195 / 240
協力者
しおりを挟む「そうよ、いつものあなたらしく行けば?」
千春、朱莉……。
本当に2人には助けられっぱなしだな。
もし、2人がいなかったら、今俺はここにいないだろう。
「頑張ってくるよ」
俺は力強くそう言うと、ふたりは頷いた。
そして。
ブーーー
大きなブザーが鳴り響く。
「制限時間になりました。発表者の方、及びそれに関わった方はステージまでお越し下さい」
「私たちも一緒にいって平気なの?」
千春の言葉に、俺はみんなを呼ぶ前に覆面の男から聞いた話をし始めた。
「うん、舞台裏から見ている必要があるんだって。発表が始まってからの私語は厳禁。助言やアドバイスをした際には問答無用で俺の負けが決まる」
「へぇ?なるほど」
ニヤニヤしながらそれを言う藤崎。
「た、頼むよ藤崎」
「まぁ口が滑らないように気をつけるよ」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる