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二度目の告白
しおりを挟む『昨日の言葉……俺は、本気だから。しっかり考えてみてほしい』
隼人にそんな言葉を放たれてから3日が経った。
その間に隼人に会うことはなかったけれど、あの時言われた言葉はいつまでも俺の心に残っていた。
「はぁ……」
どうしたらいいものか……俺には分からない。
一度落ちたフリでもして隼人の気が済むのを待つか?
いやいや、なんで俺がそんなことに付き合ってやらないといけないんだ!
無視だ、無視……。隼人なんか知らねぇ!
俺は今、バイト中。
隼人のことなんかどうでもいい。
バイトに集中するんだ!
そんなことを思いながら接客していた時。
「いらっしゃいませー」
ドアベルが鳴り、俺が顔を上げると、見慣れた顔がニヤニヤしながら立っていた。
「おっ、やってんねぇ陽」
「げっ……篠原!」
大学の友人篠原がやってきた。
「来るなって言っただろ!」
コイツは先日どこのカフェでバイトしてるのかと聞いてきた。
めんどくせぇから黙っていようと思ったが、篠原だけならいいかと近くでバイトをしてることを言ってしまった。
「来るなはフリだろう?」
フリなわけねぇだろう!
まじで来てほしくなかった……。
「お兄さん、制服似合ってますね~!」
「うるせーよ。冷やかしなら帰れ」
「もちろん冷やかしじゃねぇぜ?ちゃんと飲みに来たんだから入れてくれよな」
俺が小声で文句を言いながらもしぶしぶ注文を取る。
篠原はアイスコーヒーを注文した。
「なぁ……陽何時に終わるの?」
「ああ、ちょうどあとニ十分くらいだぜ」
「じゃあせっかくだし終わったら飯でも行こうぜ」
「いいなそれ!」
そんな話をしていると。
「……陽」
不意に背後から低い声がした。
「……オーダー、通ってるぞ」
「わ、わりぃ……」
いけない。
立ち話はダメだよな。
それから三十分後。
俺は着替えを済ませて、店内で待っていた篠原と合流した。
「お待たせ。じゃあ行こうぜ」
「おう。腹減ったー」
二人で店を出ようとした、その時。
「お疲れ、陽」
更衣室から出てきたばかりの隼人が俺に声をかけてくる。
「おう、お疲れ」
そっか隼人も俺と同じ早番だったな……。
隼人は俺の隣にいる篠原をジロリと見据えた。
「どこかに行くの?」
「ああ、飯でもって思っててな」
そう伝えたら去っていくだろうと思ったら、なかなかその場を離れようとしない隼人。
なんだ、なんで帰らないんだ!?
俺は仕方なく、隣にいる篠原を紹介した。
「コイツ……大学のツレの篠原」
俺は隼人に篠原を紹介する。
「……篠原、こっちは同じバイトの隼人。大学も同じなんだぜ、学部は違うけど……」
「ど、どうも……」
篠原が気圧されたように挨拶する。
隼人は「どうも」と短く返すと、俺に向かって言った。
「ご飯行くんだよね?俺もご一緒させてもらえないかな?」
「はぁ!?」
俺が素っ頓狂な声を上げると、隼人は爽やかな笑顔で続けた。
「だって同じ大学なんだし、俺も篠原くんと仲良くなれたら嬉しいから……ダメかな?」
少し寂しそうに首を傾げる。
「いや、ダメっていうか……」
俺が言い淀んでいると、横にいた篠原が言った。
「いいじゃん。俺だってこのイケメンと仲良くなりてぇし……行こうぜ!」
「おい篠原!」
「なんだよ?俺他学部の友達とか増やしたんだよな~」
クッソ……こいつはこういう男だった。
誰でも人見知りしないんだよな。
問題は隼人だ。
こんな他の人と飯に行くのに俺も行かせてくれないかなんてお前、言うタイプじゃねぇだろ。
なんで急にそう言い出したんだ……?
「……よかった。じゃあ行こうか」
隼人は満足そうに微笑むと、チラリと俺を見て嬉しそうに目を細めた。
(……なに企んでやがる)
こうして3人で駅近くの居酒屋に入ることになってしまった。
「へぇ! じゃあ隼人と陽は、高校からの知り合いなんだ!」
「うん。クラスも同じでね。篠原くんは、陽と同じサークルに入ってるの?」
「そう、テニサー。そんで学部も一緒だからよく一緒にいるんだよ」
すげぇ……。
ふたりとも馴染んでんな。
今はじめて会ったとは思えないほどだ。
お互いの共通点などの会話をして、ご飯を食べると一時間ほどで店を出ることになった。
外はすっかり夜になっていた。
「いやー楽しかった!大学で会ったらまた~」
「うん、こちらこそ勝手にお邪魔しちゃってごめんね」
「全然、また大学でも声かけてよ。じゃあ俺こっちだから」
篠原は上機嫌で手を振ると、反対方向の改札へと消えていった。
嵐が去ったように急に静かになる。
残されたのは、俺と隼人の二人だけ。
俺たちは無言のまま、俺のアパートへ続く道を歩き出した。
賑やかな店内から一転、夜道の静けさが気まずい。
「……おい」
俺は隣を歩く隼人を睨んだ。
「ん?」
「お前なんで、一緒に来るなんて言ったんだよ」
俺が問い詰めると、隼人は悪びれる様子もなく言った。
「篠原くんと仲良くなりたかったって言ったろ?」
「ウソつけ。隼人は誰かと仲良くなりたいって思うキャラじゃないだろ」
俺が文句を言うと、隼人は急に足を止めた。
そして静かに言う。
「……正直言うと、ちょっと妬いた」
「は?」
隼人が俺の方を向き、拗ねた子どものような顔を見せる。
「……なんか、ふたりが仲良さそうだったから」
「なっ……」
「陽が俺以外の人と楽しそうに笑ってるの、なんか嫌だったんだもん」
ボソリと言われた言葉に俺は呆気にとられた。
「はぁ?嫌ってなんだ!友達なんだから仲良くするのは当たり前だろ!」
「分かってるよ。……でも嫌なものは嫌」
俺は大きくため息をついた。
隼人がなにを考えているのか、さっぱり分からない。
でも分からなくていい。
分かったところで傷つくだけだから。
「もう、やめてくれないか」
俺は立ち止まり、震える声で告げた。
これ以上、隼人のペースに巻き込まれたくない。
「俺は、隼人のそういう言葉にはもう騙されない」
「騙すって……」
「俺たちは終わったんだ。友達に戻れないって言うんなら……もう、他人になるしかないだろ」
こうするしかない。
中途半端に近くにいて、優しくされて期待して……最後に「ウソでした」って言われるのは、もうごめんだ。
「俺、隼人と被らないようにシフト入れてもらえないか店長に相談するわ」
俺は隼人の目を見ずに言い放つ。
「じゃあな」
俺が背を向けようとすると、背後で息を呑む音がした。
「……なんで」
絞り出すような声。
「なんで、そこまでするの……」
振り返ると、隼人は酷くショックを受けた顔で立ち尽くしていた。
(……っ、まただ)
高校の時と同じ。
自分が振ったくせに、自分が裏切ったくせに、本当に傷ついたみたいな顔をする。
お前……俳優になれるよ。
だってずっと騙されてたもん。
「そういう顔も、やめろよ!」
その時、俺の中でなにかが弾けた。
「そうやって期待させて……裏では笑ってるんだろう!?」
俺が声を荒げると、隼人の眉がピクリと動いた。
「どういう、こと……?」
俺が睨みつけると、隼人の眉間に深く皺が寄った。
その、本当に心当たりがないという顔が、俺の神経を逆撫でする。
「お前は覚えていないだろうけどな!俺はずっと……ずっと」
その言葉に囚われてる。
何度も忘れようとした。
人気の隼人と付き合えたんだからラッキーって思えば良くね?とかネタにすればいいよな、とか無理に自分を納得させる言葉を考えてそう思い込むしかなかった。
だからもう……本当は隼人になんか会いたくなかったのに。
今更会って、もう一度好きになって欲しいなんてふざけんな!
「俺、知ってるんだからな!お前が遊びだったこと」
記憶の蓋が開く。
あの冬の教室の光景が昨日のことのように蘇ってくる。
隼人は未だに意味が分からないという顔を浮かべていた。
「とぼけたって無駄だ!俺は全部知ってるし、全部覚えてる。隼人、お前は……俺に告白したのも遊びだったんだろう?」
「えっ?」
「普通に告白したらたいてい成功しちまうから、告白OKされなそうな男を選んだ!それが俺だったんだ。隼人は何人落とせるのか、ゲームみたいにチャレンジしてたんだろう?」
隼人は意味が分からないとでもいいだけな顔をする。
いつまでとぼけた顔してるんだ。
そうやって知らないフリしてれば許されると思ってる。
でも俺は絶対許さない。
「俺だってそれ聞いて最初はただのウワサだと思って信じなかったよ。でも隼人自身が友達の前で言ってたのを見て、本当のことだったんだって気づかされたんだ……!」
俺は声を震わせながら、あの日聞いた言葉をぶつけた。
「お前……言ってたよ。案外簡単だったって……俺を堕として笑ったんだろう?」
ああ、思い出すだけで涙が出そうになる。
でも泣いてはいけない。
ここで泣いたら隼人の思う壺だ。
「全部わかった。あの告白も優しさも……ただの暇つぶしだったんだってな」
涙が滲んで視界が歪む。
ああ、クッソ……やっぱり泣きそうになってんじゃねぇか。
俺は袖で乱暴に目元を拭い、最後に吐き捨てるように言った。
「お前のそういう、適当な気持ちに付き合うのはもうごめんなんだよ!」
その瞬間。
──ドンッ!!
壁を殴るような音が響き、俺はビクッと肩を震わせた。
「……なんなの、それ」
──ビクッ。
「ありえない。ありえないんだけど」
顔を上げると、そこには今まで見たことがないほど怒りを露わにした隼人がいた。
いつも冷静なあいつが、肩を怒らせて俺を睨んでいる。
「適当な気持ちってなんだよ。俺は……そんな気持ちで付き合ったことは一度もない!」
「っ……!」
空気が震える。
隼人は俺の肩を痛いくらいに掴んだ。
どういう、ことだ……?
隼人は俺の気持ちをもてあそんでたんじゃないのか?
「高校の頃、そういう嫌なウワサが出回っているのは知ってたよ。たぶん、俺を妬んだやつが適当なウワサを流して盛り上がってたんだと思う。そんなのどうでもよかった。だからわざわざ訂正することもしなかったし、勝手に言わせておけばいいと思ってた。でもそれがまさか陽に伝わって……陽の気持ちを揺らがせていたなら別だ」
隼人の瞳が揺らいだ。
怒りだけじゃない。
そこには、信じてもらえなかったことへの深い悲しみがあった。
「友達の会話は陽がなにを見たのかは分からない。けど俺は……一度も、陽に対して遊びとか、中途半端な気持ちで付き合ったことはない」
真っ直ぐな言葉が俺の胸に突き刺さる。
隼人の必死な表情。
それがウソをついているようには見えなかった。
「陽の話しをペラペラ友達に話すことだってしないよ、俺は」
俺が思っていた隼人だったら、確かにそんなことはしないだろう。
隼人は思っている以上に自分の話をしないし、友達と一緒にいるように見えてもあまり心を開かないから。
それは、分かる。
でもあの時は……あの時隼人は確かに俺を堕として案外楽勝だったって……。
「……じゃ、じゃあなんで別れようって言ったんだよ。別れを切り出したのは隼人からだろう!?」
「そ、それは……!」
隼人はバツが悪そうに視線を逸らし、ボソリと言った。
「俺はてっきり、キスしたのが嫌だったのかと……」
「……は?」
「だって、キスした次の日から急に陽が俺を避け始めたろ」
「あ……」
考えればそうだった気がする。
ウワサを聞いてキスされて、やっぱり大丈夫だって思ったけど隼人が話してる話を聞いてしまったんだよな。
「話しかけても逃げるし、目も合わせてくれないし……やっぱり男とは無理だったのかなって。あんな風に避けられたら、そりゃ……別れてあげないとダメ、だろ……」
いつもそうだった。
隼人はまっすぐでウソをつかない。
そんな演技なんて出来るわけないってよく考えれば分かるはずだったのに……。
勝手な思い込みで隼人を悪者にして……突き放して……悪いのは俺じゃねぇか。
「俺……最低じゃん」
膝から力が抜けた。
俺はその場に膝をつく。
勝手な思い込みで一番好きなやつを悪者にして一方的に傷つけて、突き放して。
隼人はずっと、俺のことを真剣に想ってくれていたのに。
「……ごめん……っ、俺の勘違いだったんだな……」
情けなくて、申し訳なくて顔を上げられない。
すると、目の前に隼人が近づいてくる。
隼人が俺の目の前しゃがみ込んだ。
「……はぁ」
隼人は心底ホッとしたように息を吐いた。
「……よかった」
「……え?」
「嫌われたんじゃ、なくて」
隼人の表情がふわりと緩む。
怒るでもなく、呆れるでもなく。
ただ、俺の気持ちが自分から離れていなかったことに、純粋に安堵している顔だった。
「……お前、怒れよ」
俺はバツが悪くて、視線を逸らした。
「俺、勝手に勘違いして……お前のこと傷つけたんだぞ」
「いいよ。誤解解けたし、キス……避けられたわけじゃないって聞けて、なんか嬉しくなってるし」
「嬉しくなるなよ……」
「俺はさ、高校の時からずっと……陽のことしか見てないよ」
真っ直ぐな言葉が飛んできた。
その瞳は、高校の時と変わらない……いや、あの時よりもずっと強く熱を帯びていた。
「陽……好きだ、昔からずっと」
数年越しの告白。
もうウソじゃないって、まっすぐな隼人の気持ちなんだって分かる告白。
俺の心臓が痛いくらいに大きく跳ねた。
顔が熱い。
どういう顔をしていいか分からない。
「あ、あの……」
だって今までの隼人からのアプローチが全部ずっと俺を好きだったものだって思ったらそりゃ……っ。
恥ずかしくもなるだろ!
「返事、聞かせてほしい……陽も俺のこと嫌いになったんじゃないんだよね?」
「それは、そうだけど……」
隼人が俺の手を取り、真剣な眼差しで問いかけてくる。
俺の思っていたことは全部、勘違いだと知った。
だからもう悩むタネは何もないのだけど……それですぐに付き合いますとはなれないつーか。
まだ全然心が追いついてない。
だってずっと嫌いだ!って隼人のこと言ってたんだぞ。
それが俺の勘違いで、実は両想いでしたって言われて「そうか!じゃあより戻そう!」ってはなれない……っ。
俺はパッと隼人の手から自分の手を引いた。
俺は真っ赤な顔で、しどろもどろになりながら後ずさった。
「わ、悪い。付き合うとかはその……まだ考えられない」
すると隼人は分かりやすく落ち込んだ顔をした。
ああ、もう違う!そうじゃねぇし!
「こ、心が追いついてないっていうか……!整理する時間が欲しいんだよ!今はまだ……勢いで言うのは違うつーか……」
俺が顔を赤くして訴えると、隼人はふっと息を吐き、肩の力を抜いた。
「そっか」
短く呟いて見せた笑顔を見せると、隼人は立ち上がり、俺に手を差し伸べた。
「分かった。付き合うのは保留でいい。でも考えてほしい」
「……お、おう」
俺はその手を借りて立ち上がる。
「これで心置きなく陽に好きって伝えられるね」
「はぁ!?」
隼人は俺の手を握ったまま、ニヤリと楽しそうに笑った。
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