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第1章
97話 お前が黙っていればいいのだ
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俺はスピカを責めすぎて、ダウンさせてしまった。
そろそろ商館を出たいのだが、さすがにこのまま放置するのはマズいだろう。
S級スキル竜化を得て人格が変容しつつある俺でも、それぐらいの常識は持っている。
いや、正確に言えば、そういった常識は先日かろうじて取り戻したところだが。
俺は廊下に出て、商館に務めているメイドを探す。
「誰かいないか?」
「はい。御用ですか? ――――ッ!?」
「水を持ってきてほしい」
「か、かしこまりました」
メイドは顔を赤らめつつ、立ち去っていった。
水を取りに行ったのだろう。
少し様子がおかしかったが、何かあったのだろうか?
俺は応接室に戻り、メイドが戻ってくるのを待つ。
「お、お待たせいたしました。――って、ええっ!? ス、スピカお嬢様!?」
「…………ひぐぅ……」
メイドの眼前には、俺に”開発”され尽くしたスピカの姿があった。
おっと。
そう言えば、あまり大っぴらにすることでもなかったか?
「こ、これはライル殿が?」
メイドが責めるような目で俺の目を見る。
かと思えば、すぐに視線を落とし、今度は潤んだ目で俺の下半身を見つめてきた。
一体どうしたというのか。
よく分からない女だな。
「……って、ああ……。服を脱いだままだったか」
S級スキル竜化を持つ俺は、外的刺激や気温の変化にとても強くなった。
それ自体はいいことなのだが、こうしてよく服を着忘れる。
機能面だけで言えば、もはや俺に服や防具などは一切不要なのだがな。
社会常識としては必要だろう。
それぐらいの常識は俺にもまだ残っている。
「ああ、そうだ。俺がやった。文句でもあるのか?」
俺はソファに座りながら答える。
「お、お嬢様にこのような無体なことを……。頭取様がご覧になればなんとお怒りになるでしょう。まさか、こんなことになるとは……」
「頭取を怒らせれば大変なことに?」
「もちろんです! もし、スピカお嬢様に手を出したと知れたら、ただではすみませんよ!」
「それは怖いな」
俺は小さく笑う。
確かに、普通の人族の感覚で言えば、スピカは手を出しにくい存在だろうな。
この商会はそこそこの規模だし。
「問題ない。お前が黙っていればいいのだ」
「私にそのような権限はありません。全てを正確に頭取へ報告するだけ――むぐっ!?」
俺はメイドの髪を掴む。
そして、その口の中にモノを入れた。
「もう一度言おう。お前が黙っていればいいのだ」
「あぁ……。うぅ……」
メイドが何かを言おうとしているが、口に入れられたものが邪魔をして言葉にならないようだ。
「立場をわからせてやろう。その後は、ちゃんとこの部屋を掃除して、スピカに水でも飲ませてやるんだぞ」
「んー。んんんんっ……」
こうして俺は、メイドの口内を蹂躙し、さらには肉体をも蹂躙した。
そして、無事に商館を後にしたのだった。
そろそろ商館を出たいのだが、さすがにこのまま放置するのはマズいだろう。
S級スキル竜化を得て人格が変容しつつある俺でも、それぐらいの常識は持っている。
いや、正確に言えば、そういった常識は先日かろうじて取り戻したところだが。
俺は廊下に出て、商館に務めているメイドを探す。
「誰かいないか?」
「はい。御用ですか? ――――ッ!?」
「水を持ってきてほしい」
「か、かしこまりました」
メイドは顔を赤らめつつ、立ち去っていった。
水を取りに行ったのだろう。
少し様子がおかしかったが、何かあったのだろうか?
俺は応接室に戻り、メイドが戻ってくるのを待つ。
「お、お待たせいたしました。――って、ええっ!? ス、スピカお嬢様!?」
「…………ひぐぅ……」
メイドの眼前には、俺に”開発”され尽くしたスピカの姿があった。
おっと。
そう言えば、あまり大っぴらにすることでもなかったか?
「こ、これはライル殿が?」
メイドが責めるような目で俺の目を見る。
かと思えば、すぐに視線を落とし、今度は潤んだ目で俺の下半身を見つめてきた。
一体どうしたというのか。
よく分からない女だな。
「……って、ああ……。服を脱いだままだったか」
S級スキル竜化を持つ俺は、外的刺激や気温の変化にとても強くなった。
それ自体はいいことなのだが、こうしてよく服を着忘れる。
機能面だけで言えば、もはや俺に服や防具などは一切不要なのだがな。
社会常識としては必要だろう。
それぐらいの常識は俺にもまだ残っている。
「ああ、そうだ。俺がやった。文句でもあるのか?」
俺はソファに座りながら答える。
「お、お嬢様にこのような無体なことを……。頭取様がご覧になればなんとお怒りになるでしょう。まさか、こんなことになるとは……」
「頭取を怒らせれば大変なことに?」
「もちろんです! もし、スピカお嬢様に手を出したと知れたら、ただではすみませんよ!」
「それは怖いな」
俺は小さく笑う。
確かに、普通の人族の感覚で言えば、スピカは手を出しにくい存在だろうな。
この商会はそこそこの規模だし。
「問題ない。お前が黙っていればいいのだ」
「私にそのような権限はありません。全てを正確に頭取へ報告するだけ――むぐっ!?」
俺はメイドの髪を掴む。
そして、その口の中にモノを入れた。
「もう一度言おう。お前が黙っていればいいのだ」
「あぁ……。うぅ……」
メイドが何かを言おうとしているが、口に入れられたものが邪魔をして言葉にならないようだ。
「立場をわからせてやろう。その後は、ちゃんとこの部屋を掃除して、スピカに水でも飲ませてやるんだぞ」
「んー。んんんんっ……」
こうして俺は、メイドの口内を蹂躙し、さらには肉体をも蹂躙した。
そして、無事に商館を後にしたのだった。
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