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第二ラウンド
第68話 ✨💏✨💕
しおりを挟む「待ってくれ!!」
エリカは視線だけ振り返った。
「ビジュアル系弁護士か、何か知らないけど。
ロクに証拠もなしにある事ない事言ってたら、酷い目に遭うわよ!!」
「ケッケケッ、なんだよ。今度は恐喝か!!」
ヒデが茶化した。
「ふざけないで!! これ以上、ストーカー紛いのことをするなら、こちらも考えがあるわ」
「オレはタダ、ユウキが殺された真相を暴きたいンだ……!!」
「だから、そんなビジュアル系関係の方は知らないって言ってるでしょ!!」
「良いでしょう!! ここで言い争っても店の方に迷惑がかかるだけだ!
着替えが終わるまで表で待ってます」
「ふン…… 知らないわ」
ふて腐ってエリカは更衣室へ入っていた。
「くうゥ……」
そのまま、巻かれてしまった。
だが、これで彼女の容疑は濃くなっていった。
疚しいから逃げるのだろう。
次に会う時は逃しはしない。
証拠を突きつけてみせる。
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この作品はフィクションです。
実際の人物、団体、事件等とは、いっさい関係ありません。
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