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始まった夏祭りバカンス?
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旅券とはこちらでいうパスポートのこと。
デルタにある州境を超えるときに、本人確認のため氏名・生年月日・住所・本籍地を記した身分証明書を提示しなければならない。
ハナ・コート 18才 桜州出身の地上人。
サラ・コーナ 20才 デリカ出身の地上人
ラン・リューツ 57才 琉家の分家出身の隠れ実力者。
ルチカ・レンカ―ツ 22才、生家は祇家の末席の天界人。
イマリ・エレサーツ 18才、生家は炎家の末席の天界人。
こうして5人は7日間限定でノア・リーツの隷属(パシリ)として認定され、炎家の夏祭りの企画に精を出す彼に使われている。
「ラン、お茶」
「はい、ただいま」
「ルチカ、浴衣の製造状況を確認して」
「かしこまりました」
「イマリ、夏祭りの露店の出店状況を調べてみて」
「すぐに」
「サラ、浴衣の着付けが出来る人員の確保は出来た?」
「まだです」
「何やってる!3日後に10人揃えて!」
「出来るわけないじゃん」
「返事はハイ以外うけつけない」
「・・・」
「ハナ、汗ふいて」
エアコンの中で書類に目を通す17才の少年がかいてもいない汗を拭けと指示を出す。
いつもなら、汗なんか見当たりませんけど、どこ拭くんですかぁと突っかかりながら手が出てくるのだが空気が動く気配がない。
気がついたノアが初めて書類から顔を上げて部屋を眺め、指令を出した相手がいないことに気がついた。
「ハナは何処に行った」
「お手洗いです」
「いつからいない」
「先ほどです」
「・・・」
10分後
「まだ、帰ってこない。本当にトイレか?」
「「「私、見てきます」」」
我先にと出口に向かううら若きレディー3人。
呆気にとられるノアにお茶の準備を終えたランがおかしそうに笑う。
「ったく、隷属が主人をほっといて遊びに行くか~」
「逃げられてしまいましたわね。ノア様も屋台でも覗きに行かれてはどうですか?若い女性にチヤホヤされますよ」
「別に女なんて興味ない。それより夏祭りの企画を練りながら手に入れた隷属を侍らせてゲーム感覚を堪能する方が楽しい」
「ハナ様との関係は今がギリギリです。これ以上は認めません。ハナ様はご存じありませんが皇家のSPが複数ついておりますから、何かあれば逐一ゼウス様に報告が参ります」
まさか自分の隷属がゼウスの奥方とは思っても見なかったが、これはこれで楽しい。
ニヤつくノアにランが釘をさす。
「ハナ様は、あなた様の隷属ではなく、あなた様がハナ様の護衛だということをお忘れなく」
旅券を出させて驚いたのはノアの方だった。
5人の旅券の中に最近話題の人物と同姓同名の名前がある。
ハナ・コート
これは、と思いその隣に置かれた旅券の名前をみて冷たいものが背中を落ちた。
ラン・リョーツ、天界でも一、二を争う琉家出身の侍女で今は確かゼウスに就いていると聞いたことがある。
本物か?と目の前のおばさんの顔を眺めれば、威風堂々の態度で見返された。
どうも引っ掛けたつもりが引っかかったようだ。
「ハナ様は、もともと働くのがお好きで、人の役に立つことに幸せを感じる方のようです。ゼウス様の下で籠の鳥になられて、傅かれてばかりでストレスが溜まっておいでのようにお見受けします。少し好きなように動かせてあげませんと、そのうちあちらの世界に帰りたいと言い出しかねませんよ。それでもよろしいのですか?」
「よくはないが、しかし、僕以外の男が側にいるというのは気分がわるい」
「しょうもない天界人からのちょっかいを防ぐためにノア様が護衛に付いたと思えばよいのです」
「護衛なら、夫の僕が」
「今のミセイエル様のどこにそんな時間がおありになるんです?それに24時間妻にくっ付いている夫なんて鬱陶しいだけのぬれ落ち葉と同じです」
ハナを、隷属にされて怒り狂うミセイエルだったが、年の甲を前面に押し出して、そう説得されればランの意見を飲むしかなかった。
かくして、ハナ達はクオン河川の畔に立つ5つのコテージに分かれた嶺家の別荘に連れてこられた。
ノア・リーツの隷属になったのだからと、5人にはコテージの一つが提供されて、姦し4人組はキャンプに来ているみたいだと大はしゃぎだ。
各建物を結ぶ遊歩道には強い日差しを遮るため高木が植えられていて、所々に群生する竹林が目にも耳にも涼しいわ、としっかり者のお姉さんのルチカさん。
少し高台にあるから目の前にはクオン河が一望できて、夏祭りの最終日に上がる花火が楽しみ!とホンワカとして夢見る声のイマリさん。
山から水を引き込んで流れる天然のプールまで作ってある!と豪華な別荘に感激庶民のサラさん。
今も主から逃げて来た4人組はがやがやとしゃべりながら移動中だ。
「プライベートは守れるし、最新の設備が備わって、さすがは嶺家の別荘ね」
「それに、口の割に私たちに甘いご主人様だし」
「たまにこうやって抜け出しても課題が出来ていればお咎めなしだしね」
「みんなすごいよね。あっという間に出された課題を済ませて抜け出してくるんだもの」
「今回サラさんは抜け出す前の課題に心配があるみたいですよ」
「けど、残っていたってできないものは出来いないもの。もちろんバカンスを優先させていただきまーす」
サラがぺろりと舌を出しおどけて見せる。
「サラはまだいいわよ。私なんか主の横に立ってるのが仕事だなんて言われて、何にもさせてもらえないのよ。いくら能力がないからってマジへこむ。あんなところに一日いたら精神病む!一抜けは正当防衛よ」
「第一パシリに任命され即窓際族決定のハナちゃんに同情票1票あげる」
続く、私も1票、さらにもう1票の声に大爆笑3名と、唸る1名
「ね。夕方まで何する?」
「あたし、河川敷に出てる夏祭りの屋台見に行きたい!」
「それは、私も見たい」
「じゃあ、行こう」
「行き先を、ご主人様に知らせなくて大丈夫かな?」
「大丈夫でしょう。あちらは嶺家の能力者。急ぎの用があれば空間移動ですぐに飛んできます」
いつもこんな調子で、女3人寄れば姦しいというけれど、4人寄る嶺家の別荘はうるさいほどの賑わいだった。
そこに、破壊力が半端ない2人が合流するのは2日後です。
***
クオン河の河口付近の河川敷では広場の中央に舞台が作られカラフルな提灯が飾られて河川敷に添って1kmほど色々な屋台が並んでいた。
綿飴や焼きトウモロコシにリンゴ飴、焼きそばや焼きイカの屋台からはいい匂いが漂ってくる。
屋台の店主の威勢のいい掛け声に、ヨウヨウ釣りや、金魚すくいで歓声をあげるカップルや家族連れ。
ハナにとっては、どこに目をやっても懐かしい風景だが、他の3人の感想は違うようで。
「すごいね。何だか異世界に来たみたい」
「ホント、賑やかなおもちゃ箱の中に入ったみたいでテンション上がるよね」
「ねえ、ねえ、どれも面白そうだけど何処から手を付ける?」
「そうね、まずあそこのお店で氷イチゴを買って食べながらお店を見て歩いて、くじ引き屋さんがあれば運試しをする。それから手作の雑貨屋さんを覗いて、小腹がすいたら何か食べて最後にヨウヨウ釣りか金魚すくい」
流れるようなハナの回答に口を開けたままのルチカ、長いマスカラ睫をパタパタさせるイマリ、サラに至っては不審者の眼差しを向けている。
???あれなんでその反応?
固まった空気を破ったのは壮年の女性。
「<炎家の夏祭りのご贔屓様ですか?来ていただいてありがとうございます>」
日本語だった。
黒い髪を結いあげて、黒い瞳で薄い顔の作りが紺地にパステルカラーのひるがおの大輪が咲く浴衣にこの上なく似合っている。
「サユリさん、ここにおいででしたか。あ~オマエラ~!」
前半のセリフはご子息様特有の至極丁寧な言い回しで、後半のセリフはそこいらにいるニイちゃんのごとく叫んだのはブルーブラックの髪に赤い目を持つご主人様。
ヤバイ、逃げろとばかりに蜘蛛の子を散らす勢いで駈け出した4人だったが反射神経の鈍い者が約1名。
「そうはいくか!第一パシリは主の側にいるのが仕事だ!」
首根っこを引っ掴む主と、ぶら下げられた従者ネコ。
(ホントに、どうなる?夏祭りバカンス?)
デルタにある州境を超えるときに、本人確認のため氏名・生年月日・住所・本籍地を記した身分証明書を提示しなければならない。
ハナ・コート 18才 桜州出身の地上人。
サラ・コーナ 20才 デリカ出身の地上人
ラン・リューツ 57才 琉家の分家出身の隠れ実力者。
ルチカ・レンカ―ツ 22才、生家は祇家の末席の天界人。
イマリ・エレサーツ 18才、生家は炎家の末席の天界人。
こうして5人は7日間限定でノア・リーツの隷属(パシリ)として認定され、炎家の夏祭りの企画に精を出す彼に使われている。
「ラン、お茶」
「はい、ただいま」
「ルチカ、浴衣の製造状況を確認して」
「かしこまりました」
「イマリ、夏祭りの露店の出店状況を調べてみて」
「すぐに」
「サラ、浴衣の着付けが出来る人員の確保は出来た?」
「まだです」
「何やってる!3日後に10人揃えて!」
「出来るわけないじゃん」
「返事はハイ以外うけつけない」
「・・・」
「ハナ、汗ふいて」
エアコンの中で書類に目を通す17才の少年がかいてもいない汗を拭けと指示を出す。
いつもなら、汗なんか見当たりませんけど、どこ拭くんですかぁと突っかかりながら手が出てくるのだが空気が動く気配がない。
気がついたノアが初めて書類から顔を上げて部屋を眺め、指令を出した相手がいないことに気がついた。
「ハナは何処に行った」
「お手洗いです」
「いつからいない」
「先ほどです」
「・・・」
10分後
「まだ、帰ってこない。本当にトイレか?」
「「「私、見てきます」」」
我先にと出口に向かううら若きレディー3人。
呆気にとられるノアにお茶の準備を終えたランがおかしそうに笑う。
「ったく、隷属が主人をほっといて遊びに行くか~」
「逃げられてしまいましたわね。ノア様も屋台でも覗きに行かれてはどうですか?若い女性にチヤホヤされますよ」
「別に女なんて興味ない。それより夏祭りの企画を練りながら手に入れた隷属を侍らせてゲーム感覚を堪能する方が楽しい」
「ハナ様との関係は今がギリギリです。これ以上は認めません。ハナ様はご存じありませんが皇家のSPが複数ついておりますから、何かあれば逐一ゼウス様に報告が参ります」
まさか自分の隷属がゼウスの奥方とは思っても見なかったが、これはこれで楽しい。
ニヤつくノアにランが釘をさす。
「ハナ様は、あなた様の隷属ではなく、あなた様がハナ様の護衛だということをお忘れなく」
旅券を出させて驚いたのはノアの方だった。
5人の旅券の中に最近話題の人物と同姓同名の名前がある。
ハナ・コート
これは、と思いその隣に置かれた旅券の名前をみて冷たいものが背中を落ちた。
ラン・リョーツ、天界でも一、二を争う琉家出身の侍女で今は確かゼウスに就いていると聞いたことがある。
本物か?と目の前のおばさんの顔を眺めれば、威風堂々の態度で見返された。
どうも引っ掛けたつもりが引っかかったようだ。
「ハナ様は、もともと働くのがお好きで、人の役に立つことに幸せを感じる方のようです。ゼウス様の下で籠の鳥になられて、傅かれてばかりでストレスが溜まっておいでのようにお見受けします。少し好きなように動かせてあげませんと、そのうちあちらの世界に帰りたいと言い出しかねませんよ。それでもよろしいのですか?」
「よくはないが、しかし、僕以外の男が側にいるというのは気分がわるい」
「しょうもない天界人からのちょっかいを防ぐためにノア様が護衛に付いたと思えばよいのです」
「護衛なら、夫の僕が」
「今のミセイエル様のどこにそんな時間がおありになるんです?それに24時間妻にくっ付いている夫なんて鬱陶しいだけのぬれ落ち葉と同じです」
ハナを、隷属にされて怒り狂うミセイエルだったが、年の甲を前面に押し出して、そう説得されればランの意見を飲むしかなかった。
かくして、ハナ達はクオン河川の畔に立つ5つのコテージに分かれた嶺家の別荘に連れてこられた。
ノア・リーツの隷属になったのだからと、5人にはコテージの一つが提供されて、姦し4人組はキャンプに来ているみたいだと大はしゃぎだ。
各建物を結ぶ遊歩道には強い日差しを遮るため高木が植えられていて、所々に群生する竹林が目にも耳にも涼しいわ、としっかり者のお姉さんのルチカさん。
少し高台にあるから目の前にはクオン河が一望できて、夏祭りの最終日に上がる花火が楽しみ!とホンワカとして夢見る声のイマリさん。
山から水を引き込んで流れる天然のプールまで作ってある!と豪華な別荘に感激庶民のサラさん。
今も主から逃げて来た4人組はがやがやとしゃべりながら移動中だ。
「プライベートは守れるし、最新の設備が備わって、さすがは嶺家の別荘ね」
「それに、口の割に私たちに甘いご主人様だし」
「たまにこうやって抜け出しても課題が出来ていればお咎めなしだしね」
「みんなすごいよね。あっという間に出された課題を済ませて抜け出してくるんだもの」
「今回サラさんは抜け出す前の課題に心配があるみたいですよ」
「けど、残っていたってできないものは出来いないもの。もちろんバカンスを優先させていただきまーす」
サラがぺろりと舌を出しおどけて見せる。
「サラはまだいいわよ。私なんか主の横に立ってるのが仕事だなんて言われて、何にもさせてもらえないのよ。いくら能力がないからってマジへこむ。あんなところに一日いたら精神病む!一抜けは正当防衛よ」
「第一パシリに任命され即窓際族決定のハナちゃんに同情票1票あげる」
続く、私も1票、さらにもう1票の声に大爆笑3名と、唸る1名
「ね。夕方まで何する?」
「あたし、河川敷に出てる夏祭りの屋台見に行きたい!」
「それは、私も見たい」
「じゃあ、行こう」
「行き先を、ご主人様に知らせなくて大丈夫かな?」
「大丈夫でしょう。あちらは嶺家の能力者。急ぎの用があれば空間移動ですぐに飛んできます」
いつもこんな調子で、女3人寄れば姦しいというけれど、4人寄る嶺家の別荘はうるさいほどの賑わいだった。
そこに、破壊力が半端ない2人が合流するのは2日後です。
***
クオン河の河口付近の河川敷では広場の中央に舞台が作られカラフルな提灯が飾られて河川敷に添って1kmほど色々な屋台が並んでいた。
綿飴や焼きトウモロコシにリンゴ飴、焼きそばや焼きイカの屋台からはいい匂いが漂ってくる。
屋台の店主の威勢のいい掛け声に、ヨウヨウ釣りや、金魚すくいで歓声をあげるカップルや家族連れ。
ハナにとっては、どこに目をやっても懐かしい風景だが、他の3人の感想は違うようで。
「すごいね。何だか異世界に来たみたい」
「ホント、賑やかなおもちゃ箱の中に入ったみたいでテンション上がるよね」
「ねえ、ねえ、どれも面白そうだけど何処から手を付ける?」
「そうね、まずあそこのお店で氷イチゴを買って食べながらお店を見て歩いて、くじ引き屋さんがあれば運試しをする。それから手作の雑貨屋さんを覗いて、小腹がすいたら何か食べて最後にヨウヨウ釣りか金魚すくい」
流れるようなハナの回答に口を開けたままのルチカ、長いマスカラ睫をパタパタさせるイマリ、サラに至っては不審者の眼差しを向けている。
???あれなんでその反応?
固まった空気を破ったのは壮年の女性。
「<炎家の夏祭りのご贔屓様ですか?来ていただいてありがとうございます>」
日本語だった。
黒い髪を結いあげて、黒い瞳で薄い顔の作りが紺地にパステルカラーのひるがおの大輪が咲く浴衣にこの上なく似合っている。
「サユリさん、ここにおいででしたか。あ~オマエラ~!」
前半のセリフはご子息様特有の至極丁寧な言い回しで、後半のセリフはそこいらにいるニイちゃんのごとく叫んだのはブルーブラックの髪に赤い目を持つご主人様。
ヤバイ、逃げろとばかりに蜘蛛の子を散らす勢いで駈け出した4人だったが反射神経の鈍い者が約1名。
「そうはいくか!第一パシリは主の側にいるのが仕事だ!」
首根っこを引っ掴む主と、ぶら下げられた従者ネコ。
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