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世界を渡る少女
魔法を学ぶ
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全属性が使える事が判明した所で、まずはエミリアントの寝床である岩壁の隙間から出る事に。
「そういえば、ここが寝床って事はエミリアントさんは普段は人型なんですね」
『ドラゴンは基本人型でいる事が多い。巨大過ぎる体躯は、生活するには不便な事が多いからな』
エミリアントのドラゴン時のサイズを思い出し、納得げに頷いた。
美咲も人型でいてくれた方が何かと安心できるので、特に何も言わなかった。
洞窟の開けた場所まで出てくると、エミリアントと美咲は向かい合うようにして立ち止まる。
『まずは、魔法について詳しく説明していく』
「はい、先生!」
元気に返事をする美咲に何とも言えない顔になるエミリアントだが、そのまま説明に入った。
『魔法とは、体内魔力で自然魔力を操作して起こる現象ーーーというのは、先程説明したな』
「はい」
『操作するにあたり、重要となるのは術者による質の高いイメージと魔力だ。
このイメージはただ起こる現象を想像するだけでなく、その過程をも想像できると尚良い。具体的には、どの程度の魔力をどうコントロールしているか』
「んー、つまり魔力をコントロールしているイメージを持て、という事ですか?」
『そうだ。普通なら自らの魔力は手に取るように感じ取れるものなのだが…』
「私にはさっぱりです」
見極めの為に教わった方法で、目の前に極小さな火を起こす美咲。
あれから他の属性判定を経て、ある程度は込める魔力を調節できるようになった。最初のような炎の竜巻は二人とも勘弁願いたいところだ。
それでも、魔力を操っている感覚が未だにない美咲は何度も目の前に火を起こしては消し、起こしては消しを繰り返し首を傾げる。
『おそらく、貴様は魔力量が多過ぎて感知できないのだろう。これまで魔力を操った事がない、というのも原因があるかもしれんが』
「これも慣れるしかないんですね」
『そういう事だ。そして、だからこそ貴様には魔力コントロールのイメージが最重要だと肝に命じておけ。でないと、些細な魔法のつもりで周囲の命を奪う事になりかねん』
誤爆の危険性を指摘され、美咲は神妙な顔で頷く。自分だけでなく、周囲の無関係の者達まで危険に晒すとなれば慎重になるだろう。
『加えて、魔力コントロールは魔法そのものの質を上げる為にも必要だ』
「魔法の質、ですか?」
『例えばーーー』
そう言いながら地面に手を翳したエミリアントは、一つの魔法を放った。
眼を見張る美咲の前に、1メートル程のサイズのドラゴンが姿を現した。深紅の鱗を見るに、エミリアントのドラゴン型を小さくしたもの。
「可愛いっ」
『そしてーーー』
続けて、その隣に同じドラゴンが姿を現す。
しかし、後に出たドラゴンの体は若干透けており、その体も陽炎のように微かに揺らめているように見えた。
『闇魔法に分類される「幻覚」だ。魔法の質が低いと、コレのように体が透けるなど相手に見破られやすい。攻撃魔法なら、塞がれやすい』
「ふぇ~」
感心した様子でしゃがみ込みながら幻覚のドラゴンを見比べていた美咲が、徐に体のハッキリしているドラゴンへ手を伸ばした。
だが、その手はドラゴンの体に触れる事なく通り抜ける。
「ありゃ」
『……それは幻覚だと言っただろう』
呆れた視線を向けるエミリアントに照れ笑いを浮かべ美咲が立ち上がると、目の前にいた2体のドラゴンも消えた。
名残惜しそうにドラゴンが消えた場所を眺めている美咲に、エミリアントは気付かないフリをする。
「あとは、魔力でしたっけ」
『これが貴様にとっては一番の問題になる事だ。
魔力コントロールが魔法の質になり、魔力量はそのまま魔法の規模になる。だがら、先程のように魔力量を見誤れば予期せぬ事故に繋がるぞ』
暗に注意しろ、と言われ彼の寝床を燃やす所だった美咲は申し訳なさそうに「はい」と返す。
それにしても、と美咲は再度目の前に蝋燭サイズの火を出現させる。
(念願の異世界、しかも魔法が使えるというオプション付きなのは嬉しいけど…)
これは本当に、現実なんだろうか。今更だが、そんな不安が頭を過ぎる。
火を消し、自らの右掌に視線を落とした。
本当はあの時、部屋に灯していた蝋燭を倒したりして火事が起こり、それに巻き込まれ自分は死んだか、それとも意識不明でこれは夢なのでは。
(……それでも、あの現実に戻るくらいなら)
その想いだけが、美咲に唯一あるものだ。
夢だろうが何だろうが、あの世界には戻らない。その為になら、美咲は何だってするつもりだ。
魔法がその為に役立つというなら、この世界に住む誰よりも魔法を上手く操ってみせる。
そんな決心を密かに心の内で唱え、ギュッと拳を握った。
「そういえば、魔法の属性で火とか水とかは何となく分かるんですけど、光と闇っていうのは何ができるんですかね?」
『簡単なものだと、先程の判定で使った「灯」と「暗転」だ。これはイメージがし易いから、というものと使用する魔力が少なくて済むからだ』
美咲は先程の属性判定で使った魔法を思い返す。
「灯」はその名の通り、光を現す魔法だ。掌の上に野球ボール程のサイズの光球を出現させ、ライトとして使用される。当然、効果はその光球付近となる。
「暗転」はその逆とも言える代物で、一定範囲の空間の明度を一時的に下げる事が出来る。その効果は術者のイメージ、魔力コントロールに掛かってくる。
そして、この二つの魔法に関してエミリアントを酷く驚かせていた。
『いくら初歩の魔法とはいえ、貴様程の完成度の高い状態で魔法を行使できる者はそういないだろう。随分とイメージが堅い』
「まぁ、私の元いた世界では魔法が無かった分、別の便利な物が沢山ありましたので」
電球はどの家庭でも最低限あろうだろうし、明度を下げる、というのもスマホ画面の明度を下げるのをイメージしたら簡単に成功した。
しかし、この世界にそういった物は存在せず、普段の生活で使用されるのは蝋燭やランタンの火が多く、光源、と言われてもイメージが追いつかない場合が多い。間違って火を点けてしまうミスも珍しくはない。
明度を下げるとなれば、そのイメージは更に難しくなる。そもそも、明度を自ら操作出来るものというイメージがないのだがら無理もない。
だから「灯」と「暗転」を最初に手本を見せ、それから実践させるのが、この世界での常だった。
しかし、美咲はエミリアントが「こういった魔法」という説明を口頭で受けただけで、完璧に魔法を発動させてみせた。
それもかなりの微調整が効くもので。
「スマホ持ってこれたら説明出来たんだけどなぁ」
残念ながら美咲は身一つでこちらの世界に来てしまっているので、あちらの世界の物といえば身に纏っている高校の制服くらいか。
『……その、すまほ、というのがどういう物なのかは知らないが、確かに随分と便利な物のようだ』
「それはもちろん!このくらいの基本片手で使える大きさで、これがあれば遠くの人と連絡するのも一瞬だし、全然知らない人とも交流だって、ゲームだって出来ちゃう!」
『ほう…』
まだ美咲の「異世界から来た」という言い分を完全に信じきる事は出来ないが、それでも興味深い話だとエミリアントは面白そうに眼を細めた。
「あ。あともう一つ質問なんですけど…」
『なんだ』
「ここって洞窟の中じゃないですか。外からの光が差し込んでるわけでも、明かりを灯しているわけでもないのに、何でこんなに明るいんですか?」
「暗転」を行使している際に思い至ったが、洞窟を見渡しても光源となるような物が一つもない。
なのに、まるで日中に外にいるかのように明るいのだ。
その疑問に、エミリアントは納得げに頷くと側の岩壁をコツと叩く。
『原因は、この洞窟そのものだ』
「洞窟が?」
『ここ一帯の土地は他よりも自然魔力が溜まり易い。そのせいか、この洞窟の岩には魔力を多く含んだ魔光石が至る所に埋まっている。
魔光石は魔力に反応して光る鉱石で、それは他の鉱石に伝わり光を伝達させる。この洞窟が明るく感じるのは、洞窟の壁が魔光石に影響して常に光を発しているからだ』
「ふぇぇ……凄い。さすが異世界」
魔法には慣れ始めて来た美咲だが、当然のように世界に魔力が影響を与えているというのは、何とも感慨深いものを感じていた。
ペタペタと壁を両手で触り始めた美咲だが、エミリアントの生暖かい視線を察して赤くなりながら身体を壁から離した。
「そういえば、ここが寝床って事はエミリアントさんは普段は人型なんですね」
『ドラゴンは基本人型でいる事が多い。巨大過ぎる体躯は、生活するには不便な事が多いからな』
エミリアントのドラゴン時のサイズを思い出し、納得げに頷いた。
美咲も人型でいてくれた方が何かと安心できるので、特に何も言わなかった。
洞窟の開けた場所まで出てくると、エミリアントと美咲は向かい合うようにして立ち止まる。
『まずは、魔法について詳しく説明していく』
「はい、先生!」
元気に返事をする美咲に何とも言えない顔になるエミリアントだが、そのまま説明に入った。
『魔法とは、体内魔力で自然魔力を操作して起こる現象ーーーというのは、先程説明したな』
「はい」
『操作するにあたり、重要となるのは術者による質の高いイメージと魔力だ。
このイメージはただ起こる現象を想像するだけでなく、その過程をも想像できると尚良い。具体的には、どの程度の魔力をどうコントロールしているか』
「んー、つまり魔力をコントロールしているイメージを持て、という事ですか?」
『そうだ。普通なら自らの魔力は手に取るように感じ取れるものなのだが…』
「私にはさっぱりです」
見極めの為に教わった方法で、目の前に極小さな火を起こす美咲。
あれから他の属性判定を経て、ある程度は込める魔力を調節できるようになった。最初のような炎の竜巻は二人とも勘弁願いたいところだ。
それでも、魔力を操っている感覚が未だにない美咲は何度も目の前に火を起こしては消し、起こしては消しを繰り返し首を傾げる。
『おそらく、貴様は魔力量が多過ぎて感知できないのだろう。これまで魔力を操った事がない、というのも原因があるかもしれんが』
「これも慣れるしかないんですね」
『そういう事だ。そして、だからこそ貴様には魔力コントロールのイメージが最重要だと肝に命じておけ。でないと、些細な魔法のつもりで周囲の命を奪う事になりかねん』
誤爆の危険性を指摘され、美咲は神妙な顔で頷く。自分だけでなく、周囲の無関係の者達まで危険に晒すとなれば慎重になるだろう。
『加えて、魔力コントロールは魔法そのものの質を上げる為にも必要だ』
「魔法の質、ですか?」
『例えばーーー』
そう言いながら地面に手を翳したエミリアントは、一つの魔法を放った。
眼を見張る美咲の前に、1メートル程のサイズのドラゴンが姿を現した。深紅の鱗を見るに、エミリアントのドラゴン型を小さくしたもの。
「可愛いっ」
『そしてーーー』
続けて、その隣に同じドラゴンが姿を現す。
しかし、後に出たドラゴンの体は若干透けており、その体も陽炎のように微かに揺らめているように見えた。
『闇魔法に分類される「幻覚」だ。魔法の質が低いと、コレのように体が透けるなど相手に見破られやすい。攻撃魔法なら、塞がれやすい』
「ふぇ~」
感心した様子でしゃがみ込みながら幻覚のドラゴンを見比べていた美咲が、徐に体のハッキリしているドラゴンへ手を伸ばした。
だが、その手はドラゴンの体に触れる事なく通り抜ける。
「ありゃ」
『……それは幻覚だと言っただろう』
呆れた視線を向けるエミリアントに照れ笑いを浮かべ美咲が立ち上がると、目の前にいた2体のドラゴンも消えた。
名残惜しそうにドラゴンが消えた場所を眺めている美咲に、エミリアントは気付かないフリをする。
「あとは、魔力でしたっけ」
『これが貴様にとっては一番の問題になる事だ。
魔力コントロールが魔法の質になり、魔力量はそのまま魔法の規模になる。だがら、先程のように魔力量を見誤れば予期せぬ事故に繋がるぞ』
暗に注意しろ、と言われ彼の寝床を燃やす所だった美咲は申し訳なさそうに「はい」と返す。
それにしても、と美咲は再度目の前に蝋燭サイズの火を出現させる。
(念願の異世界、しかも魔法が使えるというオプション付きなのは嬉しいけど…)
これは本当に、現実なんだろうか。今更だが、そんな不安が頭を過ぎる。
火を消し、自らの右掌に視線を落とした。
本当はあの時、部屋に灯していた蝋燭を倒したりして火事が起こり、それに巻き込まれ自分は死んだか、それとも意識不明でこれは夢なのでは。
(……それでも、あの現実に戻るくらいなら)
その想いだけが、美咲に唯一あるものだ。
夢だろうが何だろうが、あの世界には戻らない。その為になら、美咲は何だってするつもりだ。
魔法がその為に役立つというなら、この世界に住む誰よりも魔法を上手く操ってみせる。
そんな決心を密かに心の内で唱え、ギュッと拳を握った。
「そういえば、魔法の属性で火とか水とかは何となく分かるんですけど、光と闇っていうのは何ができるんですかね?」
『簡単なものだと、先程の判定で使った「灯」と「暗転」だ。これはイメージがし易いから、というものと使用する魔力が少なくて済むからだ』
美咲は先程の属性判定で使った魔法を思い返す。
「灯」はその名の通り、光を現す魔法だ。掌の上に野球ボール程のサイズの光球を出現させ、ライトとして使用される。当然、効果はその光球付近となる。
「暗転」はその逆とも言える代物で、一定範囲の空間の明度を一時的に下げる事が出来る。その効果は術者のイメージ、魔力コントロールに掛かってくる。
そして、この二つの魔法に関してエミリアントを酷く驚かせていた。
『いくら初歩の魔法とはいえ、貴様程の完成度の高い状態で魔法を行使できる者はそういないだろう。随分とイメージが堅い』
「まぁ、私の元いた世界では魔法が無かった分、別の便利な物が沢山ありましたので」
電球はどの家庭でも最低限あろうだろうし、明度を下げる、というのもスマホ画面の明度を下げるのをイメージしたら簡単に成功した。
しかし、この世界にそういった物は存在せず、普段の生活で使用されるのは蝋燭やランタンの火が多く、光源、と言われてもイメージが追いつかない場合が多い。間違って火を点けてしまうミスも珍しくはない。
明度を下げるとなれば、そのイメージは更に難しくなる。そもそも、明度を自ら操作出来るものというイメージがないのだがら無理もない。
だから「灯」と「暗転」を最初に手本を見せ、それから実践させるのが、この世界での常だった。
しかし、美咲はエミリアントが「こういった魔法」という説明を口頭で受けただけで、完璧に魔法を発動させてみせた。
それもかなりの微調整が効くもので。
「スマホ持ってこれたら説明出来たんだけどなぁ」
残念ながら美咲は身一つでこちらの世界に来てしまっているので、あちらの世界の物といえば身に纏っている高校の制服くらいか。
『……その、すまほ、というのがどういう物なのかは知らないが、確かに随分と便利な物のようだ』
「それはもちろん!このくらいの基本片手で使える大きさで、これがあれば遠くの人と連絡するのも一瞬だし、全然知らない人とも交流だって、ゲームだって出来ちゃう!」
『ほう…』
まだ美咲の「異世界から来た」という言い分を完全に信じきる事は出来ないが、それでも興味深い話だとエミリアントは面白そうに眼を細めた。
「あ。あともう一つ質問なんですけど…」
『なんだ』
「ここって洞窟の中じゃないですか。外からの光が差し込んでるわけでも、明かりを灯しているわけでもないのに、何でこんなに明るいんですか?」
「暗転」を行使している際に思い至ったが、洞窟を見渡しても光源となるような物が一つもない。
なのに、まるで日中に外にいるかのように明るいのだ。
その疑問に、エミリアントは納得げに頷くと側の岩壁をコツと叩く。
『原因は、この洞窟そのものだ』
「洞窟が?」
『ここ一帯の土地は他よりも自然魔力が溜まり易い。そのせいか、この洞窟の岩には魔力を多く含んだ魔光石が至る所に埋まっている。
魔光石は魔力に反応して光る鉱石で、それは他の鉱石に伝わり光を伝達させる。この洞窟が明るく感じるのは、洞窟の壁が魔光石に影響して常に光を発しているからだ』
「ふぇぇ……凄い。さすが異世界」
魔法には慣れ始めて来た美咲だが、当然のように世界に魔力が影響を与えているというのは、何とも感慨深いものを感じていた。
ペタペタと壁を両手で触り始めた美咲だが、エミリアントの生暖かい視線を察して赤くなりながら身体を壁から離した。
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