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ラストディスカッション
しおりを挟むそして、出たら自分の就職先を選ぶことが出来る。
どこでも入ることが出来るが面接は一応するらしい。
最終ディスカッションでスカウトが自分に来ていた会社に入る場合は面接も必要無し。勝ち残った人には不自由しない生活を与えると言っていた。
そして。
「もちろん就職権を放棄することも可能です」
村田義彦は言った。
就職権の放棄。
企業をするもの、留学をするもの、など理由はさまざまだがそういう人たちにも金銭的な援助はするらしい。
すると1位から順番に村田義彦は名前を呼んだ。
「藤崎斗真くん」
ステージに上がるように促され、藤崎はそこに向かう。
「あなたは就職権を受けますか」
その質問に藤崎は頷いた。
「もちろんです」
そうだよな……。
藤崎は自分のメリットになることは受けるタイプの人間だ。そうやってここまで勝ち上がって来た。
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