男子高校生の休み時間

こへへい

文字の大きさ
60 / 60

完璧主義

しおりを挟む
隆太「俺は完璧主義なのかもしれない」

和樹「何それ自慢? かもしれないって言うけれど、完璧主義っていいことじゃん。常に完璧を求める姿勢ってかっこいいじゃん?」

隆太「いやそういうんじゃないんだよ、完璧を求めてるってんじゃないんだ。俺は今まで完璧を求めすぎたあまり、それ以外は全てダメダメだって思ってるのかもしれないなって」

和樹「オールオアナッシング?」

隆太「そう、それだ。俺は今まで完璧な味付けにならないと不安だから、砂糖をかけたら甘すぎて、塩で調整すればしょっぱくて、それを繰り返してさ。いつかゴミを作り出すんだ。料理はまともに食べられなければ何の意味もないってのに」

和樹「……まぁ、そういうのはあるよね」

隆太「完璧を求めるために、粗を探して整えて、そして気づけば本質が崩れてしまう」

和樹「……コロコロカービィの、フリフリチキンレース的な?」

隆太「ひでぇ例えだがそんな感じだ。フリフリしまくっても、車が崖から落ちれば何の意味もない。怪我して死んだら意味がない」

和樹「カービィのエアライドの、エアグライダーみたいにはいかないってことだね」

隆太「……まぁ、あれはベビースターが一番強いしな。Aボタン連打のあれな」

和樹「最適って難しいなってことだね。コピー能力に個性があるように、僕らにも個性がある。そしてそれらを組み合わせれば、新たなる力となり更なる可能性を産み出す。そういうこと、だよね」

隆太「……ええと、まぁ、そんな感じ、かな? ちょっと後半意味分からなかったけど。お前の中で最近カービィがブームなのか?」

和樹「そう! そうなんだよ、ボスラッシュがあるんだけどその時に色んなコピー能力選べてさ、どんなのにすれば良いか決めあぐねてるんだよねぇ、何が一番最適なのか分からないんだよ」

隆太「それだよそれ、完璧主義だよ」
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件

こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。 ・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。 ・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。 ・物静かで儚げな美術部員。 ・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。 ・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。 拓海の生活はどうなるのか!?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

不思議な夏休み

廣瀬純七
青春
夏休みの初日に体が入れ替わった四人の高校生の男女が経験した不思議な話

カオルとカオリ

廣瀬純七
青春
一つの体に男女の双子の魂が混在する高校生の中田薫と中田香織の意外と壮大な話です。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

処理中です...