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【続編】悪と正義の3P♡キャッスル
悪と正義の3P♡キャッスル ~ラブホテルパレード~
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辺りは暗くなってきて、遊園地の中から見えてたピンクのお城に三人で向かったオレたち。
いざ、聳え立つその中の一室に入ると、そこは……。
「こ、ここって………」
壁はピンクで。
薄暗くて窓が無くて。
中身が変な自販機があって。
大きくて丸いベッドがどーんと真ん中に置かれた、明らかに怪しい内装の部屋…。
「あ……」
いくらオレだって、ここがどんな場所かくらい、察しがつく。
外から見た時はわかんなかったけど…。
でも、ここはいわゆる、その………ラブホテル、っていうところ、だと思う。
つ、つまり、その、恋人同士がエッチする場所……。
遊園地から見えてたお城って、中はラブホテルだったんだ……!
うう、知らなかった……。
「バカ!すけべ!へんたい!!」
オレはその色んな意味でピンクな部屋の中で、屈強な兄二人に怒鳴っていた。
「そうは言うが、お前が城に入りたいって言ったから来たんじゃないか」
セーギ兄がむっすりとメガネを整えながら言う。
「そーそー。俺たちは優しい兄貴として、カワイイ弟の願いを叶えてやっただけだろ?」
アク兄がニヤニヤと頭を掻きながら言う。
「二人ともここがエッチな場所だって知ってたくせにっ!なんで入る前に教えてくんないんだよっ!」
「怒んなって。ココはココで遊園地なんだぜ? オトナのだけど♪」
ぷんぷん怒るオレの腰に、いきなりアク兄が手を這わせてくる。ぎゃーっ!
「ああ。おれ達だってもっと楽しみたいんだ。こういうアトラクションだと思えばいいんじゃないか?」
そのままセーギ兄もそばにきて、オレの肩を抱いてくる。わーっ!
「そ、そんなの思えるわけないだろっ! ちょ、近いって……離れてよ二人とも…っ!」
オレの言葉を無視して、両方のほっぺたに二人が唇を押し付けてくる。
チュムチュムと大きな動物が両側からじゃれついてきてるみたいでくすぐったい。
「こ、こらぁ…っ! 勝手にチューするなぁ…っ」
左右からのキスの嵐に飲み込まれないように抵抗していると、不意に二人のズボンが目に入った。
「ひぃ……っ!?」
二人のズボンの股間……めちゃくちゃ盛り上がって突っ張ってる……。
とっさにオレは左右にいる二人の兄の顔を窺った。
「「ナオぉ……」」
二人とも目がどろっとして、声が熱っぽい。
あぅ…そんな興奮した顔しないでよぉ……っ。
「……っ」
オレはこれからの展開を予想して、思わず目をぎゅっと閉じた。
不意に、降り注いでいたキスが止まる。
オレの身体から二人がすっと離れたのがわかった。
あ、あれ…? なんで…?
もしかして、やっぱり帰ろうってことに……?
少しの期待で目を開けると……。
バサッ。バサッ。
服を脱ぎ捨てる音がして、汗ばんだ筋肉の塊が二体目に入る。
ゴツゴツしてて、汗臭くて、オレと違ってなんていうか、"男"って感じがするカラダ。
上半身裸になった兄二人が、和気あいあいとはしゃぐように喋っている。
「な、自販機でおもちゃ買おうぜ。朝までたっぷり時間あるしよォ」
「ああ、風呂も溜めとかないとな。ん? おいナオ……」
「あ、あのさ、オレ……その……」
しどろもどろになるオレに、二人の笑顔がまっすぐ向けられる。
「「 さ、早く脱げよ? 」」
まるで夕食が出来たことを知らせるような何気なさで、だけど有無を言わせない圧を伴って、二人が声を揃える。
何事もなく帰れるかも、という淡い期待はあっけなく打ち砕かれた。
「うう…………っ」
オレは、これから二人の兄と…………セックスする……。
「いやだっ、やだやだやだっ」
抵抗もむなしく、オレは二人にベッドまで連れていかれ、大きなベッドにボスンと落とされる。
うわ、すごいフカフカだ…。
「こら、おとなしくできないのか」
ベッドに乗ってきたセーギ兄がオレのシャツを捲ろうとしてくるから、慌てて裾を抑える。
「わーっ! すけべっ! へんたいっ!」
「なぁに恥ずかしがってんだァ? そんなら服の上から触っちまうぞ?」
アク兄もギシッと傍によって来て、オレの胸を人差し指で突いた。ちょうど胸の先端。
「んぁあっ♡」
「お、当たったか。乳首ココか?」
ぐりっ、ぐりっ、ぐりっ。
「ふぁ、ぁっ、んぁ…っ♡」
イヤなのに、勝手に声が漏れちゃう…。
「ふむ。おれも当てたい。……ここか?」
「やっ、セーギ兄まで…あぁあんっ!」
左右から二人に、シャツ越しの胸の先端を指でいやらしくグリグリされる。
「乳首勃ちすぎて簡単に当てられるな。おおよそ遊園地で弄られてからずっと、乳首カチカチにしてたんだろう?」
ぐり、ぐり、かり、かり…っ。
「ううぅぅっ、んあ、あぁ…っ」
「オレら二人に別々の場所で犯されて、必死に隠してんの面白かったけどよ。乳見たらバレバレなんだよなァ」
「なんだよっ、ば、バレてたの…っ!?」
「当然だろ。隠せてると思ってたのか?」
くに、くに、くり、くり…っ。
「あっあっぁぁあっ♡」
二人の指先のせいで、甘い喘ぎが止まらない。
シャツ越しでもわかるくらいにぷくりと膨れたそこは、もう好き勝手に二つとも弄り回されている。
ピンピンと弾かれたり、くにくにとやらしく摘まれて、オレは目を閉じてベッドの上で切なく喘いだ。
「はぁあ…っ♡ そこ、やだぁ…っ♡ 」
二人の腕をそれぞれ掴んで抵抗するが、指先はより激しく、硬く怯える粒を責めるだけだった。
「あっ♡ あ、んっ、んぅうっ、ふぇえ…っ、にいちゃ…っ♡」
オレが涙声でそう呼ぶと、ぴくりと二人の動きが止まる。同時に、ごくり、と生唾を飲む音が響いた。
「「……………っ」」
「わぁあっ! 」
ガバッと勢いよくオレのシャツが捲り上げられた。
素肌をさらけ出す恥ずかしさに抵抗しようとしたけど、オレの両手はそれぞれ左右から二人に絡め取られていて、自由などない。
ぷくりと腫れたピンクの粒。
獲物を見つけた野獣みたいに兄たちがそこに吸い寄せられる。
「やべぇなこの乳首……よっしゃ舐めようぜ」
アク兄がニタニタ笑いながら舌を出した。
「ふーっ。ふーっ。ふーっ」
セーギ兄は鼻息がすごい。興奮して、周りなんか気にせず豪快に舌なめずりしている。
「あ、あ、セーギ兄、アク兄、お願い、待ってぇ……! ど、同時に舐めるのはムリぃ……っ! こないだからそこ、敏感になってて……っ」
オレの言葉を聞いて、アク兄がさらにいやらしく笑う。
「そーかそーか。んじゃ、二人で両乳べろべろしてやっからな」
熱く濡れた二人の舌が、ひくつく両粒を同時にねっとりと舐め上げた。
「あっあっうそ、ぁ、んんっ……やぁあぁ……っ! んぁあぁんっ♡♡」
れろぉん…れろぉ……れろっ、れろぉ…っ。
生暖かい感触に、指で弄られた時よりもそこが切なく痺れる。
「あ、あっ、ああっ、あっ、あっあぁっ♡」
喘ぎながら視線を動かすと、一心不乱に顔ごと揺らして大きな舌を粒に押し当ててくる二人が見えた。
「はひっ、あぁっ、そんなっ、激しぃよ…っ!」
オレの声にギロリと二人が目を向ける。
野生の獣のような鋭い眼光に、オレはびくりとした。
じゅうぅっ!と両方の粒を吸われた。
「ふあぁあっ!」
背中がびくりと跳ねて反り返る。
胸の先端が熱くて、気持ちよくて、勝手に体が反応する。
その時、オレのズボンに何かがぴとりと押し当てられた。
「え……」
「気持ちよすぎてブルっちまうかもなァ」
アク兄の声と共に、ちょうど股間に押し当てられた、小さいピンクの物体が激しく振動した。
「あひゃああっ!?」
ズボン越しでも股間には激しすぎる刺激。
まるで電流が流れたみたいな強烈な体験に背中が反りかえる。
「んにゃあああっ! なに、これぇ…っっ!」
「こりゃローターだ。せっかくラブホ来たんだし、一回おもちゃ買ってみたかったんだわ。おら、どうだ? ちんこビリビリしてやべーだろ」
さらにぐりぐりと押し付けられて、勝手に腰が浮いた。
未知の刺激に戸惑うオレの顔を眺めてニヤつきながら、兄二人は変わらずに胸を味見する。
胸と股間、どちらもいじめられて、腰の奥から快感がせり上がって来る。
これ、や、やばいぃ…っ。
「あっあっあっ、ダメっ、それだめっ、あ、でちゃう…っ!!」
びゅくん……っ!
パンツの中で、ちんちんが激しく震えて液を噴き出したのがわかった。
「はあっ、はぁっ、はあっ……」
「へへっ。さすがにお子様には刺激強かったかァ?」
オレをイカせたローターを、アク兄が口元に持っていってぺろりと舐める。
「あんっ!」
オレの乳首をきゅんとつまんで、セーギ兄が口の端をつりあげた。
「ま、そんな玩具よりもっと強い刺激がこれから待ってるんだがな」
服を脱がされた裸のオレは、セーギ兄にお姫様抱っこされてどこかへ運ばれる。
そこはおうちのとは全然違う、おっきな浴槽があるお風呂。
貯められたお湯が浴室を暖めていて、へとへとの素肌にじんわりと沁みる。
「うわっ、泡風呂だっ、すごぉい…!」
思わず驚いてしまうほど、浴槽の中はもこもことした泡で満ちていた。
「気に入ったか? さすがに家じゃ出来ないからな」
椅子に下ろされて、セーギ兄がシャワーを身体に流してくれる。
アク兄はというと「俺は風呂はぜってー入んねぇぞっ」と言って、お風呂に来なかった。
汚れてるんだから入ればいいのに…。向こうでエッチなテレビ見てるみたい…ほんとすけべ。
「ここ、赤くなってるな」
シャワーをオレの胸にあてながら、セーギ兄が言う。
「ふ、二人が弄り回すからだろっ!」
振り向いて抗議すると、なんかいつもよりも男前な顔があってきょとんとしてしまった。
あっそうか、セーギ兄、メガネしてないんだ…。
「なんだ、初めて会ったみたいな顔して」
「い、いや、メガネ無いとこあんまり見ないから…その…」
「メガネ無い方がカッコいいか?」
セーギ兄がいたずらっぽく笑う。
う…。正直、ちょっとカッコイイ。
でもそんなことは言えなくて。
「べ、別にぃ? うぬぼれすぎなんじゃねーの…っ」
ぷいっとそっぽを向く。
セーギ兄もアク兄も、悔しいけど見た目だけは自慢できるんだよな。
うう…オレも早くおっきくなりたい…。
そんなことを考えていると、トントンと肩をつつかれた。
「なんだよっ」と振り向くと、おもむろにキスをされた。
「ん……っ……んちゅ……」
セーギ兄の分厚い舌が、自由にオレの口の中を泳ぐ。
唾液が混ざり合うと、頭がふわふわしてくる。
「ふぁ…っ」
舌と舌が離れて、銀色の橋が垂れた。
「……バブルバス、入るか」
セーギ兄の言葉にオレは頷きながら……なんでだろう。
もうちょっとキスしてたかった、なんて、ちょっとだけ思ったのは。
「あははっ、たのし~い!」
ふわふわモコモコの泡風呂に浸かると、テンションが上がった。
泡を掬いあげて、頭に乗っけたり、セーギ兄に投げたりする。
「こらっ! やめろっ! この悪ガキが…っ!」
お返しとばかりに大量の泡を投げられる。
「やったな~っ」
お風呂で遊ぶ二人は、さぞイチャイチャして見えたのかもしれない。
気づくと、お風呂場の大きなガラス張りの窓(なぜかこのホテルのお風呂場には外から丸見えの窓があるのだ)に、外からアク兄がじーっと張り付いていた。
「なんか楽しそーだな……やっぱ俺も入ろっかなァ」
ぶすっとした顔でそう言うアク兄はなんだか拗ねてる子供みたい。あんなにお風呂嫌がってたのにどうしたんだろ?
「や、やっぱ俺も入るぜ」
アク兄が慌ててお風呂の入口に近づくと、セーギ兄が素早く動いて、なんとお風呂場の鍵を閉めた。
ど、どうして…!?
「悪いな、明来。風呂場は貸し切らせてもらう」
「んな…っ!? セーギてめぇ~~~~っ! 開けろやクソがあ~~~!!」
ドンドンとドアを叩くアク兄を尻目に、セーギ兄はオレに近寄ってきた。
泡で見えない湯船の下で、太ももから股の付け根にセーギ兄の大きな手が滑ってきた。
「ぁ、セーギにぃ…っ、い、いぃの…? アク兄、怒鳴ってるよ…?」
しかしセーギ兄はアク兄の罵詈雑言が聞こえてないとでも言うように涼しい表情。
「いいから、あいつはほっとけ。今はおれだけ見てろ……な?」
「う、うん…」
思わずドキリとしたまま深くキスされる。
セーギ兄の指が、オレのお尻を撫でている。
「んぅ…っ」
窄まりに、くっと指が入ってくる。
「ぁ、ふぁ…っ」
泡のせいで滑りがよくなってるのか、オレの穴は簡単にセーギ兄の指を飲み込んでいく。
「あっあっ、かき混ぜないで…っ」
ぐぷぐぷと湯船の中で秘部をほぐされて、セーギ兄の顔を見ながら喘いだ。
そんなオレを見るセーギ兄の顔がふっと緩む。
「感じてるんだな…かわいいぞ」
セーギ兄の空いた手が、オレの背中を通り越して胸に回ってくる。
迷いなく赤い粒に指が伸びて、コリコリとつままれた。
「あぁあんっ♡」
「ここ、真っ赤に腫れてエロすぎだ…」
また深くキスをされる。舌を絡めて、喘ぎ声が鼻から抜ける。
「んっんっ、ふぁっ、んうぅ…っ!」
お尻をほぐされながら、乳首をいじられて、キスまでされて…。
お湯のせいじゃなく火照ったまま、不意に横目で窓の方を見た。
そこには、そんなオレたちを見ながら、鬼の形相で勃起した太いのを必死に擦っているアク兄がいた……。
「ぷはっ…せ、セーギ兄、アク兄が凄い顔でこっち睨んでるよ…っ!」
「ん…?」
オレが焦ると、セーギ兄はオレを抱えてお風呂から上がる。
そしてわざわざ窓の前までやってきかと思うと、アク兄にオレの裸を見せつけるように立たせるのだ。
「ちょ、な、なんで……っ?」
大きな窓ガラスに両手を付けると、ガラス一枚隔てたすぐ向こうのアク兄と目が合う。
「そんなに見たいなら見せてやろうじゃないか……おれたちのセックスを」
ずん…っ!
「んぁあぁ…っ!?」
いきなり、セーギ兄の硬いものが、オレの中にぬっぷりと押し入ってきた。
ずぶ…っ! ずぶぶ…っ! ズンっ! ずんっ!
「あっ!あっ!あんっ!あはぁんっ!」
窓に両手をついたまま、背後から特大チンポでぬぷぬぷと突き上げられる。
欲望のままに腰を振られるたびに、言いしれない快感が押し寄せてくる。
「あっ!あっ!セーギ兄っ、はげし…っ♡」
「ふん、チンポでとろけた顔、もっと見せつけてやるといい。ふんっ!ふんっ!」
パンっ! パンっ! パンっ!
「んぁあっ! あっあっアク兄っ、みちゃやだ…っ!はぁあんっ♡」
セーギ兄の両手が胸に回ってきて、乳首を攻める。
「やぁあんっ! あっあっむねっ、感じすぎるからやだあぁあっ!」
「じゃあ、いっぱい構ってやらないとな」
ねちねちと両粒を刺激されて、反射的に胸を大きく窓に突き出す格好になった。
「ほら、ナオのおっぱい、こんなに喜んでぷくっと腫れてる……。やらしすぎて、アイツ、目ぇ血走らせてガン見してるぞ…?」
びくんびくんと跳ねながら、口から勝手に漏れる甲高い喘ぎ声は、ガラスの向こうのアク兄に届いていることだろう。
当のアク兄は怒ってるのか興奮してるのかわからない真っ赤な顔と血走った目で、オレとセーギ兄のセックスを届かない場所でギリギリと眺めている。
「ナオ、めいっぱい舌を出してくれ…。おれの舌にこすりつけるように……そう……」
セーギ兄はまるでわざと見せびらかすように、舌を伸ばしていやらしくオレとキスをした。
丁寧で濃厚な唾液の交換。
セーギ兄の眼差しが優しくて、アク兄にガン見されてるのも忘れて夢中になって求めてしまう。
「んっ、んっ♡ セーギにぃ、もっと、して…っ」
「なんだ、すっかり良い子になっちゃって……こうか? べえって舌を出すからな、いっぱい舐めるといい」
「んっ♡ んっ…♡」
セーギ兄が伸ばした舌先に、喜んで吸い付く。
れろれろと唾液を擦り合わせて、舌同士でエッチしてるみたい………っ。きもちいぃよぉ……っ。
パンっ!パンっ!パンっ!パンっ!
オレがキスにふけっていると、セーギ兄の腰の動きが早くなった。
「ふんっ!ふんっ! ナオっ、ナオっ、キスしながらおれのチンポでイくんだっ! いいなっ! イクんだぞっ! ぐっ、うぉお…っ!!」
どちゅっ! どちゅっ! どちゅんっ! どちゅんっ!
さらに激しさを増した突き入れが、お腹の中の気持ちいいところにゴリゴリ当たる。
「はひっ! はぁあっ! はぁあっ! んっ、ちゅぷ、んんっ! イクっ! んうぅっ!んぁあぁんっ!」
びゅるるるっ!!
必死にセーギ兄と唇を重ねたまま。
オレのちんちんから白い液体が勢いよく噴き出して、無軌道な勢いでガラスに飛び散り、向こうのアク兄を汚すみたいになった。
「ぐうぅっ! おれもっ、出すっ! 溜めてたザーメンっ、思いっきりっ! ナカで出す…っ! ぐうぅう…っ!!」
びゅくんっ!どぷっ!どぷどぷどぷっ!!
「あっあっひぁあ…っ!」
オレのナカでセーギ兄のチンポがびくんびくん弾けて、大量の熱い精液を奥に叩きつけてくる…っ。
はぁあ、セーギ兄の、きもちいぃ…っ。
二人で射精の余韻に浸りながら、また舌を重ねる。
セーギ兄はすごく優しく、口の中をねろねろしてくれた。
まるで頭をナデナデされてるみたいで、ふわふわして嬉しい気持ちだ…。
「ナオ…気持ちよかったぞ……」
「う、うん………その、オレ、も………」
ぎゅっと抱きしめられたから、オレも……抱きしめ返した。
浴室の鍵を開けて、アク兄が待つベッドルームへ二人で戻る。
アク兄はいつもと違った覇気のない様子で、ベッドに腰かけてぼんやりと俯いていた。
「どうだ明来、そっちからでもよく見えてたか?」
勝ち誇ったように笑いながら言うセーギ兄。
「悪いが先に楽しませてもらったぞ。なに、きちんと洗浄してあるから…………………」
そこまで聞いて、不意にアク兄がギロリと目を剥く。
ベッドから立ち上がって、ドスドスとセーギ兄と距離を詰めたかと思うと、なんと握った拳を振り上げた。
「な……っ!」
セーギ兄は反射的に歯を食いしばって目を閉じる。
「あっアク兄っ、喧嘩はだめだぞ…っ!」
二人が殴り合うところなんて見たことないけど…。
それでもケンカっ早いアク兄の性格を思い出して、オレは叫んだ。
…………拳がぶつかる音は、聞こえなかった。
「おいっ、なんだこれは………?」
セーギ兄が目を開けたのは、すでに後ろ手に手錠がかけられたあとだった。
「だっはっは! マヌケすぎんだろ星義よォ! エログッズの手錠がこんなにお似合いとはなァ!」
殴ろうとしたのはフェイクで、アク兄はセーギ兄が目を閉じた隙に強引に手錠をかけたのだ。
どうやら手錠は部屋の中の自販機で売ってたものらしくて、形勢逆転な顔をして大笑いするアク兄に、セーギ兄が鬼の剣幕になる。
「おい…どういうつもりだ」
「あァ? 仕返しに決まってんだろォが。さっきはよくも出し抜いてくれたよなァ?」
ドンとアク兄がセーギ兄の胸板を突き飛ばすと、両手が使えないセーギ兄はあっけなく床に倒れ伏した。
「今度はテメーがそこで見てる番だ。おもちゃの手錠で遊んでな」
「くぅ……!」
歯ぎしりするセーギ兄。
「さぁてと……」
アク兄がゆっくりとこっちを振り向いて、オレはびくりと震える。
怒気で逆立ってなびく金髪に、普段よりつり上がった眉。
それは兄としてじゃない、ヤンキーとして臨戦態勢のアク兄の姿だった。
「ったくバカにしやがって。おいナオ……てめぇもわかってんだろうなァ?」
「ふぎゃっ」
アク兄はオレをベッドに投げ倒した。オレの背中が柔らかいベッドにめり込む。
「そ、そんな怒らないでよぉ、恐いよ、アク兄……」
ケンカばかりしてるのは知ってるけど、普段自分には向けられることの無い気迫に怯えてしまう。
「うっせえぞ。オラ、さっさと舐めろや」
ベッドに上ったアク兄は、バキバキに天井を向いたぶっといチンポをオレの顔に押し付けて、ドスの効いた声で言った。
「うぅ…っ」
太い幹を両手で撫でるように、チンポの皮をずるんと剥く。
アク兄のそれから、むわっと男の匂いが強く香る……。
お風呂嫌いだから、カスが溜まってるのが理由なんだけど…。
「あ、あのさ、せめて、お風呂でやらない…? そしたらカラダ綺麗になるし……」
「アァ?」
おずおずと言うと、見開いた目でギロリと睨まれた。うう、恐い…。
「何オレに指図してんだゴラァッ!」
おもむろに、アク兄に両足首を掴まれたと思うと、ぐるんっ、と天地が逆さまになった。
「わぁああっ!」
オレの両足はアク兄の両肩に引っ掛けられて、アク兄はがっしりとオレの腰辺りを抱きしめて固定した。
オレの顔の前には反り勃ったアク兄の股間があって、オレの股間の前にはアク兄の顔がある体勢。
つまり、座ったままの69体制だ。
「どうだ、ジェットコースターみたいでスリルあんだろ?」
ずぼっ!
「んむううぅっ!」
そのまま強制的に、逆さまの状態で口に硬い肉棒を突っ込まれた。
「風呂じゃねェだろ! てめーが口でチンポ綺麗にするんだろうが、オルァッ!!」
ぐぷん!ぐぷぷっ!
重力と腕力に従って喉の奥までチンポを押し入れられて、嘔吐きそうになる。
口の中にアク兄の濃い味が広がる。
「オラッ! しっかり喉でシゴけや!」
「んっ、んっ! んっうぅっ!」
く、苦しい…っ。
ベッドに膝立ちのアク兄が、オレの口へ腰を突き上げてくる。
「んぐぅぅうっ!」
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷんっ!
苦しさに耐えて、なんとか太くて赤黒いそれを一生懸命咥える。
これ以上、アク兄を怒らせちゃだめだ…。
オレは逆さまの状態でアクの腰に両手で必死に抱き着いた。
そのまま怒張したチンポに頑張って奉仕する。
「ハッ、なかなかイイぞ…ちゃんとチンカス舐めとれよ」
「んっんっ、ぷはっ、ん…っ」
根元から亀頭まで、熱い雄の肉を一生懸命お口でシゴく。
不安定な体勢だけど、なんとかカリの裏側も舌を突き出して掃除すると、アク兄はびくびくと腰を震わせた。
「おぅ……っ。どうだ? 洗ってねえ俺のチンポ、うめぇだろ?」
「んっ、わ、わかったから、も、もうやめ……っ」
美味しいっていうか、なんか、実際はクセになる味なんだけど……熱くて蒸れたチーズみたいな……。
「なら、もっと味わえや…っ!」
ぐぷぷっ!ぐぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!
急に喉の奥まで強引にチンポを抜き差しされる。
「やめろ明来! ナオが苦しがってる!」
床に転がされたままのセーギ兄が叫ぶが、アク兄はさらにチンポを硬くしてオレの口内をまるでオモチャみたいに扱う。
「うるっせぇな! おめーはそこで丸まっとけや…っ! オラッ、ナオっ、星義の前で腹いっぱい精液飲ませてやんよ…っ!」
ぐぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!
スパートをかけるように、滾ったチンポがぐっぽぐっぽと激しく行き来する。
「あぁあっ、ザーメン出るぞっ、オラぁあ……ッ!」
びゅるるるるっ!どぴゅっ!どぷっ!どぷどぷどぷっ!
アク兄のちんぽがぶくんっと膨らんだと思うと、どろどろの熱い精液が口の中へたっぷりと流れ込んできた…。
「んううぅっ! んっ……んっ……」
ごく…ごくっ。
ゼリーみたいなそれをなんとか全て飲み下す。
あぅ、アク兄の精子、濃すぎて喉に引っかかる…。
「わぁっ!」
そのままどさっとベッドに落とされ、オレは逆さまの重力からやっと解放された。
ほっとしたのも一瞬。
「おい、股開け」
アク兄がのっしりと覆いかぶさってくる。
今出したばっかりのはずのアソコがもうバキバキに膨れ上がっていて驚く。
「あっ、あ、やぁっ、アク兄っ、ちょっとだけ休憩させて…っ」
「甘えんじゃねぇよ。おら、マンコ突きまくってやる…っ!」
抵抗も空しく、アク兄の片手でオレの両腕はまとめ上げられ、あっさりとバキバキのチンポがぬっぷりとナカに挿入されていく。
フェラのときよりも硬度を増した肉の棒が最奥をえぐった時、腰が震えて勝手に浮いてしまった。
「ひぁあぁあっ!」
ズプッ、ずぷぷっ! ぐちゅっ、ぐちゅっ! ぐちゅっ!
激しく腰を打ち付けられて、オレは快感の波に溺れて喘ぎ散らすしかできない。
アク兄は歯を食いしばって欲望のままに腰を振りたくってくる。
「あうっ!あうっ!あはぁあんっ!」
ぐちゅっ!ぐちゅっ!ぐちゅっ!ぐちゅっ!
反り返ったチンポで何度もナカを擦られるたびに、気持ちよくておかしくなりそう……っ。
「はひっ、はひっ、アク兄っ、ふえぇ…っ、イクっ、オレっ、イっちゃぅ、うぇえぇん…っ!」
オレの涙声に、アク兄がびくりとする。
「……っ!」
腰を豪快に振るうのはそのままに、アク兄はオレの胸に顔を寄せて乳首を舐めまわした。
「あぁあっ!そこだめえっ!あっあっあーっあーっあーっ! 」
がまんできない…っ。
オレは自身からびゅくびゅくと精を吐き出した。
「うぉ、めちゃくちゃ締まりやがる…っ! チッ! 出すからな…っ! 泣いてもたっぷり種付けすっからな…っ! 覚悟しやがれ…っ!」
ズンズンズンズンズンズンっ!!
「あっあっあっあっあぁあぁっ!」
びゅるるるっ!びゅぷっ!どぷっ!どぷどぷどぷっ!!
程なくして、オレのナカに大量の精液が撃ち込まれた。
びくんびくんと跳ねながら奥までねじ込んでくるアク兄のソレに、太刀打ちできるはずもない…。
「あー……ヤベ……中出し止まんねぇ…」
アク兄は腰をぐりぐりと動かして、いやらしく奥まで体液を擦りつけてくる。
「んひぃい……っ」
「おい明来! ムリはよせ…っ!」
セーギ兄が叫んでいる。
「星義、てめーよォ……チンポからだらだらヨダレ垂らしながらナニ言ってんだ?」
見ると、セーギ兄のオスの証はさっきよりそそり立って、腹筋に先がつくほどだ。
透明な液が、割れた腹筋とチンポの頭につーっと糸を引いている。
「なっ……こ、これは……その……」
「ナオが無理矢理ヤラれるとこ見て、ちゃっかり興奮してんじゃねえかよ」
「せ、セーギ兄……」
「う、す、すまん、ナオ……」
セーギ兄はそれ以上何も言えずに無念そうに俯く。
「はぁあ~、サイッコォ…っ」
じっくりと中出しを堪能して、アク兄の極太が引き抜かれる。
「んぁ…っ」
オレは暴力的なまでの快楽にぐったりとしながらも、アク兄に涙目で訴えた。
「ふあ…はあっ、はぁあっ…アク兄のバカ…っ。もっと、優しくしてよ……っ……く」
声に出すと、不思議とぼろぼろと涙が出てきて、それを見たアク兄がぎょっとなる。
「お、おいこら、マジで泣くんじゃねぇ…! 全部プレイだろうが! 演技、演技だっつーの! あーチクショウ! わ、悪かった……っ! 寝取られみたいでつい興奮しちまったんだよ……! 勘弁しろよ……」
慌てたようにそう言うと、アク兄は床に転がるセーギ兄のもとへ行く。
「ほらよ」
カチャンと手錠を外すと、ぽいと部屋の隅へ投げ捨てた。
自由になったセーギ兄が、オレに近づいてきて頭を撫でてくる。
「ナオ、大丈夫か? ずいぶん強引にされたみたいだが…」
「それは……まあ、大丈夫……気持ちはよかったし……」
「だよなァ。俺のチンポの方がすげえもんなァ?」
アク兄もそばに寄ってきて、オレの肩に腕を置いた。
「なんだと?」
「あぁ?」
オレを挟んで、セーギ兄とアク兄がバチバチと火花を散らす。
二人とも互いの肉棒のデカさを誇示するみたいに、いきり立つそれをオレにぐりぐり擦りつけてくる……。
どっちのチンポも凄いからやめてほしい……。
オレの右腕をぐいっとセーギ兄が掴む。
「ナオ、おれとのセックスの方が興奮しただろう?」
左腕をがしっとアク兄が掴む。
「おい、強引にされる方がキモチイイよなァ?」
「「ぐぬぬぬ~~~~~っ!!」」
二人が睨み合ってメンチを切り合う。
オレはどうすればいいかわからず、あわあわするしかない。
と、とにかく二人を落ち着けなくちゃ…。
「オレは、その、二人とも、好きだよ……っ」
ふり絞った一言に、ぴくりと二人の動きが止まる。
「セーギ兄にされるのも、アク兄にされるのも、それぞれ、まあ、キモチイイ……し……」
うう……なんでオレがこんなこと言わなくちゃいけないんだ……!?
「だから、ケンカしないでよ。ほら、えっと………」
セーギ兄のほっぺと、アク兄のほっぺにそれぞれちゅっちゅっと口づける。
「どっちも、オレにとっては……大事な兄ちゃんなんだから……さ」
うぐぐ、恥ずかしすぎる……。
でも、セーギ兄もアク兄も、ホントにそれぞれイイとこもあるし……。
二人をちらりと見ると、感動したような潤んだ目で、両側からガバッとオレに抱き着いてきた。
「「ナオぉ~~~~~!!」」
「うぐ、く、苦しい……」
筋肉と筋肉にむぎゅむぎゅと挟まれて、ああ……末っ子って大変だ…。
「あっ、あぁっ、待ってっ、ああぁっ!」
大きくて丸いふかふかのベッド。その真ん中で。
また急に盛りだした兄貴二人に押し倒されるオレ。
覆い被さってきたセーギ兄が、ぱんぱんに張り詰めた剛直をオレの中にねじ込もうとしている。
興奮しきってるのが鼻息の荒さでわかる。
「すまん、無理だ…っ。さっきからチンポ、破裂しそうなんだ…っ」
「あ、ぁ、入ってくる…っ」
バックからズブズブと太いのを突き入れられて、快感に背中が弓のように反り返った。
ズンズンと抜き差しされるたび、勝手に甘い声が漏れる。
「うぁあんっ♡ あっあっぁあっ!」
「ナオっ、なお…っ!」
セーギ兄、奥、いやらしく何度もえぐってくるぅ…っ。
「おい、二人で盛り上がんなよ。下ヤラレてんなら上は俺な」
「ひゃあ…っ!?」
突っ伏してされるがままのオレの上半身をアク兄がひょいと持ち上げる。
オレは座ったままサンドイッチみたいに二人に挟まれる形になった。
「オラ、こっち向け」
正面のアク兄にブチュッとキスをされて、ぬるりと舌が入ってきた。
「んっ、ふぅうっ!んううぅっ!」
どすっ!どすっ!と背後のセーギ兄のチンポに犯されながら、アク兄と舌を濃厚に絡める。
「ふあぁあっ♡」
アク兄がキスをしながら、両手で胸の粒を二つとも撫で回してくる。
「あはぁっ♡ あっあっらめ、はうぅっ♡」
複数の快感が混ざりあって、意識が溶ける。
「うぐっ、出すぞ…っ!」
オレのナカで、セーギ兄のデカチンポが激しく震えた。
「ひぃん………っ!」
びゅるるるるるっ!どぴゅっ!どぷっ!どくんっ!
大量の射精を受けて、オレのあそこも同時に精を噴き出した。
「あ、はぁぅ、はぁっ、はぁっ……」
セーギ兄のモノが抜けて、一休みする間もなく、今度はアク兄の極太が穴に擦り付けられる。
「やぁっ、待ってってばっ、きゅ、休憩させて…っ」
「待てねぇ」
ずくん……っ!
「あぁあぁ…っ!」
間髪入れずに挿入されて、バックから乱暴にかき混ぜられる。
ぐぢゅぐぢゅといやらしい水音が響くくらい、激しいピストン運動。
「あっ!あっ!ぁあぁっ!あーっ!」
涙目で喘ぎ散らすオレの顔の前に、猛ったセーギ兄のチンポがぶるんっと突き出された。
「なあ、こっちも舐めてくれ………っ」
「ふえぇっ、あっ、あっ、セーギ兄…っ、んむううっ!」
ぐぽんっ、と強引に口にチンポを突き入れられる。
「あぁ、気持ちいいぞ……っ」
熱く硬いセーギ兄のそれに必死で舌を這わせながら、後ろからぐちゃぐちゃに突き上げてくるアク兄の激しさに穴がきゅんきゅんと締まる。
兄二人の怒張したチンポを上下の口で味わうと、全身に快感が行き渡っていくようだった。
「でっけぇチンポっ二本も咥えこみやがって…っ!自分からエロエロに感じてんじゃねえかよっ!」
ばちゅっ!どちゅっ!どちゅっ!
「ナオは本当に淫乱な子だな……っ! チンポの吸い方、上手になってるぞ…っ!」
ぐぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!
そんなの……二人のせいじゃん…っ!
抗議したい気持ちはあるのに、今はそんな余裕なんて欠片も無い。
兄たちの粘っこい欲望に蹂躙される。
粘膜を肉棒で好き勝手に擦り回される。
圧迫感と快感が大渋滞で、込み上げる射精感にただただ身を委ねる。
「うおっ、出る、めっちゃ出る…っ!」
「くっ…出す、ぞ……っ!」
びゅるっ!どぷっ!びゅるるるるっ!!
オレの口で、ナカで、二人が大量に果てた。
そしてオレ自身も大きく跳ねながら、ベッドに数度目の精を飛ばした……。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
も、もう無理……っ。
「あ……っ」
ぜえぜえと肩で息をする精液まみれのオレの気持ちなんておかまいなし。
二人はオレを仔猫のように脇から抱えて持ち上げた。
「う、うそ……っ。まだするの……っ?」
両脇を抱え込む二人のチンポはまだビンビンに反り返っていて、オレのお尻にぐりぐりと迫ってくる。
それぞれ左右の腕を二人の肩に回されて、無防備になった胸の先にむしゃぶりつかれた。
「んぁあっ♡ あっ!あぁあっ!」
べろべろと二人の舌がいやらしく乳首を撫でる。
しこった粒をねっとりと熱く濡らされて、大袈裟なくらい感じて声を上げてしまう。
「はぁあんっ♡ ちくびっ、やらぁあっ♡ ひぁあっ!」
もう真っ赤に腫れた二つの先端を何度も何度もねろねろと味わい尽くされる。
「はひっ、はひっ、あぅっ、はひぃ…っ!」
二匹の野獣がびちゃびちゃと胸を舐め回すさまを目の当たりにして、そのいやらしさに背骨が痺れた。
アク兄がカリッと粒を甘く噛む。
セーギ兄がじゅうじゅう粒を吸う。
「あっ、あっ、あっあっあっあーっあーっ♡」
気が遠くなる快感に、体全体がびくつく。
「んじゃ、力抜けよォ…」
「うそでしょ!? ぜったいダメだってっ!? ムリ!! ほんとにムリだってば…っ!!」
「大丈夫だ…。おれたちに任せろ」
「で、でも……っ!」
オレはごくりと恐怖に息を飲む。
二人がやろうとしてること、それは……。
「に、二本いっぺんなんて……っ! ぜったい入んないってばぁあ…っ!」
オレの前にアク兄、後ろにセーギ兄。
抱き抱えられたオレの一点を串刺しにするように、二本のガチガチの巨根がお尻の下にある。
それはつまり、どっちも極太のそれを同時にオレに入れようとしているってことで……。
二人が前後からオレに囁く。
ねっとりとした雄の声。
「遊園地にはない、とっておきのアトラクションだぞ……っ!」
「アニキちんぽの二輪刺しってなァ……っ!」
ずぶ……。
「あ、あ、あぁあぁ…っ!」
まずは一本。セーギ兄のデカいのがオレの中に入ってくる。
もう、この時点でお腹、ぱんぱんだ……。
それなのに……。
ぐぶぐぶ……っ!
「かはぁあ……っ!」
僅かな隙間を強引に押し広げて、もう一本、ガチガチのアク兄がナカに侵入してくる……。
「ひぁ……あ……ぁああ……ッ」
あまりの圧迫感に声が出なくなる。
「そぉら、二本ともすんなりじゃねぇか」
「ナオのナカ、きゅうきゅう喜んでるぞ」
前後を挟む兄たちが、ニヤリと不敵に笑む。
すんなりなわけない。拡げられた部分が、じりじりと灼けるようにひりついている。
こんな小さなところに、規格外のモノがねじ込まれたのだから当然だ。
「はーっ、はーっ、はーっ」
涙を流しながら首をブンブン振るオレを無視して、二人は腰の動きを開始した。
「うぁあぁあっ!!」
真っ白になるくらい。
快感より、強すぎる衝撃と刺激。
オレを犯したいという淫らな意思を持った硬い肉棒が二本、ゴリゴリとカラダの中で暴れているという事実。
「ヤベェなコレ……チンポ溶けそ……っ!」
「ナオ……おれたちのチンポでいっぱいになるの、気持ちいいか……っ!?」
「そっ、そんなっ、はひっ、ひぁっ、うあぁあっ!」
ずぷっ!ずぷっ!ずちゅっ!ぐちゅんっ!
二人は本能のままに腰を振りたくる。
お互いの肉棒同士がナカで擦れ合うことにすら夢中になっている。
オレは泣きじゃくりながら、暴力的なまでの快楽に支配されていく。
背後からセーギ兄が両手で乳首をぎゅうっとつまんだ。
「やぁあっ!ぁあぁあぁ……っ!」
どちゅっ!どちゅっ!!どちゅっ!!!どちゅっ、どちゅんっ!!!
前にいるアク兄の割れた腹筋に、オレのちんちんが圧迫されて擦れる。
「はひっ!ひっ!んぁあぁぁ……っ!」
ばすっ!ばすっ!!ばすっ!!!ばすっ、ばすんっ!!!
「オラッ! 両方同時にズコズコされんのがイイのかァっ!? こうかっ! こうだろっ!!」
アク兄がオラオラと叫ぶ。
「二人でいっぺんにザーメン出してやるからなっ! おれたち双子の精子、ナオのナカで混ぜてみようじゃないか……っ」
耳元でセーギ兄がねっとり囁く。
乳首は絶え間なく弾かれ摘まれ、アソコは挟まれてゴシゴシ擦り付けられ、顎を上向けて喘いでると前後どちらからもキスが降ってくる。三人で舌を出して、嵐の中で絡め合わせた。視界がチカチカする。ピンク色の世界で、煩悩が混ざり合って溶けていく。貪るようにいきり立つ肉棒たちが突き上げ続ける、つながった部分がとんでもなく熱い。熱くて、いやらしい。夢か現実か、もうわからない。
あ…あ…あ…あ………………。
だめだ、これ、お、おかしくなっちゃうう……っ。
セーギ兄とアク兄。
二人ともが、オレの中に一緒にいて。
どちゅっ!どぢゅっ!ぐちゅんっ!ばちゅんっっ!!
「ふぁっ、あぁっ、あぁぁあああぁぁあ……っ!!!」
三人なのに、一つになっちゃってる……っ!
そう思うと、なぜか、とんでもなく、キモチイイよぉ……っ!
全員の動きと呼吸が、より一層荒くなる。
オレのナカを溶かしていたチンポたちがぶるぶると震えて、限界を迎えそうなのがわかる。
「「…………ナオ、イクぞ………っ!!」」
ドビュルルルルッ!!ドピュッ!ドプッ!ビュクビュクビュクッ!ドプドプドプドプ……ッ!!!
粘っこくて濃い汁が、カラダの奥へ駆け上がって、遠慮なく染み込んでいく。
その快感で、自分自身も激しく精液を噴き出しながら、オレは天井を仰いでガクガクと揺れた。
「あぁっああっあっあっぁあぁあっふああぁあぁあぁあぁ………っ!!!」
きもちいい。きもちいい。きもちいい………っ。
こんなの、こんなの、ダメになっちゃう……。
最後に覚えているのは、天井のミラーに映る、ピッタリと重なり合った三人の姿だった。
「「おい、おい、ナオ………っ!」」
目を覚ますと、ひどく慌てた顔の二人がオレを覗き込んでいた。
「あれ………セーギ兄、アク兄………オレ、どうしたの……?」
「どうしたじゃねえよ! 心配させやがって……っ!」
アク兄がオレをがばっと抱きしめてきた。
「おめーは気ィ失ってたんだよ…っ! バカヤロ……!」
涙声のアク兄なんて初めて見る……。
それだけ心配してくれたんだ……。
アク兄が離れると、セーギ兄もぎゅっと抱きしめてきた。
「すまなかった……無理をさせすぎた。反省してる……」
セーギ兄まで意気消沈して、なんか珍しくて変な気分。
どうやら……オレはあまりの気持ちよさにショックで気絶してたみたいだけど。
仕方ないよな。あんなに凄いことされたら……。
思い出してもナカがじんじんする……。
「だ、大丈夫だってば。二人とも情けない顔しちゃって、おっかしいの……あははっ」
オレがおかしそうに笑うと、兄二人も幾分かほっとしたように微笑んだ。
その後はご飯を食べたり体を洗ったりして、三人で川の字になってベッドに横たわった。
朝まではまだ時間があるみたい。
「今度からは、その、強引なの、キツかったら言えよな……。 俺、すぐカッとなっちまうけど、まあ、PTAわきまえるし……」
腕枕してくれてるアク兄が、照れくさそうにぽそりと言った。それを言うならTPOなんだけど。
「ああ。次からはもっとナオの希望も叶えられるように、おれも勉強しておくとしよう。まだまだ知識が足りない……」
セーギ兄もオレの頭を撫でながら、穏やかに言ってくる。これ以上えっちな知識仕入れなくていいよ…!
「いや、あの、オレは、その………」
もじもじ。
オレは恥ずかしくてその先が言えずに黙ってしまう。
「「??」」
寝転んだベッドの両側から、二人がオレをじっと見てくる。
う~~~~……!
恥ずかしいけど、でも、オレは素直になるって、こないだ決めたんだもんな。
よし…!
意を決して二人に言う。
「今日さ、遊園地、すっごい楽しかった、連れてきてくれてありがと………」
恥ずかしくて顔が真っ赤になっていくのがわかる。
「それと、さっきの、えっちも、すっごい気持ちよかったから………アレでいい………。またしてほしぃ………」
そこまで小さな声で伝えて、オレはがばっと布団を被った。
顔を見なくても、二人がにやけヅラしてるのがわかる。
「「……ナオぉ~~~~っ!」」
オレはあっという間に布団を捲られて、左右からぶちゅぶちゅとキスの雨を受ける羽目になった。
二人がどろどろに溶けた笑顔で、声を合わせてオレに言ってくる。
「「好きだぞ、ナオ……!!」」
えへへ。うれしい。
「うん、オレも……二人とも、だいすき……!」
ひとつのベッドに三人でくっついて、オレたちは仲良くわちゃわちゃする。
二人がふざけ半分にオレの胸に頭を寄せるのを抱きしめると、からかうみたいにまた乳首を舌でちろちろとくすぐられる。
「あっ、もう…っ♡」
楽しくて、気持ちよくて、キラキラしたお城の一室。
他の誰にも秘密の、ここはオレたちの遊園地。
また、連れてきて欲しいなと願いながら………。
「あ………♡♡」
兄二人の雄の証がまたもムクムクと硬く起き上がっていくのを………オレはドキドキして眺めるのだった。
【おしまい】
いざ、聳え立つその中の一室に入ると、そこは……。
「こ、ここって………」
壁はピンクで。
薄暗くて窓が無くて。
中身が変な自販機があって。
大きくて丸いベッドがどーんと真ん中に置かれた、明らかに怪しい内装の部屋…。
「あ……」
いくらオレだって、ここがどんな場所かくらい、察しがつく。
外から見た時はわかんなかったけど…。
でも、ここはいわゆる、その………ラブホテル、っていうところ、だと思う。
つ、つまり、その、恋人同士がエッチする場所……。
遊園地から見えてたお城って、中はラブホテルだったんだ……!
うう、知らなかった……。
「バカ!すけべ!へんたい!!」
オレはその色んな意味でピンクな部屋の中で、屈強な兄二人に怒鳴っていた。
「そうは言うが、お前が城に入りたいって言ったから来たんじゃないか」
セーギ兄がむっすりとメガネを整えながら言う。
「そーそー。俺たちは優しい兄貴として、カワイイ弟の願いを叶えてやっただけだろ?」
アク兄がニヤニヤと頭を掻きながら言う。
「二人ともここがエッチな場所だって知ってたくせにっ!なんで入る前に教えてくんないんだよっ!」
「怒んなって。ココはココで遊園地なんだぜ? オトナのだけど♪」
ぷんぷん怒るオレの腰に、いきなりアク兄が手を這わせてくる。ぎゃーっ!
「ああ。おれ達だってもっと楽しみたいんだ。こういうアトラクションだと思えばいいんじゃないか?」
そのままセーギ兄もそばにきて、オレの肩を抱いてくる。わーっ!
「そ、そんなの思えるわけないだろっ! ちょ、近いって……離れてよ二人とも…っ!」
オレの言葉を無視して、両方のほっぺたに二人が唇を押し付けてくる。
チュムチュムと大きな動物が両側からじゃれついてきてるみたいでくすぐったい。
「こ、こらぁ…っ! 勝手にチューするなぁ…っ」
左右からのキスの嵐に飲み込まれないように抵抗していると、不意に二人のズボンが目に入った。
「ひぃ……っ!?」
二人のズボンの股間……めちゃくちゃ盛り上がって突っ張ってる……。
とっさにオレは左右にいる二人の兄の顔を窺った。
「「ナオぉ……」」
二人とも目がどろっとして、声が熱っぽい。
あぅ…そんな興奮した顔しないでよぉ……っ。
「……っ」
オレはこれからの展開を予想して、思わず目をぎゅっと閉じた。
不意に、降り注いでいたキスが止まる。
オレの身体から二人がすっと離れたのがわかった。
あ、あれ…? なんで…?
もしかして、やっぱり帰ろうってことに……?
少しの期待で目を開けると……。
バサッ。バサッ。
服を脱ぎ捨てる音がして、汗ばんだ筋肉の塊が二体目に入る。
ゴツゴツしてて、汗臭くて、オレと違ってなんていうか、"男"って感じがするカラダ。
上半身裸になった兄二人が、和気あいあいとはしゃぐように喋っている。
「な、自販機でおもちゃ買おうぜ。朝までたっぷり時間あるしよォ」
「ああ、風呂も溜めとかないとな。ん? おいナオ……」
「あ、あのさ、オレ……その……」
しどろもどろになるオレに、二人の笑顔がまっすぐ向けられる。
「「 さ、早く脱げよ? 」」
まるで夕食が出来たことを知らせるような何気なさで、だけど有無を言わせない圧を伴って、二人が声を揃える。
何事もなく帰れるかも、という淡い期待はあっけなく打ち砕かれた。
「うう…………っ」
オレは、これから二人の兄と…………セックスする……。
「いやだっ、やだやだやだっ」
抵抗もむなしく、オレは二人にベッドまで連れていかれ、大きなベッドにボスンと落とされる。
うわ、すごいフカフカだ…。
「こら、おとなしくできないのか」
ベッドに乗ってきたセーギ兄がオレのシャツを捲ろうとしてくるから、慌てて裾を抑える。
「わーっ! すけべっ! へんたいっ!」
「なぁに恥ずかしがってんだァ? そんなら服の上から触っちまうぞ?」
アク兄もギシッと傍によって来て、オレの胸を人差し指で突いた。ちょうど胸の先端。
「んぁあっ♡」
「お、当たったか。乳首ココか?」
ぐりっ、ぐりっ、ぐりっ。
「ふぁ、ぁっ、んぁ…っ♡」
イヤなのに、勝手に声が漏れちゃう…。
「ふむ。おれも当てたい。……ここか?」
「やっ、セーギ兄まで…あぁあんっ!」
左右から二人に、シャツ越しの胸の先端を指でいやらしくグリグリされる。
「乳首勃ちすぎて簡単に当てられるな。おおよそ遊園地で弄られてからずっと、乳首カチカチにしてたんだろう?」
ぐり、ぐり、かり、かり…っ。
「ううぅぅっ、んあ、あぁ…っ」
「オレら二人に別々の場所で犯されて、必死に隠してんの面白かったけどよ。乳見たらバレバレなんだよなァ」
「なんだよっ、ば、バレてたの…っ!?」
「当然だろ。隠せてると思ってたのか?」
くに、くに、くり、くり…っ。
「あっあっぁぁあっ♡」
二人の指先のせいで、甘い喘ぎが止まらない。
シャツ越しでもわかるくらいにぷくりと膨れたそこは、もう好き勝手に二つとも弄り回されている。
ピンピンと弾かれたり、くにくにとやらしく摘まれて、オレは目を閉じてベッドの上で切なく喘いだ。
「はぁあ…っ♡ そこ、やだぁ…っ♡ 」
二人の腕をそれぞれ掴んで抵抗するが、指先はより激しく、硬く怯える粒を責めるだけだった。
「あっ♡ あ、んっ、んぅうっ、ふぇえ…っ、にいちゃ…っ♡」
オレが涙声でそう呼ぶと、ぴくりと二人の動きが止まる。同時に、ごくり、と生唾を飲む音が響いた。
「「……………っ」」
「わぁあっ! 」
ガバッと勢いよくオレのシャツが捲り上げられた。
素肌をさらけ出す恥ずかしさに抵抗しようとしたけど、オレの両手はそれぞれ左右から二人に絡め取られていて、自由などない。
ぷくりと腫れたピンクの粒。
獲物を見つけた野獣みたいに兄たちがそこに吸い寄せられる。
「やべぇなこの乳首……よっしゃ舐めようぜ」
アク兄がニタニタ笑いながら舌を出した。
「ふーっ。ふーっ。ふーっ」
セーギ兄は鼻息がすごい。興奮して、周りなんか気にせず豪快に舌なめずりしている。
「あ、あ、セーギ兄、アク兄、お願い、待ってぇ……! ど、同時に舐めるのはムリぃ……っ! こないだからそこ、敏感になってて……っ」
オレの言葉を聞いて、アク兄がさらにいやらしく笑う。
「そーかそーか。んじゃ、二人で両乳べろべろしてやっからな」
熱く濡れた二人の舌が、ひくつく両粒を同時にねっとりと舐め上げた。
「あっあっうそ、ぁ、んんっ……やぁあぁ……っ! んぁあぁんっ♡♡」
れろぉん…れろぉ……れろっ、れろぉ…っ。
生暖かい感触に、指で弄られた時よりもそこが切なく痺れる。
「あ、あっ、ああっ、あっ、あっあぁっ♡」
喘ぎながら視線を動かすと、一心不乱に顔ごと揺らして大きな舌を粒に押し当ててくる二人が見えた。
「はひっ、あぁっ、そんなっ、激しぃよ…っ!」
オレの声にギロリと二人が目を向ける。
野生の獣のような鋭い眼光に、オレはびくりとした。
じゅうぅっ!と両方の粒を吸われた。
「ふあぁあっ!」
背中がびくりと跳ねて反り返る。
胸の先端が熱くて、気持ちよくて、勝手に体が反応する。
その時、オレのズボンに何かがぴとりと押し当てられた。
「え……」
「気持ちよすぎてブルっちまうかもなァ」
アク兄の声と共に、ちょうど股間に押し当てられた、小さいピンクの物体が激しく振動した。
「あひゃああっ!?」
ズボン越しでも股間には激しすぎる刺激。
まるで電流が流れたみたいな強烈な体験に背中が反りかえる。
「んにゃあああっ! なに、これぇ…っっ!」
「こりゃローターだ。せっかくラブホ来たんだし、一回おもちゃ買ってみたかったんだわ。おら、どうだ? ちんこビリビリしてやべーだろ」
さらにぐりぐりと押し付けられて、勝手に腰が浮いた。
未知の刺激に戸惑うオレの顔を眺めてニヤつきながら、兄二人は変わらずに胸を味見する。
胸と股間、どちらもいじめられて、腰の奥から快感がせり上がって来る。
これ、や、やばいぃ…っ。
「あっあっあっ、ダメっ、それだめっ、あ、でちゃう…っ!!」
びゅくん……っ!
パンツの中で、ちんちんが激しく震えて液を噴き出したのがわかった。
「はあっ、はぁっ、はあっ……」
「へへっ。さすがにお子様には刺激強かったかァ?」
オレをイカせたローターを、アク兄が口元に持っていってぺろりと舐める。
「あんっ!」
オレの乳首をきゅんとつまんで、セーギ兄が口の端をつりあげた。
「ま、そんな玩具よりもっと強い刺激がこれから待ってるんだがな」
服を脱がされた裸のオレは、セーギ兄にお姫様抱っこされてどこかへ運ばれる。
そこはおうちのとは全然違う、おっきな浴槽があるお風呂。
貯められたお湯が浴室を暖めていて、へとへとの素肌にじんわりと沁みる。
「うわっ、泡風呂だっ、すごぉい…!」
思わず驚いてしまうほど、浴槽の中はもこもことした泡で満ちていた。
「気に入ったか? さすがに家じゃ出来ないからな」
椅子に下ろされて、セーギ兄がシャワーを身体に流してくれる。
アク兄はというと「俺は風呂はぜってー入んねぇぞっ」と言って、お風呂に来なかった。
汚れてるんだから入ればいいのに…。向こうでエッチなテレビ見てるみたい…ほんとすけべ。
「ここ、赤くなってるな」
シャワーをオレの胸にあてながら、セーギ兄が言う。
「ふ、二人が弄り回すからだろっ!」
振り向いて抗議すると、なんかいつもよりも男前な顔があってきょとんとしてしまった。
あっそうか、セーギ兄、メガネしてないんだ…。
「なんだ、初めて会ったみたいな顔して」
「い、いや、メガネ無いとこあんまり見ないから…その…」
「メガネ無い方がカッコいいか?」
セーギ兄がいたずらっぽく笑う。
う…。正直、ちょっとカッコイイ。
でもそんなことは言えなくて。
「べ、別にぃ? うぬぼれすぎなんじゃねーの…っ」
ぷいっとそっぽを向く。
セーギ兄もアク兄も、悔しいけど見た目だけは自慢できるんだよな。
うう…オレも早くおっきくなりたい…。
そんなことを考えていると、トントンと肩をつつかれた。
「なんだよっ」と振り向くと、おもむろにキスをされた。
「ん……っ……んちゅ……」
セーギ兄の分厚い舌が、自由にオレの口の中を泳ぐ。
唾液が混ざり合うと、頭がふわふわしてくる。
「ふぁ…っ」
舌と舌が離れて、銀色の橋が垂れた。
「……バブルバス、入るか」
セーギ兄の言葉にオレは頷きながら……なんでだろう。
もうちょっとキスしてたかった、なんて、ちょっとだけ思ったのは。
「あははっ、たのし~い!」
ふわふわモコモコの泡風呂に浸かると、テンションが上がった。
泡を掬いあげて、頭に乗っけたり、セーギ兄に投げたりする。
「こらっ! やめろっ! この悪ガキが…っ!」
お返しとばかりに大量の泡を投げられる。
「やったな~っ」
お風呂で遊ぶ二人は、さぞイチャイチャして見えたのかもしれない。
気づくと、お風呂場の大きなガラス張りの窓(なぜかこのホテルのお風呂場には外から丸見えの窓があるのだ)に、外からアク兄がじーっと張り付いていた。
「なんか楽しそーだな……やっぱ俺も入ろっかなァ」
ぶすっとした顔でそう言うアク兄はなんだか拗ねてる子供みたい。あんなにお風呂嫌がってたのにどうしたんだろ?
「や、やっぱ俺も入るぜ」
アク兄が慌ててお風呂の入口に近づくと、セーギ兄が素早く動いて、なんとお風呂場の鍵を閉めた。
ど、どうして…!?
「悪いな、明来。風呂場は貸し切らせてもらう」
「んな…っ!? セーギてめぇ~~~~っ! 開けろやクソがあ~~~!!」
ドンドンとドアを叩くアク兄を尻目に、セーギ兄はオレに近寄ってきた。
泡で見えない湯船の下で、太ももから股の付け根にセーギ兄の大きな手が滑ってきた。
「ぁ、セーギにぃ…っ、い、いぃの…? アク兄、怒鳴ってるよ…?」
しかしセーギ兄はアク兄の罵詈雑言が聞こえてないとでも言うように涼しい表情。
「いいから、あいつはほっとけ。今はおれだけ見てろ……な?」
「う、うん…」
思わずドキリとしたまま深くキスされる。
セーギ兄の指が、オレのお尻を撫でている。
「んぅ…っ」
窄まりに、くっと指が入ってくる。
「ぁ、ふぁ…っ」
泡のせいで滑りがよくなってるのか、オレの穴は簡単にセーギ兄の指を飲み込んでいく。
「あっあっ、かき混ぜないで…っ」
ぐぷぐぷと湯船の中で秘部をほぐされて、セーギ兄の顔を見ながら喘いだ。
そんなオレを見るセーギ兄の顔がふっと緩む。
「感じてるんだな…かわいいぞ」
セーギ兄の空いた手が、オレの背中を通り越して胸に回ってくる。
迷いなく赤い粒に指が伸びて、コリコリとつままれた。
「あぁあんっ♡」
「ここ、真っ赤に腫れてエロすぎだ…」
また深くキスをされる。舌を絡めて、喘ぎ声が鼻から抜ける。
「んっんっ、ふぁっ、んうぅ…っ!」
お尻をほぐされながら、乳首をいじられて、キスまでされて…。
お湯のせいじゃなく火照ったまま、不意に横目で窓の方を見た。
そこには、そんなオレたちを見ながら、鬼の形相で勃起した太いのを必死に擦っているアク兄がいた……。
「ぷはっ…せ、セーギ兄、アク兄が凄い顔でこっち睨んでるよ…っ!」
「ん…?」
オレが焦ると、セーギ兄はオレを抱えてお風呂から上がる。
そしてわざわざ窓の前までやってきかと思うと、アク兄にオレの裸を見せつけるように立たせるのだ。
「ちょ、な、なんで……っ?」
大きな窓ガラスに両手を付けると、ガラス一枚隔てたすぐ向こうのアク兄と目が合う。
「そんなに見たいなら見せてやろうじゃないか……おれたちのセックスを」
ずん…っ!
「んぁあぁ…っ!?」
いきなり、セーギ兄の硬いものが、オレの中にぬっぷりと押し入ってきた。
ずぶ…っ! ずぶぶ…っ! ズンっ! ずんっ!
「あっ!あっ!あんっ!あはぁんっ!」
窓に両手をついたまま、背後から特大チンポでぬぷぬぷと突き上げられる。
欲望のままに腰を振られるたびに、言いしれない快感が押し寄せてくる。
「あっ!あっ!セーギ兄っ、はげし…っ♡」
「ふん、チンポでとろけた顔、もっと見せつけてやるといい。ふんっ!ふんっ!」
パンっ! パンっ! パンっ!
「んぁあっ! あっあっアク兄っ、みちゃやだ…っ!はぁあんっ♡」
セーギ兄の両手が胸に回ってきて、乳首を攻める。
「やぁあんっ! あっあっむねっ、感じすぎるからやだあぁあっ!」
「じゃあ、いっぱい構ってやらないとな」
ねちねちと両粒を刺激されて、反射的に胸を大きく窓に突き出す格好になった。
「ほら、ナオのおっぱい、こんなに喜んでぷくっと腫れてる……。やらしすぎて、アイツ、目ぇ血走らせてガン見してるぞ…?」
びくんびくんと跳ねながら、口から勝手に漏れる甲高い喘ぎ声は、ガラスの向こうのアク兄に届いていることだろう。
当のアク兄は怒ってるのか興奮してるのかわからない真っ赤な顔と血走った目で、オレとセーギ兄のセックスを届かない場所でギリギリと眺めている。
「ナオ、めいっぱい舌を出してくれ…。おれの舌にこすりつけるように……そう……」
セーギ兄はまるでわざと見せびらかすように、舌を伸ばしていやらしくオレとキスをした。
丁寧で濃厚な唾液の交換。
セーギ兄の眼差しが優しくて、アク兄にガン見されてるのも忘れて夢中になって求めてしまう。
「んっ、んっ♡ セーギにぃ、もっと、して…っ」
「なんだ、すっかり良い子になっちゃって……こうか? べえって舌を出すからな、いっぱい舐めるといい」
「んっ♡ んっ…♡」
セーギ兄が伸ばした舌先に、喜んで吸い付く。
れろれろと唾液を擦り合わせて、舌同士でエッチしてるみたい………っ。きもちいぃよぉ……っ。
パンっ!パンっ!パンっ!パンっ!
オレがキスにふけっていると、セーギ兄の腰の動きが早くなった。
「ふんっ!ふんっ! ナオっ、ナオっ、キスしながらおれのチンポでイくんだっ! いいなっ! イクんだぞっ! ぐっ、うぉお…っ!!」
どちゅっ! どちゅっ! どちゅんっ! どちゅんっ!
さらに激しさを増した突き入れが、お腹の中の気持ちいいところにゴリゴリ当たる。
「はひっ! はぁあっ! はぁあっ! んっ、ちゅぷ、んんっ! イクっ! んうぅっ!んぁあぁんっ!」
びゅるるるっ!!
必死にセーギ兄と唇を重ねたまま。
オレのちんちんから白い液体が勢いよく噴き出して、無軌道な勢いでガラスに飛び散り、向こうのアク兄を汚すみたいになった。
「ぐうぅっ! おれもっ、出すっ! 溜めてたザーメンっ、思いっきりっ! ナカで出す…っ! ぐうぅう…っ!!」
びゅくんっ!どぷっ!どぷどぷどぷっ!!
「あっあっひぁあ…っ!」
オレのナカでセーギ兄のチンポがびくんびくん弾けて、大量の熱い精液を奥に叩きつけてくる…っ。
はぁあ、セーギ兄の、きもちいぃ…っ。
二人で射精の余韻に浸りながら、また舌を重ねる。
セーギ兄はすごく優しく、口の中をねろねろしてくれた。
まるで頭をナデナデされてるみたいで、ふわふわして嬉しい気持ちだ…。
「ナオ…気持ちよかったぞ……」
「う、うん………その、オレ、も………」
ぎゅっと抱きしめられたから、オレも……抱きしめ返した。
浴室の鍵を開けて、アク兄が待つベッドルームへ二人で戻る。
アク兄はいつもと違った覇気のない様子で、ベッドに腰かけてぼんやりと俯いていた。
「どうだ明来、そっちからでもよく見えてたか?」
勝ち誇ったように笑いながら言うセーギ兄。
「悪いが先に楽しませてもらったぞ。なに、きちんと洗浄してあるから…………………」
そこまで聞いて、不意にアク兄がギロリと目を剥く。
ベッドから立ち上がって、ドスドスとセーギ兄と距離を詰めたかと思うと、なんと握った拳を振り上げた。
「な……っ!」
セーギ兄は反射的に歯を食いしばって目を閉じる。
「あっアク兄っ、喧嘩はだめだぞ…っ!」
二人が殴り合うところなんて見たことないけど…。
それでもケンカっ早いアク兄の性格を思い出して、オレは叫んだ。
…………拳がぶつかる音は、聞こえなかった。
「おいっ、なんだこれは………?」
セーギ兄が目を開けたのは、すでに後ろ手に手錠がかけられたあとだった。
「だっはっは! マヌケすぎんだろ星義よォ! エログッズの手錠がこんなにお似合いとはなァ!」
殴ろうとしたのはフェイクで、アク兄はセーギ兄が目を閉じた隙に強引に手錠をかけたのだ。
どうやら手錠は部屋の中の自販機で売ってたものらしくて、形勢逆転な顔をして大笑いするアク兄に、セーギ兄が鬼の剣幕になる。
「おい…どういうつもりだ」
「あァ? 仕返しに決まってんだろォが。さっきはよくも出し抜いてくれたよなァ?」
ドンとアク兄がセーギ兄の胸板を突き飛ばすと、両手が使えないセーギ兄はあっけなく床に倒れ伏した。
「今度はテメーがそこで見てる番だ。おもちゃの手錠で遊んでな」
「くぅ……!」
歯ぎしりするセーギ兄。
「さぁてと……」
アク兄がゆっくりとこっちを振り向いて、オレはびくりと震える。
怒気で逆立ってなびく金髪に、普段よりつり上がった眉。
それは兄としてじゃない、ヤンキーとして臨戦態勢のアク兄の姿だった。
「ったくバカにしやがって。おいナオ……てめぇもわかってんだろうなァ?」
「ふぎゃっ」
アク兄はオレをベッドに投げ倒した。オレの背中が柔らかいベッドにめり込む。
「そ、そんな怒らないでよぉ、恐いよ、アク兄……」
ケンカばかりしてるのは知ってるけど、普段自分には向けられることの無い気迫に怯えてしまう。
「うっせえぞ。オラ、さっさと舐めろや」
ベッドに上ったアク兄は、バキバキに天井を向いたぶっといチンポをオレの顔に押し付けて、ドスの効いた声で言った。
「うぅ…っ」
太い幹を両手で撫でるように、チンポの皮をずるんと剥く。
アク兄のそれから、むわっと男の匂いが強く香る……。
お風呂嫌いだから、カスが溜まってるのが理由なんだけど…。
「あ、あのさ、せめて、お風呂でやらない…? そしたらカラダ綺麗になるし……」
「アァ?」
おずおずと言うと、見開いた目でギロリと睨まれた。うう、恐い…。
「何オレに指図してんだゴラァッ!」
おもむろに、アク兄に両足首を掴まれたと思うと、ぐるんっ、と天地が逆さまになった。
「わぁああっ!」
オレの両足はアク兄の両肩に引っ掛けられて、アク兄はがっしりとオレの腰辺りを抱きしめて固定した。
オレの顔の前には反り勃ったアク兄の股間があって、オレの股間の前にはアク兄の顔がある体勢。
つまり、座ったままの69体制だ。
「どうだ、ジェットコースターみたいでスリルあんだろ?」
ずぼっ!
「んむううぅっ!」
そのまま強制的に、逆さまの状態で口に硬い肉棒を突っ込まれた。
「風呂じゃねェだろ! てめーが口でチンポ綺麗にするんだろうが、オルァッ!!」
ぐぷん!ぐぷぷっ!
重力と腕力に従って喉の奥までチンポを押し入れられて、嘔吐きそうになる。
口の中にアク兄の濃い味が広がる。
「オラッ! しっかり喉でシゴけや!」
「んっ、んっ! んっうぅっ!」
く、苦しい…っ。
ベッドに膝立ちのアク兄が、オレの口へ腰を突き上げてくる。
「んぐぅぅうっ!」
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷんっ!
苦しさに耐えて、なんとか太くて赤黒いそれを一生懸命咥える。
これ以上、アク兄を怒らせちゃだめだ…。
オレは逆さまの状態でアクの腰に両手で必死に抱き着いた。
そのまま怒張したチンポに頑張って奉仕する。
「ハッ、なかなかイイぞ…ちゃんとチンカス舐めとれよ」
「んっんっ、ぷはっ、ん…っ」
根元から亀頭まで、熱い雄の肉を一生懸命お口でシゴく。
不安定な体勢だけど、なんとかカリの裏側も舌を突き出して掃除すると、アク兄はびくびくと腰を震わせた。
「おぅ……っ。どうだ? 洗ってねえ俺のチンポ、うめぇだろ?」
「んっ、わ、わかったから、も、もうやめ……っ」
美味しいっていうか、なんか、実際はクセになる味なんだけど……熱くて蒸れたチーズみたいな……。
「なら、もっと味わえや…っ!」
ぐぷぷっ!ぐぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!
急に喉の奥まで強引にチンポを抜き差しされる。
「やめろ明来! ナオが苦しがってる!」
床に転がされたままのセーギ兄が叫ぶが、アク兄はさらにチンポを硬くしてオレの口内をまるでオモチャみたいに扱う。
「うるっせぇな! おめーはそこで丸まっとけや…っ! オラッ、ナオっ、星義の前で腹いっぱい精液飲ませてやんよ…っ!」
ぐぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!
スパートをかけるように、滾ったチンポがぐっぽぐっぽと激しく行き来する。
「あぁあっ、ザーメン出るぞっ、オラぁあ……ッ!」
びゅるるるるっ!どぴゅっ!どぷっ!どぷどぷどぷっ!
アク兄のちんぽがぶくんっと膨らんだと思うと、どろどろの熱い精液が口の中へたっぷりと流れ込んできた…。
「んううぅっ! んっ……んっ……」
ごく…ごくっ。
ゼリーみたいなそれをなんとか全て飲み下す。
あぅ、アク兄の精子、濃すぎて喉に引っかかる…。
「わぁっ!」
そのままどさっとベッドに落とされ、オレは逆さまの重力からやっと解放された。
ほっとしたのも一瞬。
「おい、股開け」
アク兄がのっしりと覆いかぶさってくる。
今出したばっかりのはずのアソコがもうバキバキに膨れ上がっていて驚く。
「あっ、あ、やぁっ、アク兄っ、ちょっとだけ休憩させて…っ」
「甘えんじゃねぇよ。おら、マンコ突きまくってやる…っ!」
抵抗も空しく、アク兄の片手でオレの両腕はまとめ上げられ、あっさりとバキバキのチンポがぬっぷりとナカに挿入されていく。
フェラのときよりも硬度を増した肉の棒が最奥をえぐった時、腰が震えて勝手に浮いてしまった。
「ひぁあぁあっ!」
ズプッ、ずぷぷっ! ぐちゅっ、ぐちゅっ! ぐちゅっ!
激しく腰を打ち付けられて、オレは快感の波に溺れて喘ぎ散らすしかできない。
アク兄は歯を食いしばって欲望のままに腰を振りたくってくる。
「あうっ!あうっ!あはぁあんっ!」
ぐちゅっ!ぐちゅっ!ぐちゅっ!ぐちゅっ!
反り返ったチンポで何度もナカを擦られるたびに、気持ちよくておかしくなりそう……っ。
「はひっ、はひっ、アク兄っ、ふえぇ…っ、イクっ、オレっ、イっちゃぅ、うぇえぇん…っ!」
オレの涙声に、アク兄がびくりとする。
「……っ!」
腰を豪快に振るうのはそのままに、アク兄はオレの胸に顔を寄せて乳首を舐めまわした。
「あぁあっ!そこだめえっ!あっあっあーっあーっあーっ! 」
がまんできない…っ。
オレは自身からびゅくびゅくと精を吐き出した。
「うぉ、めちゃくちゃ締まりやがる…っ! チッ! 出すからな…っ! 泣いてもたっぷり種付けすっからな…っ! 覚悟しやがれ…っ!」
ズンズンズンズンズンズンっ!!
「あっあっあっあっあぁあぁっ!」
びゅるるるっ!びゅぷっ!どぷっ!どぷどぷどぷっ!!
程なくして、オレのナカに大量の精液が撃ち込まれた。
びくんびくんと跳ねながら奥までねじ込んでくるアク兄のソレに、太刀打ちできるはずもない…。
「あー……ヤベ……中出し止まんねぇ…」
アク兄は腰をぐりぐりと動かして、いやらしく奥まで体液を擦りつけてくる。
「んひぃい……っ」
「おい明来! ムリはよせ…っ!」
セーギ兄が叫んでいる。
「星義、てめーよォ……チンポからだらだらヨダレ垂らしながらナニ言ってんだ?」
見ると、セーギ兄のオスの証はさっきよりそそり立って、腹筋に先がつくほどだ。
透明な液が、割れた腹筋とチンポの頭につーっと糸を引いている。
「なっ……こ、これは……その……」
「ナオが無理矢理ヤラれるとこ見て、ちゃっかり興奮してんじゃねえかよ」
「せ、セーギ兄……」
「う、す、すまん、ナオ……」
セーギ兄はそれ以上何も言えずに無念そうに俯く。
「はぁあ~、サイッコォ…っ」
じっくりと中出しを堪能して、アク兄の極太が引き抜かれる。
「んぁ…っ」
オレは暴力的なまでの快楽にぐったりとしながらも、アク兄に涙目で訴えた。
「ふあ…はあっ、はぁあっ…アク兄のバカ…っ。もっと、優しくしてよ……っ……く」
声に出すと、不思議とぼろぼろと涙が出てきて、それを見たアク兄がぎょっとなる。
「お、おいこら、マジで泣くんじゃねぇ…! 全部プレイだろうが! 演技、演技だっつーの! あーチクショウ! わ、悪かった……っ! 寝取られみたいでつい興奮しちまったんだよ……! 勘弁しろよ……」
慌てたようにそう言うと、アク兄は床に転がるセーギ兄のもとへ行く。
「ほらよ」
カチャンと手錠を外すと、ぽいと部屋の隅へ投げ捨てた。
自由になったセーギ兄が、オレに近づいてきて頭を撫でてくる。
「ナオ、大丈夫か? ずいぶん強引にされたみたいだが…」
「それは……まあ、大丈夫……気持ちはよかったし……」
「だよなァ。俺のチンポの方がすげえもんなァ?」
アク兄もそばに寄ってきて、オレの肩に腕を置いた。
「なんだと?」
「あぁ?」
オレを挟んで、セーギ兄とアク兄がバチバチと火花を散らす。
二人とも互いの肉棒のデカさを誇示するみたいに、いきり立つそれをオレにぐりぐり擦りつけてくる……。
どっちのチンポも凄いからやめてほしい……。
オレの右腕をぐいっとセーギ兄が掴む。
「ナオ、おれとのセックスの方が興奮しただろう?」
左腕をがしっとアク兄が掴む。
「おい、強引にされる方がキモチイイよなァ?」
「「ぐぬぬぬ~~~~~っ!!」」
二人が睨み合ってメンチを切り合う。
オレはどうすればいいかわからず、あわあわするしかない。
と、とにかく二人を落ち着けなくちゃ…。
「オレは、その、二人とも、好きだよ……っ」
ふり絞った一言に、ぴくりと二人の動きが止まる。
「セーギ兄にされるのも、アク兄にされるのも、それぞれ、まあ、キモチイイ……し……」
うう……なんでオレがこんなこと言わなくちゃいけないんだ……!?
「だから、ケンカしないでよ。ほら、えっと………」
セーギ兄のほっぺと、アク兄のほっぺにそれぞれちゅっちゅっと口づける。
「どっちも、オレにとっては……大事な兄ちゃんなんだから……さ」
うぐぐ、恥ずかしすぎる……。
でも、セーギ兄もアク兄も、ホントにそれぞれイイとこもあるし……。
二人をちらりと見ると、感動したような潤んだ目で、両側からガバッとオレに抱き着いてきた。
「「ナオぉ~~~~~!!」」
「うぐ、く、苦しい……」
筋肉と筋肉にむぎゅむぎゅと挟まれて、ああ……末っ子って大変だ…。
「あっ、あぁっ、待ってっ、ああぁっ!」
大きくて丸いふかふかのベッド。その真ん中で。
また急に盛りだした兄貴二人に押し倒されるオレ。
覆い被さってきたセーギ兄が、ぱんぱんに張り詰めた剛直をオレの中にねじ込もうとしている。
興奮しきってるのが鼻息の荒さでわかる。
「すまん、無理だ…っ。さっきからチンポ、破裂しそうなんだ…っ」
「あ、ぁ、入ってくる…っ」
バックからズブズブと太いのを突き入れられて、快感に背中が弓のように反り返った。
ズンズンと抜き差しされるたび、勝手に甘い声が漏れる。
「うぁあんっ♡ あっあっぁあっ!」
「ナオっ、なお…っ!」
セーギ兄、奥、いやらしく何度もえぐってくるぅ…っ。
「おい、二人で盛り上がんなよ。下ヤラレてんなら上は俺な」
「ひゃあ…っ!?」
突っ伏してされるがままのオレの上半身をアク兄がひょいと持ち上げる。
オレは座ったままサンドイッチみたいに二人に挟まれる形になった。
「オラ、こっち向け」
正面のアク兄にブチュッとキスをされて、ぬるりと舌が入ってきた。
「んっ、ふぅうっ!んううぅっ!」
どすっ!どすっ!と背後のセーギ兄のチンポに犯されながら、アク兄と舌を濃厚に絡める。
「ふあぁあっ♡」
アク兄がキスをしながら、両手で胸の粒を二つとも撫で回してくる。
「あはぁっ♡ あっあっらめ、はうぅっ♡」
複数の快感が混ざりあって、意識が溶ける。
「うぐっ、出すぞ…っ!」
オレのナカで、セーギ兄のデカチンポが激しく震えた。
「ひぃん………っ!」
びゅるるるるるっ!どぴゅっ!どぷっ!どくんっ!
大量の射精を受けて、オレのあそこも同時に精を噴き出した。
「あ、はぁぅ、はぁっ、はぁっ……」
セーギ兄のモノが抜けて、一休みする間もなく、今度はアク兄の極太が穴に擦り付けられる。
「やぁっ、待ってってばっ、きゅ、休憩させて…っ」
「待てねぇ」
ずくん……っ!
「あぁあぁ…っ!」
間髪入れずに挿入されて、バックから乱暴にかき混ぜられる。
ぐぢゅぐぢゅといやらしい水音が響くくらい、激しいピストン運動。
「あっ!あっ!ぁあぁっ!あーっ!」
涙目で喘ぎ散らすオレの顔の前に、猛ったセーギ兄のチンポがぶるんっと突き出された。
「なあ、こっちも舐めてくれ………っ」
「ふえぇっ、あっ、あっ、セーギ兄…っ、んむううっ!」
ぐぽんっ、と強引に口にチンポを突き入れられる。
「あぁ、気持ちいいぞ……っ」
熱く硬いセーギ兄のそれに必死で舌を這わせながら、後ろからぐちゃぐちゃに突き上げてくるアク兄の激しさに穴がきゅんきゅんと締まる。
兄二人の怒張したチンポを上下の口で味わうと、全身に快感が行き渡っていくようだった。
「でっけぇチンポっ二本も咥えこみやがって…っ!自分からエロエロに感じてんじゃねえかよっ!」
ばちゅっ!どちゅっ!どちゅっ!
「ナオは本当に淫乱な子だな……っ! チンポの吸い方、上手になってるぞ…っ!」
ぐぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!
そんなの……二人のせいじゃん…っ!
抗議したい気持ちはあるのに、今はそんな余裕なんて欠片も無い。
兄たちの粘っこい欲望に蹂躙される。
粘膜を肉棒で好き勝手に擦り回される。
圧迫感と快感が大渋滞で、込み上げる射精感にただただ身を委ねる。
「うおっ、出る、めっちゃ出る…っ!」
「くっ…出す、ぞ……っ!」
びゅるっ!どぷっ!びゅるるるるっ!!
オレの口で、ナカで、二人が大量に果てた。
そしてオレ自身も大きく跳ねながら、ベッドに数度目の精を飛ばした……。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
も、もう無理……っ。
「あ……っ」
ぜえぜえと肩で息をする精液まみれのオレの気持ちなんておかまいなし。
二人はオレを仔猫のように脇から抱えて持ち上げた。
「う、うそ……っ。まだするの……っ?」
両脇を抱え込む二人のチンポはまだビンビンに反り返っていて、オレのお尻にぐりぐりと迫ってくる。
それぞれ左右の腕を二人の肩に回されて、無防備になった胸の先にむしゃぶりつかれた。
「んぁあっ♡ あっ!あぁあっ!」
べろべろと二人の舌がいやらしく乳首を撫でる。
しこった粒をねっとりと熱く濡らされて、大袈裟なくらい感じて声を上げてしまう。
「はぁあんっ♡ ちくびっ、やらぁあっ♡ ひぁあっ!」
もう真っ赤に腫れた二つの先端を何度も何度もねろねろと味わい尽くされる。
「はひっ、はひっ、あぅっ、はひぃ…っ!」
二匹の野獣がびちゃびちゃと胸を舐め回すさまを目の当たりにして、そのいやらしさに背骨が痺れた。
アク兄がカリッと粒を甘く噛む。
セーギ兄がじゅうじゅう粒を吸う。
「あっ、あっ、あっあっあっあーっあーっ♡」
気が遠くなる快感に、体全体がびくつく。
「んじゃ、力抜けよォ…」
「うそでしょ!? ぜったいダメだってっ!? ムリ!! ほんとにムリだってば…っ!!」
「大丈夫だ…。おれたちに任せろ」
「で、でも……っ!」
オレはごくりと恐怖に息を飲む。
二人がやろうとしてること、それは……。
「に、二本いっぺんなんて……っ! ぜったい入んないってばぁあ…っ!」
オレの前にアク兄、後ろにセーギ兄。
抱き抱えられたオレの一点を串刺しにするように、二本のガチガチの巨根がお尻の下にある。
それはつまり、どっちも極太のそれを同時にオレに入れようとしているってことで……。
二人が前後からオレに囁く。
ねっとりとした雄の声。
「遊園地にはない、とっておきのアトラクションだぞ……っ!」
「アニキちんぽの二輪刺しってなァ……っ!」
ずぶ……。
「あ、あ、あぁあぁ…っ!」
まずは一本。セーギ兄のデカいのがオレの中に入ってくる。
もう、この時点でお腹、ぱんぱんだ……。
それなのに……。
ぐぶぐぶ……っ!
「かはぁあ……っ!」
僅かな隙間を強引に押し広げて、もう一本、ガチガチのアク兄がナカに侵入してくる……。
「ひぁ……あ……ぁああ……ッ」
あまりの圧迫感に声が出なくなる。
「そぉら、二本ともすんなりじゃねぇか」
「ナオのナカ、きゅうきゅう喜んでるぞ」
前後を挟む兄たちが、ニヤリと不敵に笑む。
すんなりなわけない。拡げられた部分が、じりじりと灼けるようにひりついている。
こんな小さなところに、規格外のモノがねじ込まれたのだから当然だ。
「はーっ、はーっ、はーっ」
涙を流しながら首をブンブン振るオレを無視して、二人は腰の動きを開始した。
「うぁあぁあっ!!」
真っ白になるくらい。
快感より、強すぎる衝撃と刺激。
オレを犯したいという淫らな意思を持った硬い肉棒が二本、ゴリゴリとカラダの中で暴れているという事実。
「ヤベェなコレ……チンポ溶けそ……っ!」
「ナオ……おれたちのチンポでいっぱいになるの、気持ちいいか……っ!?」
「そっ、そんなっ、はひっ、ひぁっ、うあぁあっ!」
ずぷっ!ずぷっ!ずちゅっ!ぐちゅんっ!
二人は本能のままに腰を振りたくる。
お互いの肉棒同士がナカで擦れ合うことにすら夢中になっている。
オレは泣きじゃくりながら、暴力的なまでの快楽に支配されていく。
背後からセーギ兄が両手で乳首をぎゅうっとつまんだ。
「やぁあっ!ぁあぁあぁ……っ!」
どちゅっ!どちゅっ!!どちゅっ!!!どちゅっ、どちゅんっ!!!
前にいるアク兄の割れた腹筋に、オレのちんちんが圧迫されて擦れる。
「はひっ!ひっ!んぁあぁぁ……っ!」
ばすっ!ばすっ!!ばすっ!!!ばすっ、ばすんっ!!!
「オラッ! 両方同時にズコズコされんのがイイのかァっ!? こうかっ! こうだろっ!!」
アク兄がオラオラと叫ぶ。
「二人でいっぺんにザーメン出してやるからなっ! おれたち双子の精子、ナオのナカで混ぜてみようじゃないか……っ」
耳元でセーギ兄がねっとり囁く。
乳首は絶え間なく弾かれ摘まれ、アソコは挟まれてゴシゴシ擦り付けられ、顎を上向けて喘いでると前後どちらからもキスが降ってくる。三人で舌を出して、嵐の中で絡め合わせた。視界がチカチカする。ピンク色の世界で、煩悩が混ざり合って溶けていく。貪るようにいきり立つ肉棒たちが突き上げ続ける、つながった部分がとんでもなく熱い。熱くて、いやらしい。夢か現実か、もうわからない。
あ…あ…あ…あ………………。
だめだ、これ、お、おかしくなっちゃうう……っ。
セーギ兄とアク兄。
二人ともが、オレの中に一緒にいて。
どちゅっ!どぢゅっ!ぐちゅんっ!ばちゅんっっ!!
「ふぁっ、あぁっ、あぁぁあああぁぁあ……っ!!!」
三人なのに、一つになっちゃってる……っ!
そう思うと、なぜか、とんでもなく、キモチイイよぉ……っ!
全員の動きと呼吸が、より一層荒くなる。
オレのナカを溶かしていたチンポたちがぶるぶると震えて、限界を迎えそうなのがわかる。
「「…………ナオ、イクぞ………っ!!」」
ドビュルルルルッ!!ドピュッ!ドプッ!ビュクビュクビュクッ!ドプドプドプドプ……ッ!!!
粘っこくて濃い汁が、カラダの奥へ駆け上がって、遠慮なく染み込んでいく。
その快感で、自分自身も激しく精液を噴き出しながら、オレは天井を仰いでガクガクと揺れた。
「あぁっああっあっあっぁあぁあっふああぁあぁあぁあぁ………っ!!!」
きもちいい。きもちいい。きもちいい………っ。
こんなの、こんなの、ダメになっちゃう……。
最後に覚えているのは、天井のミラーに映る、ピッタリと重なり合った三人の姿だった。
「「おい、おい、ナオ………っ!」」
目を覚ますと、ひどく慌てた顔の二人がオレを覗き込んでいた。
「あれ………セーギ兄、アク兄………オレ、どうしたの……?」
「どうしたじゃねえよ! 心配させやがって……っ!」
アク兄がオレをがばっと抱きしめてきた。
「おめーは気ィ失ってたんだよ…っ! バカヤロ……!」
涙声のアク兄なんて初めて見る……。
それだけ心配してくれたんだ……。
アク兄が離れると、セーギ兄もぎゅっと抱きしめてきた。
「すまなかった……無理をさせすぎた。反省してる……」
セーギ兄まで意気消沈して、なんか珍しくて変な気分。
どうやら……オレはあまりの気持ちよさにショックで気絶してたみたいだけど。
仕方ないよな。あんなに凄いことされたら……。
思い出してもナカがじんじんする……。
「だ、大丈夫だってば。二人とも情けない顔しちゃって、おっかしいの……あははっ」
オレがおかしそうに笑うと、兄二人も幾分かほっとしたように微笑んだ。
その後はご飯を食べたり体を洗ったりして、三人で川の字になってベッドに横たわった。
朝まではまだ時間があるみたい。
「今度からは、その、強引なの、キツかったら言えよな……。 俺、すぐカッとなっちまうけど、まあ、PTAわきまえるし……」
腕枕してくれてるアク兄が、照れくさそうにぽそりと言った。それを言うならTPOなんだけど。
「ああ。次からはもっとナオの希望も叶えられるように、おれも勉強しておくとしよう。まだまだ知識が足りない……」
セーギ兄もオレの頭を撫でながら、穏やかに言ってくる。これ以上えっちな知識仕入れなくていいよ…!
「いや、あの、オレは、その………」
もじもじ。
オレは恥ずかしくてその先が言えずに黙ってしまう。
「「??」」
寝転んだベッドの両側から、二人がオレをじっと見てくる。
う~~~~……!
恥ずかしいけど、でも、オレは素直になるって、こないだ決めたんだもんな。
よし…!
意を決して二人に言う。
「今日さ、遊園地、すっごい楽しかった、連れてきてくれてありがと………」
恥ずかしくて顔が真っ赤になっていくのがわかる。
「それと、さっきの、えっちも、すっごい気持ちよかったから………アレでいい………。またしてほしぃ………」
そこまで小さな声で伝えて、オレはがばっと布団を被った。
顔を見なくても、二人がにやけヅラしてるのがわかる。
「「……ナオぉ~~~~っ!」」
オレはあっという間に布団を捲られて、左右からぶちゅぶちゅとキスの雨を受ける羽目になった。
二人がどろどろに溶けた笑顔で、声を合わせてオレに言ってくる。
「「好きだぞ、ナオ……!!」」
えへへ。うれしい。
「うん、オレも……二人とも、だいすき……!」
ひとつのベッドに三人でくっついて、オレたちは仲良くわちゃわちゃする。
二人がふざけ半分にオレの胸に頭を寄せるのを抱きしめると、からかうみたいにまた乳首を舌でちろちろとくすぐられる。
「あっ、もう…っ♡」
楽しくて、気持ちよくて、キラキラしたお城の一室。
他の誰にも秘密の、ここはオレたちの遊園地。
また、連れてきて欲しいなと願いながら………。
「あ………♡♡」
兄二人の雄の証がまたもムクムクと硬く起き上がっていくのを………オレはドキドキして眺めるのだった。
【おしまい】
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と思ったら前の作品にも優太くんがいて同一人物なんですかね?
気づいてちょっと嬉しくなってしまいました。
今回もエチエチでとても楽しく読ませて頂きました。
ありがとうございました!
また次の作品も楽しみにしております。
そう仰っていただけると、とても嬉しいです!
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ぜひ、これからの作品もどうぞよろしくお願いいたします!