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自己中心 ― 箱庭の遊び
5.与えられたもの
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私たちは鏡合わせのように同じ姿で生まれた。
「双子…似ているどころか、どちらも同じに見えるわね」
「そうだな。中身も同じでは困るが。
まあ、先に出てきた方が一番だな」
医師が告げた生まれた順に名前が与えられ、
容姿の全てが同じだからと同じ衣服が与えられる。
分からないのか、見分ける気がないのか、一番目の聞かれるのは「姉か妹か」。
お母様が直接何かをしてくれることは無く、与えられた世話役が母親のようだった。
たまに様子をみにきてくれるが、過ごす時間は瞬く程度だった。
誰に名前を呼ばれても合っていることの方が少ない。
初めは違うことを言っていたが、だんだんと面倒になって言うのをやめた。
大人は私たちをどちらでもいいように扱う。
私たちは、互いだけが自分を自分だと思える相手だと思うようになった。
物心ついた頃に、妹が遊びを思いついた。
「秘密で入れ替わり、一日を過ごしてみよう」と言った。
話し方を変えるだけでいいのだから、簡単だった。
誰も私たちが入れ替わっても気づかない。
三度目までは好奇心が燃えて楽しかった。
しかし、四度目で不安を覚えた。
お母様のお腹に命が宿った、らしい。
しばらく顔を見ていないと思い、世話役に聞いたら答えてくれた。
生まれて間もなく親族の養子になることが決まっている、とも言う。
世話役は、生まれた子供と私たちが会うことは無いと言い切った。
見えない壁を感じた日は、私たちが生まれて三度目の誕生日だった。
五度目以降の入れ替わりは、服を着替えるような当たり前の感覚だった。
だって、誰も私たちに気づかない。
どちらでもいいなら、自由にしてもいいと思った。
ある日のことだった。
自分のことが自分できるようになると世話役といる時間は減った。
勉強だけは教えてくれるが、身支度と食事は私たちだけで過ごすのが日常になった。
いつの間にか、私たちの部屋に近づく世話役もいなくなった。
あの日も、いつものように身支度をしていた。
両親の友人が子供を連れて遊びにくる。
今までは同じ庭にいるが一緒に一緒に遊ぶことはなかったが、
今回は違った。
なぜか、一緒に約束だった。
「今日は私が香苗です」
「早苗。お客様が一緒のときはやめませんか?」
「いいでしょう。
私たち、どちらでもいいんだから、ね?」
可愛いらしい笑みで告げた言葉が暗い感情を刺激した。
「そう、ね。私も香苗と同じ意見よ」
「早苗、もっと可愛く笑ってください。
目が怖いです」
「ああ…ごめんなさい。姉様」
揶揄うように言うと、早苗も楽しそうに笑う。
同じ服を着て、同じ笑みを浮かべている。
来客と会い、いつものように話をする。
誰もが私たちを見分けることなく時間は過ぎた。
やはり、興味がないのかもしれない。
来客が帰ると、早苗が焦っていた。
「有栖川家の双子には通じないかもしれない」と声を細く絞る。
興味を示された、らしい。
無関心な人ばかりだったので驚いた。
そして、焦った。
興味があるということは、必要以上に見られる可能性がある。
私も怖くなった。
有栖川家の美丈夫な双子もだが、里栖川家の長女である灯莉様が。
観察するような視線と、絡みつきそうな熱量のある眼差し。
しかし、何もしないで見ているだけなのが、ある意味で気味が悪い。
何もないのは幸いだが、心地が良いものではない。
私たちの世界に小さなひび割れが生まれた気がした。
そして、残念ながら予感は、当たってしまった。
入れ替わりを見破った有栖川家の双子は、私たちを一層大切に扱ってくれるようになった。
いつの間にか私たちも変わったと自覚したのは、内に生まれていた想いを自覚した瞬間だった。
早苗は、長男の雅十と共に過ごす時間が増えたことに気がついた。
無意識だったらしい。
私も、無意識だった。
私室に飾る贈られた花を見て思う。
「奏十」
有栖川家の次男は、いつも私に優しく声をかけてくれた。
早苗のように跡継ぎ教育についていけない私を励ましてくれた。
時には、一緒に悩んでくれた。
彼は弟から見たお兄様を思い出しながら、不出来なところをはっきりと言ってくれた。
嬉しかった。
また会いたいと、いつ会えるのかと、楽しみに待つようになった。
いつから惹かれていたのか分からないくらい、好きになっていた。
ある日の夜。
夕食を終えて妹の部屋に呼ばれた。
扉が閉まり、廊下に足音が無いのを確認した私たちは視線を交わす。
会話を始めるいつもの合図には、少しだけ恥じらいが見えた。
「香苗。私ね、雅十のことが好きなの」
告げられた言葉に安曽した。
幸せそうに微笑む妹の姿が嬉しかった。
叶えば良いと、心から願った。
「私は、奏十が好きです。
早苗、叶うといいですね」
「香苗もね」
微笑み合い、頑張ろうと誓うように手を重ねた。
同じ体だと思っていた指先に小さな違いを見つけると、どちらともなく静かに笑う。
「私たち、同じなのに、同じではないのね」
「そうですね。全てが同じではないのですね」
当たり前のことを、やっと言い合えた気がした。
晴れた顔の早苗は、翌朝から「入れ替わり遊びをやめよう」と言った。
これから違いが増えて同じでいられないと思い、うなずいた。
入れ替わった日は奏十と一緒にいる早苗を妬むこともなくなり、妬む自分に苦しむこともなくなる。
不快感からの解放に安堵した。
香苗が香苗でいる時間ばかりに慣れ始めた頃、奏十の態度も変わり始めた。
そして、ある日の穏やかな風と青い空の下、私たちの関係は大きく変わった。
「香苗。僕、香苗のことが好きです。
結婚してください」
真っすぐな視線と声にこめられた熱に魅入った。
熱くなっている頬は、きっと赤かった。
結婚できるかは分からないが、ずっと一緒にいられたら良いと思った。
「私も、奏十のことが好きです」
気づけば温かな何かに包まれていて、見上げると嬉しそうに微笑む奏十がいた。
抱きしめられていると分かって、さらに熱くなった頬におとされた口づけ。
視線が合えば、寄せ合うように近づく顔。
瞼を閉じれば、触れ合う唇。
囁くように呼ばれる自分の名前に胸が高鳴った。
「香苗」
優しい声を最後に、目の前から奏十が突然消えた。
「奏十?」
呼んでも返ることがない言葉に凍えた。
ふと、肩に目の前にいないはずの奏十の温かな感触が触れた。
すがるように手を重ねると、空気が変わった。
「奏十?」
「香苗…よかったです。うなされていました」
背に感じるベッドの感触に眠っていたことを思い出す。
目を動かすと、見慣れた天井と私を抱きしめる奏十がいる。
目の前に奏十がいることに安心して、広い胸に頬を寄せた。
里栖川家の長女である灯莉様は、私たちが私たちのままでいられる場所をくれた。
戸籍は両親が望むように、暮らしは私たちの願いが叶う場所で始まった結婚生活。
仕事や外出のときは雅十のふりをする奏十だが、私室では奏十と香苗に戻る。
入れ替わりができるのは双子同士だから、私たちが私たちでよかったと心から思った。
「うなされて…ました。でも、もう大丈夫です」
「よかったです、でも、少し体が冷えています」
心地よい強さに包まれ、思わず笑みがこぼれる。
「奏十が温めてください」
「はい。香苗を温めるのは僕だけです」
嬉しそうに応える奏十は、そっと唇をふさいだ。
私は、優しく深まっていく熱に身を預けた。
「双子…似ているどころか、どちらも同じに見えるわね」
「そうだな。中身も同じでは困るが。
まあ、先に出てきた方が一番だな」
医師が告げた生まれた順に名前が与えられ、
容姿の全てが同じだからと同じ衣服が与えられる。
分からないのか、見分ける気がないのか、一番目の聞かれるのは「姉か妹か」。
お母様が直接何かをしてくれることは無く、与えられた世話役が母親のようだった。
たまに様子をみにきてくれるが、過ごす時間は瞬く程度だった。
誰に名前を呼ばれても合っていることの方が少ない。
初めは違うことを言っていたが、だんだんと面倒になって言うのをやめた。
大人は私たちをどちらでもいいように扱う。
私たちは、互いだけが自分を自分だと思える相手だと思うようになった。
物心ついた頃に、妹が遊びを思いついた。
「秘密で入れ替わり、一日を過ごしてみよう」と言った。
話し方を変えるだけでいいのだから、簡単だった。
誰も私たちが入れ替わっても気づかない。
三度目までは好奇心が燃えて楽しかった。
しかし、四度目で不安を覚えた。
お母様のお腹に命が宿った、らしい。
しばらく顔を見ていないと思い、世話役に聞いたら答えてくれた。
生まれて間もなく親族の養子になることが決まっている、とも言う。
世話役は、生まれた子供と私たちが会うことは無いと言い切った。
見えない壁を感じた日は、私たちが生まれて三度目の誕生日だった。
五度目以降の入れ替わりは、服を着替えるような当たり前の感覚だった。
だって、誰も私たちに気づかない。
どちらでもいいなら、自由にしてもいいと思った。
ある日のことだった。
自分のことが自分できるようになると世話役といる時間は減った。
勉強だけは教えてくれるが、身支度と食事は私たちだけで過ごすのが日常になった。
いつの間にか、私たちの部屋に近づく世話役もいなくなった。
あの日も、いつものように身支度をしていた。
両親の友人が子供を連れて遊びにくる。
今までは同じ庭にいるが一緒に一緒に遊ぶことはなかったが、
今回は違った。
なぜか、一緒に約束だった。
「今日は私が香苗です」
「早苗。お客様が一緒のときはやめませんか?」
「いいでしょう。
私たち、どちらでもいいんだから、ね?」
可愛いらしい笑みで告げた言葉が暗い感情を刺激した。
「そう、ね。私も香苗と同じ意見よ」
「早苗、もっと可愛く笑ってください。
目が怖いです」
「ああ…ごめんなさい。姉様」
揶揄うように言うと、早苗も楽しそうに笑う。
同じ服を着て、同じ笑みを浮かべている。
来客と会い、いつものように話をする。
誰もが私たちを見分けることなく時間は過ぎた。
やはり、興味がないのかもしれない。
来客が帰ると、早苗が焦っていた。
「有栖川家の双子には通じないかもしれない」と声を細く絞る。
興味を示された、らしい。
無関心な人ばかりだったので驚いた。
そして、焦った。
興味があるということは、必要以上に見られる可能性がある。
私も怖くなった。
有栖川家の美丈夫な双子もだが、里栖川家の長女である灯莉様が。
観察するような視線と、絡みつきそうな熱量のある眼差し。
しかし、何もしないで見ているだけなのが、ある意味で気味が悪い。
何もないのは幸いだが、心地が良いものではない。
私たちの世界に小さなひび割れが生まれた気がした。
そして、残念ながら予感は、当たってしまった。
入れ替わりを見破った有栖川家の双子は、私たちを一層大切に扱ってくれるようになった。
いつの間にか私たちも変わったと自覚したのは、内に生まれていた想いを自覚した瞬間だった。
早苗は、長男の雅十と共に過ごす時間が増えたことに気がついた。
無意識だったらしい。
私も、無意識だった。
私室に飾る贈られた花を見て思う。
「奏十」
有栖川家の次男は、いつも私に優しく声をかけてくれた。
早苗のように跡継ぎ教育についていけない私を励ましてくれた。
時には、一緒に悩んでくれた。
彼は弟から見たお兄様を思い出しながら、不出来なところをはっきりと言ってくれた。
嬉しかった。
また会いたいと、いつ会えるのかと、楽しみに待つようになった。
いつから惹かれていたのか分からないくらい、好きになっていた。
ある日の夜。
夕食を終えて妹の部屋に呼ばれた。
扉が閉まり、廊下に足音が無いのを確認した私たちは視線を交わす。
会話を始めるいつもの合図には、少しだけ恥じらいが見えた。
「香苗。私ね、雅十のことが好きなの」
告げられた言葉に安曽した。
幸せそうに微笑む妹の姿が嬉しかった。
叶えば良いと、心から願った。
「私は、奏十が好きです。
早苗、叶うといいですね」
「香苗もね」
微笑み合い、頑張ろうと誓うように手を重ねた。
同じ体だと思っていた指先に小さな違いを見つけると、どちらともなく静かに笑う。
「私たち、同じなのに、同じではないのね」
「そうですね。全てが同じではないのですね」
当たり前のことを、やっと言い合えた気がした。
晴れた顔の早苗は、翌朝から「入れ替わり遊びをやめよう」と言った。
これから違いが増えて同じでいられないと思い、うなずいた。
入れ替わった日は奏十と一緒にいる早苗を妬むこともなくなり、妬む自分に苦しむこともなくなる。
不快感からの解放に安堵した。
香苗が香苗でいる時間ばかりに慣れ始めた頃、奏十の態度も変わり始めた。
そして、ある日の穏やかな風と青い空の下、私たちの関係は大きく変わった。
「香苗。僕、香苗のことが好きです。
結婚してください」
真っすぐな視線と声にこめられた熱に魅入った。
熱くなっている頬は、きっと赤かった。
結婚できるかは分からないが、ずっと一緒にいられたら良いと思った。
「私も、奏十のことが好きです」
気づけば温かな何かに包まれていて、見上げると嬉しそうに微笑む奏十がいた。
抱きしめられていると分かって、さらに熱くなった頬におとされた口づけ。
視線が合えば、寄せ合うように近づく顔。
瞼を閉じれば、触れ合う唇。
囁くように呼ばれる自分の名前に胸が高鳴った。
「香苗」
優しい声を最後に、目の前から奏十が突然消えた。
「奏十?」
呼んでも返ることがない言葉に凍えた。
ふと、肩に目の前にいないはずの奏十の温かな感触が触れた。
すがるように手を重ねると、空気が変わった。
「奏十?」
「香苗…よかったです。うなされていました」
背に感じるベッドの感触に眠っていたことを思い出す。
目を動かすと、見慣れた天井と私を抱きしめる奏十がいる。
目の前に奏十がいることに安心して、広い胸に頬を寄せた。
里栖川家の長女である灯莉様は、私たちが私たちのままでいられる場所をくれた。
戸籍は両親が望むように、暮らしは私たちの願いが叶う場所で始まった結婚生活。
仕事や外出のときは雅十のふりをする奏十だが、私室では奏十と香苗に戻る。
入れ替わりができるのは双子同士だから、私たちが私たちでよかったと心から思った。
「うなされて…ました。でも、もう大丈夫です」
「よかったです、でも、少し体が冷えています」
心地よい強さに包まれ、思わず笑みがこぼれる。
「奏十が温めてください」
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