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オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》

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嵐の中で……✨✨✨✨

ベッドの上で……

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 ふかふかのベッドの上で寝るなんて初めてだ。


「じゃァな。おやすみ。ドアは内側からカギがかかるから、心配なら施錠しろよ」
 ドアを親指で差した。


「いつ襲ってくるか、わからないからな」
 イヤミを言った。


「フフゥン、安心しろよ。ルナ……、いやレイラは大事な商品だ」


「ああァン……」


「どっかのバカなアイドルプロデューサーじゃないんだ。商品に手を出したりしないよ」


「どこのバカプロデューサーよ」
 一瞬、ホッと気が緩んだ。

 その刹那、カッと嵐の夜空に閃光が走り地響きのような雷鳴が轟いた。



『ガラガラァァァッ』

「キャァァァッ!!」
 また悲鳴を上げ彼の胸に飛びついた。

「ぐうゥ……」
 ベッドの上で、ふたりは縺れるように重なり合った。
 
 かすかに全身が戦慄わなないて、拭ったばかりの汗が身体じゅうから滲んできた。



「うッううゥ……」
 私がキツく抱きしめたためか、呻くように漏れる彼の息が私の頬をくすぐった。


 キスしそうなくらい彼の口調がそばにあった。

 まるでイケメン俳優のように美しい容貌だ。


 一気に、身体じゅうが熱く火照っていく。


「フフ……」不意にアキラが微笑んだ瞬間、私の唇を奪っていった。


「チュッ」
「ううゥ……」唇が重なり合った一瞬、とっさに何が起きたのか、良くわからなかった。



「……」頭の中が真っ白になって何も考えられない。


 さっきのは、アクシデントでの口づけだったが、今度のは意図的なキスだ。


 彼の手が細くくびれたウエストに回された。
 ゆっくりと彼の舌が伸びてきて、私の上唇を舐めていく。



 一気に心臓が早鐘のように胸を叩いた。



「ンッう、ううゥ……」苦しげに悶えるような呻き声が漏れてしまった。


 ぬめるような舌が唇を割って白い歯を開けていく。

 私は身体を小刻みに震わせ、彼の舌を受け止めかけた。


 






☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚


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