師追う背陰

秋赤音

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一人の兎-愛してるから愛して

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壁に咲夜ちゃんの背中を押しつけて、逃げないように抱きつく。

一兎いちとちゃん、男の子…なの?」

耳元で言われた言葉が自分を乱した。
自慰のときを除けば、女の子のフリをしているだけだと覚え直した。
イタズラも思いついた。
咲夜ちゃんの手を掴んで、スカートの中に入れた。
咲夜ちゃんが困ると知っている泣きそうな顔をして。

「僕も、もう、わからない。だから、咲夜ちゃんが確かめてほしいな?」

「わ、かった…だから、泣かないで?ここではなくて、お部屋に行こう?」

「うん。ありがとう」

咲夜ちゃんと手を繋いで、見慣れた自室にきた。
ベッドに咲夜ちゃんを座らせた。
カーテンをしめて、咲夜ちゃんの前に立つ。

「お願い」

スカートの中に咲夜ちゃんの手を入れて、張りつめているモノを撫でさせた。
気持ちいい。

「う、うん…これ…やっぱり……っ!」

驚いて息をのんだ咲夜ちゃんは、手を離そうとする。
けど、その手にうっかり射精してしまう。
でも、まだ萎えていない。
咲夜ちゃんの頬は真っ赤で、目が潤んでいる。今にも泣きそう。
怖いのかな?
嬉しかったのかな?
なんでもいいか。
可愛いし。

「咲夜ちゃん…お願い、僕…まだシたことなくて。 咲夜ちゃん、僕を大人にして…?」

「え?!わ、わたしも…その…まだ…」

「だったら、一緒に大人になろう? 僕、初めては咲夜ちゃんがいい」 

「 一兎いちとちゃん…私でよければ…いいよ」

足を開いた咲夜ちゃんは、僕を優しく抱きしめてくれた。

「ありがとう」

咲夜ちゃん 下着をずらして指をいれると、奥から温かい液体が出てきた。
咲夜ちゃんも気持ち良さそうにしている。
どこがいいか調べていると、ビクビクしてクタりと呼吸する咲夜ちゃんを何度かみた。
僕は似た光景を知っている、気がする。
誰?
わからない。
それより、これ以上彼女を疲れさせてはいけない。
もらったときに隠していた避妊具をつける。
誰にもらったんだろう?
まあ、いいか。
繋がった瞬間、ぎゅっと締め付けられて射精。
奥まで届いて射精。
喘ぐ咲夜ちゃんに煽られて遠慮なく奥を突き射精。
気づけば一時間が過ぎていた。
あと二時間で夕食の時間だ。
でも、全部自分で用意するから大丈夫。

「いち…と…ちゃ…んんっ!だめ、も…おかしくなるっ!」

とろんとした顔で喘ぐような抗議はキスで封じた。
咲夜ちゃんも気持ち良さそうに応じてくれる。
あと一回だけ。
そうだ、今日は一緒にご飯も食べよう。
今までもここでお泊まり会をしていたから、大丈夫。

「うん。きもち、いいね。明日もしようね」

「ぁ…ぁ、んぁあんんっ!!」

咲夜ちゃんは一番気持ちよさそうにしてビクビク体をふるわせている。
期待してるのかな。
嬉しいな。
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