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大好きなひと
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あの男は、私が幸せを掴むまで影を潜めて待っていたとでも言うのだろうか。初めて人を好きになり、その人から愛される喜びも知った。これから、普通の人のように暮らしていけると思っていたのに。
「これは、一体……」
ただ涙を流すだけの私の肩を抱きしめたまま、史弥さんが口を開いた。恐らく石丸さんに尋ねたのだろう。何故彼等が知り合いなのかも聞けないまま、私は二人の会話を聞いていた。
「あなたがここにいるということは、これを残した犯人は……」
低い史弥さんの声に、石丸さんの答えは聞こえなかった。答えなかったのか、それとも頷いて答えたのかは定かではない。私は抱き締めてくれている史弥さんの胸に両手をついて、ぐっと腕を伸ばして彼から身を離した。史弥さんは驚いて、私を見つめている。
「葉月? 大丈夫?」
大きな手で、頭を撫でてくれる。その目は心配そうに揺らめいており、今すぐにでも腕の中に飛び込んで全てを忘れてしまいたくなる。しかし、今は聞かなくてはいけないことがあった。
「史弥さん、知ってるんですか」
核心を避けた私の問いに、彼は眉をひそめた。微かに首を傾げて、問いかけの真意を捜しているようだ。
「知ってるっていうのは?」
妙に落ち着いた彼の態度が、何故か緊張感と恐怖を煽った。
「石丸さんの、仕事の事です」
昔、あの男に襲われた後、石丸さんが話してくれた。吸血鬼には定期的な通院が義務付けられており、そこで合法的に血液を購入するということだった。そのため、世間の吸血鬼たちは昔のように血に飢え、一般人を襲う様なことはしないらしい。そのことを知っているのは、医療関係者や警察、そして政府の人間だけだと言ったはずだ。史弥さんは小説家であり、そのどれにも当てはまらない。
不安そうな顔をして、頬を濡らす私の顔を瞳に映した彼は、ふいに目を閉じて大きくため息をついた。悔しそうに顔を歪めて、小さく首を横に振った。そして、小さく口を開く。
「あぁ知っているよ。彼と出逢った頃からね」
静かな彼の声が、車内の空気を揺らした。石丸さんを見れば、怖い顔をして、史弥さんを睨みつけていた。その迫力に驚いて、声が出なくなる。私の様子を見て、石丸さんへ視線を向けた史弥さんも驚いて、目を丸くさせた。
「有馬、お前彼女に話してないのか」
地を這う様な、そんな声だった。怒りに震えた声で史弥さんを責めた石丸さんは、素早く動いて史弥さんの胸倉を掴み狭い車内で彼を引き寄せた。史弥さんは抵抗もせず、そのまま石丸さんを見ている。表情は、どこか悲しそうだ。
「まさか葉月が、俺達のことを知っているなんて思わなかった。ヒトにその存在を不用意に話さない、それが鉄則だ。話しても信じて貰えないと思ったし、何より彼女を怖がらせる必要はないと……」
話している途中の史弥さんが、急に石丸さんの手から離れて大きく後ろへと吹き飛んだ。思わず悲鳴を挙げた私に、史弥さんが優しい笑みを向ける。
「大丈夫、なんでもないから」
石丸さんの手が拳を握っていて、それが怒りで震えているのを見て初めて、史弥さんが殴られたのだとわかった。当の本人は痛がる様子も無く、怪我ひとつしていないようだった。あれだけ大きく吹き飛んだのに、殴られたであろう頬は赤くもなっていない。
酷い動機と頭痛が襲い、その場で丸まる様にして蹲まった。史弥さんが名前を呼んで肩に触れたが、石丸さんがすぐにその手を振り払った。
「何を……」
珍しく怒りの籠った声で反論した史弥さんに、石丸さんが静かに怒りをぶつけている。
「俺は、片瀬さんがお前をきちんと理解した上で付き合っているのかと思った。だから、彼女が過去を乗り越えたのだと……そう思って、安心したんだ。それを……知らなかったとは言え、お前は……」
ゆっくりと上体を起こすと、二人が私を見つめてくる。石丸さんは悲痛な瞳で私を見て、すぐに顔を背けた。史弥さんは、いつものように優しを含んだ瞳で、困惑しきった顔をしている。それもそのはずだ。彼は何も知らなかったのだから、責められる言われはない。
この現実を受け止めたら、私はきっと、壊れてしまうだろう。
もう、それでいいと思った。唯一の肉親で、優しかった祖母は無残に殺されてしまった。私の家族は、みんなあの男に奪われたのだ。大好きだった母も、頼もしかった父も、可愛がっていた猫のミルクさえも。なら何故、私は遺したのだろう。今からでも遅くはない。あいつが私を殺してくれないのなら、自ら壊れてしまえばいい。手段なら、今目の前にぶら下がっているのだから。
「史弥さんは…………」
次から次に涙が零れて、まともに話すことすら困難を極めた。目を逸らしていた石丸さんは、今では諦めたように背もたれに身体を投げ出して、悲しそうに私を見ている。
「吸血鬼なんですね」
息を吐きだしながらそう言うと、彼はすぐに答えた。迷いのない声で、しかし深い悲しみを滲ませたその声は、見事に私の心を打ち砕いた。
「そうだよ。吸血鬼と言う呼び名は好きじゃないけどね。ヴァンパイアの方が、少しはマシだよ」
いつもと変わらぬ口調に顔を上げれば、私を心配そうに見つめる史弥さんと目が合った。今でも大好きで、安心する、あの瞳だ。ゆっくりと右手を差し出して、私の頬を伝う涙を親指で拭ってくれる。
「怖い?」
そう尋ねる彼の瞳には、初めて見せる不安が浮かんでいた。
彼が怖いか? 以前、私はこう言った。「あなたを怖いと思う事など、絶対にない。例え、何をされようとも」
その答えは今でも変わっていなかった。首を横に振れば、彼はほっと息をついて微笑んだ。
「でも」
その声に、二人はぴくりと反応し、じっと次の言葉を待った。
「私の家族は、吸血鬼……ヴァンパイアに殺されました。私はその男に母の目の前で犯されて、一人だけ生き延びました。たった一人の家族だった祖母も今日、その男に殺されました」
凍り付いたように動かなくなった史弥さんは、何も言わずにただ私を見つめている。大きな瞳で私を見て、かける言葉を捜しているのだろうか。石丸さんはその前で、がっくりとうなだれる様に膝に肘をかけて頭を落とした。
「史弥さんの事は怖くないです。それに、今だって、ヴァンパイアだと知った今も、あなたが大好きです」
震える声で涙ながらに話す私の言葉を、どこまで理解して貰えてるのか不安だった。それくらい、私の声は震えていた。史弥さんは、暖かい目で私を見つめて、涙を拭ってくれている。先ほどの話のせいか、瞳には動揺と同情の色が滲んでいた。
「こんな形で知らせる事になって、本当にごめん。でもまさか、葉月にそんな過去があるなんて知らなくて……。それでも俺を好きだと言ってくれて、凄く嬉しいよ」
上体を前のめりにして、ゆっくりと彼が近づいてくる。頬に当てていた手を肩に滑らすと、その手にほんの少しだけ力を込めた。
それが、引き金だった。
「葉月」
気付けば私は、石丸さんの背中で隠されていた。その少し前、自らの耳をもつんざくような悲鳴が聞こえた。恐らくあれは私が挙げた悲鳴で、咄嗟に石丸さんが私をその背後に隠したのだろう。史弥さんがどんな反応をしているのか、それはここからは確認できなかった。
彼の瞳が、何故かあの日のあの男を思い起こさせた。これまで、そんなことは一度だってなかったのに、きっと今回の事件や彼がヴァンパイアだったという事実がそうさせたのかもしれない。ただ、いつも優しく穏やかなあの不思議な瞳が、あの男の冷たい欲情を燃やした瞳と被って、怖くて堪らなかった。そして気付けば、悲鳴を挙げて頭を抱え込んで震えていた。
あの男の目の色は、確かに史弥さんと同じ灰色だったことを、何故か今更になって思い出していた。
「これは、一体……」
ただ涙を流すだけの私の肩を抱きしめたまま、史弥さんが口を開いた。恐らく石丸さんに尋ねたのだろう。何故彼等が知り合いなのかも聞けないまま、私は二人の会話を聞いていた。
「あなたがここにいるということは、これを残した犯人は……」
低い史弥さんの声に、石丸さんの答えは聞こえなかった。答えなかったのか、それとも頷いて答えたのかは定かではない。私は抱き締めてくれている史弥さんの胸に両手をついて、ぐっと腕を伸ばして彼から身を離した。史弥さんは驚いて、私を見つめている。
「葉月? 大丈夫?」
大きな手で、頭を撫でてくれる。その目は心配そうに揺らめいており、今すぐにでも腕の中に飛び込んで全てを忘れてしまいたくなる。しかし、今は聞かなくてはいけないことがあった。
「史弥さん、知ってるんですか」
核心を避けた私の問いに、彼は眉をひそめた。微かに首を傾げて、問いかけの真意を捜しているようだ。
「知ってるっていうのは?」
妙に落ち着いた彼の態度が、何故か緊張感と恐怖を煽った。
「石丸さんの、仕事の事です」
昔、あの男に襲われた後、石丸さんが話してくれた。吸血鬼には定期的な通院が義務付けられており、そこで合法的に血液を購入するということだった。そのため、世間の吸血鬼たちは昔のように血に飢え、一般人を襲う様なことはしないらしい。そのことを知っているのは、医療関係者や警察、そして政府の人間だけだと言ったはずだ。史弥さんは小説家であり、そのどれにも当てはまらない。
不安そうな顔をして、頬を濡らす私の顔を瞳に映した彼は、ふいに目を閉じて大きくため息をついた。悔しそうに顔を歪めて、小さく首を横に振った。そして、小さく口を開く。
「あぁ知っているよ。彼と出逢った頃からね」
静かな彼の声が、車内の空気を揺らした。石丸さんを見れば、怖い顔をして、史弥さんを睨みつけていた。その迫力に驚いて、声が出なくなる。私の様子を見て、石丸さんへ視線を向けた史弥さんも驚いて、目を丸くさせた。
「有馬、お前彼女に話してないのか」
地を這う様な、そんな声だった。怒りに震えた声で史弥さんを責めた石丸さんは、素早く動いて史弥さんの胸倉を掴み狭い車内で彼を引き寄せた。史弥さんは抵抗もせず、そのまま石丸さんを見ている。表情は、どこか悲しそうだ。
「まさか葉月が、俺達のことを知っているなんて思わなかった。ヒトにその存在を不用意に話さない、それが鉄則だ。話しても信じて貰えないと思ったし、何より彼女を怖がらせる必要はないと……」
話している途中の史弥さんが、急に石丸さんの手から離れて大きく後ろへと吹き飛んだ。思わず悲鳴を挙げた私に、史弥さんが優しい笑みを向ける。
「大丈夫、なんでもないから」
石丸さんの手が拳を握っていて、それが怒りで震えているのを見て初めて、史弥さんが殴られたのだとわかった。当の本人は痛がる様子も無く、怪我ひとつしていないようだった。あれだけ大きく吹き飛んだのに、殴られたであろう頬は赤くもなっていない。
酷い動機と頭痛が襲い、その場で丸まる様にして蹲まった。史弥さんが名前を呼んで肩に触れたが、石丸さんがすぐにその手を振り払った。
「何を……」
珍しく怒りの籠った声で反論した史弥さんに、石丸さんが静かに怒りをぶつけている。
「俺は、片瀬さんがお前をきちんと理解した上で付き合っているのかと思った。だから、彼女が過去を乗り越えたのだと……そう思って、安心したんだ。それを……知らなかったとは言え、お前は……」
ゆっくりと上体を起こすと、二人が私を見つめてくる。石丸さんは悲痛な瞳で私を見て、すぐに顔を背けた。史弥さんは、いつものように優しを含んだ瞳で、困惑しきった顔をしている。それもそのはずだ。彼は何も知らなかったのだから、責められる言われはない。
この現実を受け止めたら、私はきっと、壊れてしまうだろう。
もう、それでいいと思った。唯一の肉親で、優しかった祖母は無残に殺されてしまった。私の家族は、みんなあの男に奪われたのだ。大好きだった母も、頼もしかった父も、可愛がっていた猫のミルクさえも。なら何故、私は遺したのだろう。今からでも遅くはない。あいつが私を殺してくれないのなら、自ら壊れてしまえばいい。手段なら、今目の前にぶら下がっているのだから。
「史弥さんは…………」
次から次に涙が零れて、まともに話すことすら困難を極めた。目を逸らしていた石丸さんは、今では諦めたように背もたれに身体を投げ出して、悲しそうに私を見ている。
「吸血鬼なんですね」
息を吐きだしながらそう言うと、彼はすぐに答えた。迷いのない声で、しかし深い悲しみを滲ませたその声は、見事に私の心を打ち砕いた。
「そうだよ。吸血鬼と言う呼び名は好きじゃないけどね。ヴァンパイアの方が、少しはマシだよ」
いつもと変わらぬ口調に顔を上げれば、私を心配そうに見つめる史弥さんと目が合った。今でも大好きで、安心する、あの瞳だ。ゆっくりと右手を差し出して、私の頬を伝う涙を親指で拭ってくれる。
「怖い?」
そう尋ねる彼の瞳には、初めて見せる不安が浮かんでいた。
彼が怖いか? 以前、私はこう言った。「あなたを怖いと思う事など、絶対にない。例え、何をされようとも」
その答えは今でも変わっていなかった。首を横に振れば、彼はほっと息をついて微笑んだ。
「でも」
その声に、二人はぴくりと反応し、じっと次の言葉を待った。
「私の家族は、吸血鬼……ヴァンパイアに殺されました。私はその男に母の目の前で犯されて、一人だけ生き延びました。たった一人の家族だった祖母も今日、その男に殺されました」
凍り付いたように動かなくなった史弥さんは、何も言わずにただ私を見つめている。大きな瞳で私を見て、かける言葉を捜しているのだろうか。石丸さんはその前で、がっくりとうなだれる様に膝に肘をかけて頭を落とした。
「史弥さんの事は怖くないです。それに、今だって、ヴァンパイアだと知った今も、あなたが大好きです」
震える声で涙ながらに話す私の言葉を、どこまで理解して貰えてるのか不安だった。それくらい、私の声は震えていた。史弥さんは、暖かい目で私を見つめて、涙を拭ってくれている。先ほどの話のせいか、瞳には動揺と同情の色が滲んでいた。
「こんな形で知らせる事になって、本当にごめん。でもまさか、葉月にそんな過去があるなんて知らなくて……。それでも俺を好きだと言ってくれて、凄く嬉しいよ」
上体を前のめりにして、ゆっくりと彼が近づいてくる。頬に当てていた手を肩に滑らすと、その手にほんの少しだけ力を込めた。
それが、引き金だった。
「葉月」
気付けば私は、石丸さんの背中で隠されていた。その少し前、自らの耳をもつんざくような悲鳴が聞こえた。恐らくあれは私が挙げた悲鳴で、咄嗟に石丸さんが私をその背後に隠したのだろう。史弥さんがどんな反応をしているのか、それはここからは確認できなかった。
彼の瞳が、何故かあの日のあの男を思い起こさせた。これまで、そんなことは一度だってなかったのに、きっと今回の事件や彼がヴァンパイアだったという事実がそうさせたのかもしれない。ただ、いつも優しく穏やかなあの不思議な瞳が、あの男の冷たい欲情を燃やした瞳と被って、怖くて堪らなかった。そして気付けば、悲鳴を挙げて頭を抱え込んで震えていた。
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