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2章 対魔獣戦闘編
74話
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「ローニャ!!雷だけは始末!!」
「分かってる、横に飛んで!!」
私はフィーナと短いやり取りだけをし、魔法を発動させた。
発動させた魔法は魔獣達の真下から迫り上がるように氷の柱が出来上がる『氷柱』。
『氷柱』という魔法は名前のとおりに、氷の柱を作り出し、氷の柱が作られた場所にあるものは、作られた場所にある部分だけ取り込むように生成される。
その為に、『氷柱』がまともに当たれば、黒色の魔眼を持っている魔獣は、『氷柱』が破られるまでの短時間だとしても動けなくなる。
それならば、なぜフィーナに横に飛ぶように言ったかというと、『氷柱』を発動する場合は『氷柱』が作られる場合から魔力を感知されてしまうためである。
黒色の魔眼を持っている魔獣達はフィーナの動きを見て、不可視の斬撃を避けたように私には見えた。
なので、フィーナに横に飛ぶ回避行動をさせ、それに釣られて魔獣達が動いてくれたら、例え魔力を感知されても『氷柱』の範囲は元々が成人男性の腰回りくらいはあるので、動いていた魔獣達では回避は出来ない筈。
そう思って、フィーナに横に飛んで貰った。
しかし、鹿の魔獣は捕らえられたものの、猿の魔獣は捕らえられなかった。
そればかりか、猿の魔獣は私の方に突っ込んできた。
しかも、猿の魔獣は予想以上に早く、既に猿の魔獣は私が魔法を発動させるよりも早く私の元に辿り着ける位置にまで来ていた。
魔法が間に合わない事を私が悟ったと同時に、猿の真横からフィーナが突っ込んできた。
それを見て、フィーナが猿を止めている間に、猿の魔獣を倒すのに邪魔されないように、先に鹿を倒そうと思った。
なので、私は鹿の魔獣に目を向け、鹿の魔獣に向かって走り出した。
そして、鹿の魔獣に向かって走る私に向かって再び猿の魔獣が迫ってくるものの、全てフィーナが抑え込んでいた。
これは猿の魔獣の動きを一瞬だけとはいえ、私でも捉えられた事から分かっていた。
なにせ、フィーナが世界一の雷の魔眼所持者との戦闘では、フィーナが身体強化魔法の常識を打ち破ってからは互角であったからだ。
何故既に世界一の雷の魔眼所持者と互角の動きをすることが出来る技術を持っているかは分からないものの、それがあるならば魔獣の雷魔法等は怖くない。
私がそう考えている間にも、私と鹿の魔獣の距離は近くなり、後3メートル程の距離になった。
そこまで来て、鹿の魔獣は未だに『氷柱』に捕らえられていた。
正直、もっと早く逃げ出されると思っていた私からしたら、良いことでしかない。
私はその事にニヤリと笑みを浮かべながらも、走るのを辞めずに右手を後ろに回し、魔法が握れる程度の隙間を作り、右手を握った。
「『氷槍』」
「分かってる、横に飛んで!!」
私はフィーナと短いやり取りだけをし、魔法を発動させた。
発動させた魔法は魔獣達の真下から迫り上がるように氷の柱が出来上がる『氷柱』。
『氷柱』という魔法は名前のとおりに、氷の柱を作り出し、氷の柱が作られた場所にあるものは、作られた場所にある部分だけ取り込むように生成される。
その為に、『氷柱』がまともに当たれば、黒色の魔眼を持っている魔獣は、『氷柱』が破られるまでの短時間だとしても動けなくなる。
それならば、なぜフィーナに横に飛ぶように言ったかというと、『氷柱』を発動する場合は『氷柱』が作られる場合から魔力を感知されてしまうためである。
黒色の魔眼を持っている魔獣達はフィーナの動きを見て、不可視の斬撃を避けたように私には見えた。
なので、フィーナに横に飛ぶ回避行動をさせ、それに釣られて魔獣達が動いてくれたら、例え魔力を感知されても『氷柱』の範囲は元々が成人男性の腰回りくらいはあるので、動いていた魔獣達では回避は出来ない筈。
そう思って、フィーナに横に飛んで貰った。
しかし、鹿の魔獣は捕らえられたものの、猿の魔獣は捕らえられなかった。
そればかりか、猿の魔獣は私の方に突っ込んできた。
しかも、猿の魔獣は予想以上に早く、既に猿の魔獣は私が魔法を発動させるよりも早く私の元に辿り着ける位置にまで来ていた。
魔法が間に合わない事を私が悟ったと同時に、猿の真横からフィーナが突っ込んできた。
それを見て、フィーナが猿を止めている間に、猿の魔獣を倒すのに邪魔されないように、先に鹿を倒そうと思った。
なので、私は鹿の魔獣に目を向け、鹿の魔獣に向かって走り出した。
そして、鹿の魔獣に向かって走る私に向かって再び猿の魔獣が迫ってくるものの、全てフィーナが抑え込んでいた。
これは猿の魔獣の動きを一瞬だけとはいえ、私でも捉えられた事から分かっていた。
なにせ、フィーナが世界一の雷の魔眼所持者との戦闘では、フィーナが身体強化魔法の常識を打ち破ってからは互角であったからだ。
何故既に世界一の雷の魔眼所持者と互角の動きをすることが出来る技術を持っているかは分からないものの、それがあるならば魔獣の雷魔法等は怖くない。
私がそう考えている間にも、私と鹿の魔獣の距離は近くなり、後3メートル程の距離になった。
そこまで来て、鹿の魔獣は未だに『氷柱』に捕らえられていた。
正直、もっと早く逃げ出されると思っていた私からしたら、良いことでしかない。
私はその事にニヤリと笑みを浮かべながらも、走るのを辞めずに右手を後ろに回し、魔法が握れる程度の隙間を作り、右手を握った。
「『氷槍』」
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