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✨青い髪の美少女✨
第25話 ✨💏✨💕
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その日の午後には、都内の喫茶店で【ル=シフェル】のリーダー、タクと今後の事を話しあった。
店内には、往年のハードロックがかかっていた。
『レッドツェッペリン』の『天国への階段』だ。
流麗なギターソロから始まった。
オレとヒデの対面にはタクと、ボーカルのジョージが座っていた。
大きく息をつき、タクが話し始めた。
「実は、シンゴ君!! 今回のことで【ル=シフェル】を解散しようかと思うんだ」
「え…… 解散!! 待ってくれよ。いきなり」
オレは引き止めようとした。
「別に、いきなりじゃないンだ……」
ボーカルのジョージも辛い胸の内をさらけ出した。
「前々から…… オレが……三十歳になるまでにメジャーデビュー出来なかったら、辞めようッて!!」
タクがアイスコーヒーを口に運んだ。
「それでも諦めきれずにズルズルと……」
「うゥ……」
「まァねぇ。シンゴ君みたいに、織田家のボンボンじゃないしねェ!!」
ヒデが、皮肉交じりにディスッていく。
「あのなァ…… ボンボンじゃねぇよ!!」
「ッで、葬式の帰り、最後にオレたちでユウキの追悼ライブをやろうかッて話しになって!!」
「ン……、追悼ライブか……」
「シンゴも出てくれるか?!」
「あァ……、もちろんだ!! 出来れば、ユウキの『ラストソングは歌えない』をラストにセッションしようぜ!!」
「うン……、そうだな!!
最後に一発、ライブで!!」
こうしてオレたちはユウキの追悼ライブの話しで盛り上がった。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
店内には、往年のハードロックがかかっていた。
『レッドツェッペリン』の『天国への階段』だ。
流麗なギターソロから始まった。
オレとヒデの対面にはタクと、ボーカルのジョージが座っていた。
大きく息をつき、タクが話し始めた。
「実は、シンゴ君!! 今回のことで【ル=シフェル】を解散しようかと思うんだ」
「え…… 解散!! 待ってくれよ。いきなり」
オレは引き止めようとした。
「別に、いきなりじゃないンだ……」
ボーカルのジョージも辛い胸の内をさらけ出した。
「前々から…… オレが……三十歳になるまでにメジャーデビュー出来なかったら、辞めようッて!!」
タクがアイスコーヒーを口に運んだ。
「それでも諦めきれずにズルズルと……」
「うゥ……」
「まァねぇ。シンゴ君みたいに、織田家のボンボンじゃないしねェ!!」
ヒデが、皮肉交じりにディスッていく。
「あのなァ…… ボンボンじゃねぇよ!!」
「ッで、葬式の帰り、最後にオレたちでユウキの追悼ライブをやろうかッて話しになって!!」
「ン……、追悼ライブか……」
「シンゴも出てくれるか?!」
「あァ……、もちろんだ!! 出来れば、ユウキの『ラストソングは歌えない』をラストにセッションしようぜ!!」
「うン……、そうだな!!
最後に一発、ライブで!!」
こうしてオレたちはユウキの追悼ライブの話しで盛り上がった。
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