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鴉は飛ぶの章
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あいつ、本読んでるよ。
商店街の本屋で、アイルがいる。
しかも、メガネしてるよ。
あいつ、目が悪いのか。
何読んでるのかな。
私が猫の本だから、犬の本かな。
背後から覗こうとしたら、本棚のカテゴリーに、医療系と書いてあったよ。
何か、怒りそうだから、止めよう。
すっと帰ろうかと思ったら、呼び止められた。
俺のCD、どうだった?
そう聞かれたからさ。
答えてやったよ。
君、私のデビュー曲のCD、ダサいって言ってたからさ。
ダサかったよ。
そう言ってやった。
そしたらさ、そうか…、ってテンション下げてんの。
バーカ。
嘘だよ。
カッコよかったよ。
そう言ってやったら、嬉しそうに口元緩めてる。
君は、良いよな。
私に、そう言われてさー。
商店街の本屋で、アイルがいる。
しかも、メガネしてるよ。
あいつ、目が悪いのか。
何読んでるのかな。
私が猫の本だから、犬の本かな。
背後から覗こうとしたら、本棚のカテゴリーに、医療系と書いてあったよ。
何か、怒りそうだから、止めよう。
すっと帰ろうかと思ったら、呼び止められた。
俺のCD、どうだった?
そう聞かれたからさ。
答えてやったよ。
君、私のデビュー曲のCD、ダサいって言ってたからさ。
ダサかったよ。
そう言ってやった。
そしたらさ、そうか…、ってテンション下げてんの。
バーカ。
嘘だよ。
カッコよかったよ。
そう言ってやったら、嬉しそうに口元緩めてる。
君は、良いよな。
私に、そう言われてさー。
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