【日本絶滅】😱💦日本人は絶滅危惧種に認定されました✨😜✨童貞が日本を救う✨😝✨💕女子高生結婚法案✨💏✨✨💕

オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》

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第二章 0秒婚✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕

第8話 チャラ男✨✨💕

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「ああァ……」ボクは大学の学食の窓から見える澄んだ青空を見上げて大きくため息をついた。
 ため息を漏らすと幸せが逃げるという。

 しかし、その前からボクには幸せなんか来やしない。もうすぐボクの二十回目の誕生日だというのに誰も祝ってくれそうにない。
 おそらく今年の夏も彼女が出来ないだろう。情けないがボッチのバースデーだ。

「ン……、彼女がほしいなァ」
 青い空を見上げつぶやいた。

 ここはヤマト大学の4階にある学食だ。ボクたちは講義が終わったので、しばしコーヒーブレイクをしていた。
 
 他のみんなは今朝のネットニュースの事で盛り上がっている。
 当然、『日本人絶滅危惧種』に認定という記事だ。どこへ行っても、この事で持ち切りだ。
 騒いだところで、結婚相手の居ないボクにはどうしようもない。

 どうせ二百年後なんて生きてないし、足掻いたところで結婚できる彼女が現われるはずもない。
 店内にはインストゥルメンタルのBGMが掛かっていた。
 確かセクゾの『夏のハイドレンジア』だろう。

「ケッケケェ……」不意に背後から多羅尾がゲラゲラ笑いながら肩を組んできた。
「よォ、どうした。暗いなァ。チ○ポー」
 馴れ馴れしくボクの隣りに座り話しかけてくる。
 彼は幼馴染みで家も近いので、昔から家を行き来していた。大学まで一緒なので腐れ縁だろう。

 黙っていればイケメンかもしれないが、チャラチャラしたナンパ男だ。最近もどこかのセレブ主婦とアヴァンチュールを愉しんでいるらしい。

 名前は多羅尾快斗。
 みんなからは『チャラ男』と呼ばれていた。チャラチャラしてるので、まさにうってつけのニックネームだ。

「うるさいな。チ○ポじゃねえって。神歩《ジンアユム》だよ。それから暑いんだから肩を組むなよ」
 ボクは迷惑そうに多羅尾を押しのけた。

「ケッケケ……、どうした。チ○ポー。元気に毎晩、真夜中のソロ活動に励んでるか」
 多羅尾はふざけるようにボクの股間へ手を差し伸べてきた。コイツとのふざけた会話のほとんどが下ネタのエロトークだ。
 他の学生らが白い目でボクらを見ている。

「おいおい、ふざけるなよ。なにが真夜中のソロ活動だよ。恥ずかしいな」
「恥ずかしがるなよ。チェリーボーイなんだから。
 ソロライブで発散するしかないだろう。シコシコッてェ……」
 またチャカしてボクの股間を握ろうとした。

「うるさいな……。チェリーボーイって、大声で言うな。デリカシーがないのか」
 コイツには人を気づかう気持ちが全くない。明らかに童貞ハラスメントだ。

「可哀想だろ。お前のポ○ットドラゴンが。たまには風俗で抜いてやれよ。オレが可愛らしいキャバ嬢を紹介してやろうかァ」
 また性懲りもせず、股間を握ってきた。

「ほっとけよ。チャラ男!」












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