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2章 対魔獣戦闘編
73話
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私が移動を開始してから、30分ほど経って、ようやく10階の脱出地点に辿り着いた。
ここに来るまでの間にフィーナは、9階の床まで落とし、既に10階での攻防が始まっている。
しかも、フィーナは全力で魔獣や動物を倒し回っているので、疲れが出て来たのか、今では私にまで辿り着く鳥の魔獣や動物が居るくらいである。
ただ他の魔獣や動物は居ないので、それは城の罠やフィーナにやられたのだろう。
まあ、10階での攻防と言っても、10階には中央に階段と階段を囲むように作られている4つの部屋しかない。
私はその部屋の中の1つに入っており、壁に手を付け『溶氷』を使用し、小さな穴を開けた。
その穴から外の光景を取り込むように、『遠隔鏡』を使用し、外の様子を確かめた。
すると、私とフィーナの予想通りに魔獣や動物達の姿は無かった。
もちろん、これが罠の可能性もあるものの、外に出て数秒間だけ時間を稼げれば、後はフィーナの身体強化魔法で逃げられる。
更に、この城を作るまでに2時間ほど、城を作ってから今までで半日と30分程は稼げたので、後は9時間30分もすれば、この森に居る意味もなくなるので、その時まで逃げ回れば良い。
特に、この城が出来てからはフィーナをずっと休ませていたので、最悪私が気絶しても9時間強は保ってくれると信じられる。
私がそう考えた時に、部屋の扉が突然開かれた。
そして、その扉からフィーナが飛び込んで来た。
私が何事かとフィーナを見ると、フィーナの前には2体の黒色の魔眼を持っている魔獣とその取り巻き達が居た。
取り巻き達は全て魔獣であるものの、紫色未満の色の魔眼をしか持っていない魔獣しか居ないので、問題にはならない。
問題は黒色の魔眼を持っている2体。
2体の内一体は鹿で魔眼の系統は紋章から見て水、そしてもう一体の魔獣は猿であり系統は恐らく雷。
それを見て私は呟かずには居られなかった。
「ここに来て、黒色の魔眼を持っている魔獣。しかも、片方は雷とか、タイミングが悪すぎる」
私がそう呟いていた間にも、自体は動いていた。
フィーナは後ろに飛んでいる状態で、剣を振り抜いた。
それを見て黒色の魔眼を持っている魔獣が飛び退ったが、飛び退れなかった取り巻きは剣から生み出された不可視の飛ぶ斬撃に切られた。
不可視の斬撃は風をも切り裂く速度で剣が振られたことによって生まれた風の刃のようなもの。
一応、音はするが迫ってくる速度が早すぎるので通常は避けられない。
それを避ける時点で、流石は黒色の魔眼を持っている魔獣と言うべきである。
そんなやられて欲しい相手が不可視の斬撃を避けたのを見て、フィーナは叫んだ。
「ローニャ!!雷だけは始末!!」
「分かってる、横に飛んで!!」
私はフィーナと短いやり取りだけをし、魔法を発動させた。
ここに来るまでの間にフィーナは、9階の床まで落とし、既に10階での攻防が始まっている。
しかも、フィーナは全力で魔獣や動物を倒し回っているので、疲れが出て来たのか、今では私にまで辿り着く鳥の魔獣や動物が居るくらいである。
ただ他の魔獣や動物は居ないので、それは城の罠やフィーナにやられたのだろう。
まあ、10階での攻防と言っても、10階には中央に階段と階段を囲むように作られている4つの部屋しかない。
私はその部屋の中の1つに入っており、壁に手を付け『溶氷』を使用し、小さな穴を開けた。
その穴から外の光景を取り込むように、『遠隔鏡』を使用し、外の様子を確かめた。
すると、私とフィーナの予想通りに魔獣や動物達の姿は無かった。
もちろん、これが罠の可能性もあるものの、外に出て数秒間だけ時間を稼げれば、後はフィーナの身体強化魔法で逃げられる。
更に、この城を作るまでに2時間ほど、城を作ってから今までで半日と30分程は稼げたので、後は9時間30分もすれば、この森に居る意味もなくなるので、その時まで逃げ回れば良い。
特に、この城が出来てからはフィーナをずっと休ませていたので、最悪私が気絶しても9時間強は保ってくれると信じられる。
私がそう考えた時に、部屋の扉が突然開かれた。
そして、その扉からフィーナが飛び込んで来た。
私が何事かとフィーナを見ると、フィーナの前には2体の黒色の魔眼を持っている魔獣とその取り巻き達が居た。
取り巻き達は全て魔獣であるものの、紫色未満の色の魔眼をしか持っていない魔獣しか居ないので、問題にはならない。
問題は黒色の魔眼を持っている2体。
2体の内一体は鹿で魔眼の系統は紋章から見て水、そしてもう一体の魔獣は猿であり系統は恐らく雷。
それを見て私は呟かずには居られなかった。
「ここに来て、黒色の魔眼を持っている魔獣。しかも、片方は雷とか、タイミングが悪すぎる」
私がそう呟いていた間にも、自体は動いていた。
フィーナは後ろに飛んでいる状態で、剣を振り抜いた。
それを見て黒色の魔眼を持っている魔獣が飛び退ったが、飛び退れなかった取り巻きは剣から生み出された不可視の飛ぶ斬撃に切られた。
不可視の斬撃は風をも切り裂く速度で剣が振られたことによって生まれた風の刃のようなもの。
一応、音はするが迫ってくる速度が早すぎるので通常は避けられない。
それを避ける時点で、流石は黒色の魔眼を持っている魔獣と言うべきである。
そんなやられて欲しい相手が不可視の斬撃を避けたのを見て、フィーナは叫んだ。
「ローニャ!!雷だけは始末!!」
「分かってる、横に飛んで!!」
私はフィーナと短いやり取りだけをし、魔法を発動させた。
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