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序章 異世界への追跡
アナザイドの扉決戦
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「…メデナリンジェさん、聞こえますか?ジョリスです。…法王は、無事です。ただ、ラルク結界は、すぐには、発動できません!」
ジョリスの声は、メデナリンジェに届いた。
法魔対策官のジンバが、一時的にシーメル結界で、アナザイドの扉周辺を封鎖するはずだったが、その前に魔人が飛び込んできてしまった。
ラルク結界は、結界内に魔物がいても、消滅または結界外にまで攻撃し続け、弾き飛ばす力がある。
それが発動できない事に、メデナリンジェは、失望を隠せなかった。
辺りには、制封機動部隊も、法魔監査院の者も、亡骸が転がっているだけで、戦える者もいない。
魔人を、本当に一人で倒さなければならない。
地面に足をつけ、魔人と対面しているメデナリンジェ。
背後には、先ほど掌底で吹き飛ばした魔人が起き上がり、ゆっくりと近寄ってきていた。
青竜剛力術は、魔力の消費が激しいため、発動を終えた。
目の前の魔人は、170cmほどの身長で、他の魔人同様、黒い頭巾を深く被っている。表情はわからないが、口元が笑っている。
「僕の名前は、ザドシエリと言うんだ。貴女は?」
魔人が、話しかけてきた。メデナリンジェは、目を見開き、驚きを見せる。
「これからくたばる貴方に、教えてあげる名前はないんだけど、いいわ。跡形もなく消し飛んじゃう可哀想な魔人ちゃんに、教えてあげる」
「メデナリンジェ…よ。」
メデナリンジェはそう言い、足元に戦闘服による魔法陣を出現させる。
ザドシエリと言った魔人は、ハハハと笑い、
「見事だよ、メデナリンジェ。君の力は、素晴らしい…」
「ザールの変わりに、君を魔人へと変えてあげようか?」
そう言った。
メデナリンジェは、戦慄が走り、表情が一層険しくなる。
ザールと同じ道を辿る。考えただけでも恐ろしい。
ザドシエリは、腰にある長剣を外し、構えた。
鍔には、多頭黒蛇イジャルガを模して、真ん中に強烈な魔力を発する隻眼がある。剣身は、紫炎がうっすらと浮かび上がっている。
古文書にも書いてあった…
あれが、魔王級の魔剣。
魔眼剣アークブロンダー。
この魔人、思った以上に…凶悪だわ。
メデナリンジェは、固唾を飲んだ。
胸の鼓動が高まり、抑えられない。
この異常な威圧感は、何?
その時、遠くの方で、大きな爆発音がする。
ザドシエリは、その方向を一瞬伺い、目の前から消えた。
「何…!?」
ザドシエリを見失い、戸惑うメデナリンジェの背後から、間を与えず、もう一人の魔人が、襲いかかった。
「ガアァッ!!」
「青竜剛力術!!」
メデナリンジェは、体から青い炎を吹き出し、魔人の手刀を前転宙返りでかわし、その勢いのまま、右足踵で魔人を上空に弾き飛ばした。
魔人は攻撃を食らいながらも、空で何とか反撃する体勢を整えようとしていたが、さらに別の角度から、魔人を襲う。
「赤竜剛力術」
赤い炎を纏い、魔人を弾き飛ばす男。
「メ…ディ…。行け」
男は、赤い炎を消し、少しバランスを崩す。右腕から血を流し、だらりとさせている。顔は苦痛に歪んでいる。
「イリュード…!?」
メデナリンジェは、少し安堵した表情を見せた。
「…魔人が、アナザイドの扉を抜けた…」
イリュードの言葉に、メデナリンジェは表情を硬直させ、必死にアナザイドの扉の方に目をやった。
アナザイドの扉に半ば一体化する様に、ザールの体が扉にあった。
ザールはぐったりとしている。死んでいる様だ。
アナザイドの扉は、開かれていた。
扉の隙間から、闇の嵐が唸りを上げているのが見える。
異空間への狭間…
「行け…!メディ」
あのザドシエリが、別世界の惑星へ。
このアナザイドの扉を閉めてしまえば、いい。
1人くらいの魔人は、見逃そうか。
「イリュード…。貴方、さすが、アクトレイダーね」
アナザイドの扉から抜けた魔人は、この扉を所有するガーディアンワールドの責任。
アナザイドの扉に近くにいて、ほぼ負傷箇所のない私が行くしかないわ。
弾き飛ばされた魔人は、怒り狂った様に叫び声を上げた。筋肉を増やし、体を大きくし、そして顔を変形させ、巨人化していく。
魔力の異様な高まりを感じさせる。
イリュードは、地面まで下がり、戦闘服に雷魔法を表示させた。そして、さらに自分で呪文を詠唱し始めた。
「…!!?」
メデナリンジェは、イリュードに手を伸ばし、そのまま、彼の肩に触れた。
「…イ…!?」
イリュードは、厳しい目をメデナリンジェに向け、アナザイドの扉に向かう様に急き立てる。
イリュードの足元に魔法陣が描かれ、光に溢れる。
メデナリンジェは、彼の肩から手を離し、後退りした。
魔法陣に記された光の文字が、不可思議な象形文字に変換されていく。
細かな地響きがすると、イリュードの体は一気に光に染まり出した。
メデナリンジェは、イリュードの姿を見て、唇を噛み、彼を必要以上に睨みつけた。
彼女は通信で、ジョリスに、アナザイドの扉を施錠する者を連れてくる様に伝えた。
メデナリンジェは、アナザイドの扉に身を翻し、イリュードに目をやらず、向かっていく。
イリュードは、地を蹴り、巨人化した魔人に向かって高速飛行していった。
空から伸びる幾多の雷撃は、イリュード自体に襲いかかり、それを吸収し、光を強めていく。
雷魔法ザルギーバと光魔法ベルシュカの合体魔法による、ガーディアン究極魔法イベルカ。
エネルギーが爆走し、それは対象物から離れず無限に増大する。
この魔法は、自分と攻撃対象に、破滅をもたらす。
ジョリスの声は、メデナリンジェに届いた。
法魔対策官のジンバが、一時的にシーメル結界で、アナザイドの扉周辺を封鎖するはずだったが、その前に魔人が飛び込んできてしまった。
ラルク結界は、結界内に魔物がいても、消滅または結界外にまで攻撃し続け、弾き飛ばす力がある。
それが発動できない事に、メデナリンジェは、失望を隠せなかった。
辺りには、制封機動部隊も、法魔監査院の者も、亡骸が転がっているだけで、戦える者もいない。
魔人を、本当に一人で倒さなければならない。
地面に足をつけ、魔人と対面しているメデナリンジェ。
背後には、先ほど掌底で吹き飛ばした魔人が起き上がり、ゆっくりと近寄ってきていた。
青竜剛力術は、魔力の消費が激しいため、発動を終えた。
目の前の魔人は、170cmほどの身長で、他の魔人同様、黒い頭巾を深く被っている。表情はわからないが、口元が笑っている。
「僕の名前は、ザドシエリと言うんだ。貴女は?」
魔人が、話しかけてきた。メデナリンジェは、目を見開き、驚きを見せる。
「これからくたばる貴方に、教えてあげる名前はないんだけど、いいわ。跡形もなく消し飛んじゃう可哀想な魔人ちゃんに、教えてあげる」
「メデナリンジェ…よ。」
メデナリンジェはそう言い、足元に戦闘服による魔法陣を出現させる。
ザドシエリと言った魔人は、ハハハと笑い、
「見事だよ、メデナリンジェ。君の力は、素晴らしい…」
「ザールの変わりに、君を魔人へと変えてあげようか?」
そう言った。
メデナリンジェは、戦慄が走り、表情が一層険しくなる。
ザールと同じ道を辿る。考えただけでも恐ろしい。
ザドシエリは、腰にある長剣を外し、構えた。
鍔には、多頭黒蛇イジャルガを模して、真ん中に強烈な魔力を発する隻眼がある。剣身は、紫炎がうっすらと浮かび上がっている。
古文書にも書いてあった…
あれが、魔王級の魔剣。
魔眼剣アークブロンダー。
この魔人、思った以上に…凶悪だわ。
メデナリンジェは、固唾を飲んだ。
胸の鼓動が高まり、抑えられない。
この異常な威圧感は、何?
その時、遠くの方で、大きな爆発音がする。
ザドシエリは、その方向を一瞬伺い、目の前から消えた。
「何…!?」
ザドシエリを見失い、戸惑うメデナリンジェの背後から、間を与えず、もう一人の魔人が、襲いかかった。
「ガアァッ!!」
「青竜剛力術!!」
メデナリンジェは、体から青い炎を吹き出し、魔人の手刀を前転宙返りでかわし、その勢いのまま、右足踵で魔人を上空に弾き飛ばした。
魔人は攻撃を食らいながらも、空で何とか反撃する体勢を整えようとしていたが、さらに別の角度から、魔人を襲う。
「赤竜剛力術」
赤い炎を纏い、魔人を弾き飛ばす男。
「メ…ディ…。行け」
男は、赤い炎を消し、少しバランスを崩す。右腕から血を流し、だらりとさせている。顔は苦痛に歪んでいる。
「イリュード…!?」
メデナリンジェは、少し安堵した表情を見せた。
「…魔人が、アナザイドの扉を抜けた…」
イリュードの言葉に、メデナリンジェは表情を硬直させ、必死にアナザイドの扉の方に目をやった。
アナザイドの扉に半ば一体化する様に、ザールの体が扉にあった。
ザールはぐったりとしている。死んでいる様だ。
アナザイドの扉は、開かれていた。
扉の隙間から、闇の嵐が唸りを上げているのが見える。
異空間への狭間…
「行け…!メディ」
あのザドシエリが、別世界の惑星へ。
このアナザイドの扉を閉めてしまえば、いい。
1人くらいの魔人は、見逃そうか。
「イリュード…。貴方、さすが、アクトレイダーね」
アナザイドの扉から抜けた魔人は、この扉を所有するガーディアンワールドの責任。
アナザイドの扉に近くにいて、ほぼ負傷箇所のない私が行くしかないわ。
弾き飛ばされた魔人は、怒り狂った様に叫び声を上げた。筋肉を増やし、体を大きくし、そして顔を変形させ、巨人化していく。
魔力の異様な高まりを感じさせる。
イリュードは、地面まで下がり、戦闘服に雷魔法を表示させた。そして、さらに自分で呪文を詠唱し始めた。
「…!!?」
メデナリンジェは、イリュードに手を伸ばし、そのまま、彼の肩に触れた。
「…イ…!?」
イリュードは、厳しい目をメデナリンジェに向け、アナザイドの扉に向かう様に急き立てる。
イリュードの足元に魔法陣が描かれ、光に溢れる。
メデナリンジェは、彼の肩から手を離し、後退りした。
魔法陣に記された光の文字が、不可思議な象形文字に変換されていく。
細かな地響きがすると、イリュードの体は一気に光に染まり出した。
メデナリンジェは、イリュードの姿を見て、唇を噛み、彼を必要以上に睨みつけた。
彼女は通信で、ジョリスに、アナザイドの扉を施錠する者を連れてくる様に伝えた。
メデナリンジェは、アナザイドの扉に身を翻し、イリュードに目をやらず、向かっていく。
イリュードは、地を蹴り、巨人化した魔人に向かって高速飛行していった。
空から伸びる幾多の雷撃は、イリュード自体に襲いかかり、それを吸収し、光を強めていく。
雷魔法ザルギーバと光魔法ベルシュカの合体魔法による、ガーディアン究極魔法イベルカ。
エネルギーが爆走し、それは対象物から離れず無限に増大する。
この魔法は、自分と攻撃対象に、破滅をもたらす。
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