『悪の幹部ですが、正義のヒーローの愛が重すぎて殉職しそうです』

るみ乃。

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第9章 熱に溺れる夜 ※微濃厚な甘い描写あり

44.溺れる熱、蕩ける距離 ②

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 光希の手がさらに大胆になり、俺の身体を包み込む。
 唇が重なり、舌が絡み、息が混ざる。

「う……っ、光希……っ、ああ……」

 羞恥と快楽の波が押し寄せ、汗ばんだ身体がぴったり重なる。
 光希の目が妖しく光り、にやり、と笑った。
 意地悪で、でも甘く、独占欲全開の顔。

「我慢……できませんね、瀬戸さん……もう、全部……僕のもの」

 胸の奥がぎゅっと締め付けられ、
 身体が熱くて快楽に支配され、呼吸も乱れる。

「まだ……耐えられますか?」

 耳元で低く囁かれ、熱で震える。
 首筋を舌で軽く撫でられるたび、身体が勝手に反応する。

「くぅっ……あ、あぁっ……!」

 光希の指先が胸元、腰、背中、太ももへと確かめるように這い、
 ぴく、と敏感な反応を見逃さず、さらに圧を強める。

「ほら、もう我慢できない顔……可愛い……」

 意地悪く笑う声が胸に刺さる。
 唇が絡む。ちゅっ、くちゅ……
 湿った音が布越しにも響き、理性の残りを破壊していく。
 腰が揺れるたび、羞恥と快楽が交互に押し寄せ、思わずシーツを掴む。

「くふふ……、瀬戸さん、感じてますよね……僕の」

 耳元で囁かれ、頬が熱くなる……
 光希が腰を押し当て、呼吸を重ねる。

「く、くぅっ……あぁっ、光希ぃ……っ」

 声が掠れ、手足が思うように動かず、全身で捕まれてしまう感覚。
 胸が揺れ羞恥も快楽も、全て飲み込まれ、ぐちゃぐちゃに溶けていく。

 光希の指先がさらに敏感な部分を探り、絡む唇と舌が意識を奪う。

「もう我慢できません、瀬戸さん……全部、僕を受け止めて」

 その瞬間、身体が波に揺れるように震え、
 限界を超える快感が全身を支配する。

「あっ、あぁっ…………!」

 熱と快楽に抗う力もなく、羞恥と蕩ける感覚だけが残る。
 身体の奥で光希のリズムを受け止め、
 そして、すべてを預け切ったまま意識が静かに落ちていった……
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