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3章後半 『終わり』編
127話
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「貰っ、た?」
私が呆然と呟くと、女はフィーナに手でこちらに来いとすると、フィーナは剣を下ろし、床に剣を引き摺りながら女の方に歩いていった。
そして、女はフィーナが手が届く範囲まで近付くと、フィーナの顔を撫でるように触った。
「そう、意識を封印魔法で封印して、後は私の意のままに操るだけ。元々、上に居た支配魔法の魔眼を持つ人間ともう一人は私の意のままだったから、簡単だったよ」
「残りの2人はどうしたの?」
「ん?残りの2人?残りの2人は操ってた時間が長いから壊れたよ?」
壊れたということは、おそらく死んだという事だろう。
その事には、そこまで動揺はなかった。
でも、フィーナを貰ったという事だけは看過出来なかった。
例えフィーナと戦うことになろうとも、例えフィーナを傷付けることになろうとも、例え私がどんな目にあおうとも、フィーナをあの女から取り戻す。
私はその決意を胸に、氷の剣に『魔法』を込めて作り出し、右手で握った。
魔法で作り出したものは使用された魔力が切れても残り続ける。
例えば、炎の槍も通常一発分の魔力が切れた消えるし、逆に言えばきちんと指定さえしていれば、炎の槍は魔力が切れるまで燃え続けるだろう。
その炎の槍が敵に命中していようが、していまいが燃え続けることに変わらない。
これは私の氷にも言える。
今回は3回は氷の剣を作れる魔力を利用して、氷の剣の発動時間を伸ばした。
魔力を必要以上に込めても、自身の全魔力を込めなければ威力の急上昇はない。
しかし、発動時間や発動範囲は変えられる。
なので、今回は5分の維持時間にした。
通常の魔力量で一回氷の剣を作ると3分は持つので、全てを維持時間のみに回せばもう4分は維持時間が伸びるが、今回は他の魔法で氷の剣を作ったので3回分の魔力の消費は仕方ない。
それに氷の剣は常時発動型魔法ではなく、1度発動させた後は同系統を使えるようになる形成発動型魔法だから必要な出費と言える。
そもそも私の魔法には、常時発動型魔法と形成発動型魔法、更に即時発動型魔法という3つの分類があるが、これは私が勝手に作った分類だ。
しかし、その分類の仕方は常時発動型魔法がこれを発動させれば私が魔法を切るまでは消えない魔法、形成発動型魔法は何かを形作り、魔法発動後も残る魔法、即時発動型魔法は相手に直接凍らせたりする魔法になるので、私が使える魔法を分類分けする事で咄嗟の判断に迷うことが無くなる、はずである。
もしも、初の実践で戸惑ってしまったりしたら、面倒な事は忘れて、氷と水の魔法で力押しで行くしかない。
そもそも時間魔法が使えれば、こんな面倒な事は考えなくても良い。
しかも、あの女の声を聞いてから時間魔法が使えていない。
その為、この戦闘では、時間魔法が使えないものとして、勝ち切るしかない。
私は氷の剣を握って数秒、そんな思考の後、魔法を発動させた。
「行くよ、フィーナ。『氷結庭園』!!」
私が呆然と呟くと、女はフィーナに手でこちらに来いとすると、フィーナは剣を下ろし、床に剣を引き摺りながら女の方に歩いていった。
そして、女はフィーナが手が届く範囲まで近付くと、フィーナの顔を撫でるように触った。
「そう、意識を封印魔法で封印して、後は私の意のままに操るだけ。元々、上に居た支配魔法の魔眼を持つ人間ともう一人は私の意のままだったから、簡単だったよ」
「残りの2人はどうしたの?」
「ん?残りの2人?残りの2人は操ってた時間が長いから壊れたよ?」
壊れたということは、おそらく死んだという事だろう。
その事には、そこまで動揺はなかった。
でも、フィーナを貰ったという事だけは看過出来なかった。
例えフィーナと戦うことになろうとも、例えフィーナを傷付けることになろうとも、例え私がどんな目にあおうとも、フィーナをあの女から取り戻す。
私はその決意を胸に、氷の剣に『魔法』を込めて作り出し、右手で握った。
魔法で作り出したものは使用された魔力が切れても残り続ける。
例えば、炎の槍も通常一発分の魔力が切れた消えるし、逆に言えばきちんと指定さえしていれば、炎の槍は魔力が切れるまで燃え続けるだろう。
その炎の槍が敵に命中していようが、していまいが燃え続けることに変わらない。
これは私の氷にも言える。
今回は3回は氷の剣を作れる魔力を利用して、氷の剣の発動時間を伸ばした。
魔力を必要以上に込めても、自身の全魔力を込めなければ威力の急上昇はない。
しかし、発動時間や発動範囲は変えられる。
なので、今回は5分の維持時間にした。
通常の魔力量で一回氷の剣を作ると3分は持つので、全てを維持時間のみに回せばもう4分は維持時間が伸びるが、今回は他の魔法で氷の剣を作ったので3回分の魔力の消費は仕方ない。
それに氷の剣は常時発動型魔法ではなく、1度発動させた後は同系統を使えるようになる形成発動型魔法だから必要な出費と言える。
そもそも私の魔法には、常時発動型魔法と形成発動型魔法、更に即時発動型魔法という3つの分類があるが、これは私が勝手に作った分類だ。
しかし、その分類の仕方は常時発動型魔法がこれを発動させれば私が魔法を切るまでは消えない魔法、形成発動型魔法は何かを形作り、魔法発動後も残る魔法、即時発動型魔法は相手に直接凍らせたりする魔法になるので、私が使える魔法を分類分けする事で咄嗟の判断に迷うことが無くなる、はずである。
もしも、初の実践で戸惑ってしまったりしたら、面倒な事は忘れて、氷と水の魔法で力押しで行くしかない。
そもそも時間魔法が使えれば、こんな面倒な事は考えなくても良い。
しかも、あの女の声を聞いてから時間魔法が使えていない。
その為、この戦闘では、時間魔法が使えないものとして、勝ち切るしかない。
私は氷の剣を握って数秒、そんな思考の後、魔法を発動させた。
「行くよ、フィーナ。『氷結庭園』!!」
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