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44話
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ベリル達が木の実を採っているなか、僕たちは薬草を採取していた。様々な薬草があちこちに生えてて、天然の薬草って感じがしてすごい。人の手を加えず、のびのびと生えてたんだなぁしみじみするよ。
「ウィリアム、この葉はなんて言う植物なの?」
「この扇形に広がっている葉は、ティリシアって言って煎じて他のものと混ぜて作ると、咳止めの効果が得られるんです。」
「そうなんだ、ウィリアムはすごいね薬草の効果とか名前すぐに分かるんだ。」
「えへへ、好きな物はすぐに覚えられます。」
やったぁ、お兄様に褒められちゃった。
ウィリアムは、嬉しそうに応えていた。
「ウィリアム様こちらは、なんという植物なのですか。」
「これはねぇ、…」
ウィリアムは、他にも様々な効果の持つ薬草を言い当てて言った。質問攻めが終わると、みんなは黙々と採取していた。
お家に帰ったら、またポーション大量に作って保管したおこう。沢山作ってきたけど、この植物達を使ったことがないから楽しみ。僕の腕も上がっていくよ、ここに来れてよかった!
その後も多くの薬草を摘んだ。夕日が沈みそうな頃、お母様とお父様も合流した。
「そろそろ、戻りましょうか。沢山採れたのね、良かったわぁ。」
「二人とも怪我はないか?」
「なんにもないです!」
「僕も、どこも怪我しておりません。」
「そうか、なら良かった。楽しめたようだな。」
「はい!見てください!みんなと一緒にこんなに採れたんです、大量ですよ!」
僕は、カゴいっぱいに詰めた薬草と木の実を二人に見せた。
「本当だ、すごいわねぇ。みんなも手伝ってくれてありがとう。」
「いえ、私達も楽しかったです。」
エリスやサイラス達も楽しかったと言ってくれた。
「他にも、鬼ごっこしたり宝探しをしたりボールで遊んだりもしたんですよ!とっても楽しかったです!」
「僕も、久しぶりにウィルと遊べたので有意義な時間を送りました。」
「それは良かった。」
ウィリアム一行は、その後も楽しく話しながら来た道を辿り馬車のある所まで向かった。帰りは、ウィリアムも道を覚えていたため手を繋がず歩いていた。
『ねぇ、ねぇ、』
すると、どこからか声が聞こえてきた。
「うん?」
今誰か、僕の事呼んだ?気のせいかな、周りを見渡しても僕たちしかいないし。男の人の声だったよね?男の人は、お父様と騎士しかいないし。うーん?
「お父様ら今何か呼びましたか?」
「呼んでないが?」
「えへ、僕の勘違いでした。」
やっぱりお父様じゃなかった、でも護衛騎士のみんなも絶対違うしなぁ。気のせいか。
「ウィリアム、この葉はなんて言う植物なの?」
「この扇形に広がっている葉は、ティリシアって言って煎じて他のものと混ぜて作ると、咳止めの効果が得られるんです。」
「そうなんだ、ウィリアムはすごいね薬草の効果とか名前すぐに分かるんだ。」
「えへへ、好きな物はすぐに覚えられます。」
やったぁ、お兄様に褒められちゃった。
ウィリアムは、嬉しそうに応えていた。
「ウィリアム様こちらは、なんという植物なのですか。」
「これはねぇ、…」
ウィリアムは、他にも様々な効果の持つ薬草を言い当てて言った。質問攻めが終わると、みんなは黙々と採取していた。
お家に帰ったら、またポーション大量に作って保管したおこう。沢山作ってきたけど、この植物達を使ったことがないから楽しみ。僕の腕も上がっていくよ、ここに来れてよかった!
その後も多くの薬草を摘んだ。夕日が沈みそうな頃、お母様とお父様も合流した。
「そろそろ、戻りましょうか。沢山採れたのね、良かったわぁ。」
「二人とも怪我はないか?」
「なんにもないです!」
「僕も、どこも怪我しておりません。」
「そうか、なら良かった。楽しめたようだな。」
「はい!見てください!みんなと一緒にこんなに採れたんです、大量ですよ!」
僕は、カゴいっぱいに詰めた薬草と木の実を二人に見せた。
「本当だ、すごいわねぇ。みんなも手伝ってくれてありがとう。」
「いえ、私達も楽しかったです。」
エリスやサイラス達も楽しかったと言ってくれた。
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「僕も、久しぶりにウィルと遊べたので有意義な時間を送りました。」
「それは良かった。」
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すると、どこからか声が聞こえてきた。
「うん?」
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