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泥雨の棘
5.雨と棘
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「どうせ死ぬ気なら、それまでに、やりたいことする。
愛人の子供らしく、最後まで一緒に、楽しく過ごそう」
彼女が気に入っている長椅子に押し倒した。
何かを言おうとした唇に噛みつく。
口づけというには何かが足りない、女を求める本能だけの行為。
それでも、彼女は艶やかに啼いた。
しっとり濡れ溢れる秘部に触れ、指でゆっくりと肉壁を愛撫すれば甘く高い声と共に絶頂した。
「愛人の子供らしく?」
理想の事後というには、きっと、何かが足りなかった。
艶やかに喘ぎ掠れた声で、見下ろす先にいる彼女は言った。
「女は、快楽さえ満たされれば楽しい。と、思っている」
「そう、ですか」
「そう、だった」
僕に腕をのばした彼女に寄せられ、背中に細い指先が触れる。
そのまま眠り始めた彼女を自室に連れ、ベッドに寝かせた。
逃げないように隣で眠る。
僕より先に目覚めたらしい彼女がベッドを出ようとするのを背中から抱きとめて阻止する。
そっと体をなぞれば、小さく吐息をこぼしながら色っぽく呻き、腰を揺らした。
寝ぼけたふりをして力をぬけば、彼女は腕からすりぬけ自室を出た。
何事もなく過ごし迎えた夜中。
偶然に彼女の自室の前を通ると、しっかりと閉まる扉越しに喘ぎ声が聞こえた。
もどかしそうに泣きながら、自慰をしているような音がした。
聞かなかったことにして自室に戻るが、勃起する自身の素直さに呆れた。
淡々と処理をして眠り、翌朝、制服姿の彼女を居間から見送った。
彼女が高校生でなくなると、恋人ごっこが婚約者ごっこに変わる。
互いに成人しているから、実験できることは増える。
万が一にも子供ができた場合に備えて、対策を用意した。
幸いにも貰い手がいるから成り立つ偶然に感謝した。
これで、憂いが少なくなった。
理想と理想寄りの現実の間になった作品は、世の中で楽しまれている、らしい。
だが、どうでもよかった。
卒業式を終えた子供と大人の狭間にいる最後の時間を過ごす彼女。
今しかできないことをしたかった。
すでに少しずつ進めていた性感帯の開発の成果か、役が体に染みついているのか。
彼女はを誘えば素直に応じてくれた。
孕ませるのはまだ少し先の予定だが、気分だけは避妊なしの行為を求めていた。
処女でなくなった彼女は痛みを訴えながら快楽を感じ、溺れた。
薄皮の中に出した遺伝子情報を惜しみながら、いつか来る日を想い身支度をしようと、思っていた。
名残惜しく、制服を着ようとした彼女を背後から抱きしめた。
鏡に映る事後の艶めかしい裸体に昂ぶりを添えれば、音をたてながらゆるりと凹凸が合わさっていった。
連続で潮を吹きながら腰をふる彼女は、完全に女へ覚醒していた。
胸の先端と秘部の突起は見るだけで分かるほど硬く、触れればナカがよく締まった。
彼女は快楽を逃がすように腰をふり、それがさらなる快楽を呼んで、行為は激しくなるばかりだった。
羞恥と快楽で蕩けながら歪む彼女の表情は、何度みても興奮した。
感情を通い合わせた同士の行為は、嫌悪感よりも快楽と安堵感が勝り、クセになる。
いっそのこと、僕としかしようと思えなくなるように仕向けてしまおうか。
言い訳なんか、どうとでもなる。
恋人役で、婚約者役になるのだから。
仕事だと言えば彼女は拒めない。
そうしようか。
そうしよう。
だって、約束したから。
死ぬときは一緒だと。
羅輝亜。
僕を、僕だけを求めて。
ずっと、死ぬ最後の瞬間まで。
僕も、羅輝亜だけを想うから。
愛人の子供らしく、最後まで一緒に、楽しく過ごそう」
彼女が気に入っている長椅子に押し倒した。
何かを言おうとした唇に噛みつく。
口づけというには何かが足りない、女を求める本能だけの行為。
それでも、彼女は艶やかに啼いた。
しっとり濡れ溢れる秘部に触れ、指でゆっくりと肉壁を愛撫すれば甘く高い声と共に絶頂した。
「愛人の子供らしく?」
理想の事後というには、きっと、何かが足りなかった。
艶やかに喘ぎ掠れた声で、見下ろす先にいる彼女は言った。
「女は、快楽さえ満たされれば楽しい。と、思っている」
「そう、ですか」
「そう、だった」
僕に腕をのばした彼女に寄せられ、背中に細い指先が触れる。
そのまま眠り始めた彼女を自室に連れ、ベッドに寝かせた。
逃げないように隣で眠る。
僕より先に目覚めたらしい彼女がベッドを出ようとするのを背中から抱きとめて阻止する。
そっと体をなぞれば、小さく吐息をこぼしながら色っぽく呻き、腰を揺らした。
寝ぼけたふりをして力をぬけば、彼女は腕からすりぬけ自室を出た。
何事もなく過ごし迎えた夜中。
偶然に彼女の自室の前を通ると、しっかりと閉まる扉越しに喘ぎ声が聞こえた。
もどかしそうに泣きながら、自慰をしているような音がした。
聞かなかったことにして自室に戻るが、勃起する自身の素直さに呆れた。
淡々と処理をして眠り、翌朝、制服姿の彼女を居間から見送った。
彼女が高校生でなくなると、恋人ごっこが婚約者ごっこに変わる。
互いに成人しているから、実験できることは増える。
万が一にも子供ができた場合に備えて、対策を用意した。
幸いにも貰い手がいるから成り立つ偶然に感謝した。
これで、憂いが少なくなった。
理想と理想寄りの現実の間になった作品は、世の中で楽しまれている、らしい。
だが、どうでもよかった。
卒業式を終えた子供と大人の狭間にいる最後の時間を過ごす彼女。
今しかできないことをしたかった。
すでに少しずつ進めていた性感帯の開発の成果か、役が体に染みついているのか。
彼女はを誘えば素直に応じてくれた。
孕ませるのはまだ少し先の予定だが、気分だけは避妊なしの行為を求めていた。
処女でなくなった彼女は痛みを訴えながら快楽を感じ、溺れた。
薄皮の中に出した遺伝子情報を惜しみながら、いつか来る日を想い身支度をしようと、思っていた。
名残惜しく、制服を着ようとした彼女を背後から抱きしめた。
鏡に映る事後の艶めかしい裸体に昂ぶりを添えれば、音をたてながらゆるりと凹凸が合わさっていった。
連続で潮を吹きながら腰をふる彼女は、完全に女へ覚醒していた。
胸の先端と秘部の突起は見るだけで分かるほど硬く、触れればナカがよく締まった。
彼女は快楽を逃がすように腰をふり、それがさらなる快楽を呼んで、行為は激しくなるばかりだった。
羞恥と快楽で蕩けながら歪む彼女の表情は、何度みても興奮した。
感情を通い合わせた同士の行為は、嫌悪感よりも快楽と安堵感が勝り、クセになる。
いっそのこと、僕としかしようと思えなくなるように仕向けてしまおうか。
言い訳なんか、どうとでもなる。
恋人役で、婚約者役になるのだから。
仕事だと言えば彼女は拒めない。
そうしようか。
そうしよう。
だって、約束したから。
死ぬときは一緒だと。
羅輝亜。
僕を、僕だけを求めて。
ずっと、死ぬ最後の瞬間まで。
僕も、羅輝亜だけを想うから。
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