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聖ベスティ学園に入学②
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レオナルドにお願いされた王や王太子は、すぐに行動した。《獅子族の宝》の為だ。
城の庭園を解放してのお茶会が開かれることになった。
招待されるのは、ソフィアと同年代の子供。六公爵家と辺境伯家の子息・子女である。
有力な家同士の繋がりを保つために、同世代(同級生か1・2歳差)の子供がいることは当たり前のことなのだ。
特に今代の〈ヴォルツ〉家は王族のレオナルドが当主となったからか、皆が示し合わせたように双子と同級生の子達が生まれている。
六公爵家は、‘虎’、‘熊’、‘雪豹’の三公爵家と‘人’の三公爵家。
辺境伯家は‘白虎’。
お茶会当日。
大人達は少し離れた所から見守る。
ソフィアはいつものようにルーヴ様を抱きしめながらの参加。
今日のお茶会では、双子が一番年下だ。同学年の子達だが、双子が一番生まれが遅い。
なので、相変わらずジュリアより小さいソフィアがこの中で一番小さな子だった。
まずは、それぞれの自己紹介から。
それぞれが順番に自分の名と家を話していく。
ソフィアも難なく自己紹介を終え、その後は各々移動しながら話をしている。
ソフィアはみんながおしゃべりしているのをルーヴ様を膝に抱きながら眺めているだけだったが、ジュリアはソフィアと違ってどんどん自分から他の子と仲良くなろうと話していく。
(どうしよ~かな...。やっぱりジュリアはスゴイや、どんどん自分から交流していくよ...。それに比べて私はダメだな。こんなんじゃダメなのに...。せっかくお父様達がこの機会を作ってくれたのにな。)
「ソフィア様ですよね?わたし、〈アメリア・ティーグレ〉です。あの、そちらのわんちゃん、触らせてもらってもいいですか?」
(私と同じ‘獣人’だ!〈ティーグレ〉家は‘虎’だっけ?)
「あっ、はい。触っても大丈夫です。」
(ルー、おとなしくしててね。)
「わぁ~、毛がふわふわなんですね。この子の名前はなんていうんですか?」
「〈ルーヴ〉っていいます。」
「ルーヴちゃん、触らせてくれてありがとう。ソフィア様もありがとうございます。」
「いえ、アメリア様はいいんですか?あちらに行かなくて...。」
(アメリア様、私がボッチだから、気を使ってくれてたんだよね?アメリア様だって、賑やかなジュリアのいる方に行きたいよね?)
「実はわたし、こういう場が苦手なんです。なかなか自分から話せなくて...。でも、今日はわんちゃんを連れたソフィア様がいて、少し頑張ってみました!わたし、犬が好きなんです。なので、いつもルーヴ様を大事そうに抱いてるソフィア様と仲良くなりたくて...。」
「そうなんですか...。わたしも自分からはなかなか行けなくて。アメリア様が話しかけてくれて嬉しかったです。」
ルーヴのおかげで、アメリア様とおしゃべりできました。「ソフィア、アメリア」と呼び合うところまで仲を深められましたよ。
二人でおしゃべりしていると、〈オスカー・ウルス〉と〈ハリー・レオパール〉がこちらにやって来ました。
どうやら二人はアメリアと何度か会ったことがあるようで、‘熊’と‘雪豹’の公爵家の子息です。
四人で話していると、さらに、〈アラン・ヴァイサー〉と〈エレナ・ヴァイサー〉もやって来ました。二人は男女の双子で、‘白虎’の辺境伯家の子息・子女です。
お茶会の場は、最終的に‘人’と‘獣人’が別々の輪になっていた。
城の庭園を解放してのお茶会が開かれることになった。
招待されるのは、ソフィアと同年代の子供。六公爵家と辺境伯家の子息・子女である。
有力な家同士の繋がりを保つために、同世代(同級生か1・2歳差)の子供がいることは当たり前のことなのだ。
特に今代の〈ヴォルツ〉家は王族のレオナルドが当主となったからか、皆が示し合わせたように双子と同級生の子達が生まれている。
六公爵家は、‘虎’、‘熊’、‘雪豹’の三公爵家と‘人’の三公爵家。
辺境伯家は‘白虎’。
お茶会当日。
大人達は少し離れた所から見守る。
ソフィアはいつものようにルーヴ様を抱きしめながらの参加。
今日のお茶会では、双子が一番年下だ。同学年の子達だが、双子が一番生まれが遅い。
なので、相変わらずジュリアより小さいソフィアがこの中で一番小さな子だった。
まずは、それぞれの自己紹介から。
それぞれが順番に自分の名と家を話していく。
ソフィアも難なく自己紹介を終え、その後は各々移動しながら話をしている。
ソフィアはみんながおしゃべりしているのをルーヴ様を膝に抱きながら眺めているだけだったが、ジュリアはソフィアと違ってどんどん自分から他の子と仲良くなろうと話していく。
(どうしよ~かな...。やっぱりジュリアはスゴイや、どんどん自分から交流していくよ...。それに比べて私はダメだな。こんなんじゃダメなのに...。せっかくお父様達がこの機会を作ってくれたのにな。)
「ソフィア様ですよね?わたし、〈アメリア・ティーグレ〉です。あの、そちらのわんちゃん、触らせてもらってもいいですか?」
(私と同じ‘獣人’だ!〈ティーグレ〉家は‘虎’だっけ?)
「あっ、はい。触っても大丈夫です。」
(ルー、おとなしくしててね。)
「わぁ~、毛がふわふわなんですね。この子の名前はなんていうんですか?」
「〈ルーヴ〉っていいます。」
「ルーヴちゃん、触らせてくれてありがとう。ソフィア様もありがとうございます。」
「いえ、アメリア様はいいんですか?あちらに行かなくて...。」
(アメリア様、私がボッチだから、気を使ってくれてたんだよね?アメリア様だって、賑やかなジュリアのいる方に行きたいよね?)
「実はわたし、こういう場が苦手なんです。なかなか自分から話せなくて...。でも、今日はわんちゃんを連れたソフィア様がいて、少し頑張ってみました!わたし、犬が好きなんです。なので、いつもルーヴ様を大事そうに抱いてるソフィア様と仲良くなりたくて...。」
「そうなんですか...。わたしも自分からはなかなか行けなくて。アメリア様が話しかけてくれて嬉しかったです。」
ルーヴのおかげで、アメリア様とおしゃべりできました。「ソフィア、アメリア」と呼び合うところまで仲を深められましたよ。
二人でおしゃべりしていると、〈オスカー・ウルス〉と〈ハリー・レオパール〉がこちらにやって来ました。
どうやら二人はアメリアと何度か会ったことがあるようで、‘熊’と‘雪豹’の公爵家の子息です。
四人で話していると、さらに、〈アラン・ヴァイサー〉と〈エレナ・ヴァイサー〉もやって来ました。二人は男女の双子で、‘白虎’の辺境伯家の子息・子女です。
お茶会の場は、最終的に‘人’と‘獣人’が別々の輪になっていた。
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