日々を過ごしていたのかも。
ルシオが唯一育てたソラルを、私が本当に奪ってしまって良いのか・・
それでもヒューベルト殿下・・このお方の優しさや思いやりが胸に響いて仕方がなかった。本来なら失うのは困るといいつつ、私たちを優先に考えてくれるのだから。
「殿下・・」
「ああ、幸せになれよ?俺たちの結婚式が終わったら正式にソラルを俺から外す。あとは自分たちで考えるんだな。まあ、公にする気がないのならそれでもいい。あー・・ルシオの事は、気にするなよ?」
「世界中に宣言します。私がソラルを愛していると。必ず幸せにしますよ、ルシオの為にも。殿下、お許し頂き感謝致します」
「はははっ!ソラルを頼むよ。因みに俺は異性愛者だ。セスを愛したのはレノがレノだったからだよ。ソラルをどうにかしようなんて、1度だって考えた事はないから安心してくれ」
「ふふっ・・貴方様にとって私の不安などお見通しですね。しかしお陰で憂いは晴れました」
「そうか、それは良かったよ」
「殿下が、ソラルの初恋の相手で良かったです。貴方になら、それくらい譲れます」
「オットーになら心配せずに安心して任せられるよ」
私たちは、それから他愛のない話で盛り上がり、なぜかエールを酌み交わしながら長い時間を過ごす事になった。
殿下が「しまった・・ソラルを俺の側近のまま、オットーを我が国へ引き寄せれば良かったな・・セスといいソラルといい、アンティジェリア王国には奪われてばかりだ・・」と嘆き笑った。
私の苦手なエールはやはり美味しくなくて、そのはずなのにこの場が心底楽しくて、すっかり殿下のペースに乗せられて飲みすぎてしまった。
すっかり夜も遅くなった頃、ガタガタッと音がして、居間の扉が開くと同時に賑やか声が聞こえる。
ソラルは私がいるとは思っていない様子で、ヒューベルト殿下に向かって小言を言い始める。すでに整理されている部屋を見渡して、さらに綺麗に整えながら食事の準備を始める。
「殿下っ!またそんなに飲んで!いいですか!?食事を抜かないで下さいと、いつも言っているではありませんか!体を壊しますよ!?」
「うるさいヤツだな・・食べてるよ、ちゃんと」
「どうだか!僕が作った料理が減っていませんが!?いいですか?あなたは王子!体調管理は義務です!言っておきますが、もう冒険者などさせませんよ!?もし行くならば、先回りしてこの僕が!全て討伐して差し上げます!」
「ふーん?そんな怖い顔をして、お前の本性を知って、オットーに嫌われても知らないぞ?」
「え・・!?え、え、嫌・・嫌です!嫌です・・!そんなに、怖かったですか・・?どうしよう・・こんな、本当の僕の姿を知ったら、オットー様に嫌われて・・」
ソラル、そろそろ私がいる事に気がついてくれないか?あー・・あんなに悲しそうな顔をするなんて。
「嫌わないよ、絶対に」
「嫌われるに決まって・・オットー様!?どう、して・・あ・・僕、変な所、また見られて・・」
「ふふっ、私はどんなソラルでも好きだよ?」
ソラルが真っ赤になって俯いてしまった。本当に極端で浮き沈みが激しい恋人だな。
「さてと!ソラル、オットーと一緒に帰れ。俺はもう休むから」
「え・・」
「幸せになれよ?」
「あの・・それは・・」
「詳しくはオットーから聞け。ほら、今日はもう帰っていいから」
「・・はい、では失礼します。あ!殿下!料理が気に入らなくても、ちゃんと食べて下さいね!」
「ああ、分かった。お前の作る料理は、王宮のシェフ並に旨いよ」
私はソラルの背を押すと、綺麗な顔で微笑むヒューベルト殿下に礼を取り、ソラルの主人がこのお方で本当に良かったと、つくづくそう思った。
この部屋の主は珍しい客が来たものだとでも言いたげな表情で、私が話を切り出すのを待っている。
アイスブルーの凛々しい瞳はいつ見ても美しくて、このお方の容姿はまるで勇者のようだ。
間違いなく一国の王子だと言うのに、道理に合った普遍的な人間性と信頼感は親しみさえ覚える。
なるほど・・いつか見たルシオの姿が重なって見える。勇敢で優れた才知や武勇に満ちている。セス様が恋したお方か・・レオナルド殿下、危うく恋に敗れるところだったのではないですか?
「調度品のご趣味がとても好ましいです。素晴らしい執務室ですね、ヒューベルト殿下」
「そうか?全てソラルが準備した。オットーはあいつの趣味が好みらしいな?」
「え?いや・・そうでしたか」
「それで?レオナルドの側近であるお前が俺に何の話だ?」
にこやかに話しながら、お茶まで煎れてよこすこの王子は、自分が特別な存在である事などまるで示してこない。身の回りの事も、身を守ることすら何でも自分自身でこなしてしまう。
うちの王子も何でも器用にこなしはするけれど、目的はただ1つ、全てセス様の為・・ヒューベルト殿下のように、全人的で人道的ではない。
「はい、殿下への謁見、感謝致します。実は、今日はレオナルド殿下の従者としてではなく、私個人として伺った次第です。私は・・」
「好きにしろ」
「は、い?」
「好きにしたらいい」
「それは・・どういう・・」
「ソラルだろ?オットーが欲しいのは」
「・・・」
「あいつは分かりやすいからな。完全に恋する顔をして、遠くの方をぼーっと見つめながら仕事なんてしていないも同然の状態だ。お前の名を呟きながら、しまいには舞い踊っていたぞ?」
「いや・・それは・・申し訳、ありません」
「はははっ!謝る事はない。俺はあいつに幸せを見つけろと言っていたんだ、良かったな?」
「すみません・・どう、受け止めたら良いか・・」
「言葉の通りだよ。離れないでそばにいてやってくれ。あいつは自己犠牲を厭わない。命まで投げ出す覚悟だ。あいつはそれで良いと思っている。もっと自分自信を愛し、幸せになるべきだと言っていたところだった。あいつはそれを理解出来ていないようだったが、オットーが教えてやってくれないか?幸せにしてやってくれ」
「理解のあるお方で・・感謝します。しかしヒューベルト殿下にとって、必要な側近のはずです。それを手放してもよろしいのですか?」
「良くはないな。あいつはルシオが育てた・・ああ見えて本当に優秀なんだ。側近なんて必要ないと思っていたのに、俺はすっかりソラルを頼っていた。失えば、俺は本当に困るだろうな?」
「ならば・・」
「だが、それよりももっと優先すべきものがあるんだよ」
「それは・・」
「ソラルとオットー、お前たちの幸せだ。きっとルシオも笑って許してくれるはずだ」
言われて、驚きを隠せなかった。
ヒューベルト殿下とルシオのつながりは、誰よりも強く固い。ルシオが亡くなった時のヒューベルト殿下の混乱した様子は、ソラルから聞いている。どれ程辛く苦しい日々を過ごしていたのかも。
ルシオが唯一育てたソラルを、私が本当に奪ってしまって良いのか・・
それでもヒューベルト殿下・・このお方の優しさや思いやりが胸に響いて仕方がなかった。本来なら失うのは困るといいつつ、私たちを優先に考えてくれるのだから。
「殿下・・」
「ああ、幸せになれよ?俺たちの結婚式が終わったら正式にソラルを俺から外す。あとは自分たちで考えるんだな。まあ、公にする気がないのならそれでもいい。あー・・ルシオの事は、気にするなよ?」
「世界中に宣言します。私がソラルを愛していると。必ず幸せにしますよ、ルシオの為にも。殿下、お許し頂き感謝致します」
「はははっ!ソラルを頼むよ。因みに俺は異性愛者だ。セスを愛したのはレノがレノだったからだよ。ソラルをどうにかしようなんて、1度だって考えた事はないから安心してくれ」
「ふふっ・・貴方様にとって私の不安などお見通しですね。しかしお陰で憂いは晴れました」
「そうか、それは良かったよ」
「殿下が、ソラルの初恋の相手で良かったです。貴方になら、それくらい譲れます」
「オットーになら心配せずに安心して任せられるよ」
私たちは、それから他愛のない話で盛り上がり、なぜかエールを酌み交わしながら長い時間を過ごす事になった。
殿下が「しまった・・ソラルを俺の側近のまま、オットーを我が国へ引き寄せれば良かったな・・セスといいソラルといい、アンティジェリア王国には奪われてばかりだ・・」と嘆き笑った。
私の苦手なエールはやはり美味しくなくて、そのはずなのにこの場が心底楽しくて、すっかり殿下のペースに乗せられて飲みすぎてしまった。
すっかり夜も遅くなった頃、ガタガタッと音がして、居間の扉が開くと同時に賑やか声が聞こえる。
ソラルは私がいるとは思っていない様子で、ヒューベルト殿下に向かって小言を言い始める。すでに整理されている部屋を見渡して、さらに綺麗に整えながら食事の準備を始める。
「殿下っ!またそんなに飲んで!いいですか!?食事を抜かないで下さいと、いつも言っているではありませんか!体を壊しますよ!?」
「うるさいヤツだな・・食べてるよ、ちゃんと」
「どうだか!僕が作った料理が減っていませんが!?いいですか?あなたは王子!体調管理は義務です!言っておきますが、もう冒険者などさせませんよ!?もし行くならば、先回りしてこの僕が!全て討伐して差し上げます!」
「ふーん?そんな怖い顔をして、お前の本性を知って、オットーに嫌われても知らないぞ?」
「え・・!?え、え、嫌・・嫌です!嫌です・・!そんなに、怖かったですか・・?どうしよう・・こんな、本当の僕の姿を知ったら、オットー様に嫌われて・・」
ソラル、そろそろ私がいる事に気がついてくれないか?あー・・あんなに悲しそうな顔をするなんて。
「嫌わないよ、絶対に」
「嫌われるに決まって・・オットー様!?どう、して・・あ・・僕、変な所、また見られて・・」
「ふふっ、私はどんなソラルでも好きだよ?」
ソラルが真っ赤になって俯いてしまった。本当に極端で浮き沈みが激しい恋人だな。
「さてと!ソラル、オットーと一緒に帰れ。俺はもう休むから」
「え・・」
「幸せになれよ?」
「あの・・それは・・」
「詳しくはオットーから聞け。ほら、今日はもう帰っていいから」
「・・はい、では失礼します。あ!殿下!料理が気に入らなくても、ちゃんと食べて下さいね!」
「ああ、分かった。お前の作る料理は、王宮のシェフ並に旨いよ」
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