えっ、私生まれ変わりました?

☆n

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中等部

3 いつまでやりますか?

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あれから伊藤さんは翔太君達を誘いにきます。翔太君達も断る毎日です。

毎回翔太君達が断るので、私が何か言っているのよと伊藤さんは言いふらしているようです。


そろそろテストの時期ですが、テスト結果を見た伊藤さんはどうなっちゃうんでしょうね...

小学部と同じように100位まで張り出されます。元々の在校生達は伊藤さんの態度にガツンと言わせたいらしく、もしかしたら100位以内に入るのも難しいかもしれません。

幼稚園・小学部とこの学園で過ごしている人達が中等部からの入学組に負けるわけないんですよね。




伊藤さんには両親や兄、親族や優司さん・ハルバートさんも怒っているようです。
〈ヴォル〉の学園生活報告で、今の現状を知られちゃっているみたいなんですよね。

私は海香や友達、同級生や先輩と特に学園内の状況が変わっているわけではないので、全然気にしてないんです。
伊藤さんが何か言ったからといって、私が1人になる事はないと信じているので、平気です。
なので、私は相手にしていませんよ。


「今日は私の家でいいかしら?」
「今日は伊織お姉様はいるの?」
「いると思うわ。姉も久々に詩織に会えるのを楽しみにしてたわよ。」
「相変わらず伊織さんは詩織を可愛がってるのか?」
「そうよー。今ではうちの両親もよ。」
「うちの両親もだもんな。女の子は可愛いってさ。」
「そうそう。うちは姫香があれだし、どうしたら詩織ちゃんみたくなってくれるのかしら?って言ってるよ。」


「あのー、私も伊緒ちゃんのお家にお邪魔させてもらってもいいかな?私もみんなと仲良くなりたいな。」
「えーと、ごめんね。親しい人しか家に招待していないの。みんなは小学部からの付き合いだし、両親同士も顔見知りなのよ。」
「そうだな。俺ん家もいつものメンバーが来てるだけだしな。」
「そうそう。僕の家もだね。」
「そうなんですか...。じゃあ今度私の家ではどうですか?」
「遠慮するよ。女の子の家はちょっと...」
「僕も...」
「私も親の許可がでるかどうか...ごめんなさいね。」

相変わらず私の存在は無視ですね。もちろん私は誘われていませんよ。
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