50 / 96
大神官バラーさま(2)
しおりを挟む
侍従さんに案内されて、神殿の奥宮にあるバラーさまの執務室に通された。
先程祈りの間で大笑いしたバラーさまは、今は威厳を湛え、為政者然としてソファーに腰を落ち着けている。
向かいのソファーに座るよう促されたが、自分が血や土埃で汚れた格好をしている事に気付き躊躇してしまう。
「気にせず座りなさい」
私の心配を察して下さったバラーさまはそう言って、穏やかな顔をした。
「ここに来た理由があるのだろう?」
バラーさまは侍従さんが淹れたお茶を一口飲むと、ゆっくり私の目を見ながら聞いてきた。
おや?
ここに来た理由?
うーん、自分の運の無さにお祓いをして貰おうと来ただけですが・・・。
何となくその答えは不正解だと考えた私は、正解と思われる質問をしてみた。
「第三皇子殿下について教えていただきたいのです」
「何が知りたい?」
おっ?
正解か?
「怨嗟竜についてです。殿下を元のお姿に戻したのはバラーさまのお力と伺いました」
私の言葉に、一瞬、バラーさまの目が眇められ、殺気にも似た鋭い空気が彼の身体から放たれた。
あれ?
不正解だったのかな?
内心ヒヤヒヤしながらバラーさまの目を見つめる。
やがて、バラーさまは溜息をひとつ吐いて立ち上がった。
「来なさい」
殺気のような気配は消えたが張り詰めた緊張感は残ったまま、執務室の続き部屋に案内された。
室内は窓も無く調度品は簡素な木製の書架だけで、小さな倉庫みたいだった。
背後にいた侍従さんは部屋に入らずに続き部屋の扉を閉めてしまい、部屋にはバラーさまと私だけになった。
扉が閉まったのを確認したバラーさまが壁際に並ぶ書棚のひとつを手前に引くと、背後に何の変哲も無い灰色のレンガで出来た壁が現れた。
何するんだ?
バラーさまが静かに触れると、壁に赤い光を放つ魔法陣が浮かび上がってきた。
魔法陣は赤く光りながら広がり、一瞬大きく膨らみ真っ白な光を部屋一面に照らしたあと消滅した。
その後には壁にぽっかりと空間が生まれ、部屋の空気を吸い込んでいるような風の音が聞こえた。
バラーさまに続いて真っ暗な空間に入る。
不思議なことに、バラーさまが歩くと数歩先の壁側にオレンジ色の丸い光が灯っていく。
魔鉱石か何かが反応しているのか?
どうやら階段があって降っていくようだ。
比較的狭い階段を、終始無言のバラーさまの後ろを追いて降りていく。
一体どこまで行くのだろう?
すると、唐突に階段は途切れ、目前にはまた灰色のレンガの壁が塞がっていた。
え?
行き止まり?
バラーさまは続き部屋の壁にしたのと同じように、ゆっくりと掌を壁に当てた。
先程見た赤く光る魔法陣が再び壁に浮かび、大きな白い光りを放って消えた。
魔法陣が消えた壁には、人ひとり通れる空間が現れた。
空間の先は薄暗くあまり良く見えないが、進んでいくと闇の中に仄暗く光る珠が空間に浮いているのが見えた。
?
何これ?
浮いている?
両手のひらに持てる程の大きさの珠は私たちに気付いたのか、急に抑揚をつけて光出した。
バラーさまが近付くとまるで喜んでいるかのように、光る珠は明滅しながら上下に動き出した。
え?
生きてるの??
バラーさまが手を翳すと、珠は動かなくなると同時にゆっくりと光が収束し辺りは暗闇に包まれた。
「我が同胞よ、その光を見せてくれ」
バラーさまが穏やかな声で告げ彼の掌から赤く灯る魔力が翳されると、珠はそれに応えるように赤く光った。
電気を帯びているようなバリッという音と共に、珠は白い光の帯となって水平に伸びていった。
白く横長い光から、まるでタンポポの綿毛のように幾つもの小さな光の球がふわふわと天井目指して浮かんでいく。
無数の光が夜空に浮かぶ星の如く輝いている。
前世のプラネタリウムのような、幻想的な光景だ。
息をするのも忘れて魅入っていると、バラーさまの手元の光の帯はゆっくりと形を変え、白銀の刀身を持つ剣となった。
これが・・・?
「怨嗟竜を封じた聖剣だ」
バラーさまの厳かな声が響く。
彼の右手に握られた聖剣は、生命を帯びているかのように光で漲っている。
「本来、封じる事は叶わぬとされていた。だが、何故かは分からぬが怨嗟竜となったジークを戻すことが出来た」
バラーさまは左手で刀身を撫でた。
それに応えるように聖剣は一瞬輝きを増した。
「彼奴が10歳の時、二つ下の義弟が目の前で自害したのを契機に怨嗟竜となった。本能のままに視界にあるもの全てを破壊しようとした。剣も魔術も歯が立たず、持ち得る武器はこれ以外に無かった。彼奴の命を屠るつもりでこの剣を振るった」
そして、ジークさんは運良く怨嗟竜から元に戻った。
バラーさまの瞳が揺れている。
「バラーさまは後悔していらっしゃるのですか?」
本当はジークさんを葬りたかったのかな?
こんな辛い運命から解放してあげたかったのかな?
・・・いや、迷っているんだ。
命を奪えば良かったのか、運命に抗う機会を与えるべきか。
「其方に覚悟はあるか?」
そう言って、バラーさまは聖剣の切先を私の眉間に向けた。
力強い視線だった。
中途半端な覚悟で関わるなと、その瞳が訴えている。
自分のように思い悩むからと。
でも、何で皆んなそう考えるんだろう?
命をかけないとならないの?
誰かの命を引き換えにしないと、ジークさんを助けられないの?
誰がそんな事言ったんだ?
「自分が死ぬ覚悟ですか?」
命をかけてジークさんを守ろうと考えるバラーさまに、私は段々腹が立って、こちらも負けじとバラーさまを睨む。
「そんなモノ持ち合わせていません」
私は右手で聖剣の切先を握り、視線の先から下にさげた。
痛い。
握り込んだ右手からは血が滴っているけれど、瞬きもせず余裕の顔で睨み続ける。
見据えた先のバラーさまも私から視線を逸らさなかった。
負けられない。
先に視線を外してなんかやるものか。
「バラーさまこそ、私を斬る覚悟があるのですか?」
私の言葉に、バラーさまの握った剣先がぴくっと動いた。
斬りたきゃ斬れば?
そう思ったその時、頭の中で声が響いた。
『ルナ!』
?!
初めて身体の中で響くジークさんの焦った声だった。
何で聞こえたんだ?
次の瞬間、私たちの居る空間が地響きと共に揺れだし、空を彩っていた星のような光は逃げるように霧散していった。
星が消え闇夜のような空間に鈍い破壊音が轟き、一瞬浮かび上がった赤い魔法陣が竜の鉤爪で引き裂かれた。
壊れた空間の大穴から、黄金の瞳を持つ巨大な黒いドラゴンが顔を覗かせた。
ジークさん?
いつも感じていたドラゴンさんの穏やかな魔力ではない。
瞳孔が大きく広がり、怒りを漲らせている。
金眼の黒竜は咆哮と共に、鋭い鉤爪で残りの空間を粉々に破壊した。
先程祈りの間で大笑いしたバラーさまは、今は威厳を湛え、為政者然としてソファーに腰を落ち着けている。
向かいのソファーに座るよう促されたが、自分が血や土埃で汚れた格好をしている事に気付き躊躇してしまう。
「気にせず座りなさい」
私の心配を察して下さったバラーさまはそう言って、穏やかな顔をした。
「ここに来た理由があるのだろう?」
バラーさまは侍従さんが淹れたお茶を一口飲むと、ゆっくり私の目を見ながら聞いてきた。
おや?
ここに来た理由?
うーん、自分の運の無さにお祓いをして貰おうと来ただけですが・・・。
何となくその答えは不正解だと考えた私は、正解と思われる質問をしてみた。
「第三皇子殿下について教えていただきたいのです」
「何が知りたい?」
おっ?
正解か?
「怨嗟竜についてです。殿下を元のお姿に戻したのはバラーさまのお力と伺いました」
私の言葉に、一瞬、バラーさまの目が眇められ、殺気にも似た鋭い空気が彼の身体から放たれた。
あれ?
不正解だったのかな?
内心ヒヤヒヤしながらバラーさまの目を見つめる。
やがて、バラーさまは溜息をひとつ吐いて立ち上がった。
「来なさい」
殺気のような気配は消えたが張り詰めた緊張感は残ったまま、執務室の続き部屋に案内された。
室内は窓も無く調度品は簡素な木製の書架だけで、小さな倉庫みたいだった。
背後にいた侍従さんは部屋に入らずに続き部屋の扉を閉めてしまい、部屋にはバラーさまと私だけになった。
扉が閉まったのを確認したバラーさまが壁際に並ぶ書棚のひとつを手前に引くと、背後に何の変哲も無い灰色のレンガで出来た壁が現れた。
何するんだ?
バラーさまが静かに触れると、壁に赤い光を放つ魔法陣が浮かび上がってきた。
魔法陣は赤く光りながら広がり、一瞬大きく膨らみ真っ白な光を部屋一面に照らしたあと消滅した。
その後には壁にぽっかりと空間が生まれ、部屋の空気を吸い込んでいるような風の音が聞こえた。
バラーさまに続いて真っ暗な空間に入る。
不思議なことに、バラーさまが歩くと数歩先の壁側にオレンジ色の丸い光が灯っていく。
魔鉱石か何かが反応しているのか?
どうやら階段があって降っていくようだ。
比較的狭い階段を、終始無言のバラーさまの後ろを追いて降りていく。
一体どこまで行くのだろう?
すると、唐突に階段は途切れ、目前にはまた灰色のレンガの壁が塞がっていた。
え?
行き止まり?
バラーさまは続き部屋の壁にしたのと同じように、ゆっくりと掌を壁に当てた。
先程見た赤く光る魔法陣が再び壁に浮かび、大きな白い光りを放って消えた。
魔法陣が消えた壁には、人ひとり通れる空間が現れた。
空間の先は薄暗くあまり良く見えないが、進んでいくと闇の中に仄暗く光る珠が空間に浮いているのが見えた。
?
何これ?
浮いている?
両手のひらに持てる程の大きさの珠は私たちに気付いたのか、急に抑揚をつけて光出した。
バラーさまが近付くとまるで喜んでいるかのように、光る珠は明滅しながら上下に動き出した。
え?
生きてるの??
バラーさまが手を翳すと、珠は動かなくなると同時にゆっくりと光が収束し辺りは暗闇に包まれた。
「我が同胞よ、その光を見せてくれ」
バラーさまが穏やかな声で告げ彼の掌から赤く灯る魔力が翳されると、珠はそれに応えるように赤く光った。
電気を帯びているようなバリッという音と共に、珠は白い光の帯となって水平に伸びていった。
白く横長い光から、まるでタンポポの綿毛のように幾つもの小さな光の球がふわふわと天井目指して浮かんでいく。
無数の光が夜空に浮かぶ星の如く輝いている。
前世のプラネタリウムのような、幻想的な光景だ。
息をするのも忘れて魅入っていると、バラーさまの手元の光の帯はゆっくりと形を変え、白銀の刀身を持つ剣となった。
これが・・・?
「怨嗟竜を封じた聖剣だ」
バラーさまの厳かな声が響く。
彼の右手に握られた聖剣は、生命を帯びているかのように光で漲っている。
「本来、封じる事は叶わぬとされていた。だが、何故かは分からぬが怨嗟竜となったジークを戻すことが出来た」
バラーさまは左手で刀身を撫でた。
それに応えるように聖剣は一瞬輝きを増した。
「彼奴が10歳の時、二つ下の義弟が目の前で自害したのを契機に怨嗟竜となった。本能のままに視界にあるもの全てを破壊しようとした。剣も魔術も歯が立たず、持ち得る武器はこれ以外に無かった。彼奴の命を屠るつもりでこの剣を振るった」
そして、ジークさんは運良く怨嗟竜から元に戻った。
バラーさまの瞳が揺れている。
「バラーさまは後悔していらっしゃるのですか?」
本当はジークさんを葬りたかったのかな?
こんな辛い運命から解放してあげたかったのかな?
・・・いや、迷っているんだ。
命を奪えば良かったのか、運命に抗う機会を与えるべきか。
「其方に覚悟はあるか?」
そう言って、バラーさまは聖剣の切先を私の眉間に向けた。
力強い視線だった。
中途半端な覚悟で関わるなと、その瞳が訴えている。
自分のように思い悩むからと。
でも、何で皆んなそう考えるんだろう?
命をかけないとならないの?
誰かの命を引き換えにしないと、ジークさんを助けられないの?
誰がそんな事言ったんだ?
「自分が死ぬ覚悟ですか?」
命をかけてジークさんを守ろうと考えるバラーさまに、私は段々腹が立って、こちらも負けじとバラーさまを睨む。
「そんなモノ持ち合わせていません」
私は右手で聖剣の切先を握り、視線の先から下にさげた。
痛い。
握り込んだ右手からは血が滴っているけれど、瞬きもせず余裕の顔で睨み続ける。
見据えた先のバラーさまも私から視線を逸らさなかった。
負けられない。
先に視線を外してなんかやるものか。
「バラーさまこそ、私を斬る覚悟があるのですか?」
私の言葉に、バラーさまの握った剣先がぴくっと動いた。
斬りたきゃ斬れば?
そう思ったその時、頭の中で声が響いた。
『ルナ!』
?!
初めて身体の中で響くジークさんの焦った声だった。
何で聞こえたんだ?
次の瞬間、私たちの居る空間が地響きと共に揺れだし、空を彩っていた星のような光は逃げるように霧散していった。
星が消え闇夜のような空間に鈍い破壊音が轟き、一瞬浮かび上がった赤い魔法陣が竜の鉤爪で引き裂かれた。
壊れた空間の大穴から、黄金の瞳を持つ巨大な黒いドラゴンが顔を覗かせた。
ジークさん?
いつも感じていたドラゴンさんの穏やかな魔力ではない。
瞳孔が大きく広がり、怒りを漲らせている。
金眼の黒竜は咆哮と共に、鋭い鉤爪で残りの空間を粉々に破壊した。
1
あなたにおすすめの小説
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる