💕ヴァージン✨ゲーム✨💕 一千億円で私のバージンを売ってやる✨✨ さァ✨ゲームの始まりです❗❗

ジャスティン……✨🎸

ナポレオン……（三人称）✨✨✨

《なんなら警視庁にあるデータベースを調べなよ》

「なにィ！！」


《まァ､今回はトミーにデータを送っておくから､あとで見せてもらいな。ハギさん》


「ぬうぅ……」
《じゃァ、取り敢えずジャスティンのトコへ行ってくれ。おって次の指示を出すから》



「あのなァ、オレはレオンのパシリじゃねえェンだよ……」



《いやいや、あとでちゃんと大好きなペットフードも買ってあげるからさ》



「オレはレオンのペットじゃねえェよ……。ッたく、行くぞ。トミー！！」
　仕方なく矢作は立ち上がり出掛ける用意をした。


「ハッハイハイ……、待って下さいよ」
　富田は慌ててアイドルの画像を消そうとした。




　けれども部屋の出入口で､ちょうど課長とバッティングした。


「おい、ハギ！  どこを捜査してんだよ？
　わかっているのかァ！！」
　課長が矢作の顔を見るなり怒鳴りつけた。




「え、まァ､充分わかっているつもりですが……」



「バカヤロー、お前、勝手に､龍崎家へ乗り込んだそうだな」



「はァ、情報が早いですねェ……」



「ふざけるな。相手は未成年のお嬢様なんだろォ。アポもなしに事情聴取なんてェ……。向こうの弁護士が怒鳴りつけて来たぞ」


「はァ、あの桐山ッてイケメン弁護士ですか」


「知るか。イケメンかどうかなんて！！
　あのバス放火事件は､被疑者死亡で片付いてるんだ！  とにかくこれ以上､龍崎家に関わるな！
　頼むからァ……」



「あ、課長、すみません。ちょっと野暮用で……」
　矢作は苦笑いを浮かべ､部屋を飛んで出て行った。



「なんだとォ、おいおい、トミー」
　課長は続いて富田へ声を掛けた。


「すみません。ボクもちょっと野暮用で……、失礼します」



「おいおい､お前らァ、ふざけんなァ！！」










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