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中等部
20 自然教室⑨
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夜ご飯ですよ。
夜ご飯中は、また翔太君達と一緒です。
「部屋ではどうだった?」
「同じ部屋のみなさん、ヴォルとレーヴェと一緒なのを喜んでくれたみたいで良かったです。」
「そうか...。ヴォルとレーヴェに変わったこともなかったか?」
「はい。2人とも大人しくみんなに可愛がられてましたよ。」
「ご飯が終わったら風呂だろ?ちゃんと部屋の風呂に入って、部屋から出ちゃダメだぞ。」
「わかってます。ちゃんと約束は守りますよ。」
「同じ部屋の人達は大丈夫そうか?」
「うん、みんないい人そう。ヴォルとレーヴェが大人しく触らせてたから、大丈夫ってことだよね?」
「そーだな。葵もちゃんと詩織ちゃんのこと見てるんだぞ。」
「うん、任せて。」
「明日はハイキングだからな。今日は早く寝るんだぞ。」
「詩織ちゃんと葵ちゃん、大丈夫そう?」
「大丈夫よ。今のところ2人とも元気ね。同じ部屋の子達とも上手くやれそうよ。」
「それは良かった。」
「あとは部屋から出ないように注意するだけよ。もちろん伊藤さんも部屋には入れないわ。」
「今日は早く寝るんだぞー。」
翔太君達と別れて、部屋に戻りました。食事中、生徒の部屋の行き来は禁止って注意があったので、宿泊施設での伊藤さんとの接触は避けれそうですね。
部屋に戻ってからは、すぐにお風呂に入って寝る準備をしちゃいました。明日に備えて体力温存の為にも早く就寝しますよ。同じ部屋の人達にも、私と葵ちゃんは早く寝るように言われちゃいました。翔太君と慧君に言われてるのを聞かれてたんですね...。
部屋の半分は暗くして、私と葵ちゃんは先に就寝させてもらいます。私はヴォルと、葵ちゃんはレーヴェと寝ますよ。
「2人とも寝た?」
「たぶん寝てる...。みんなありがとね。」
「2人とも過保護の騎士がいるもの。明日、寝不足だったら怒られちゃうでしょ?」
「「「うん、うん。」」」
「でも、うらやましーな。あんなに大切にされるって...。憧れるよね?」
「そーだね。イケメンの騎士だよ。私もほしー。」
「「「そう、そう。」」」
「それより伊藤さん、どうなの?」
「詩織ちゃん、イヤな思いしてない?」
「今のところ大丈夫よ。もし私達が気づかないことがあったら、教えてね。」
「でも、伊藤さんもいつになったら諦めるのかな?」
「あれは翔太君を狙ってるの?」
「いや、違うんじゃない?あれは詩織ちゃんの立ち位置を狙ってるんだよね?」
「えー、無理でしょ。詩織ちゃん達は幼稚園の時からあんな感じだよ。」
「そうそう。詩織ちゃんは私達でも守ってあげたいって思っちゃう女の子だよね。」
「そーね。そう言ってもらえると安心だわ。でも、伊藤さんみたいな子には、詩織は敵意を持たれちゃうのよね...。」
「私達で、できることがあったら言ってね。」
「今回の部屋割りも、ホントに助かったわ。一緒になったらどうしよう?って思ってたの。ホントありがとう。」
「そろそろ私達も寝ましょうか。」
「「「「おやすみー。」」」」
夜ご飯中は、また翔太君達と一緒です。
「部屋ではどうだった?」
「同じ部屋のみなさん、ヴォルとレーヴェと一緒なのを喜んでくれたみたいで良かったです。」
「そうか...。ヴォルとレーヴェに変わったこともなかったか?」
「はい。2人とも大人しくみんなに可愛がられてましたよ。」
「ご飯が終わったら風呂だろ?ちゃんと部屋の風呂に入って、部屋から出ちゃダメだぞ。」
「わかってます。ちゃんと約束は守りますよ。」
「同じ部屋の人達は大丈夫そうか?」
「うん、みんないい人そう。ヴォルとレーヴェが大人しく触らせてたから、大丈夫ってことだよね?」
「そーだな。葵もちゃんと詩織ちゃんのこと見てるんだぞ。」
「うん、任せて。」
「明日はハイキングだからな。今日は早く寝るんだぞ。」
「詩織ちゃんと葵ちゃん、大丈夫そう?」
「大丈夫よ。今のところ2人とも元気ね。同じ部屋の子達とも上手くやれそうよ。」
「それは良かった。」
「あとは部屋から出ないように注意するだけよ。もちろん伊藤さんも部屋には入れないわ。」
「今日は早く寝るんだぞー。」
翔太君達と別れて、部屋に戻りました。食事中、生徒の部屋の行き来は禁止って注意があったので、宿泊施設での伊藤さんとの接触は避けれそうですね。
部屋に戻ってからは、すぐにお風呂に入って寝る準備をしちゃいました。明日に備えて体力温存の為にも早く就寝しますよ。同じ部屋の人達にも、私と葵ちゃんは早く寝るように言われちゃいました。翔太君と慧君に言われてるのを聞かれてたんですね...。
部屋の半分は暗くして、私と葵ちゃんは先に就寝させてもらいます。私はヴォルと、葵ちゃんはレーヴェと寝ますよ。
「2人とも寝た?」
「たぶん寝てる...。みんなありがとね。」
「2人とも過保護の騎士がいるもの。明日、寝不足だったら怒られちゃうでしょ?」
「「「うん、うん。」」」
「でも、うらやましーな。あんなに大切にされるって...。憧れるよね?」
「そーだね。イケメンの騎士だよ。私もほしー。」
「「「そう、そう。」」」
「それより伊藤さん、どうなの?」
「詩織ちゃん、イヤな思いしてない?」
「今のところ大丈夫よ。もし私達が気づかないことがあったら、教えてね。」
「でも、伊藤さんもいつになったら諦めるのかな?」
「あれは翔太君を狙ってるの?」
「いや、違うんじゃない?あれは詩織ちゃんの立ち位置を狙ってるんだよね?」
「えー、無理でしょ。詩織ちゃん達は幼稚園の時からあんな感じだよ。」
「そうそう。詩織ちゃんは私達でも守ってあげたいって思っちゃう女の子だよね。」
「そーね。そう言ってもらえると安心だわ。でも、伊藤さんみたいな子には、詩織は敵意を持たれちゃうのよね...。」
「私達で、できることがあったら言ってね。」
「今回の部屋割りも、ホントに助かったわ。一緒になったらどうしよう?って思ってたの。ホントありがとう。」
「そろそろ私達も寝ましょうか。」
「「「「おやすみー。」」」」
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