2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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聖ベスティ学園に入学①

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早いもので、双子は六歳になりました。

七歳になる年には、いよいよ〈聖ベスティ学園〉に入学です。




三歳の誕生日を迎えてから、私達双子の教育も始まりました。

私とジュリア、それぞれに家庭教師がつき、〈聖ベスティ学園〉に入学する為の勉強もしていました。

二人とも貴族としてのマナー教育も行われ、私は‘準王族’ということもあって王族教育も施されます。




三歳の誕生日を無事に迎えられたものの、やっぱり《白毛》は体が弱かった模様です。

家庭教師がつけられ、行動範囲が広がり、会う人も増えてくると、体調を崩すことが出てきたんです。

私の場合は、精神的な負担からくるものが大きかった気がしますが、《白毛》ということで、過剰な心配をかけてしまいました。

前世からの続きで、新たな人との出会いや新たな環境は、まず‘コワイ’という気持ちから始まります。

ジュリアのように、無邪気に新たなことを楽しむことができないんです。

‘人’には慣れるまで時間がかかるし、常に人の顔色を伺うように接してしまいます。
そうすると、そんな私に相手もいい気持ちはしませんよね?

なので、基本、‘人’の方々はジュリアの方に集まる形になってしまいます。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「なぁ、ソフィアはなんであんなに‘人’に対して警戒するんだ?俺達の気づかない所で‘人’に害されたということはないんだよな?」

「えぇ。ソフィアには三歳の頃からはルーヴ様がいますし、その前でしたってライリーがついていましたわ。」

「本当にソフィアの世話人や護衛には問題なかったんだよな?」

「えぇ。レオ、ソフィアを心配なのはわかりますが、あまり身内の者を疑うのもよくありませんわよ。」

「それなら、どうして?だろうな。あのままだと学園に入ってからが心配だ...。〈聖ベスティ学園〉の生徒は、‘人’と‘獣人’と半々ぐらいの割合だろう?」

「そうですわね。学園に入る前に親しい友人ができるといいんですけど...。そうすれば、少しは安心して学園に通えるのではないかしら?」

「そうだな。父や兄達に頼んで、城で子供達の交流の為のお茶会でも開いてもらうか?」

「そうしていただけるといいですわね...。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー








ソフィアったら、お父様とお母様の気を引いちゃって...。か弱いフリなんてズルいわ。

‘人’が苦手って、なに?
家庭教師の先生とか、あの態度はないわ~。

まぁ、そのおかげで私のいい子具合が目立っていいんだけど。

ソフィアのおかげで、家庭教師とか別々の先生になったし、私だけの人達がどんどん増えていくわ。

この調子でソフィアと差がついていけば、ソフィアがお父様とお母様から見放されるのも時間の問題よね?



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