3 / 4
先生と夢を目指す女子高生たち
しおりを挟む
「あ、先生!こんにちはー」
彩︎華が気さくに話しかける
彩︎華が通っているボイストレーニングに体験に来た
なんだか不思議な場所だ、
防音室が沢山並んでいて、
中には人が1人ずつ入って歌やギターの練習をしている
「彩︎華ちゃーん昨日ぶりだねー、この子がこの前言ってた子?」
「そうそう最近田舎から来たんだって幸ちゃんこの人は私の先生」
「幸ちゃんって言うんだ、私は齋藤 佳奈ここ紡ミュージックで歌や発声の担当なの、多分幸ちゃんの事も私が教えると思うからこれからよろしくね!って言ってもまだ生徒じゃなかったね、とりあえず体験レッスンしよっか!」
明るくて優しそうな先生だ
彩︎華はこの人にすごくお世話になっているらしい、防音室の空いている部屋に案内され、少し興奮気味に入った、防音室に入ると中にはモニターがありモニターの先には先生が映っていた、
「私の声聞こえますかー?」
「はい、聞こえます、」
謎の空間の興奮と人見知りが重なり緊張で声が震えていた
「じゃあまずは深呼吸からしよっか、」
体験レッスンが始まった、
まずは緊張をほぐしつつ
声出しから始まった、
ピアノの音と同じ音を出す
声を出しながら口を閉じて唇を震わせるだけなのに意外と難しい
「よし、じゃあ喉のストレッチもできたし、好きな曲とか得意な曲なんでもいいからちょっと歌ってみて欲しいな」
「はい、」
緊張する、人前で歌うのはあの時以来だ、ただあの時とは違ってステージの上じゃない、ここはレッスン室、どれだけ下手だろうと問題もなければ恥ずかしくもない、
そんな事はわかっているのに
体が震える、深く深呼吸した後、
歌い始める、
「どう、でしたか、、」
あぁやっぱり下手だったなー、
そう思いながら先生の言葉を待つ
「うん、いい声してるねーピッチコントロールはほぼ完璧だし技術もある、あとは基本的な声の出し方だったり口の開き方とか舌の位置、呼吸の仕方色々課題はあるけど全部出来るようになったら絶対大物になるよ、今のうちにサイン貰っとこうかな?」
褒めつつ改善点も教えてくれる、
しかも暗い気持ちにならないように場を和ませてくれる、
なんて返事したらいいか悩んでいたら先生が口を開く
「人によって伸び方は違うけど
歌がそんだけ上手かったら半年もあれば歌うのが楽しくなるくらい成長するんじゃないかな、
︎ど?私の生徒になってみる?
後悔はさせないよー!でもまぁほら、結構お金もかかるし、月4回のレッスンで18000円、高校生からしたら大金だよねー、だから沢山考えて決めな、私はいつでも待ってるから」
正直お金や時間と自分のやる気が釣り合うのかは自分でも分からない、本気でやりたいならプロからの指導を受けるべきだし、
受けたいとも思う、
ただあと一歩前に進めない、
このままでいいのか、そんな理由で東京に来たけど、いざ一歩踏み出せと言われたら躊躇ってしまうでも東京に来なかったらこんな事にはなってないからこれは運命なのかな、せっかく東京にきたんだやってみよう!
そして私はその日のうちに契約の手続きをした
「やったー!これで一緒に歌える、この後お祝いカラオケ行かない?もちろん先生の奢りで」
彩︎華は先生をチラチラ見ながら冗談混じりに笑った
「ちょっと!なんで私が?それに先生はこの後まだ他の子のレッスンあるし、二人で行ってきな!もちろん彩︎華の奢りで」
「えー、別にいいけど、ってか幸行く?私奢るけど、」
2人の仲の良さに驚きつつ答えた
「うん行く、」
奢って貰うのは申し訳ないなと思いつつ貯金がなく散財したくなかったので甘えさせてもらった
やっぱりこの人の歌声はすごく魅力的だ、綺麗な歌声、
歌詞にあった表現の仕方、
裏声の使い方や消え入るようなウィスパーボイス、全て私にはできない技術や発声、改めて感動するでもそれと同時に、この人と一緒に歌っても足を引っ張るんじゃないか、と不安が押し寄せてきた、
「あー、楽しかった!
幸の歌めっちゃよかったよ!
でも佳奈先生の力があれば
もっと上手くなれるから一緒に頑張ろ?」
「とりあえず頑張ってみる、」
頑張ってみるとは言ったものの
頭の中では頑張っても無理だよって弱気な自分がいた、
でも前に進むと決めたから頑張るしかない、さっきの言葉を取り消すようにもう一度口を開いた
「頑張る!とりあえずは自分のために」
まだ弱気な自分もいるがさっきよりはいい返事だったと思う、
彩︎華は何も言わずにずっと笑顔で
頑張れって言っているような気がした
「うーん、なんか違うんだよなー」
薄暗い部屋にヘッドホンを付け
モニターとにらめっこをしている少女がいた、私の名前は山路 瑠奈19歳、大学2年生
チャンネル投稿者数10万人いるボカロPだ、
「ベースの音色も悪くないし、
リードもいい感じ、でもなんか物足りない、」
前回アップした曲が投稿されてから2ヶ月が経ち次にアップする曲が完成に近付いていた
「そろそろ完成させないと、忘れられちゃう、」
焦りやブライドが作業効率を下げる
「何が足りないんだろ、」
納得の行かないまま就寝した
私、瑠奈は中学1年の頃、
ニヤニヤ動画でボカロに出会い
登校前や就寝前に聴くようになった、中学3年になった時
自分も作る側になってみたいと思うようになり、作曲を独学で学ぶようになった、
高校になってからは必死にバイトして機材等を買い本格的に作曲を始めた、作曲にも慣れてきて来た頃、誰かに聞いて欲しくてネットにアップし始めた、
最初は再生数も伸びず、クオリティもイマイチだった
音大に入ってからはクオリティも上がり自分に少しずつ自信を持てるようになった、
そのおかげか、自分の曲がプチバズりした、そのまま色んなSNSで拡散され、投稿者数は10万人を突破した、そして今、私はスランプに入ってしまった、
「うーん、没かな、」
これで何回目だろう、
どの曲もクオリティが高く
アイデアも悪くなかった、
だけど何かが違う、何かが足りない、原因不明な何かに足を引っ張られている
アイデアや刺激を求めるために
つぶやきサイトのミュッターを開いた、
「へー、そうなんだ、」
これじゃただのネットサーフィンだなーっと思いながらスマホをスワイプする、
「路地ライブか、最寄り駅にもいるんだよね、対して上手くない癖に人前で披露する奴まじでうるさいだけだから勘弁知ろっつーの」
スランプから来るストレスからか
普段はこんな事口に出さないのに、口が止まらなかった、
「まぁいいやとりあえずスワイプ、スワイ、、プ何この歌声、」
この歌声は今私が求めていた何かの正体だった、
ボーカロイドはどんな表現も
調教の力によって可能で
超早口や超高音など、普通の人間じゃ出来ない表現から、
人間でも歌えるようなキャッチー曲まで幅広く色んなジャンルの表現が出来る、なのにどうして、
表現の狭い人間の声を求めていたんだろう、そっか、表現が狭いからこそ生まれる儚さや、
人によって違う声や温度感
それにこの人特有の引き込まれるような歌声に釘付けになっていた、
「おはよー」
彩︎華の気さくな挨拶に笑顔で返事する、
「おはよー」
東京に来て1ヶ月が経ち
やっとこの生活にも馴染み始めた
そして何より人生が楽しくなったのは彩︎華のおかげだ
「幸今日ボイトレだよね」
「うん!彩︎華もだっけ?」
「いや、私は今日バイト」
バイトか、私も早く探さないと
色々あったせいでバイトのことを完全に忘れていた、
生活費や食費は両親が出してくれてるけどボイトレ代は自分で払わなくちゃ
「バイトかー私も早くしないとなー」
「よかったらうち来る?今人手不足らしいよ、」
「え?まじ!てかなんのバイトしてんの?」
「ファミレスバイト結構楽しいよ?みんな優しいし」
「へー、ファミレスか、やってみようかな、」
「え!やろうよ!幸が一緒ならもっと楽しくなるよ!」
こんな何でもない会話を彩︎華とするのがすごく幸せだった
このままこれがずっと続くと思っていた、あんな事が起こるまでは
彩︎華が気さくに話しかける
彩︎華が通っているボイストレーニングに体験に来た
なんだか不思議な場所だ、
防音室が沢山並んでいて、
中には人が1人ずつ入って歌やギターの練習をしている
「彩︎華ちゃーん昨日ぶりだねー、この子がこの前言ってた子?」
「そうそう最近田舎から来たんだって幸ちゃんこの人は私の先生」
「幸ちゃんって言うんだ、私は齋藤 佳奈ここ紡ミュージックで歌や発声の担当なの、多分幸ちゃんの事も私が教えると思うからこれからよろしくね!って言ってもまだ生徒じゃなかったね、とりあえず体験レッスンしよっか!」
明るくて優しそうな先生だ
彩︎華はこの人にすごくお世話になっているらしい、防音室の空いている部屋に案内され、少し興奮気味に入った、防音室に入ると中にはモニターがありモニターの先には先生が映っていた、
「私の声聞こえますかー?」
「はい、聞こえます、」
謎の空間の興奮と人見知りが重なり緊張で声が震えていた
「じゃあまずは深呼吸からしよっか、」
体験レッスンが始まった、
まずは緊張をほぐしつつ
声出しから始まった、
ピアノの音と同じ音を出す
声を出しながら口を閉じて唇を震わせるだけなのに意外と難しい
「よし、じゃあ喉のストレッチもできたし、好きな曲とか得意な曲なんでもいいからちょっと歌ってみて欲しいな」
「はい、」
緊張する、人前で歌うのはあの時以来だ、ただあの時とは違ってステージの上じゃない、ここはレッスン室、どれだけ下手だろうと問題もなければ恥ずかしくもない、
そんな事はわかっているのに
体が震える、深く深呼吸した後、
歌い始める、
「どう、でしたか、、」
あぁやっぱり下手だったなー、
そう思いながら先生の言葉を待つ
「うん、いい声してるねーピッチコントロールはほぼ完璧だし技術もある、あとは基本的な声の出し方だったり口の開き方とか舌の位置、呼吸の仕方色々課題はあるけど全部出来るようになったら絶対大物になるよ、今のうちにサイン貰っとこうかな?」
褒めつつ改善点も教えてくれる、
しかも暗い気持ちにならないように場を和ませてくれる、
なんて返事したらいいか悩んでいたら先生が口を開く
「人によって伸び方は違うけど
歌がそんだけ上手かったら半年もあれば歌うのが楽しくなるくらい成長するんじゃないかな、
︎ど?私の生徒になってみる?
後悔はさせないよー!でもまぁほら、結構お金もかかるし、月4回のレッスンで18000円、高校生からしたら大金だよねー、だから沢山考えて決めな、私はいつでも待ってるから」
正直お金や時間と自分のやる気が釣り合うのかは自分でも分からない、本気でやりたいならプロからの指導を受けるべきだし、
受けたいとも思う、
ただあと一歩前に進めない、
このままでいいのか、そんな理由で東京に来たけど、いざ一歩踏み出せと言われたら躊躇ってしまうでも東京に来なかったらこんな事にはなってないからこれは運命なのかな、せっかく東京にきたんだやってみよう!
そして私はその日のうちに契約の手続きをした
「やったー!これで一緒に歌える、この後お祝いカラオケ行かない?もちろん先生の奢りで」
彩︎華は先生をチラチラ見ながら冗談混じりに笑った
「ちょっと!なんで私が?それに先生はこの後まだ他の子のレッスンあるし、二人で行ってきな!もちろん彩︎華の奢りで」
「えー、別にいいけど、ってか幸行く?私奢るけど、」
2人の仲の良さに驚きつつ答えた
「うん行く、」
奢って貰うのは申し訳ないなと思いつつ貯金がなく散財したくなかったので甘えさせてもらった
やっぱりこの人の歌声はすごく魅力的だ、綺麗な歌声、
歌詞にあった表現の仕方、
裏声の使い方や消え入るようなウィスパーボイス、全て私にはできない技術や発声、改めて感動するでもそれと同時に、この人と一緒に歌っても足を引っ張るんじゃないか、と不安が押し寄せてきた、
「あー、楽しかった!
幸の歌めっちゃよかったよ!
でも佳奈先生の力があれば
もっと上手くなれるから一緒に頑張ろ?」
「とりあえず頑張ってみる、」
頑張ってみるとは言ったものの
頭の中では頑張っても無理だよって弱気な自分がいた、
でも前に進むと決めたから頑張るしかない、さっきの言葉を取り消すようにもう一度口を開いた
「頑張る!とりあえずは自分のために」
まだ弱気な自分もいるがさっきよりはいい返事だったと思う、
彩︎華は何も言わずにずっと笑顔で
頑張れって言っているような気がした
「うーん、なんか違うんだよなー」
薄暗い部屋にヘッドホンを付け
モニターとにらめっこをしている少女がいた、私の名前は山路 瑠奈19歳、大学2年生
チャンネル投稿者数10万人いるボカロPだ、
「ベースの音色も悪くないし、
リードもいい感じ、でもなんか物足りない、」
前回アップした曲が投稿されてから2ヶ月が経ち次にアップする曲が完成に近付いていた
「そろそろ完成させないと、忘れられちゃう、」
焦りやブライドが作業効率を下げる
「何が足りないんだろ、」
納得の行かないまま就寝した
私、瑠奈は中学1年の頃、
ニヤニヤ動画でボカロに出会い
登校前や就寝前に聴くようになった、中学3年になった時
自分も作る側になってみたいと思うようになり、作曲を独学で学ぶようになった、
高校になってからは必死にバイトして機材等を買い本格的に作曲を始めた、作曲にも慣れてきて来た頃、誰かに聞いて欲しくてネットにアップし始めた、
最初は再生数も伸びず、クオリティもイマイチだった
音大に入ってからはクオリティも上がり自分に少しずつ自信を持てるようになった、
そのおかげか、自分の曲がプチバズりした、そのまま色んなSNSで拡散され、投稿者数は10万人を突破した、そして今、私はスランプに入ってしまった、
「うーん、没かな、」
これで何回目だろう、
どの曲もクオリティが高く
アイデアも悪くなかった、
だけど何かが違う、何かが足りない、原因不明な何かに足を引っ張られている
アイデアや刺激を求めるために
つぶやきサイトのミュッターを開いた、
「へー、そうなんだ、」
これじゃただのネットサーフィンだなーっと思いながらスマホをスワイプする、
「路地ライブか、最寄り駅にもいるんだよね、対して上手くない癖に人前で披露する奴まじでうるさいだけだから勘弁知ろっつーの」
スランプから来るストレスからか
普段はこんな事口に出さないのに、口が止まらなかった、
「まぁいいやとりあえずスワイプ、スワイ、、プ何この歌声、」
この歌声は今私が求めていた何かの正体だった、
ボーカロイドはどんな表現も
調教の力によって可能で
超早口や超高音など、普通の人間じゃ出来ない表現から、
人間でも歌えるようなキャッチー曲まで幅広く色んなジャンルの表現が出来る、なのにどうして、
表現の狭い人間の声を求めていたんだろう、そっか、表現が狭いからこそ生まれる儚さや、
人によって違う声や温度感
それにこの人特有の引き込まれるような歌声に釘付けになっていた、
「おはよー」
彩︎華の気さくな挨拶に笑顔で返事する、
「おはよー」
東京に来て1ヶ月が経ち
やっとこの生活にも馴染み始めた
そして何より人生が楽しくなったのは彩︎華のおかげだ
「幸今日ボイトレだよね」
「うん!彩︎華もだっけ?」
「いや、私は今日バイト」
バイトか、私も早く探さないと
色々あったせいでバイトのことを完全に忘れていた、
生活費や食費は両親が出してくれてるけどボイトレ代は自分で払わなくちゃ
「バイトかー私も早くしないとなー」
「よかったらうち来る?今人手不足らしいよ、」
「え?まじ!てかなんのバイトしてんの?」
「ファミレスバイト結構楽しいよ?みんな優しいし」
「へー、ファミレスか、やってみようかな、」
「え!やろうよ!幸が一緒ならもっと楽しくなるよ!」
こんな何でもない会話を彩︎華とするのがすごく幸せだった
このままこれがずっと続くと思っていた、あんな事が起こるまでは
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる