12 / 20
試験結果
しおりを挟む
翌日僕はダイニングに入るとすでに全員集まっていたがその中で何人かゾンビみたいなのは顔になっていることに気づいた。
「おはよう!龍清元気ないね!」
「うるせぇよ晴翔」
「もしかして、昨日夜更かししすぎたのかなぁ?いけないねぇ。10歳児の前でそんなことをするなんて~」
「お前急に煽りカスになってんじゃねえよ!しかもお前10歳じゃないだろ!」
「ごめんごめん(笑)」
「しばきたいその笑顔」
「おい待て!魔法を放とうとするな」
僕は焦って龍清を止めた。
「はいはい、バカしてないで料理できたよ。さっさと食べて。結果見に行くんだから」
「分かったよ松本さん」
「料理長って呼んで」
「…分かったよ料理長」
気に入ったのかそれ…
「じゃあ気を取り直して食べて」
「はいはい、いただきます」
「「「いただきます!」」」
今日の朝食はパンと牛乳、目玉焼き、ウィンナーだった。コーンフレークはセルフだった。
「食べ終わったら皿キッチンに置いといて」
「分かった」
食べ終わった人から皿を持っていきその場で待機した。
「よし、皆食べ終わったね」
「皿も洗い終わったから私達もいけるよ」
「了解。じゃあ行こうか『転移』」
学園 正門
僕らが正門に着くとすでに結果が張り出されていてそこにたくさんの受験生がいた。
「皆早いね~」
「俺らが遅いだけだろ。高校受験は結構早起きして来てたからな」
「そうだったね。懐かしいな~」
「だな。受かるのはわかってるから緊張感すらない」
「首席ば誰だろう?」
「私です」
「あ、瞬なの?」
嘘だろ。僕主人公だよ?
「まあ、瞬なら当たり前か」
「私の姉としての威厳が…」
「元から崩れてたろ紅刃」
「そんなに言うならあんたはどうなのよ。私は4位よ」
「俺か?俺は3位だ」
「僕2位みたいだね」
「…『紅刃…」
「ストープ!斬ろうとするな!」
龍清が剣に手をかけた紅刃さんを慌てて止めた。
「…ぐすっ…だってー」
「駄々っ子にならないでくれよ…」
「そう言えば2人は幼馴染だったね」
「そうです。姉さんが泣いた時は昔からあんな感じに泣きやましていました。私相手だとどうにも出来ないので助かってます」
「確かに瞬だと悪化しそうだね。それと口調にまだ違和感あるから戻してくれない?」
「む、そうか…なら戻す」
「そっちの方がいいや」
「それでこれからよ予定はどうする?」
「俺は…学園長に呼ばれた…だからとりあえず寄ってから帰る。真月、頼んだ 」
「分かりました」
「それで皆は?」
「私らは食材を買ってから帰るわ」
「あ、じゃあ僕もついて行くよ明莉」
「俺と紅刃は王都を散策して来るぜ」
「じゃあ他の人達は予定ないんだね?」
僕の質問に全員が頷いた。
「じゃあ他の人達は帰ろうか。これから学園と仕事で忙しくなるからね『転移』」
僕達は屋敷に戻った。
「ふう、さて何をしようか」
「決めてなかったの?」
「領民を増やしたいんだけどどうしようかなって。なにかしようとしてもそもそも人手不足だからどうにかならないかなって思ってさ」
「それなら召喚すればいいんじゃない?」
「あ、そういえばそうだね」
「でも瞬達が帰ってきてからにした方がいいわよ」
「分かった。じゃあ帰ってくるまでゆっくりしてようか」
「そうね」
「ところでここにオセロがあるんだけど…」
「今創り出したでしょ?やりたいの?」
「だって暇だもん」
「あまり喋ったことない同級生が子供になってるって変な感覚がするわ…」
「それでするの?」
「いいわよ」
「よし!やるぞ!」
「俺達も入れてくれよ!」
やろうとした矢先に豪達が参加したいと言ってきた。
「分かった『創造』」
僕はオセロを複数作りだした。
「よし、皆やるぞ!」
「「「「おーー!!」」」
それから龍清達が帰ってくるまでの間ミニオセロ大会が行われた。優勝したのは燈花椿さんだった。その相手はなんと豪だった。あいつ脳筋キャラじゃなかったのかと思ったが気にしないでおくことにした。
「おはよう!龍清元気ないね!」
「うるせぇよ晴翔」
「もしかして、昨日夜更かししすぎたのかなぁ?いけないねぇ。10歳児の前でそんなことをするなんて~」
「お前急に煽りカスになってんじゃねえよ!しかもお前10歳じゃないだろ!」
「ごめんごめん(笑)」
「しばきたいその笑顔」
「おい待て!魔法を放とうとするな」
僕は焦って龍清を止めた。
「はいはい、バカしてないで料理できたよ。さっさと食べて。結果見に行くんだから」
「分かったよ松本さん」
「料理長って呼んで」
「…分かったよ料理長」
気に入ったのかそれ…
「じゃあ気を取り直して食べて」
「はいはい、いただきます」
「「「いただきます!」」」
今日の朝食はパンと牛乳、目玉焼き、ウィンナーだった。コーンフレークはセルフだった。
「食べ終わったら皿キッチンに置いといて」
「分かった」
食べ終わった人から皿を持っていきその場で待機した。
「よし、皆食べ終わったね」
「皿も洗い終わったから私達もいけるよ」
「了解。じゃあ行こうか『転移』」
学園 正門
僕らが正門に着くとすでに結果が張り出されていてそこにたくさんの受験生がいた。
「皆早いね~」
「俺らが遅いだけだろ。高校受験は結構早起きして来てたからな」
「そうだったね。懐かしいな~」
「だな。受かるのはわかってるから緊張感すらない」
「首席ば誰だろう?」
「私です」
「あ、瞬なの?」
嘘だろ。僕主人公だよ?
「まあ、瞬なら当たり前か」
「私の姉としての威厳が…」
「元から崩れてたろ紅刃」
「そんなに言うならあんたはどうなのよ。私は4位よ」
「俺か?俺は3位だ」
「僕2位みたいだね」
「…『紅刃…」
「ストープ!斬ろうとするな!」
龍清が剣に手をかけた紅刃さんを慌てて止めた。
「…ぐすっ…だってー」
「駄々っ子にならないでくれよ…」
「そう言えば2人は幼馴染だったね」
「そうです。姉さんが泣いた時は昔からあんな感じに泣きやましていました。私相手だとどうにも出来ないので助かってます」
「確かに瞬だと悪化しそうだね。それと口調にまだ違和感あるから戻してくれない?」
「む、そうか…なら戻す」
「そっちの方がいいや」
「それでこれからよ予定はどうする?」
「俺は…学園長に呼ばれた…だからとりあえず寄ってから帰る。真月、頼んだ 」
「分かりました」
「それで皆は?」
「私らは食材を買ってから帰るわ」
「あ、じゃあ僕もついて行くよ明莉」
「俺と紅刃は王都を散策して来るぜ」
「じゃあ他の人達は予定ないんだね?」
僕の質問に全員が頷いた。
「じゃあ他の人達は帰ろうか。これから学園と仕事で忙しくなるからね『転移』」
僕達は屋敷に戻った。
「ふう、さて何をしようか」
「決めてなかったの?」
「領民を増やしたいんだけどどうしようかなって。なにかしようとしてもそもそも人手不足だからどうにかならないかなって思ってさ」
「それなら召喚すればいいんじゃない?」
「あ、そういえばそうだね」
「でも瞬達が帰ってきてからにした方がいいわよ」
「分かった。じゃあ帰ってくるまでゆっくりしてようか」
「そうね」
「ところでここにオセロがあるんだけど…」
「今創り出したでしょ?やりたいの?」
「だって暇だもん」
「あまり喋ったことない同級生が子供になってるって変な感覚がするわ…」
「それでするの?」
「いいわよ」
「よし!やるぞ!」
「俺達も入れてくれよ!」
やろうとした矢先に豪達が参加したいと言ってきた。
「分かった『創造』」
僕はオセロを複数作りだした。
「よし、皆やるぞ!」
「「「「おーー!!」」」
それから龍清達が帰ってくるまでの間ミニオセロ大会が行われた。優勝したのは燈花椿さんだった。その相手はなんと豪だった。あいつ脳筋キャラじゃなかったのかと思ったが気にしないでおくことにした。
1
あなたにおすすめの小説
転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?
スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。
女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!?
ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか!
これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。
暗殺者から始まる異世界満喫生活
暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。
流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。
しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。
同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。
ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。
新たな生活は異世界を満喫したい。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる