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3章後半 『終わり』編
116話
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「『蛇水流』!!」
私は本来は縦長であり、敵の攻撃にもある程度の大きさがあるので普段は別に気にしていなかった、水流同士の少しの隙間も漏れなく塞ぐぎ、そして私とフィーナを『蛇水流』の防壁に閉じ込めた。
因みに、未だに空を飛ばされているので、私を中心として魔法を発動し、私が魔力を切るまでは『蛇水流』が自動的に発動し続けるように、『蛇水流』を発動した。
それからフィーナの傷口を見たが、フィーナは騎士であり接近戦を得意とする性質上、着ている鎧は全身鎧であり、鉄よりも硬い魔獣皮で出来ているのに、肩の部分を貫通していた。
それを見て、あの時フィーナが肩を逸らさなければ、フィーナの頭が貫通され、即死していた可能性を考えて、私は苦虫を口にした様な表情をした。
そんな私を他所に、フィーナは肩を貫通した攻撃をされても悲鳴どころか、うめき声も上げなかった。
それを単純に凄いと思いつつ、私が時間魔法の『逆行』をフィーナに使用しようとした所で、再びフィーナは体を逸した。
カキン!!
その次の瞬間には、鉄と鉄がぶつかりあったような音が聞こえてきた。
まさかという思いで、フィーナの鎧を見ると一見すると何処にも傷は無いように見えたが、きちんと探すと左肩から背中の首元に向って傷が走っていた。
「な!?『蛇水流』は発動しているのに、貫通している!?」
私が驚いていると、フィーナが痛みを我慢するように声を低くして答えた。
「おそらく、貫通力と速度に特化した攻撃でしょう。全体的な攻撃力に変え、物量を出来るだけ減らす事で、ありえない貫通力と速度を生み出しているのでしょう。
下手な守りは簡単に突破されますし、強固な守りにすれば相手の攻撃が見えない。『蛇水流』には水の流れがあるので、その流れに合せて避ければ、ギリギリ避けられますが、私達が相手に近づいている以上、避けられなくなるのは必然。
こちらから強引に、それも今以上の速さで近づくまでです」
「今以上の速さで?でも、ミューに投げ飛ばされている途中なのだから、後は減速するだけだよ?」
「それは分かっています。ですから、ローニャ様は私が合図してから『蛇水流』を解除し、前方に私が踏み抜ける様な氷を作ってください」
私は最初はフィーナの言葉では何をやろうとしているのか分からなかったが、少し考えると何をしようとしているのか理解できた。
しかし、それを理解できた上で、私はフィーナに警告した。
「私の氷は生成している段階から落下を始めるから、まともな足場にはなり得ないし、下手な方向に進めば私達は 貫通攻撃の餌食だよ?それでもやる
の?」
「はい。やらなければ死ぬだけですから」
私はフィーナの本気の顔を見て、ため息をつきながら言った。
「分かった。でも、失敗は許さないよ」
「無論です」
フィーナは自信満々にそう言った。
私は本来は縦長であり、敵の攻撃にもある程度の大きさがあるので普段は別に気にしていなかった、水流同士の少しの隙間も漏れなく塞ぐぎ、そして私とフィーナを『蛇水流』の防壁に閉じ込めた。
因みに、未だに空を飛ばされているので、私を中心として魔法を発動し、私が魔力を切るまでは『蛇水流』が自動的に発動し続けるように、『蛇水流』を発動した。
それからフィーナの傷口を見たが、フィーナは騎士であり接近戦を得意とする性質上、着ている鎧は全身鎧であり、鉄よりも硬い魔獣皮で出来ているのに、肩の部分を貫通していた。
それを見て、あの時フィーナが肩を逸らさなければ、フィーナの頭が貫通され、即死していた可能性を考えて、私は苦虫を口にした様な表情をした。
そんな私を他所に、フィーナは肩を貫通した攻撃をされても悲鳴どころか、うめき声も上げなかった。
それを単純に凄いと思いつつ、私が時間魔法の『逆行』をフィーナに使用しようとした所で、再びフィーナは体を逸した。
カキン!!
その次の瞬間には、鉄と鉄がぶつかりあったような音が聞こえてきた。
まさかという思いで、フィーナの鎧を見ると一見すると何処にも傷は無いように見えたが、きちんと探すと左肩から背中の首元に向って傷が走っていた。
「な!?『蛇水流』は発動しているのに、貫通している!?」
私が驚いていると、フィーナが痛みを我慢するように声を低くして答えた。
「おそらく、貫通力と速度に特化した攻撃でしょう。全体的な攻撃力に変え、物量を出来るだけ減らす事で、ありえない貫通力と速度を生み出しているのでしょう。
下手な守りは簡単に突破されますし、強固な守りにすれば相手の攻撃が見えない。『蛇水流』には水の流れがあるので、その流れに合せて避ければ、ギリギリ避けられますが、私達が相手に近づいている以上、避けられなくなるのは必然。
こちらから強引に、それも今以上の速さで近づくまでです」
「今以上の速さで?でも、ミューに投げ飛ばされている途中なのだから、後は減速するだけだよ?」
「それは分かっています。ですから、ローニャ様は私が合図してから『蛇水流』を解除し、前方に私が踏み抜ける様な氷を作ってください」
私は最初はフィーナの言葉では何をやろうとしているのか分からなかったが、少し考えると何をしようとしているのか理解できた。
しかし、それを理解できた上で、私はフィーナに警告した。
「私の氷は生成している段階から落下を始めるから、まともな足場にはなり得ないし、下手な方向に進めば私達は 貫通攻撃の餌食だよ?それでもやる
の?」
「はい。やらなければ死ぬだけですから」
私はフィーナの本気の顔を見て、ため息をつきながら言った。
「分かった。でも、失敗は許さないよ」
「無論です」
フィーナは自信満々にそう言った。
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