異世界転生先で溺愛されてます!

目玉焼きはソース

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 そう!私は決めた!働きます!!

 今日はジェイが休みだから、働くこと相談してみよう。
 私はソファーに座っているジェイに声をかけた。

「ジェイ?あのさ話があるんだけど...。」

「エマ?どうしたの?」
 ジェイは本を閉じ私の方を見つめる。

「あのさ、私...その、、」
「その...働こうかなって思ってて、働き方とか教えてほし」

「エマ?」
 ジェイは凍りつくような低い声で私の言葉を遮った。

 その瞬間、空気が凍りついたのを感じた。

(ジェイ、怒ってるよね...?なんで..怖い怖すぎる!!)

 ジェイの纏うオーラがあまりにも怖すぎて顔を上げられない...。

「ええと、ジェイ怒って...る?」
 ジェイがあまりにも怖すぎて顔を上げれない。

 沈黙が続き、ジェイが口を開いた。

「...エマは、この家から出て行きたいの...?」
「やっぱり、私のことが嫌いなんだ...」

 ジェイのオーラがどんどん黒くなっているような気がする。
 とにかく誤解を解かないと。

「嫌じゃないよ!でもその...迷惑かなって...」

 私が誤解を解こうと説明するとジェイが泣き出した。

「ぐすっ..やっぱりこんな私なんか...嫌なら嫌と言ってください...」

 どれだけ説明してみてもジェイは誤解したままだった。
 なんかこれ前にもあったような..もう、言うしかない!!
 そして私は決心した。

 私はジェイを抱きしめた。

 するとジェイは驚いたのか、涙が止まった。

「あのね、あの、私ねジェイが好きなの!ジェイのこと好きになっちゃったの!」

「.........」

 ジェイはずっと黙り込んでいる。

 あれ、これもしかして、私やちゃった?振られるパターン!?
 心配になって、抱きしめた状態のままジェイの顔をのぞいてみた。

 するとジェイの顔は真っ赤だった。

「...ジェイ?」

「エマは私を?そんなことあるはずが...いやでも、やはりあの行動は私を思って...いやそんなことは、でもエマが好きって、す、好き?好きだと....////」

 ジェイがブツブツなんか言っているけどなんて言ってるのかわからない...

「ジェイ!?聞いてた?!私ジェイのこと好きなの!!!」
 私はやけくそになってもう一度告白した。

「!?!?そんなことあるはずが///」

 何回言ってもジェイは納得できないようなので、私は強行突破することにした。

「ジェイ」
 ジェイの名前を呼んで...

 私は...

「なんですっ...んっ!?///」

 ...ジェイにキスをした。

 そして、ジェイは気を失ってしまった。

「なんでー!?!?」

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