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花言葉
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私は一つの花を持ってあなたのお墓に来た。お墓の周りはとても静かでさみしい場所だった。
「こんにちは。やっと来れたよ。」
私はあなたが空に帰ってから一度もお墓に来れなかった。私は、あなたが来てくれると思って。
「…。あなたは子供を助けて空に行ったのだから。」
そう、あなたは車に引かれそうになった子供を助けた。けど、あなたは助からなかった。その事を知らされ、涙が出た。
時間が経ち私は、その場所に行くとまだ警察が立っていた。もう帰ろうとしたとき、花束が目に入った。赤いバラの花束が。気になって警察官に声をかけた。
「あの、なぜあそこに花束が?」
私がそう尋ねると、
「ここで事故にあった人、彼女さんにプロポーズしに行く予定だったみたいで。」
私はその言葉を聞いて涙が出た。
「そんな。」
私は言葉を失った。周りの声さえも一瞬聞こえなくなった。
「大丈夫ですか?」
警察官が心配そうに声をかけてくれた。
「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」
私は泣きながらその場をあとにした。
それからは、ずっと家に閉じこもって泣いた。何日も何日も。声が枯れるぐらい泣いた。
ふと、顔を上げたとき写真が目に入った。ああ、私あなたに会いたい。あなたに想いを伝えたい。
私は涙を拭いて、花屋に向かった。
「こんにちは。」
「いらっしゃいませ。どの花にしますか?」
定員が尋ねてきた。
「赤いバラを一本ください。」
「かしこまりました。少しお待ちください。」
私は待っている間花を見た。オキナグサ、赤いアネモネ、赤いキク。いろいろな花があって心が和んだ。
「お待たせしました。」
私は赤いバラを受けとった。
「ありがとうございます。」
そして花屋にをあとにした。
お墓に着いた。
「これがここに来るまでのすべてだよ。」
私はお墓に微笑みながら言った。
「私、あなたに伝えたいことがあるの。あの日あなたが言えなかったこと。」
一回深呼吸をした。そして赤いバラを供えながら、
「私はあなたのことを愛しています。今までもこれからも。だから、そっちに行くまで待っててくださいね。そっちに行ったときに返事を聞きますから。」
私はその言葉だけを言ってお墓をあとにした。
「こんにちは。やっと来れたよ。」
私はあなたが空に帰ってから一度もお墓に来れなかった。私は、あなたが来てくれると思って。
「…。あなたは子供を助けて空に行ったのだから。」
そう、あなたは車に引かれそうになった子供を助けた。けど、あなたは助からなかった。その事を知らされ、涙が出た。
時間が経ち私は、その場所に行くとまだ警察が立っていた。もう帰ろうとしたとき、花束が目に入った。赤いバラの花束が。気になって警察官に声をかけた。
「あの、なぜあそこに花束が?」
私がそう尋ねると、
「ここで事故にあった人、彼女さんにプロポーズしに行く予定だったみたいで。」
私はその言葉を聞いて涙が出た。
「そんな。」
私は言葉を失った。周りの声さえも一瞬聞こえなくなった。
「大丈夫ですか?」
警察官が心配そうに声をかけてくれた。
「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」
私は泣きながらその場をあとにした。
それからは、ずっと家に閉じこもって泣いた。何日も何日も。声が枯れるぐらい泣いた。
ふと、顔を上げたとき写真が目に入った。ああ、私あなたに会いたい。あなたに想いを伝えたい。
私は涙を拭いて、花屋に向かった。
「こんにちは。」
「いらっしゃいませ。どの花にしますか?」
定員が尋ねてきた。
「赤いバラを一本ください。」
「かしこまりました。少しお待ちください。」
私は待っている間花を見た。オキナグサ、赤いアネモネ、赤いキク。いろいろな花があって心が和んだ。
「お待たせしました。」
私は赤いバラを受けとった。
「ありがとうございます。」
そして花屋にをあとにした。
お墓に着いた。
「これがここに来るまでのすべてだよ。」
私はお墓に微笑みながら言った。
「私、あなたに伝えたいことがあるの。あの日あなたが言えなかったこと。」
一回深呼吸をした。そして赤いバラを供えながら、
「私はあなたのことを愛しています。今までもこれからも。だから、そっちに行くまで待っててくださいね。そっちに行ったときに返事を聞きますから。」
私はその言葉だけを言ってお墓をあとにした。
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