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45話 新しい仲間
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そして週末がやってきた。冒険するしないにかかわらず冒険者ギルドに集まることになっている。冒険がない時は情報交換だけで解散することもある。
ヴィンセントと一緒に冒険者ギルドの酒場に着くとエマとアメリアはすでにテーブルにいた。
「よっ、レオン、ヴィンセント。実は今日は相談があるの」
「どんな相談だ?」
「仲間を増やしたいと思ってるの。滅びの遺跡攻略には罠がたくさんあるから」
「罠の解除ならトマスもできるんじゃないのか?」
「トマスはあくまでも荷物持ちよ。先頭に立って罠を解除するのは無理よ」
「なるほど、先頭に立つならある程度戦闘もできないといけないな」
「それでね、うってつけの人がいるの」
「それでいつ会うんだ?」
「わかってた?実は後で会うことになってるの。一緒に行ってくれる?」
「わかったよ。リーダーはエマだしな」
「私も異存はない」
「エマさん、どんな人なんですか?」
「会えばわかるわよ」
そしてしばらくしばらく待つとその人物がやって来た。
その人物は男だった。切れ長の目をしており、痩身で隙のない身のこなしだ。
「やあ、初めまして、俺はダリルって言う。よろしく」
「来てくれたわね、紹介するわ、レオンにヴィンセント、それにアメリアよ」
「しかし今をときめくAランクパーティーが俺を誘ってくれるなんて光栄だよ」
「ええ、罠の解除ならあなたの右に出る者はいないからね」
「確かに罠に関しては誰にも負けない自信がある」
「それに戦闘もできるでしょ」
「ああ、と言っても俺は剣を振り回したりは苦手でね。魔術も得意ではない。そこでこれを見てくれ」
そう言うと筒のような物といくつかの小さな物を取り出した。
「これは魔銃と言う。そしてこの小さいのが魔弾。少し大きいのが魔装弾だ」
「これをこうやってと……」
ダリルは魔銃を簡単に折った。どうやら魔銃は中折れ式になっているようだ。
「そしてここに魔弾を装填してと……」
そしてダリルは私に銃を向けてこう言った。
「後は引き金を引くと魔弾が君を目掛けて発射される」
ダリルはそう言うとゆっくりと銃を降ろした。
そしてダリルは魔弾を取り出して説明し始めた。
「魔弾は鋼鉄でできた弾の部分と魔石に魔術刻印を埋め込んだ部分に別れている。この引き金を引けばハンマーが作動して魔術式を発動させる。そして魔力の力を借りて弾が発射されるんだ」
なるほど、見たこともない武器だ。撃たれたら対処できるのだろうか?
「そしてこれが魔装弾。これは魔弾の数倍の魔石を使っている上に弾全体に魔術刻印を埋め込んである。弾が相手に命中すればそこから魔術が発動する。威力は抜群だが、作るのにおそろしく手間がかかってな。今はまだ3発しか完成していない」
体内で魔術が発動するのか、考えただけで恐ろしい武器だ。
「魔弾ならたくさん作ったからいくらでも打てるぞ」
「これらはダリルが全部作ったのか?」
「ああ、俺は元々魔術学校に行ってたんだが、ひどい落ちこぼれでね。魔術学校の落ちこぼれは魔道具科に所属されるんだ。ご多分にもれず俺も魔道具科に入れられた。そこでは魔銃の原型のような物を作ったよ。魔術学校はなんとか卒業はできたが仕事がなくてね。結局冒険者するしかなくて冒険の傍、魔銃を研究してたのさ」
「でもその銃は売ったら儲かるだろう?」
「確かに儲かるとは思う。でも売るのは何となくもったいなくてね。俺だけが使う武器にしようと考えたのさ。この武器を他人に知られたくないから今まではソロで冒険者やってたよ」
「いいのか?俺達に話して」
「ああ、帰らずの迷宮を制覇した君達のパーティーにぜひ入りたいと思ったからね。どうだ、入れてくれないか?」
「どう、頼もしいでしょ。魔銃のことは初耳だけど」
「ああ、俺は入ってもらいたいと思う。ヴィンセントは?」
「異存はない。だが魔銃の威力が見たいな」
「私は皆さんに依存がなければ構わないです」
「どうやら全員賛成ね。ようこそ私達のパーティーへ」
「ありがとう、ご期待に添えるようにするよ」
こうしてダリルが仲間になった。
ヴィンセントと一緒に冒険者ギルドの酒場に着くとエマとアメリアはすでにテーブルにいた。
「よっ、レオン、ヴィンセント。実は今日は相談があるの」
「どんな相談だ?」
「仲間を増やしたいと思ってるの。滅びの遺跡攻略には罠がたくさんあるから」
「罠の解除ならトマスもできるんじゃないのか?」
「トマスはあくまでも荷物持ちよ。先頭に立って罠を解除するのは無理よ」
「なるほど、先頭に立つならある程度戦闘もできないといけないな」
「それでね、うってつけの人がいるの」
「それでいつ会うんだ?」
「わかってた?実は後で会うことになってるの。一緒に行ってくれる?」
「わかったよ。リーダーはエマだしな」
「私も異存はない」
「エマさん、どんな人なんですか?」
「会えばわかるわよ」
そしてしばらくしばらく待つとその人物がやって来た。
その人物は男だった。切れ長の目をしており、痩身で隙のない身のこなしだ。
「やあ、初めまして、俺はダリルって言う。よろしく」
「来てくれたわね、紹介するわ、レオンにヴィンセント、それにアメリアよ」
「しかし今をときめくAランクパーティーが俺を誘ってくれるなんて光栄だよ」
「ええ、罠の解除ならあなたの右に出る者はいないからね」
「確かに罠に関しては誰にも負けない自信がある」
「それに戦闘もできるでしょ」
「ああ、と言っても俺は剣を振り回したりは苦手でね。魔術も得意ではない。そこでこれを見てくれ」
そう言うと筒のような物といくつかの小さな物を取り出した。
「これは魔銃と言う。そしてこの小さいのが魔弾。少し大きいのが魔装弾だ」
「これをこうやってと……」
ダリルは魔銃を簡単に折った。どうやら魔銃は中折れ式になっているようだ。
「そしてここに魔弾を装填してと……」
そしてダリルは私に銃を向けてこう言った。
「後は引き金を引くと魔弾が君を目掛けて発射される」
ダリルはそう言うとゆっくりと銃を降ろした。
そしてダリルは魔弾を取り出して説明し始めた。
「魔弾は鋼鉄でできた弾の部分と魔石に魔術刻印を埋め込んだ部分に別れている。この引き金を引けばハンマーが作動して魔術式を発動させる。そして魔力の力を借りて弾が発射されるんだ」
なるほど、見たこともない武器だ。撃たれたら対処できるのだろうか?
「そしてこれが魔装弾。これは魔弾の数倍の魔石を使っている上に弾全体に魔術刻印を埋め込んである。弾が相手に命中すればそこから魔術が発動する。威力は抜群だが、作るのにおそろしく手間がかかってな。今はまだ3発しか完成していない」
体内で魔術が発動するのか、考えただけで恐ろしい武器だ。
「魔弾ならたくさん作ったからいくらでも打てるぞ」
「これらはダリルが全部作ったのか?」
「ああ、俺は元々魔術学校に行ってたんだが、ひどい落ちこぼれでね。魔術学校の落ちこぼれは魔道具科に所属されるんだ。ご多分にもれず俺も魔道具科に入れられた。そこでは魔銃の原型のような物を作ったよ。魔術学校はなんとか卒業はできたが仕事がなくてね。結局冒険者するしかなくて冒険の傍、魔銃を研究してたのさ」
「でもその銃は売ったら儲かるだろう?」
「確かに儲かるとは思う。でも売るのは何となくもったいなくてね。俺だけが使う武器にしようと考えたのさ。この武器を他人に知られたくないから今まではソロで冒険者やってたよ」
「いいのか?俺達に話して」
「ああ、帰らずの迷宮を制覇した君達のパーティーにぜひ入りたいと思ったからね。どうだ、入れてくれないか?」
「どう、頼もしいでしょ。魔銃のことは初耳だけど」
「ああ、俺は入ってもらいたいと思う。ヴィンセントは?」
「異存はない。だが魔銃の威力が見たいな」
「私は皆さんに依存がなければ構わないです」
「どうやら全員賛成ね。ようこそ私達のパーティーへ」
「ありがとう、ご期待に添えるようにするよ」
こうしてダリルが仲間になった。
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