転生した剣聖は最初から最強のようです

白檀

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46話 魔銃の威力

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「魔銃の威力ね……そうだな、ここらでは無理だけど王都少し離れたところに行けば魔銃を打つことができる場所があるぞ」

「じゃあ行った見ましょう」

 そして王都を出てダリルの指示する場所に行った。そこは荒野だった。

「じゃあ、準備するぞ」

 そう言ってダリルは魔銃に魔弾を装填した。連続で打つのは難しそうだ。私がそう思っていると

「素早く装填すればある程度連続で撃てる」

 ダリルは見透かしたかのように言った。

 そしてダリルは小さな岩に狙いを定め、引き金を引いた。バン!という音の次の瞬間岩が砕けた。

「弾の起動が見えないな」

「相当な速度が出ている。常人がこれを躱すのは難しいだろう」

「銃口から推察して躱すしかないな」

 ヴィンセントがそう呟いた。

「威力もなかなかだろ」

 確かに威力もありそうだ。

「魔装弾は見れないのか?」

「魔装弾は数が少ないからな。滅びの遺跡で披露させてもらうよ」

 魔装弾はかなり期待できそうだ。

「じゃあ戻りましょうか」

 冒険者ギルドまで戻ると、酒場で一緒に食事をした後、解散した。来週は新パーティーで依頼を受けることに決まった。

 翌週の週末。ダリルをパーティーに加えて依頼を受けた。依頼内容は南の森のゴブリンの討伐。王都からしばらく南に向かうとゴブリンが増えているという森にたどり着く。

「どうやらここらしいな」

「そうね、ゴブリンがいそうな雰囲気がするわ」

「今回は俺の魔銃の威力を見せてやるよ。君らは後ろでサポートしてくれ」

「ええ、任せたわよ」

 そしてダリルを先頭に森を進んで行く。ゴブリンの気配が濃厚にする。

「ダリル、本当に先頭で大丈夫か?」

「ああ、とはいえこの銃はそんなに速く連射はできない。危なくなったら任せるよ」

 そして遂にゴブリンが現れた。数は5匹。

 ダリルは1匹のゴブリンに狙いを定めると引き金を引いた。

 バン!という音が鳴った直後、そのゴブリンは倒れて動かなくなった。

 ダリルは直ぐに銃身を折って次弾を込める。そして銃身を元に戻した。流れるように素早い一連の動きだ。

 そして次のゴブリンを撃つ。バン!という音が鳴る度にゴブリンは倒れていく。

 辺りのゴブリンの気配はなくなった。10匹は倒しただろうか。

「いい威力だ。それに弾の装填も速いな」

「装填はかなり練習したからな。狙いも性格だろ?」

「ああ、全てのゴブリンを1発で倒している。見事な腕だ」

「そう言ってくれると嬉しいよ」

 それからもダリルの銃でゴブリンを倒して行った。

「これだけ倒せば十分でしょ」

「そうだな」

「ああ、魔弾も残り少なくなってきた」

「ところで魔弾は魔石を使うんだろ?結構金がかかるんじゃないのか?」

「まあ、俺も魔道士の端くれだからな、魔石ぐらい原石から作れるのさ。毎日、魔石と魔弾はコツコツ作ってる」

 そして冒険者ギルドへと戻った。倒したゴブリンは30体だった。

「お疲れ様。ダリルの攻撃力は大したものよ」

「そうだな、頼りになる」

「魔銃は本来支援武器だ。後ろから強力な支援ができる。もちろん罠の解除も自信がある。任せて欲しい」

「それは心強いな」

「しばらくは依頼を受けてダリルとの連携を確かめないといけないわね」

 そして、しばらくは学校生活とその後の鍛練、そして週末は冒険者活動に勤しむのだった。

 ダリルとの連携は難しかった。罠の発見のため先頭を進むが、戦闘時には後衛にまわってもらう。このタイミングが難しかった。しかし、数をこなすうちに次第と連携は取れていくようになった。
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