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1章
20話 説明③
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私から視線を外したミュディー様は、そのまま【付与師】さんに視線を向けた。
「後一年しても婚約者が居ない時には貴女に決めるつもりだったけど、貴女は何番目でも良いと言って居たわね。
正直に言えば、貴女がエクスと男女の関係を持つのは、色々と不安だったから留め置いていたのだけれど、そうも言っていられなくなったわね。
今回の事から、ドーラス家の第二夫人に求められるのは、3つの条件よ。
1つ、第一夫人候補を最大限に尊重する事が出来ること。
2つ、平民出身である彼女を、女性のみしか入れない社交の場で守る事が出来ること。
3つ、彼女が第一夫人候補から降りた際には第一夫人を務め、降りなかった際には第二夫人を務められる臨機応変にして図太い精神性であること。
以上の3つの条件に当て嵌まっていて、尚且つ年齢的にも問題が無いのはドリス、貴女だけなの。
だから、貴女は第二夫人候補になってくれない?
この場には関係者が全員居るのだし、決めるのには丁度良いでしょう」
ミュディー様はそう言ってから、【付与師】さんに不敵な笑みを向けた。
その笑みを向けられた【付与師】さんも、ミュディー様に不敵な笑みを返した。
「エクス様と関係を持てるならば、第二夫人候補だろうが、愛人だろうが、閨教育のお相手だろうが、第一夫人候補を完璧に守った上で務めてみせましょう。
このドリス・エーストンの名と私の魔法の研究に対する情熱に賭けて」
ミュディー様と【付与師】さん以外の私達が呆けている内に話が纏まってしまいそうになっていた。
それを見て、エクス様が慌てて、間に入った。
「ちょ!!
ちょっとお待ち下さい、母上!!
ドリスが第二夫人とは、なんの話ですか!?」
「元々、ドリス本人が求めていた事よ。
何時も断っていたのだけど、今回はそうも言っていられないわ。
それにドリスもエクスの婚約者になれば、少しは落ち着くでしょう」
「な、何を言っているのですか、母上。
そもそもドリスは領地持ちではないとはいえ、伯爵家の当主なのですよ?
それを考えれば、俺の第一夫人ならともかく、第ニ夫人はあり得ないでしょう」
「そうね、私と旦那様もそう言って断っていたわ。
それも貴方が婚約者か、婚約者でなくとも好きな相手くらい見つけてくるなら問題もないと判断しての事よ。
それなのに貴方は婚約者を気配も無ければ、好きな相手を作る事もない。
もちろん貴方が周りの力関係を考えて、容易に婚約者や好きな相手を作る事が無かったのは褒められる事よ。
私達も、それによって動きやすかった事もあるわ。
でも、貴方は辺境伯家なのだから、そろそろ婚約者を作る時期に来ているの。
その事は貴方も理解しているでしょう?」
「それは、理解しているつもりです」
ミュディー様の言葉を聞いて、エクス様は顔を顰めつつ答えた。
それを見たミュディー様は頷いてから、言葉を続けた。
「そうよね。
貴方は賢い子だから、理解しているでしょうね。
でもね、貴方と彼女はジャックと第二夫人のエリシアさんを王都に追いやるしかない状況にしたのよ。
それによって相手が、どのような行動に出るか少し考えば、私がこんな事を言っている理由が貴方なら分かるでしょう?」
「っ!!
なるほど、再び縁を結ぶ為に無理矢理にでも婚約、もしくは結婚させようとしてくるという事ですか」
「ええ、あくまでも最悪の場合だけど、彼女程の才能があれば可能性があるわ。
そうなれば相手は手段を問わないでしょうね。
交渉やお願いで済めば良いけど、脅しや脅迫なんて貴族ならば序の口、それ以上の事をしても簡単に伏せられる力がある。
彼女が敵に回したのは、そういう相手なのよ。
だからこそ貴方は彼女を守り、彼女は貴方の風よけになるようにお願いするしか選択肢がないの」
「なるほど、俺がミスを犯していたのは理解しました。
要するに、もっとジャックの件を穏便にしておけば、彼女は自由に動けたという訳ですか」
「ええ、その通りよ。
まあ、辺境伯家の人間としては間違いではないのよ。
この地に、魔物を軽視する夫人も、子も必要無いわ。
だから、本当なら褒めても良いくらいなのよ。
けれど、彼女の才能に気付けていれば、もっと違った対応をしなければならなかった。
まあ、才能を確認するまでは想像出来ない事でしょうから、仕方ない事だったでしょうね。
さて、エクス。
貴方にも、彼女にも拒否権がないのは理解出来たかしら」
「はい」
「分れば、よろしい。
さて、今度は貴女の番ね。
貴女は今、好き人が居るかしら?」
「い、いえ、居ません」
「それなら、良かったわ。
これから好きな相手を作るのは構わないけれど、エクスと婚約する前に好きな相手がいるのは、あまり良い事ではないから」
「これからなら良いのですか?」
「ええ、婚約する前に居ないなら、それで良いの。
ああ、ただし好きな相手が出来たなら、すぐに報告しなきゃ駄目よ。
報告したら、悪いようにはしないから。
因みにエクスが好きになるのは大歓迎だから、エクスを好きになってくれても構わないのよ」
「は、はぁ」
私が展開の早さについて行けないせいで気の抜けた返事をしてしまったが、ミュディー様は満足そうに頷いた。
それからエクス様を見て、断らせる気の無い声色で言った。
「エクス、城壁の守りや訓練、貴族としての知識を詰め込む事も大切だけど、今後は婚約者候補も大切に扱うように。
その為に、今後はきちんと婚約者候補達と適したお付き合いをするようにしなさい。
ああ、ドリスは防衛戦時に貴方とペアを組んでいるから、その時は仕方ないにしても、それ以外では基本的に淑女として扱うように。
良いわね?」
ミュディー様は笑顔でそう言った。
その言葉を聞いて、エクス様は顔を顰めた。
「幼子の髪の毛や唾液を求める淑女など居ないと思いますが」
「あら、何か文句が文句があるのかしら?
少し前に、『どんな形の政略結婚でもかまいません』と私達の前で言ったのは嘘だったの?」
「う、いえ、嘘ではありませんが」
「ふふ、エクスにしては珍しく言質を取られた形だから、たまには失敗から学びなさい」
「はい」
ミュディー様は優しく、しかしからかうようにエクス様にそう言った。
それを聞いて、エクス様は諦めたように肩を落としていた。
それを見てから、ミュディー様は領主様に視線を向け、凄みのある笑顔で言った。
「旦那様、貴方は彼女の扱い、そして交渉事の基本等々について、後でお話があります。
良いですね?」
「は、はい」
「後一年しても婚約者が居ない時には貴女に決めるつもりだったけど、貴女は何番目でも良いと言って居たわね。
正直に言えば、貴女がエクスと男女の関係を持つのは、色々と不安だったから留め置いていたのだけれど、そうも言っていられなくなったわね。
今回の事から、ドーラス家の第二夫人に求められるのは、3つの条件よ。
1つ、第一夫人候補を最大限に尊重する事が出来ること。
2つ、平民出身である彼女を、女性のみしか入れない社交の場で守る事が出来ること。
3つ、彼女が第一夫人候補から降りた際には第一夫人を務め、降りなかった際には第二夫人を務められる臨機応変にして図太い精神性であること。
以上の3つの条件に当て嵌まっていて、尚且つ年齢的にも問題が無いのはドリス、貴女だけなの。
だから、貴女は第二夫人候補になってくれない?
この場には関係者が全員居るのだし、決めるのには丁度良いでしょう」
ミュディー様はそう言ってから、【付与師】さんに不敵な笑みを向けた。
その笑みを向けられた【付与師】さんも、ミュディー様に不敵な笑みを返した。
「エクス様と関係を持てるならば、第二夫人候補だろうが、愛人だろうが、閨教育のお相手だろうが、第一夫人候補を完璧に守った上で務めてみせましょう。
このドリス・エーストンの名と私の魔法の研究に対する情熱に賭けて」
ミュディー様と【付与師】さん以外の私達が呆けている内に話が纏まってしまいそうになっていた。
それを見て、エクス様が慌てて、間に入った。
「ちょ!!
ちょっとお待ち下さい、母上!!
ドリスが第二夫人とは、なんの話ですか!?」
「元々、ドリス本人が求めていた事よ。
何時も断っていたのだけど、今回はそうも言っていられないわ。
それにドリスもエクスの婚約者になれば、少しは落ち着くでしょう」
「な、何を言っているのですか、母上。
そもそもドリスは領地持ちではないとはいえ、伯爵家の当主なのですよ?
それを考えれば、俺の第一夫人ならともかく、第ニ夫人はあり得ないでしょう」
「そうね、私と旦那様もそう言って断っていたわ。
それも貴方が婚約者か、婚約者でなくとも好きな相手くらい見つけてくるなら問題もないと判断しての事よ。
それなのに貴方は婚約者を気配も無ければ、好きな相手を作る事もない。
もちろん貴方が周りの力関係を考えて、容易に婚約者や好きな相手を作る事が無かったのは褒められる事よ。
私達も、それによって動きやすかった事もあるわ。
でも、貴方は辺境伯家なのだから、そろそろ婚約者を作る時期に来ているの。
その事は貴方も理解しているでしょう?」
「それは、理解しているつもりです」
ミュディー様の言葉を聞いて、エクス様は顔を顰めつつ答えた。
それを見たミュディー様は頷いてから、言葉を続けた。
「そうよね。
貴方は賢い子だから、理解しているでしょうね。
でもね、貴方と彼女はジャックと第二夫人のエリシアさんを王都に追いやるしかない状況にしたのよ。
それによって相手が、どのような行動に出るか少し考えば、私がこんな事を言っている理由が貴方なら分かるでしょう?」
「っ!!
なるほど、再び縁を結ぶ為に無理矢理にでも婚約、もしくは結婚させようとしてくるという事ですか」
「ええ、あくまでも最悪の場合だけど、彼女程の才能があれば可能性があるわ。
そうなれば相手は手段を問わないでしょうね。
交渉やお願いで済めば良いけど、脅しや脅迫なんて貴族ならば序の口、それ以上の事をしても簡単に伏せられる力がある。
彼女が敵に回したのは、そういう相手なのよ。
だからこそ貴方は彼女を守り、彼女は貴方の風よけになるようにお願いするしか選択肢がないの」
「なるほど、俺がミスを犯していたのは理解しました。
要するに、もっとジャックの件を穏便にしておけば、彼女は自由に動けたという訳ですか」
「ええ、その通りよ。
まあ、辺境伯家の人間としては間違いではないのよ。
この地に、魔物を軽視する夫人も、子も必要無いわ。
だから、本当なら褒めても良いくらいなのよ。
けれど、彼女の才能に気付けていれば、もっと違った対応をしなければならなかった。
まあ、才能を確認するまでは想像出来ない事でしょうから、仕方ない事だったでしょうね。
さて、エクス。
貴方にも、彼女にも拒否権がないのは理解出来たかしら」
「はい」
「分れば、よろしい。
さて、今度は貴女の番ね。
貴女は今、好き人が居るかしら?」
「い、いえ、居ません」
「それなら、良かったわ。
これから好きな相手を作るのは構わないけれど、エクスと婚約する前に好きな相手がいるのは、あまり良い事ではないから」
「これからなら良いのですか?」
「ええ、婚約する前に居ないなら、それで良いの。
ああ、ただし好きな相手が出来たなら、すぐに報告しなきゃ駄目よ。
報告したら、悪いようにはしないから。
因みにエクスが好きになるのは大歓迎だから、エクスを好きになってくれても構わないのよ」
「は、はぁ」
私が展開の早さについて行けないせいで気の抜けた返事をしてしまったが、ミュディー様は満足そうに頷いた。
それからエクス様を見て、断らせる気の無い声色で言った。
「エクス、城壁の守りや訓練、貴族としての知識を詰め込む事も大切だけど、今後は婚約者候補も大切に扱うように。
その為に、今後はきちんと婚約者候補達と適したお付き合いをするようにしなさい。
ああ、ドリスは防衛戦時に貴方とペアを組んでいるから、その時は仕方ないにしても、それ以外では基本的に淑女として扱うように。
良いわね?」
ミュディー様は笑顔でそう言った。
その言葉を聞いて、エクス様は顔を顰めた。
「幼子の髪の毛や唾液を求める淑女など居ないと思いますが」
「あら、何か文句が文句があるのかしら?
少し前に、『どんな形の政略結婚でもかまいません』と私達の前で言ったのは嘘だったの?」
「う、いえ、嘘ではありませんが」
「ふふ、エクスにしては珍しく言質を取られた形だから、たまには失敗から学びなさい」
「はい」
ミュディー様は優しく、しかしからかうようにエクス様にそう言った。
それを聞いて、エクス様は諦めたように肩を落としていた。
それを見てから、ミュディー様は領主様に視線を向け、凄みのある笑顔で言った。
「旦那様、貴方は彼女の扱い、そして交渉事の基本等々について、後でお話があります。
良いですね?」
「は、はい」
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