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誰もがしたことのある妄想
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和樹「隆太はさ、こんなこと思ったことない? 『へ、お前が僕の心を読んでいることくらいお見通しだぜ』ってやつ」
隆太「あー、あるある。ババ抜きしてる時とかな。だからあえてババに視線やって、次に相手の目を見てにやってしたり」
和樹「そうそうそんな感じ。でもそういう時って、自分が不安に思ってる時が多いよね。相手が自分の心を読んでいたらどうしようって。だからあえて悪い予感を頭に浮かべているんだろうなーって思うんだ」
隆太「なるほど、それは確かに一理ある。友達のシャーペンを間違って踏んずけて潰しちゃった時、こいつ実は俺に壊させるために地面に置いていて、それを監視カメラで撮影しているんじゃないかって不安になるよな」
和樹「おい、心当たりあるぞ。僕の二つしかないシャーペンの片方を壊したのはお前か?」
隆太「それは俺の気持ちで埋め合わせたからいいだろ、かっけぇカブトムシの」
和樹「ゴキブリのあれね。ぶっちゃけ持ち手が高い反発力で持ちやすくて悔しいよ、なんであんなラベルにしたんだよ。あれなら無地のが良かった!」
隆太「とまぁプレゼントを渡す時も、これを受け取ったお前が嬉しそうに笑う姿を妄想していたわけだ」
和樹「それは妄想って言いたくないな、普通に想像して楽しくプレゼントを考えて。なんか叶わないことが前提みたいになってる気がするから」
隆太「実際嬉しそうじゃなかったしな」
和樹「因果応報だよ」
山本「それに、イヤホンを付けて電車でAV見てると、実は無線イヤホンの接続が切れていて周囲に喘ぎ声が漏れてるかもって思ったりもするよな。分かるぜその気持ち。今日も今日とて良い通勤時間を謳歌していたんだけど、なーんか周囲の視線が冷たく感じられたんだよな。ちゃんと立って見えないように見てたぜ? あ、立ってってのは座席に座ってないって意味な。だがそれもまた一興だと思ったよ。ばれてるんじゃないかって思いながら、それでも電車内で見るあの背徳感。俺はこのために生きてるね。お前らなんてついでだついで。それでなくとも、副業みたいなもんだ。そういう通勤時間が送れるからこそ、俺は教師の免許を取ったんだと思うぜ。うん、間違いない。だって今一番人生で楽しいもん」
和樹「なんで捕まらないんですか?」
隆太「諦めろ、市民権を獲得してしまっている。国を変えるしかない、来年の選挙は絶対投票しような」
隆太「あー、あるある。ババ抜きしてる時とかな。だからあえてババに視線やって、次に相手の目を見てにやってしたり」
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隆太「なるほど、それは確かに一理ある。友達のシャーペンを間違って踏んずけて潰しちゃった時、こいつ実は俺に壊させるために地面に置いていて、それを監視カメラで撮影しているんじゃないかって不安になるよな」
和樹「おい、心当たりあるぞ。僕の二つしかないシャーペンの片方を壊したのはお前か?」
隆太「それは俺の気持ちで埋め合わせたからいいだろ、かっけぇカブトムシの」
和樹「ゴキブリのあれね。ぶっちゃけ持ち手が高い反発力で持ちやすくて悔しいよ、なんであんなラベルにしたんだよ。あれなら無地のが良かった!」
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和樹「それは妄想って言いたくないな、普通に想像して楽しくプレゼントを考えて。なんか叶わないことが前提みたいになってる気がするから」
隆太「実際嬉しそうじゃなかったしな」
和樹「因果応報だよ」
山本「それに、イヤホンを付けて電車でAV見てると、実は無線イヤホンの接続が切れていて周囲に喘ぎ声が漏れてるかもって思ったりもするよな。分かるぜその気持ち。今日も今日とて良い通勤時間を謳歌していたんだけど、なーんか周囲の視線が冷たく感じられたんだよな。ちゃんと立って見えないように見てたぜ? あ、立ってってのは座席に座ってないって意味な。だがそれもまた一興だと思ったよ。ばれてるんじゃないかって思いながら、それでも電車内で見るあの背徳感。俺はこのために生きてるね。お前らなんてついでだついで。それでなくとも、副業みたいなもんだ。そういう通勤時間が送れるからこそ、俺は教師の免許を取ったんだと思うぜ。うん、間違いない。だって今一番人生で楽しいもん」
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