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3章後半 『終わり』編
122話
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私が引き締め直した所で、ミューが足元を凝視しながら言った。
「こんなに近くに入り口があるのに気が付かないとは、私も訛りましたかね」
ミューはそう言ってから、足元に支配魔法を使用した。
すると、私が凍らせて地面の代わりに足場になっていた黒い何かが一部浮き 上がった。
地面が見えた場所に、ミューが更に支配魔法を使用すると、地面の一部が扉の様に、横に動いた。
私達がそれに驚いていると、地面の一部に人が1人ずつ入れるくらいの大きさの穴が出来上がった。
その穴は階段になっており、私達が居る場所からでは奥底が見えないほど深かった。
しかも、この階段は周囲と同じように階段から壁に至るまで真っ白になっており、この穴が開いていても近くでよく見なければ分からないような偽装が施されていた。
「ここまで分かりにくいと、普通に見つけるのは無理ね、流石はミュー。
それで最初は私が一人である程度まで進むってことでいい?」
私がそう言うと、フィーナが眉を顰めた。
「自己限定の『未来視』をするつもりなのでしょうが、一人での先行はあまりしてほしくないのですが」
「そう言っても、私一人で行ったほうが魔力消費は少ないでしょ?」
「それは、そうですが」
私の言葉を聞いても反対だろう顔をしているフィーナを見て、納得させるのは時間が掛かりそうだと判断して私は階段へと足を進めた。
「ひとまずは任せてよ。私は、これでも時間魔法なんだから、フィーナと同じくらいの働きはしないとね」
「無理だけはしないでください」
「もちろん」
私は笑顔でフィーナに答えてから『未来視』と『水膜』という体に水の膜を張る魔法を発動させ、階段を降り始めた。
私は今回の『未来視』では、常に15秒先の未来を見るようにしている。
これは私が『未来視』の魔法を一度切り、次に私の全身を覆う『水膜』に時間魔法を掛ける為の時間を得るためである。
『水膜』は私の全身を覆っている性質上、常に水を循環し続け、外からの空気を取り込まなければ、私は吸い込む空気が無くなり死んでしまう。
その循環では『蛇水流』の様に攻撃を取り込む事は、『水膜』の水の量が少なすぎるので出来ない。
それならば、水の循環、つまり水の流れを利用して攻撃を防ぐ、正確に言えば敵の攻撃を削り切る手段に変える。
水の循環の時間のみを指定して時間を加速させることで、水の循環を水の刃に変える。
もちろん、敵の攻撃次第では『水膜』も破られるだろうから、そこまで過信は出来ないけれど。
「こんなに近くに入り口があるのに気が付かないとは、私も訛りましたかね」
ミューはそう言ってから、足元に支配魔法を使用した。
すると、私が凍らせて地面の代わりに足場になっていた黒い何かが一部浮き 上がった。
地面が見えた場所に、ミューが更に支配魔法を使用すると、地面の一部が扉の様に、横に動いた。
私達がそれに驚いていると、地面の一部に人が1人ずつ入れるくらいの大きさの穴が出来上がった。
その穴は階段になっており、私達が居る場所からでは奥底が見えないほど深かった。
しかも、この階段は周囲と同じように階段から壁に至るまで真っ白になっており、この穴が開いていても近くでよく見なければ分からないような偽装が施されていた。
「ここまで分かりにくいと、普通に見つけるのは無理ね、流石はミュー。
それで最初は私が一人である程度まで進むってことでいい?」
私がそう言うと、フィーナが眉を顰めた。
「自己限定の『未来視』をするつもりなのでしょうが、一人での先行はあまりしてほしくないのですが」
「そう言っても、私一人で行ったほうが魔力消費は少ないでしょ?」
「それは、そうですが」
私の言葉を聞いても反対だろう顔をしているフィーナを見て、納得させるのは時間が掛かりそうだと判断して私は階段へと足を進めた。
「ひとまずは任せてよ。私は、これでも時間魔法なんだから、フィーナと同じくらいの働きはしないとね」
「無理だけはしないでください」
「もちろん」
私は笑顔でフィーナに答えてから『未来視』と『水膜』という体に水の膜を張る魔法を発動させ、階段を降り始めた。
私は今回の『未来視』では、常に15秒先の未来を見るようにしている。
これは私が『未来視』の魔法を一度切り、次に私の全身を覆う『水膜』に時間魔法を掛ける為の時間を得るためである。
『水膜』は私の全身を覆っている性質上、常に水を循環し続け、外からの空気を取り込まなければ、私は吸い込む空気が無くなり死んでしまう。
その循環では『蛇水流』の様に攻撃を取り込む事は、『水膜』の水の量が少なすぎるので出来ない。
それならば、水の循環、つまり水の流れを利用して攻撃を防ぐ、正確に言えば敵の攻撃を削り切る手段に変える。
水の循環の時間のみを指定して時間を加速させることで、水の循環を水の刃に変える。
もちろん、敵の攻撃次第では『水膜』も破られるだろうから、そこまで過信は出来ないけれど。
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