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hitomi

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秋の空

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夏が終わり、秋が近づき
「おはよう」
「おはよう真菜夏。今日さ~ライブ行くんでしょ?」
「うん行くよ」
「チケット余ってない?」
「行きたいのちょっと待ってね。」
スマホを取り出してアプリを開くと
「1枚余ってるから送るね。QR開いて」
QRコードを開き、QRをもらい
「ありがとう 楽しみ。」
「そうだね。楽しみ。」

ライブ会場でクロミと会い
同じ学校の友達も一緒に来てたので真菜夏も
楽しみにしてたみたいで
「こんにちわ。クロミちゃん」
「あ~久しぶり~きたんだ」
「うん。久しぶりに暴れるぞ~」
「そうだね。暴れるぞ~」
ライブが始まり、興奮してみんな暴れたおして
つかれてた。
チェキ撮影にも参加してみんな楽しんだ。
「かえろうか?」
「そうだね。じゃ私はここで」
「うんまた学校でね」
「うん。バイバイ」
友達と別れて、クロミと2人になり帰り道
駅までの道をさっき見たメン地下のライブのことで盛り上がって
楽しんだ。
「じゃね。バイバイ」
「うん。またね」

ゆきが怪しい男をも見つけて
喧嘩してるところをクロミが見つけて
「なにしてるの?。。。たなかさん。。。」
「知り合い?」
「おお~、久しぶりやな。また薬やろか?」
「もうかかわらないでください」
「え~やないか」
ゆきがきれて先に手を出してしまい
「おいっ、にいちゃん何してくれんねん」
「いくぞ」
男が後を追いかけてきて
近くに止めてあぅた車でにげた。
「大丈夫?」
後ろを振り返り、確かめる。
バックミラーで相手を確かめ、ゆきは車を走らせる。
「大丈夫じゃないよ。ナンバー覚えてたら大変。しばらく乗れないし」
「そうだけど。。。なにがあったの?」
「何がじゃないよ。今まで調べてたんだけどさっきの男に薬もらってたでしょ!!」
「そうだけど。。。今じゃないし」
「この前の子と怒ってないわけじゃないけど、俺は何なわけ?」
「それを言うなら、元カレでしょ」
「もとはいらない。彼氏でしょ」
「はぁ~、どういうこと?」
「それはクロミが知らなかっただけでしょ!!俺は別れたと思ってないから」
「じゃいままで何なの?」
「薬で頭とんで別れたと思い込んでたんだよ」
「じゃ、今までずっとゆきは。。。」
「そうだよ。別れてないよ。」
窓を見ながら涙がこぼれた。
「ありがとう」

真菜夏は家で勉強をしていた。ふとスマホを手に取り
いじってると電話が鳴り、出るとクロミからで
「どうしたの?」
「うん。実話ゆきとつきあってる。」
「ほんとによかったじゃん」
「マジで今まで私のために動いてくれてこの前それでたまたまあった時に言われた。」
「ほんとに~、すごくない?でもほんとによかったね。」
「ありがとう。またね。」
「うん。バイバイ」
スマホを机の上に置くとベッドに横たわり
「いいなぁ~!!わたしも彼氏ほしい」
抱き枕に抱き着きぐるぐるしてると
「真菜夏~ごはんよ。降りてらしゃい」
「はぁ~い」

クロミはゆきと新しい部屋に広いリビングにソファー
寝室にはベッド、投稿アプリの撮影機材
いろいろ置いてある。
「お世話になります。」
「しばらくとは言わずにいてもいいんだよ。」
ゆきが撮影するところを見せてくれるらしく
「そこのライトつけてスマホおいて」
いわれるままスマホを置くと
「これでいい?」
「OKそれでいい。」
撮影が始まり、黙ってみてた。
編集が終わって
「こんな感じで撮影するんだけど手伝って」
「うん。楽しそう。」
「ほかにもあるけど見る?」
「後で見る。やってるのは知ってたけどこんな風に撮影してるとは思わなかった。」
「そう編集も自分でやってる。メン地下だけじゃなくって色々やってる。」
「そうなんだね。大変そう」
ソファーに座ってゆきがクロミを呼ぶと
「どう?手伝ってくれる?」
「いいよ。手伝う」
「ありがとう」
ゆきがクロミに抱き着き
「ゆきどうしたの?」
「クロミが薬使って記憶ない間をうめていこう」
「うん。ありがとう。」

電話が鳴りスマホをみるとクロミからで
「どうしたの~?」
「もうすごいんだけど、撮影機材とか部屋の中に置いてあってこれから撮影手伝う約束しちゃった。」
「ゆきくんの?すごいじゃん新居はどんなの?」
「ゆきの家で撮影の手伝いでしょ。広いのなんの」
「そうなんだ。うらやましい」
「いいでしょ」
「うん。早く彼氏ほしい」
「またすぐそういうこと言う。彼氏できなくなるよ」
「はぁ~うらやましい」
「ごめんてばもうきるね」
「うん。(@^^)/~~~」
スマホを枕元に置くとベッドでゴロゴロしなじめた真菜夏
「はぁ~彼氏ほし~」
「真菜夏~ごはんよ~」
「はぁ~い」
リビングにいき、、母と話すと食卓に着いた。
みんなが揃うの久しぶりみたいで色々聞かれた。
何とかはぐらかしてみた。
ご飯の後お風呂に入って風呂上り2回につながる階段を上ろうとしたら
「アイスいらないの?」
「今日はいらない」
自分の部屋へと入っていった。





































    
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