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曇天と棘
0.優壊
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馴染みの制服。
見慣れた教室。
いつも会うクラスメート。
遠くで聞こえる、いつもの会話。
「せと なぎさ瀬戸 渚の本、買った?」
「買った。買った。
平凡なのに、なんか刺さるんだよね」
「そうそう。絶対ハッピーエンドだし」
「わかるー。安定感あるよねー」
いつも通りで、忘れそうになる。
花が綻ぶ18歳。今日で別れる制服と、手渡された証書。
無責任に語られる綺麗なだけの祝辞が終わり、三年という月日を共にした友人と、
制服姿でいられる最後の時間を惜しむようにカメラのシャッターをきった。
そして、二度と通ることはない門をくぐると、
薄紅の香りの先に満開の花を眺め佇む男性がいる。
好きな人が、待っている。
私を見つけると、いつものように柔く笑む。
それだけで締め付けられる胸の痛みを感じながら、足を速く動かした。
「お疲れ様」
隣に並んだ私の髪を撫で、額に触れ離れた柔らかな感触。
見上げれば、楽しそうに笑う目と合った。
「お疲れ様です」
「約束通り、ご褒美をあげる。甘いのと、とびきり甘いの、どちらがいい?」
繋がれた手。
ゆっくりと歩く慣れた道。
たどり着く先は、考えるだけで心が弾む。
「どっちも、ほしいです」
「いいよ。今日は、お祝いだから」
帰る前に寄った菓子専門店。
色とりどりの宝石のような芸術品が並んでいた。
選んだのは、シュークリームと5つ入りのキャラメル。
玄関を開けると、すでに夕食ができていることを知らせる香りがした。
背後で扉が閉まる音がする。
自動でかかった鍵の音と同時に、腰に巻きつかれた腕。
「今日は僕が作った」
「ありがとう。お茶は私が」
耳元で聞こえる声に振り向きした返事は、途中で遮られた。
口内に這う熱さを追いかければ、からめとられ、始まる。
「…っ、今日は、このまま」
「ん、んん…っ、…ぁ、あっ、は、ぃ…っ」
解放された唇と、抱き上げられた体。
熱い腕に包まれ、ベッドに仰向けで晒される制服と、暴かれた熱い肌。
はだけるスカートは、すでに濡れ待つ恥部を隠してくれない。
ふと、買ったお菓子を思い出した。
まだ、冷蔵庫には入っていない。
「おか、し…溶ける…ぅんっ!あっ、胸、だめ…っ」
「保冷、長めにしてもらった」
彼の指に甘えるような胸の膨らみは、揺れながら心地よい夢へ誘う。
首筋にチクリと走る痛みが全身に伝わり、一瞬で意識が飛んだ。
「今日も良い感じ。報酬は、良いホテルの料理にする」
「ぁ…っ、どれ、す…な、んひゃぅう…っ」
遠慮なく胸の全てに不規則な刺激を与えられ、恥部にあたるモノは焦らすように傍にいるだけ。
成人するまではしない、と約束された先を想像する。
もう、我慢しなくていい。
想像で終わらせなくていい。
早くほしいと、腰を寄せてみる。
応えるように微笑む彼。
幸せの先あるのは幸せだと、私が思えばそうなんだ。
誰が、何か言ったとしても。
「僕が買う。作品のイメージ通りに」
「あぁああっ、…は、ぃい…っ、選ん、で、くださ…ぃ…っ」
片手が胸から離れて、腹をつたい、濡れる太ももに彼の指が触れた。
いつものように足が広げられ、水源に指が添えられ動くと水音が大きくなる。
きっと、今日は慣らすだけでは、ない。
「君に似合うものを選ぶ。
成人のお祝いに。
これからは、共に行動してもらうこともあるだろうから」
「あ…んっ、おねが、しま…ぅ、…ぁ…あぁあっ」
もう少しで、だった。
昇りとどまる熱が解放を求めて疼く。
離れてく指をみていると、終わりではないと知る。
長年待っていた続きが、ついに、叶う。
「こちらこそ、末永く、よろしく。
死ぬまで、ずっと、僕だけのものでいて」
「は、ぃ…しぬ、まであなたのもので、すっ…ぁっ、…はっ、ぁああああっっ!!」
チカチカと目眩がした。
見慣れた教室。
いつも会うクラスメート。
遠くで聞こえる、いつもの会話。
「せと なぎさ瀬戸 渚の本、買った?」
「買った。買った。
平凡なのに、なんか刺さるんだよね」
「そうそう。絶対ハッピーエンドだし」
「わかるー。安定感あるよねー」
いつも通りで、忘れそうになる。
花が綻ぶ18歳。今日で別れる制服と、手渡された証書。
無責任に語られる綺麗なだけの祝辞が終わり、三年という月日を共にした友人と、
制服姿でいられる最後の時間を惜しむようにカメラのシャッターをきった。
そして、二度と通ることはない門をくぐると、
薄紅の香りの先に満開の花を眺め佇む男性がいる。
好きな人が、待っている。
私を見つけると、いつものように柔く笑む。
それだけで締め付けられる胸の痛みを感じながら、足を速く動かした。
「お疲れ様」
隣に並んだ私の髪を撫で、額に触れ離れた柔らかな感触。
見上げれば、楽しそうに笑う目と合った。
「お疲れ様です」
「約束通り、ご褒美をあげる。甘いのと、とびきり甘いの、どちらがいい?」
繋がれた手。
ゆっくりと歩く慣れた道。
たどり着く先は、考えるだけで心が弾む。
「どっちも、ほしいです」
「いいよ。今日は、お祝いだから」
帰る前に寄った菓子専門店。
色とりどりの宝石のような芸術品が並んでいた。
選んだのは、シュークリームと5つ入りのキャラメル。
玄関を開けると、すでに夕食ができていることを知らせる香りがした。
背後で扉が閉まる音がする。
自動でかかった鍵の音と同時に、腰に巻きつかれた腕。
「今日は僕が作った」
「ありがとう。お茶は私が」
耳元で聞こえる声に振り向きした返事は、途中で遮られた。
口内に這う熱さを追いかければ、からめとられ、始まる。
「…っ、今日は、このまま」
「ん、んん…っ、…ぁ、あっ、は、ぃ…っ」
解放された唇と、抱き上げられた体。
熱い腕に包まれ、ベッドに仰向けで晒される制服と、暴かれた熱い肌。
はだけるスカートは、すでに濡れ待つ恥部を隠してくれない。
ふと、買ったお菓子を思い出した。
まだ、冷蔵庫には入っていない。
「おか、し…溶ける…ぅんっ!あっ、胸、だめ…っ」
「保冷、長めにしてもらった」
彼の指に甘えるような胸の膨らみは、揺れながら心地よい夢へ誘う。
首筋にチクリと走る痛みが全身に伝わり、一瞬で意識が飛んだ。
「今日も良い感じ。報酬は、良いホテルの料理にする」
「ぁ…っ、どれ、す…な、んひゃぅう…っ」
遠慮なく胸の全てに不規則な刺激を与えられ、恥部にあたるモノは焦らすように傍にいるだけ。
成人するまではしない、と約束された先を想像する。
もう、我慢しなくていい。
想像で終わらせなくていい。
早くほしいと、腰を寄せてみる。
応えるように微笑む彼。
幸せの先あるのは幸せだと、私が思えばそうなんだ。
誰が、何か言ったとしても。
「僕が買う。作品のイメージ通りに」
「あぁああっ、…は、ぃい…っ、選ん、で、くださ…ぃ…っ」
片手が胸から離れて、腹をつたい、濡れる太ももに彼の指が触れた。
いつものように足が広げられ、水源に指が添えられ動くと水音が大きくなる。
きっと、今日は慣らすだけでは、ない。
「君に似合うものを選ぶ。
成人のお祝いに。
これからは、共に行動してもらうこともあるだろうから」
「あ…んっ、おねが、しま…ぅ、…ぁ…あぁあっ」
もう少しで、だった。
昇りとどまる熱が解放を求めて疼く。
離れてく指をみていると、終わりではないと知る。
長年待っていた続きが、ついに、叶う。
「こちらこそ、末永く、よろしく。
死ぬまで、ずっと、僕だけのものでいて」
「は、ぃ…しぬ、まであなたのもので、すっ…ぁっ、…はっ、ぁああああっっ!!」
チカチカと目眩がした。
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