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20話 早朝の聴取②
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「この紙は、連絡?」
私は起きていた時には無かった紙に首をひねりつつ、内容を確認した。
内容は簡単な連絡事項。
と言っても、お父様からの連絡で『伝えたい事があるから、起きたら誰かを呼んでほしい』としか書いていなかった。
ただ紙の内容から察するに、私がすぐには寝付けなかった事を知られているだろうなと思った。
そこまで考えてから、部屋にあったベルを鳴らした。
すると、すぐに侍女の1人が入室してきた。
「おはようございます、お嬢様。
お加減はいかがでしょうか?」
「最高とは言えないけれど、悪くもないわ。
お父様から起きたら誰かに伝えるようにと書いてある紙が置いてあったのだけれど、何か聞いてる?」
「はい、伺っております。
ご当主様からは、お目覚めになった際に酷い気分で無ければ、オーディン様が賊を倒した件について話が聞きたいと」
「そう、分かったわ。
私は今からでも大丈夫だけれど、お父様はまだ眠っているでしょう?
だから、お父様が起きたら知らせてくれる?」
「いえ、ご当主様は急ぎの仕事が出来た為、執務室にて徹夜しているご様子でした。
お嬢様が問題無いようでしたら、今から向っても問題は無いかと」
「そう。
それなら、一度着替えてからお父様の所に向かうわ。
私が着替えている間に、お父様に知らせておいてくれる?」
「承知致しました」
そう言って侍女は外の侍女と交代して出て行った。
代わりに入ってきた侍女に手伝ってもらい、身綺麗にしてからお父様の元へと向かった。
お父様の執務室に到着すると、執務室の扉は空いており、外に側近達が全員揃って居た。
いつもはお父様の側に居て、全員同時には仕事中に離れる事が無い側近達が離れていて、何事かと足を止めてしまった。
しかし、側近の1人が私に近づいて来て耳元で小さく囁いた。
「お嬢様、中にご当主様と王国騎士団騎士団長様が居られます。
なんでもオーディン様が襲われた際に共に居たお嬢様にお話を聞きたいとの事です」
私は側近の言葉で、お父様に出来た急な仕事に思い当たった。
おそらく王国騎士団の権限の対象になったのだろう。
騎士団は何らかの不正をしている貴族の調査や主家の護衛に関する権限も所持している。
その為、主家の一員である私が襲われた時点で、護衛が甘いと言われても仕方ない。
それが例え護衛を連れて入れない学園での事であっても。
側近は、私にその事を伝えると同時に騎士団に縛られないように動く事を求めている。
それを理解した私は、側近に頷いて答えた。
そして、足を動かし執務室の前で立ち止まり、一礼した。
「失礼します。
お呼びとの事でしたので、伺いました」
一例をした後に顔を上げると側近の言葉通りに、中にはお父様と騎士団長様が居た。
私は起きていた時には無かった紙に首をひねりつつ、内容を確認した。
内容は簡単な連絡事項。
と言っても、お父様からの連絡で『伝えたい事があるから、起きたら誰かを呼んでほしい』としか書いていなかった。
ただ紙の内容から察するに、私がすぐには寝付けなかった事を知られているだろうなと思った。
そこまで考えてから、部屋にあったベルを鳴らした。
すると、すぐに侍女の1人が入室してきた。
「おはようございます、お嬢様。
お加減はいかがでしょうか?」
「最高とは言えないけれど、悪くもないわ。
お父様から起きたら誰かに伝えるようにと書いてある紙が置いてあったのだけれど、何か聞いてる?」
「はい、伺っております。
ご当主様からは、お目覚めになった際に酷い気分で無ければ、オーディン様が賊を倒した件について話が聞きたいと」
「そう、分かったわ。
私は今からでも大丈夫だけれど、お父様はまだ眠っているでしょう?
だから、お父様が起きたら知らせてくれる?」
「いえ、ご当主様は急ぎの仕事が出来た為、執務室にて徹夜しているご様子でした。
お嬢様が問題無いようでしたら、今から向っても問題は無いかと」
「そう。
それなら、一度着替えてからお父様の所に向かうわ。
私が着替えている間に、お父様に知らせておいてくれる?」
「承知致しました」
そう言って侍女は外の侍女と交代して出て行った。
代わりに入ってきた侍女に手伝ってもらい、身綺麗にしてからお父様の元へと向かった。
お父様の執務室に到着すると、執務室の扉は空いており、外に側近達が全員揃って居た。
いつもはお父様の側に居て、全員同時には仕事中に離れる事が無い側近達が離れていて、何事かと足を止めてしまった。
しかし、側近の1人が私に近づいて来て耳元で小さく囁いた。
「お嬢様、中にご当主様と王国騎士団騎士団長様が居られます。
なんでもオーディン様が襲われた際に共に居たお嬢様にお話を聞きたいとの事です」
私は側近の言葉で、お父様に出来た急な仕事に思い当たった。
おそらく王国騎士団の権限の対象になったのだろう。
騎士団は何らかの不正をしている貴族の調査や主家の護衛に関する権限も所持している。
その為、主家の一員である私が襲われた時点で、護衛が甘いと言われても仕方ない。
それが例え護衛を連れて入れない学園での事であっても。
側近は、私にその事を伝えると同時に騎士団に縛られないように動く事を求めている。
それを理解した私は、側近に頷いて答えた。
そして、足を動かし執務室の前で立ち止まり、一礼した。
「失礼します。
お呼びとの事でしたので、伺いました」
一例をした後に顔を上げると側近の言葉通りに、中にはお父様と騎士団長様が居た。
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