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1章 第1部 追放と一人目
16話 新たな拠点
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『フォレストウルフ』達との悪夢のような長時間戦闘から一夜明けて、今日は拠点をどこに作るかを決める作業と制作を行っていた。
行っていたという過去形なのは、それらが既に完了しており今は夜になっているからだ。
拠点の位置は前と変わっていないが、朝一番に移動しようとした所で金色の『ハイ・フォレストウルフ』から、この場所は黒い『ハイ・フォレストウルフ』から俺の縄張りだと認められたらしいので、下手に動かないほうがいいと言われたので、動かなかった。
それに金色の『ハイ・フォレストウルフ』に俺が使った『欠損回復』が、弾かれてしまい何故か使えなかったので、どちらにしろ遠くには動けなかっただろう。
なので、拠点の位置はそのままで、『魔物避け』の範囲を気にしつつ、拠点を拡大することにした。
が今回の拠点は今後長期使うことを考慮に入れて建てたので、建てるだけで今日一日が潰れてしまった。
まず、拠点だが拠点の中心はそのままで拠点の一面を川の中にまで入れる事で、一面分の防衛する戦力を減らせた。
まあ、逆に一面分分散する筈だった戦力が他の面に行くが仕方ない。
そして、拠点の中から川の水を取り込めるように、川が流れてきている方向とそれに対面する位置の水中のみを網目状にし、常に拠点の中の中に水が入るようにした。
因みに、ここには魔石を持っている魔物が触れると強力な電流が流れる魔道具を仕込んである。
そして、その水が入ってくる場所から下の位置に、川から流れ込んだ水を一定量溜め込んでおける、溜池の様な物を作った。
この溜池には魔物の魔石から作ることが出来る魔道具を、川の水を浄化するために作り、川の水を常に浄化することで煮沸などをせずとも飲めるようにした。
次に外壁だが、今挙げた場所の他の外壁は強度的に落ちる網目状では無く、きちんとした土壁に変更した。
この土壁は前の拠点よりもしっかりとイメージと魔力を込めて作ったので、単純な腕力だけなら黒い『フォレストウルフ』よりも少し弱い金色の『フォレストウルフ』でもびくともしないようにした。
まあ、その外壁も金色の『フォレストウルフ』が使える魔法を使用した『風爪』等の攻撃には数度しか耐えられない。
そう、実はこの金色の『フォレストウルフ』は魔法が使えたのだ。
今は自然の風を操って自身の体に纏わせて攻撃するしか出来ないが、なんの知識もなく独学でそれが出来るなら俺が教えれば、例え足が一本欠損していても、そこら辺の魔術師には太刀打ちすることは出来ず、五体満足だったならば中位悪魔くらいなら狩れる『ハイ・フォレストウルフ』が誕生するかもしれない。
それに今は不可能だが、いつか素材やら技術やらを集めて金色の『ハイ・フォレストウルフ』には足を作ってやりたい。
それがどれくらいの精度になるかは不明だが、無いよりはマシになるだろうし、その足の性能しだいでは最下級の悪魔くらいなら倒せるようになるかもしれない。
少し話が逸れたが、今まで上げた以外にも水がお湯になる魔道具を作って浴槽がある風呂を作ったり、キッチンを作ったり、魔法実験室を作ったり、魔物の解体&保管室を作ったり、寝室を作ったり、扉を作ったりして前の拠点の大きさの約3倍の大きさの拠点が出来上がった。
それと前は作り忘れた扉を川の方に制作して、そこが扉があると分かっていなければ、入ることは出来ない事が出来ないように、拠点の中から出るためだけの出口と拠点の中に入るためだけの入口の2つを作った。
因みに、拠点の各所に魔物を撃退する魔道具と魔物にこの拠点を感知させない様にする魔道具も作って設置したので、余程のことがなければ、空中、地上、水中、どこから魔物が来ても問題無い。
まあ、前の拠点が大きさが前の平屋建ての建物くらいの大きから、上の階や下の階が出来たので地面と接している面積は少し増えただけだが、ここら辺の木と同じくらいの高さまで拠点が大きくなったが、問題無いだろう。
因みに、俺が拠点を作っている間は『ハイ・フォレストウルフ』には、今日のご飯である魔物多めに6体とその後は周辺の警戒を頼んでおいた。
その結果、そこまで周囲を警戒することなく拠点作りに集中できた俺は1日で作り終える事が出来た。
そんな訳で今からは新しく作った魔法実験室で『ハイ・フォレストウルフ』と『命血』の魔法の実験をする。
行っていたという過去形なのは、それらが既に完了しており今は夜になっているからだ。
拠点の位置は前と変わっていないが、朝一番に移動しようとした所で金色の『ハイ・フォレストウルフ』から、この場所は黒い『ハイ・フォレストウルフ』から俺の縄張りだと認められたらしいので、下手に動かないほうがいいと言われたので、動かなかった。
それに金色の『ハイ・フォレストウルフ』に俺が使った『欠損回復』が、弾かれてしまい何故か使えなかったので、どちらにしろ遠くには動けなかっただろう。
なので、拠点の位置はそのままで、『魔物避け』の範囲を気にしつつ、拠点を拡大することにした。
が今回の拠点は今後長期使うことを考慮に入れて建てたので、建てるだけで今日一日が潰れてしまった。
まず、拠点だが拠点の中心はそのままで拠点の一面を川の中にまで入れる事で、一面分の防衛する戦力を減らせた。
まあ、逆に一面分分散する筈だった戦力が他の面に行くが仕方ない。
そして、拠点の中から川の水を取り込めるように、川が流れてきている方向とそれに対面する位置の水中のみを網目状にし、常に拠点の中の中に水が入るようにした。
因みに、ここには魔石を持っている魔物が触れると強力な電流が流れる魔道具を仕込んである。
そして、その水が入ってくる場所から下の位置に、川から流れ込んだ水を一定量溜め込んでおける、溜池の様な物を作った。
この溜池には魔物の魔石から作ることが出来る魔道具を、川の水を浄化するために作り、川の水を常に浄化することで煮沸などをせずとも飲めるようにした。
次に外壁だが、今挙げた場所の他の外壁は強度的に落ちる網目状では無く、きちんとした土壁に変更した。
この土壁は前の拠点よりもしっかりとイメージと魔力を込めて作ったので、単純な腕力だけなら黒い『フォレストウルフ』よりも少し弱い金色の『フォレストウルフ』でもびくともしないようにした。
まあ、その外壁も金色の『フォレストウルフ』が使える魔法を使用した『風爪』等の攻撃には数度しか耐えられない。
そう、実はこの金色の『フォレストウルフ』は魔法が使えたのだ。
今は自然の風を操って自身の体に纏わせて攻撃するしか出来ないが、なんの知識もなく独学でそれが出来るなら俺が教えれば、例え足が一本欠損していても、そこら辺の魔術師には太刀打ちすることは出来ず、五体満足だったならば中位悪魔くらいなら狩れる『ハイ・フォレストウルフ』が誕生するかもしれない。
それに今は不可能だが、いつか素材やら技術やらを集めて金色の『ハイ・フォレストウルフ』には足を作ってやりたい。
それがどれくらいの精度になるかは不明だが、無いよりはマシになるだろうし、その足の性能しだいでは最下級の悪魔くらいなら倒せるようになるかもしれない。
少し話が逸れたが、今まで上げた以外にも水がお湯になる魔道具を作って浴槽がある風呂を作ったり、キッチンを作ったり、魔法実験室を作ったり、魔物の解体&保管室を作ったり、寝室を作ったり、扉を作ったりして前の拠点の大きさの約3倍の大きさの拠点が出来上がった。
それと前は作り忘れた扉を川の方に制作して、そこが扉があると分かっていなければ、入ることは出来ない事が出来ないように、拠点の中から出るためだけの出口と拠点の中に入るためだけの入口の2つを作った。
因みに、拠点の各所に魔物を撃退する魔道具と魔物にこの拠点を感知させない様にする魔道具も作って設置したので、余程のことがなければ、空中、地上、水中、どこから魔物が来ても問題無い。
まあ、前の拠点が大きさが前の平屋建ての建物くらいの大きから、上の階や下の階が出来たので地面と接している面積は少し増えただけだが、ここら辺の木と同じくらいの高さまで拠点が大きくなったが、問題無いだろう。
因みに、俺が拠点を作っている間は『ハイ・フォレストウルフ』には、今日のご飯である魔物多めに6体とその後は周辺の警戒を頼んでおいた。
その結果、そこまで周囲を警戒することなく拠点作りに集中できた俺は1日で作り終える事が出来た。
そんな訳で今からは新しく作った魔法実験室で『ハイ・フォレストウルフ』と『命血』の魔法の実験をする。
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