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2章 対魔獣戦闘編
49話
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私がベッドを持ち上げているミューに声をかける前に、ミューはベッドの底から小さな何かを剥がした。
「なるほど、こんな所に隠しておくとは前伯爵は中々賢い」
そう言ってから、私に剥がした何かを投げつけてきた。
私はその何かを受け取ると、その何かが木であるということが感触から分かった。
そして、何かに目を向けると、それは木の箱だった。
しかし、木の箱とは言っても本当に小さな箱で厚さは殆どなく、大きさは私の両方の手のひらを並べれば収まる程度の大きさだった。
しかし、ベッドの底に木の箱が貼り付けてあるというのは正直理由がよく分からない。
その為に私が頭を捻っていると、ミューがベッドを降ろしながら言ってきた。
「2人共、その箱を開けて、中身を読んでください」
私が見たの言葉に従って箱を開けると、箱と同じくらいの大きさの質感から古いと分かる紙が出て来た。
ミューが中身を知っていた事に対して、何故知っているかという疑問を抱いたものの、ベッドに貼り付けてあった箱の中身の紙の内容が気になるので大人しく紙を呼んだ。
紙にはこう書いてあった。
『全てを無に帰す終わりが再び目覚める時、外人間も、中人間も等しく終わりを迎えるだろう。終わりを免れる方法は唯一、クリスタルが認める者を、特殊眼の持ち主を3人集めよ。さすれば、終わりに抗えん』
私はよく分からない内容に首を傾げつつも、フィーナに紙を手渡した。
内容はよく分からなかったが、紙を見た時はありえないほどに嫌な予感がした。
そして、その予感はフィーナも感じたのか、フィーナはとても苦い顔をしている。
もしかしたら、私も同じような顔をしていかもしれない。
私がそう考えた所で、国王と会うために着け直していた仮面を取りながら、ミューが笑顔で言った。
「さて、クリスタルに認められた皆さん、終わりを倒しに行きましょうか」
◇
そして、そのままロクな説明もなく、こうして活火山まで来させられている。
しかも、この活火山は私が居た国からは敵意がある地域も経由して来たのに、私もフィーナもコローナも、ついでにミューも国境では殆ど素通り出来た。
これは国境の警備隊が仕事をしていないのではなく、ミューが『中立者』である事を証明する格好をしているので、荷物の中を違法な者が無いか確かめられるだけで、私達が敵国の人間だと知っていたりしても何も言わないのである。
正直に言えば、何処かの国境や街に入る門で『むむ!!貴様らは敵国の人間だな!!ここを通す事は出来ない!!早々に立ち去れ!!』と言われる事を期待していた。
というか、コローナと私は貴族である事を示す家紋入りの服や持ち物を国王から持たされていたから、もっと揉めると思っていたのに全く揉めないのだから、つくづく『中立者』の権力は凄いと思ってしまった。
「なるほど、こんな所に隠しておくとは前伯爵は中々賢い」
そう言ってから、私に剥がした何かを投げつけてきた。
私はその何かを受け取ると、その何かが木であるということが感触から分かった。
そして、何かに目を向けると、それは木の箱だった。
しかし、木の箱とは言っても本当に小さな箱で厚さは殆どなく、大きさは私の両方の手のひらを並べれば収まる程度の大きさだった。
しかし、ベッドの底に木の箱が貼り付けてあるというのは正直理由がよく分からない。
その為に私が頭を捻っていると、ミューがベッドを降ろしながら言ってきた。
「2人共、その箱を開けて、中身を読んでください」
私が見たの言葉に従って箱を開けると、箱と同じくらいの大きさの質感から古いと分かる紙が出て来た。
ミューが中身を知っていた事に対して、何故知っているかという疑問を抱いたものの、ベッドに貼り付けてあった箱の中身の紙の内容が気になるので大人しく紙を呼んだ。
紙にはこう書いてあった。
『全てを無に帰す終わりが再び目覚める時、外人間も、中人間も等しく終わりを迎えるだろう。終わりを免れる方法は唯一、クリスタルが認める者を、特殊眼の持ち主を3人集めよ。さすれば、終わりに抗えん』
私はよく分からない内容に首を傾げつつも、フィーナに紙を手渡した。
内容はよく分からなかったが、紙を見た時はありえないほどに嫌な予感がした。
そして、その予感はフィーナも感じたのか、フィーナはとても苦い顔をしている。
もしかしたら、私も同じような顔をしていかもしれない。
私がそう考えた所で、国王と会うために着け直していた仮面を取りながら、ミューが笑顔で言った。
「さて、クリスタルに認められた皆さん、終わりを倒しに行きましょうか」
◇
そして、そのままロクな説明もなく、こうして活火山まで来させられている。
しかも、この活火山は私が居た国からは敵意がある地域も経由して来たのに、私もフィーナもコローナも、ついでにミューも国境では殆ど素通り出来た。
これは国境の警備隊が仕事をしていないのではなく、ミューが『中立者』である事を証明する格好をしているので、荷物の中を違法な者が無いか確かめられるだけで、私達が敵国の人間だと知っていたりしても何も言わないのである。
正直に言えば、何処かの国境や街に入る門で『むむ!!貴様らは敵国の人間だな!!ここを通す事は出来ない!!早々に立ち去れ!!』と言われる事を期待していた。
というか、コローナと私は貴族である事を示す家紋入りの服や持ち物を国王から持たされていたから、もっと揉めると思っていたのに全く揉めないのだから、つくづく『中立者』の権力は凄いと思ってしまった。
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