瞬く間に住む魔

秋赤音

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愛は番の運命に溺れる

導いて

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問いの答えは、ルシアの体で示された。
足を大きく開き、自ら秘部の割れ目を広げている。
示された入り口に入っていく蔦に合わせて腰を揺らすルシアの目には、迷いが見えた。

「…っ、ぁ…んんっ、自慰、より…ウォル様の、精を…くださいぃひぁああっ!!」

「夜になったら、な」

身から離して自立した蔦はルシアを容赦なく攻める。
激しく喘ぐルシアに背を向け、遅い昼食を取りに寝室を出た。
蔦は、勝手を知り尽くした秘部のナカで暴れているだろう。
二人分の食事をもって寝室に戻ると、成長した蔦が蕩けたルシアに絡みついていた。
蔦は秘部だけでなく、胸部や尻穴まで犯している。
男と交わるような腰振りのルシアは、秘部から蜜を垂れ流しながら俺の名を呼んでいる。

「あっ、んぁあっ!ぁ…ウォル、さま、ぁあ…っ、蔦を、とめてくださ、ぃひやぁああぁっ!!」

「蔦が気に入ったようだな。
食事の後で、また与えよう」

蔦を回収すると、安堵のようなため息が聞こえた。
体の力が抜けきっているルシアに食事を食べさせると、宣言通りに蔦を与えた。
目の前で俺の精をねだりながらイく様を目に焼き付ける。
夜になり、夕食を終える。
風呂場へ連れて、ルシアの手を壁につかせて腰を突き出させた。
豊かで柔らかな胸へ蔦を這わせながら、自身は秘部に入れないまま挿れるときのように股を犯す。
すると、誘うように腰を振るルシア。
あえて動きを緩やかにすると、ルシアはさらに早く動く。

「あっ、ん、ぅ…いれて、ください…ウォル様ぁ…っ!」

「あとで、な」

耳の縁を甘噛みすると、ルシアの体が震えて温度が高くなった。

「ひゃあぁああんっ!ぁっ、あっ、イく、イきますぅ…ぁ。あ、ぁんんあああああっ!!」

イった直後、立っていられなくなったらしいルシアの体を支えた。
身を清めてルシアを抱えベッドへ向かい、ゆっくりと降ろす。
すると、ルシアは自ら足を開いた。

「ウォル様…ここに、きて、ください…っ」

我慢の限界を訴えるような瞳は、蕩けていた。
約束通りに一度精を注げば、狂ったように二度三度とねだられた。
番が交わればこうなるもの、だと分かっていた。
だが、拒絶の無い交尾は心地よく没頭した。
眠ることなく求めあい、明け方になる頃ようやく眠りについた。

翌日。
昨日のルシアに起こった変化から考え、さらに体を試すことにした。
朝は蔦だけで犯し、昼は交尾で抱き潰す。
夜は初めてあえて何もしないで眠った、ふりをした。
俺の隣で自慰をするルシアは何度イっても苦しそうに甘く呻く。
昂るばかりの声に自立した蔦を与えると、さらに何度かイった後で眠った。
翌日以降も、気まぐれで対応を変えながら、ルシアから精をねだるよう促す。

出会って五か月が過ぎた。
ある日の朝。
ルシアに覆いかぶさられた状態で目を覚ます。
初めて、昨日はあえて前戯だけで一度も交尾をしなかったが、予想外の展開に驚いた。
ナイトドレスを脱いでいるルシアは発情したような様で秘部を自身へ擦りつけている。

「ぁ…んっ、んんっ…ウォル様ぁ…っ、おはよう、ござい、ます…っ」

「なにをしている」

「精を、子種、をいただきたい、です…ウォル様のお子を造るのが、私の、仕事、です…んっ」

「ルシア。ルシアの夫は、誰だ?」

「ウォル・ガディ様です…っ、私は、ウォル様の番として子を、つく、る…っのが仕事、です…っ」

褒美に胸へ蔦を這わせると、拒絶することなく受け入れ、さらに先端を硬く尖らせた。

「あぁ…っ!胸…きもち、いいです…っ、んぁああ…っ」

新しいナイトドレスを纏わせるように蔦を這わせる場所を増やすと、嬉しそうに微笑んだ。

「ウォル様に、包まれている、みたいです…っ、んぁあっ」

「今はそれで十分だな」

あえて冷たく言う。
すると、すでに硬い自身はねだるように秘部の入り口へとあてられる。

「ぃやぁあ…子種、子種をください…っ、ウォル様ぁあっ!」

許可が無いと繋がることは許されないルシアは、必死にねだっている。
さあ、今日はどうしようか。
順調に雌化していくルシアを眺めながら、這わせた蔦で体を弄ぶ。

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