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6* 柘榴石は妖艶に嗤う
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寝台のスプリングと布団のお陰で痛くは無いが、シーフは何処かぶつけていないかと心配で声を掛ける。
「シーフ?」
反応がない無いシーフに腕を背中に回して、トントンと叩くと、シーフに強い力で抱き締められる。
「シーフ」
「なーに?」
「早く退いて」
「何で?」
「何でって…」
首にあたるシーフの吐息がくすぐったいうえに、お互い薄い寝間着で体温が直に伝わり、普段よりはっきり身体の輪郭がわかるせいか、シーフをいつも以上に意識してしまう。
「フローリア」
耳元で囁くシーフの声が熱く、昼間よりも更に甘い。
鼓動が耳に響き、自分の体温が上昇し、シーフの声にビクンと身体が疼く。
「んっ」
ミルクティー色の髪が近くで揺れ、湯上りの爽やかなソープの香りとシーフ本来の香りが混じり合い、媚薬を纏っているのではないかと錯覚する。
「リア」
苦しそうに眉間の皺を寄せ、柘榴石の熱を孕み潤んだ瞳が至近距離で乞うように揺れる。
「リア、僕のリア。ねぇ、何で何も返事してくれないの?」
「あっ」
フローリアの事を『リア』と愛称で呼ぶシーフが顔を歪める。
咄嗟に声を出すが、シーフの色気に充てられ頭がボーっとして何も考えられない。
「リア、トロンとしてる。可愛い」
チュッっと目尻に口付けるられ、更に強くギューッと抱き締められる。
「リア、もう駄目。我慢できないよ、リア。食べちゃうけど、良いよね?」
フフッと嗤う柘榴石が妖艶な光を宿し、唇に弧を描くと、その柔らかい唇が… 舌が強引に私の中へ押し入って来た。
「ふっ、ん… 待って、シ」
「リア… リア…」
寝室に水音と吐息が響き、舌を絡めとられ、歯茎をなぞられると息ができず、交わった唾液をゴクンと飲み干す。
「リア、甘くて美味しい」
唇が離れ、二人を繋ぐ銀色の糸が雫となって垂れる。
自身の唇から垂れた唾液をシーフが指で拭い舐めとる。
「勿体無いなぁ」
両腕を突き上半身を起こしたシーフが、フローリアの顎、首筋、鎖骨と順に垂れた雫を舐め、吸い付き口付けていく。
吸い付かれた肌には、紅い華が咲き、シーフは満足気に指で華を撫でる。
撫でられた場所がゾクゾクし、その度に身体を震わす。
「…シーフ」
チュッチュ、と音を立てて顔に口付けの雨を降らすシーフを腕で押し返す。
「なぁ~に?」
可愛らしく首を傾げて、ニコニコと笑みを浮かべるシーフに眉を顰める。
「騙したわね」
私の言葉にシーフは、妖艶な笑みを浮かべた。
「だから、『ごめんね』って言ったでしょう?」
「シーフ?」
反応がない無いシーフに腕を背中に回して、トントンと叩くと、シーフに強い力で抱き締められる。
「シーフ」
「なーに?」
「早く退いて」
「何で?」
「何でって…」
首にあたるシーフの吐息がくすぐったいうえに、お互い薄い寝間着で体温が直に伝わり、普段よりはっきり身体の輪郭がわかるせいか、シーフをいつも以上に意識してしまう。
「フローリア」
耳元で囁くシーフの声が熱く、昼間よりも更に甘い。
鼓動が耳に響き、自分の体温が上昇し、シーフの声にビクンと身体が疼く。
「んっ」
ミルクティー色の髪が近くで揺れ、湯上りの爽やかなソープの香りとシーフ本来の香りが混じり合い、媚薬を纏っているのではないかと錯覚する。
「リア」
苦しそうに眉間の皺を寄せ、柘榴石の熱を孕み潤んだ瞳が至近距離で乞うように揺れる。
「リア、僕のリア。ねぇ、何で何も返事してくれないの?」
「あっ」
フローリアの事を『リア』と愛称で呼ぶシーフが顔を歪める。
咄嗟に声を出すが、シーフの色気に充てられ頭がボーっとして何も考えられない。
「リア、トロンとしてる。可愛い」
チュッっと目尻に口付けるられ、更に強くギューッと抱き締められる。
「リア、もう駄目。我慢できないよ、リア。食べちゃうけど、良いよね?」
フフッと嗤う柘榴石が妖艶な光を宿し、唇に弧を描くと、その柔らかい唇が… 舌が強引に私の中へ押し入って来た。
「ふっ、ん… 待って、シ」
「リア… リア…」
寝室に水音と吐息が響き、舌を絡めとられ、歯茎をなぞられると息ができず、交わった唾液をゴクンと飲み干す。
「リア、甘くて美味しい」
唇が離れ、二人を繋ぐ銀色の糸が雫となって垂れる。
自身の唇から垂れた唾液をシーフが指で拭い舐めとる。
「勿体無いなぁ」
両腕を突き上半身を起こしたシーフが、フローリアの顎、首筋、鎖骨と順に垂れた雫を舐め、吸い付き口付けていく。
吸い付かれた肌には、紅い華が咲き、シーフは満足気に指で華を撫でる。
撫でられた場所がゾクゾクし、その度に身体を震わす。
「…シーフ」
チュッチュ、と音を立てて顔に口付けの雨を降らすシーフを腕で押し返す。
「なぁ~に?」
可愛らしく首を傾げて、ニコニコと笑みを浮かべるシーフに眉を顰める。
「騙したわね」
私の言葉にシーフは、妖艶な笑みを浮かべた。
「だから、『ごめんね』って言ったでしょう?」
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